ソ連がアメリカに生物兵器攻撃をしていたら、アメリカ国内の100の大都市に戦略的な天然痘と黒死病をいっぺんに発生させ、いともたやすく壊滅的な被害を与えることができただろう。(2)

 <●●インターネット情報から●●> ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)から引用。 DARPA アメリカ国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency)は、軍隊使用のための新技術開発および研究を行うアメリカ国防総省の機関である。日本語では防衛高等研究計画局、国防高等研究事業局、国防高等研究計画庁などとも表記される。略称はダーパ(DARPA)。ARPAの時期にインターネットの原型であるARPANET・全地球測位システムのGPSを開発したことで知られている。 組織概要[編集] アメリカ国防総省・国防総省内部部局。大統領と国防長官の直轄の組織で、アメリカ軍から直接的な干渉は受けない。構成人員は300人ほど。 DARPA長官の下には約150名の技術系職員がプロジェクトマネージャーとして各分野の研究をおこなっている。技術系職員は公募による民間人が大半であり軍人は少ない。任期は4~6年。DARPAの主な活動は軍事利用を見据えた最先端科学技術の開発である。その中でも軍や科学技術基金などの組織が投資を行わない隙間への投資を積極的に行う。 予算はアメリカ国防総省の科学技術開発費の25%と決められており、2007年度予算は32億ドルになる。DARPAの研究施設という建物は存在せず、実際の研究はプロジェクトマネージャーが企業や大学の研究施設で行っている。 国防高等研究計画局は軍の研究開発機関とは独立しており、軍や議会からの批判や抵抗を受けないという特徴を持つ。 一年半から二年周期でDARPATechという一般公募を行っている。これにはアメリカ人だけでなく国外からも参加が可能であり、書類審査を通過した3,000人が参加している。この一般公募にはアメリカ軍そのものも一般人と同条件で参加しており、アメリカ軍がDARPAから予算を貰って軍内部で研究しているという事例もある。これ以外にも無人自動車による競技大会などを定期的に開いたりして技術の公募を行っている。 国防高等研究計画局で行われている研究は全て一般公募という形を取る為、全ての研究目標が公開されており、一般に秘匿されているような極秘研究は無い。 『中央公論』   2016年1月 『ヒトラー『我が闘争』著作権切れにみるドイツのいま』(三好範英) (ホロコーストの「過去」とのつきあい方) ・ナチ・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーの主著『我が闘争』は、ドイツの書店では売られていない。第2次世界大戦後のドイツは、この本を事実上、「禁書」としてきた。その根拠の一つだった著作権の保護期間が、ヒトラーの死後70年が経過した2015年末で切れる。 <ナチの「聖典」の出版計画> ・『我が闘争』は、ヒトラーが政権を獲得する約10年前、ミュンヘン一揆(1923年)に失敗して収監された監獄内などで執筆され、出獄後の25年に第1巻、26年に第2巻が刊行された。 ・ナチ党の組織が普及に協力したこともあり、ナチ時代を通じて1250万部が売れた。 ・ヒトラーは45年4月30日、ベルリンの総統地下壕で自殺した。ヒトラーの住所はバイエルン州ミュンヘンにあった。ドイツ敗戦後、同州などを占領した米軍が、ヒトラーの遺産を著作権も含めて接収した。その後、同州がこれを引き継ぎ、著作権者であることを理由に『我が闘争』の出版を認めてこなかった。 ・中でも注目されるのは、ミュンヘンにある「現代史研究所」が、2009年から進めてきた学問的な注釈を付した『我が闘争』の出版計画である。 ・現代史研究所は、ナチ・ドイツ崩壊後、戦争犯罪追究などの問題に直面した事情を背景に、ナチ独裁を研究対象とする最初の研究機関として1949年に設立された。これまでも、学問的な研究のためのヒトラー演説集などを出版してきた。ハルトマン氏も「我々の研究所こそ再出版の仕事をするのにふさわしい」と語った。 <ユダヤ人団体からの反発> ・しかし、紆余曲折があった。バイエルン州議会は現代史研究所の出版準備を支援することを決議し、2012年4月、州政府も50万ユーロ(約6750万円)の財政支援を決めた。ところが、13年12月、州は支援打ち切りを通告した。同州教育文科省のルートヴィヒ・ウンガー広報官は「バイエルン州首相のイスラエル訪問がきっかけだった。ホロコースト(ユダヤ人虐殺)の被害者団体が出版に強い反対の意向を示したからだ」と振り返る。そして、「ドイツの名において不正が行われた歴史的事実がある以上、犠牲者に対しては、学問的に議論するのと違った態度が必要」と州政府の立場を語った。  世界ユダヤ人会議(WJC)も14年9月、著作権切れ後も同書の出版に反対する決議を行っている。 ・こうした現状にドイツ司法当局も対応を迫られた。全16州の司法相会議は14年6月、注釈のない『我が闘争』の出版を著作権切れ以降も阻止することで合意した。司法相会議の委託を受け、連邦検事総長を筆頭にした検事長会議も14年11月、『我が闘争』について討議した。 ・バイエルン州司法省によると、ドイツ刑法には、特定の国民や人種的グループなどに対する憎悪を煽動することを禁じる「国民煽動罪」(130条)や、憲法違反の団体の「宣伝手段」の流布などを禁止する条項(86条)がある。  これらには、報道、言論、学問の自由を考慮し、例外が設けられている。第86条第3項は、国民の啓蒙、憲法違反の試みに対する防衛のほか、芸術、学問、研究、教育、報道などの目的に貢献する場合は、罰則の対象としない旨が定められている。 ・従って問題は、注釈付き『我が闘争』がこの例外に該当するかどうかである。その条件は、1、国民煽動的な記述に関して、十分詳細に、明確に、距離を置いて批判的に意見を表明しているか。2、学問的な要請を満たしているか。3、誇大広告、商業的な大量流布を狙っていないかどうか――などの5項目である。  同州司法省は、個別に裁判所が判断すべきこととしたが、現代史研究所版は、この条件を満たしていると判断されるとみられる。 <タブーでなくなったヒトラー> ・現代史研究所広報担当者によると、すでに予約が開始され、多くの注文が来ているという。  ドイツではすでに、ヒトラーを描いたかなりの数の映画、漫画、小説などが発表されている。最近では12年に風刺小説『帰ってきたヒトラー』がベストセラーになり、15年10月には同書が原作の映画が封切られた。また、インターネットを通じて、ドイツでも『我が闘争』のPDF版は容易に入手できる現実もある。『我が闘争』の古書もかなりの数が流通しているとみられる。ベルリンの古書店店主に話を聞くと、「古書業界にとってはありふれた書物。売り買いはよくある」と言う。連邦裁判所は1979年、古書の『我が闘争』の所有、売買は違法ではない、との判決を出している。 ・ちなみに日本では角川書店が文庫(『我が闘争』上・下)で刊行している。 ・出版は著作権を規定したベルヌ条約に定められた翻訳権の「10年留保」を根拠にしている。原著刊行後10年以内に、正式に著作権処理をした翻訳が出ていなければ、自由に翻訳出版ができるという特例である。  英語への翻訳権は1930年代に版元が米国の出版社に売ったので、英語版も出版されている。2016年以降、ドイツ国外の出版社がドイツ語版を出すことがあっても、「宣伝手段」の輸入は禁じられており、ドイツ国内で流通することはあり得ない。 ・16年正月、現代史研究所版『我が闘争』が書店の入り口に平積みにされ、鳴り物入りで売り出される、といった光景は想像しがたい。他方、大規模な反対運動も起きないのではないか。『我が闘争』再出版に至る経緯は、「過去」と冷静かつ巧みにつきあうことを学んだいまのドイツの姿を示しているように思われる。 『ヒトラーの呪縛(下)』  日本ナチカル序説 佐藤卓己  編著   中央公論新社  2015/6/25 <ヒトラーはUFOに乗ってやってくる!?> <「20世紀最後の真実」?> ・1980年8月、週間『プレイボーイ』誌上にて「20世紀最後の真実」と題された“ドキュメンタリー”の連載が始まった。著者は1942年生まれの「国際ジャーナリスト」落合信彦である。留学経験を活かし国際政治、特に諜報関係を扱った「ノンフィクション」作品と自己の人生をテーマにした青年向け人生指南書の2つのジャンルを執筆している。 ・しかし現在の私たちから見ると、その内容は「ドキュメンタリー」というよりもSF小説に近いものである。南米の奥深くに「エスタンジア」と呼ばれるナチスの残党が住んでいる町があった、というところから始まるのだが、その後の展開がかなりトンデモない。「20世紀最後の真実」によると、ヒトラーは影武者を使って第2次世界大戦を生き残り、南米に逃げ、そこで何と秘密兵器として空飛ぶ円盤(UFO)を造り出したという。このUFOは時速2万5000マイル(役立つ4万キロ)もの速度で飛行することが可能らしく、ナチスの残党たちは米ソによる第3次世界大戦に備えて、南極大陸で着々とその準備を進めているようだ。  到底信じることのできない話である。だがこの「真実」は12週間にわたり掲載され、当時大きな話題となった。この「ドキュメンタリー」の影響を受けたと思われる後発作品は数多く存在する。 ・落合の連載をまとめた単行本『20世紀最後の真実』(集英社・1980年)は多くの読者を獲得し、後に文庫化された。手元にある集英社文庫は1999年4月の段階で何と42刷にまで達している。ほとんどの本が初刷だけで終わってしまう現在の出版界において、これは驚異的な数字である。戦後日本で出版されたナチ関係の読み物や研究書は多いが、この本はそのなかでも最も売り上げの多い本の一つではないだろうか。「ナチスがUFOを造り出した」という珍妙なドキュメンタリーは大衆的な支持を得ているのである。 <オカルト+貴種流浪譚+陰謀論=トンデモ本の世界> ・『20世紀最後の真実』に代表される怪しげな「オカルト的暴露本」のなかに、ヒトラーやナチスはよく取り上げられる。本来、オカルトはラテン語occultum(隠されたもの)に由来し、「隠秘学」とも訳される。ナチズムの思想的源流に密やかな異端科学があることを真面目に「学問」すると、ジョスリン・ゴトウィン『北極の神秘主義――極地の神話・科学・象徴性、ナチズムをめぐって』、横山茂雄『聖別された肉体――オカルト人種論とナチズム』のような難解な本になってしまう。 ・UFOや地球空洞説とひとくくりにしてしまうのには抵抗があるのだが、現代では貴種流浪譚(ヒトラーは生きのびて南米に渡ったというような話)もオカルトと相性がいい。もちろん、ナチ残党が南米に渡ったというような話)もオカルトと相性がいい。もちろん、ナチ残党が南米に逃れたという話自体は別におかしなものではない。実際に南米に逃れたというナチ残党はたくさんいるからだ。第2次世界大戦直後でも、南米に親ナチ感情をもった人が少なくなかった。たとえば、1946年にアルゼンチンの大統領になったファン・ペロンである。 ・彼はムッソリーニ政権下で駐在武官を務めた熱烈なファシスト支持者で、ナチズムにも共鳴する独裁者だった。ヒュー・トマス『ヒトラー検死報告』(同朋舎出版・1996年)によれば、ペロンはナチ残党のためにアルゼンチン・パスポートを常に1000部程度用意し、アルゼンチンに安全に逃亡させるための組織作りにも協力したという。実際、ドイツが第2次世界大戦で敗れた時、アルゼンチンをはじめとして、南米に逃れたナチ残党は数多く存在した。 ・以下では、『20世紀最後の真実』にはふれられていないがノストラダムスの大予言やフリーメイソン陰謀論といった、常識ある大人が事実として受け入れることが難しい話を「事実」として記述している書物をすべて「トンデモ・ナチ本」と見なして論じていきたい。 <ナチがUFOを造り、宇宙人と交信する?> <ナチの超「秘密兵器」> ・このような実用化には程遠い新兵器の開発を原爆開発よりも優先した事実こそナチの敗因といってもよいのだが、ツンデルはこう断言する。あと半年ドイツがもちこたえられていれば、完成したこれらの秘密兵器を使って大戦に勝利していただろう、と。  ・だが、いくらドイツの技術力が高くても、今もって存在しないスーパー兵器を70年も前に開発できたわけではない。ツンデルの語りは根本的なところで非常に疑問が残る。さすがの矢追も疑問を抱いたらしく、ツンデルに「それにしても、いったいなぜ、ドイツではそのように科学技術が進歩していたのだろうか?」と尋ねている、その返ってきた答えがかなりトンデモない。  ナチス・ドイツは、なんらかの方法で宇宙人とコンタクトをとり、優れたテクノロジーを手に入れたのではないかと思うのです。  えっ、宇宙人とコンタクト……普通ならこの答えに絶句してしまうだろう。もう無茶苦茶な話である。ところが困ったことに、矢追は根っこからのUFOマニアであるが故に、平然と受け止めてしまう。 「(宇宙人の知識を入手して、秘密兵器をつくるということ)それ自体は、さして驚くべきことではないかもしれない。なぜならば、アメリカの軍部がひそかに宇宙人とコンタクトをとって、ネバタ州のネリス空軍基地内にあるエリア51で、ひそかにUFOを製造しているという噂は伝わってきているからだ。」 ・エリア51がUFOマニアのメッカとなったのはロバート・ラザーという人物のテレビでの証言が発端である。「マサチューセッツ工科大学とカリフォルニア工科大学の出身で、物理学と電子工学の2つの博士号をもつ秀才」で、「国立ロスアラモス研究所で数年間エンジニア兼物理学者」として働いていたという絢爛たる経歴の持ち主であるラザーは、軍事関係企業からの誘いを受け、このエリア51で働くことになった。そこで基地内に隠されている宇宙人の解剖写真やUFOを発見したというが、この人物がまず非常に胡散臭い。たとえば彼の華麗な学歴や研究歴だが、どこにもそれを証明する資料が残っていないのである。ラザーは、「何者かが私の経歴を消した」と主張しているが、高倉克祐『世界はこうしてだまされた』(悠飛社・1994年)の指摘通り、もともと在籍していなかったと考えるのが妥当である。  その後、ツンデルはそんな矢追の反応に安心したのか、ヒトラー自身も霊能者だったが、親衛隊長官ヒムラーはもっと優れた霊能力者だったから、宇宙人との交信ができた可能性があるなどと、さらに好き勝手な持論をつづけている。そこで投げ出さず、この本を読み進むと、ヒムラーが交信していた宇宙人がアルデバランと呼ばれる星の住人だったことも明らかにされている。 『UFOに乗った少年』  (あなたはアブラハムの子)(天中童(ペンネーム)の体験) (星野明彦)(ストーク)  1999/10 <郷土の伝承とUFO> ・四国・松山の隣りである砥記町のある池では、夜になると水面に浮かんだ金の亀の中から金色の王子が出てきて、甲羅の上で遊んでいるのが、しばしば村人に目撃された。 (そのものズバリ、見たままが伝承された貴重なもので、恐らく宇宙服を着た搭乗者がなにか作業をしていたものと思われる。) <UFOの推進原理> ・その真偽は別として以前テレビのUFO番組でアメリカの軍事施設エリア51では、CIAがエイリアンと共同で極秘に様々な研究をしていると報告されていた。そしてそこで、かってUFOの推進原理を研究していたとされるロバート・ラザー博士がエイリアンのUFOに地球ではまだ発見されていない元素物質が推進リアクターとして使用されていたと発表したが、天中氏の説との関連で興味深い。 <地球に住む宇宙人> ・著者が天中氏にどうして宇宙人と分かるのかと聞くと何となくテレパシックに印象が違うそうで、とにかく地球人と受ける波動が違うそうである。 『宇宙人についてのマジメな話』 (平野威馬雄)   (平安書店)  1974 <岡山市の安井清隆(ペンネーム)氏も金髪碧眼の異星人と遭遇した> <空飛ぶ円盤に憑かれた男> <岡山市の安井清隆(60歳)(ペンネーム)(故人)> ・ 星の住人は、ちゃんと男女の性別があり、目は碧く、髪は金髪だったという。 ・ 地球人ともっとも違うのは、その生存期間です。百歳はまだ幼児期で、平均寿命は3万年から4万年ということでした。それに「老」「病」がなくて、3万歳の人も青年みたいな風貌をしていました。 ・住民は小型円盤がそのまま、マイハウスになり、高層建築に見えるものも、小型円盤の積み重ねだったという。 ・空飛ぶ円盤なので、移動はむろん簡単。 ・星全体が単一国家でほしいものは定められたところへ行けば、すぐに支給されるので、争いもなく戦争も皆無の理想郷。 『図解UFO』   桜井慎太郎  新紀元社    2008/4/11 <エリア51事件> ・エリア51は、自称物理学者のロバート・ラザーはネヴァダ州グルームレイクにあるアメリカ軍の基地でUFOの開発が行われていると主張した。ネリス空軍基地近くにあり、ニューヨークのマンハッタン島と同じくらいの広さを持つ。 ・この秘密基地で、密かにUFOの開発が行われているとの情報は、既に1980年に見られる。 ・ラザーによれば、この施設には9機のUFOが格納されており、600人以上の異星人が人間と共同作業を行っているという。 <レチクル座ゼータ星> ・ヒル夫妻事件(1961年)の際、夫人が描いた宇宙図から夫妻を誘拐したUFOの搭乗員はレチクル座ゼータ星から来たと信じられるようになった。 ・また、エリア51で密かに開発中のUFOも、この星から来た異星人のテクノロジーを利用したものとされる。 『最近UFO学』   (東京大学UFO研究会)  (勁文社)  1991/7 <エリア51 S-4地区の秘密> ・エリア51(ネバタ州ラスベガスの北東部地域)内にあるS-4と呼ばれる地区はUFO研究が行われていると噂されている場所である。この地域は砂漠の真ん中にあり、四方を山に囲まれているため周りから内部の様子を見ることがまったくできない。 ・この秘密施設の中でUFOの推進エネルギーの研究を行っていたという証言者が現れ、一躍UFO研究家の注目を浴びた。この証言を行ったのは、ロバート・ラザー氏という物理学者で、彼はエリア51内にある研究施設で現物のUFOの推進エネルギーの研究をしたというのである。ラザー氏は、EG&Gという会社に勤める契約をしたところ、会社ではなく、エリア51の中にある研究施設に連れて行かれ、驚いたことに宇宙人に関する資料を見せられた。その資料には、宇宙人の解剖写真まで載っていたという。さらに閉ざされた格納庫に連れていかれ、その中にあるUFOを見せられた。そこには3機のUFOがあり、そのうちの一機の推進エネルギーを研究するように命ぜられたという。 そこには閉ざされたままの格納庫もあり、数から考えれば、全部で9機のUFOがあったはずだと証言しているが、実際に見たのは3機である。またUFOは実際に宇宙人から提供されたものだということだった。 『エリア51』 世界でもっとも有名な秘密基地の真実 アニー・ジェイコブセン   太田出版   2012/4/5 <秘密都市> ・本書はノンフィクションである。ここに書かれているのはすべて実話であり、本書に登場するのもすべて実在の人物だ。本書を書くにあたってインタヴューした74人はいずれもエリア51に関する希少な情報――すべて自らの体験に基づいた情報――を持っており、そのうち32人は実際にこの秘密基地内に住み、そこで働いた経験を持つ人々である。 <エリア51の謎> ・にもかかわらず、連邦職員のなかのごく一部のエリート集団と、国家機密を守ることができるという証明を受けた者以外に、この秘密基地が存在することを100パーセント確信している人間はほとんどいなかった。が、それも1989年の11月までのこととなる。眼鏡をかけたおだやかな口調のフロリダ出身の30歳の男性、ロバート(ボブ)・スコゥット・ラザーが、ラスヴェガスで報道レポーターのジョージ・ナップとともに、<アイウィットネス・ニュース>に登場し、エリア51の存在を世界じゅうの人々に明らかにしたのだ。 ・長年にわたってエリア51で働いてきた何万もの人々のなかで、これほどまでにおおっぴらに沈黙の誓いを破ったのは、ラザーただひとりだ。科学者にしろ、警備員にしろ、エンジニアにしろ、エンジンの清掃係にしろ、エリア51で働くというのは大いに名誉のあることだった。秘密を守るという誓いは神聖なものであると同時に、それを破れば投獄されるという暗黙の了解があった。その暗黙の了解が人々に誓約を厳守させてきた。それがボブ・ラザーの登場で、そんなエリア51の40年近い秘密の歴史が劇的に終わりを告げたわけである。 ・ラザーによれば、初めてエリア51にやってきたその日は、未舗装のでこぼこ道を20分から30分、車に揺られ、グルーム湖のはずれの山の斜面をくり抜いて建てられた、謎めいた格納庫群に連れていかれたという。その辺境の施設――「S―4」と呼ばれていた――でもセキュリティ検査を受けた。が、それはほんの少しまえにエリア51の拠点基地で受けたのとは比べものにならないほど厳重なものだった。さらに、自宅の電話の傍聴を許可する書類と憲法で保障された権利を放棄することに承諾する書類に署名させられ、そのあとなんと空飛ぶ円盤を見せられた。その円盤の反重力推進システムを逆行分析するのが彼の仕事ということだった。ラザーによれば、S-4には全部で9機の円盤があったそうだ。空飛ぶ円盤が地球外の惑星からやってきたことを説明するマニュアルを渡され、エイリアンのようなものが描かれた絵も見せられ、その絵を見たときに確信したという。これこそ宇宙からやってきた円盤のパイロットにちがいない、と。 ・その冬はS-4で働いた。働くのはたいてい夜で、働いた日数は合計すると10日ぐらいだったという。仕事自体は集中力を要するものだったが、いかにも散発的だった。週に一晩しか働かないこともあった。当然欲求不満になった。もっと仕事がしたかった。自分がどんなことに従事しているか人に話すことはできなかった。妻のトレーシーや、親友のジーン・ハフにさえ、1989年3月初めの夜のこと、ラザーは銃を持ったふたりの警備員に付き添われ、S-4の廊下を歩いていた。前方を見ているようにと言われたのだが、好奇心からふと横に眼をやると、23センチ四方の小さな窓を通して、ある無標示の部屋の内部がほんの一瞬垣間見えたという。大きな頭をした小柄なエイリアンが白衣を着たふたりの男にはさまれて立っているのが見えたのだそうだ。少なくともそんな気がしたらしい。が、もう一度よく見ようとしたところで、警備員のひとりに押され、前方の床を見ているように言われた。 ・この出来事がラザーには大きな転機となる。彼のなかで何かが変わった。もうこれ以上、空飛ぶ円盤やエイリアンかもしれないもの(「エイリアン以外にも可能性はいくらでもあったが」)の秘密を抱えたまま、その重みに耐えることはできなかった。悲劇的な主人公ファウストのように、ラザーもまた誰も知らない秘密の情報を手に入れたいとずっと切望してきた。その結果、現にS-4でそれを手にしたのだ。が、ファウストとは違って彼には約束を守りとおすことができなかった。守秘するという誓約を破ってでも、自分が知ったことを妻や友人に教えずにはいられなかった。グルーム湖における円盤のテスト飛行のスケジュールを知っていた彼は、ついにトレーシーとジーン・ハフ、それにもうひとりの友人ジョン・リア――熱心なUFO研究家で、ビジネスジェットを発明したビル・リアの息子――を誘う。一緒に空飛ぶ円盤を見にいかないか、と。 ・「ボブ・ラザーが“S-4”について話すのを聞いて、好奇心を掻き立てられたね」リトル・トーキョーで彼が営む<フクイ葬儀社>の葬儀場で忙しく働きながら、早川はボブ・ラザーの話を聞くと、テレビ局に知り合いはいなかったので、UFOの特集記事で有名な<ムー>という雑誌を出版している日本の出版社に連絡を取った。「<ムー>の編集者からはすぐに連絡があって、大変興味を覚えたと言われた。日本のテレビ局、日本テレビも興味を示しているということだった」数週間のうちに、日本テレビは8人からなる取材班をロサンゼルスに送り込む。早川は事前にボブ・ラザーのインタヴューの段取りをつけており、その会場となるラスヴェガスに取材班を案内する。1990年2月のことだ。 ・早川が日本にいる<ムー>の編集長に撮影フィルムを見せると、編集長は大変興奮し、日本テレビはラザーのエリア51での体験を特集した2時間番組を放送することを決め、その出演料としてラザーに5000ドルを少し超える額の報酬を支払った。その契約には、ラザーが早川弼生と一緒に東京へ来て、15分のインタヴューに答えるという取り決めも含まれていた。が、番組が放送される数日前になって、ラザーから日本テレビのディレクターに電話がかかる。連邦政府の「手先」に国外に出ることを妨げられているというのだ。その結果、番組はラザーが電話で質問に答えるという形式に内容変更された。「その番組は日本のゴールデンアワーに放送された」と早川は言う。その結果、3000万の日本人がその番組を見た。「その番組が日本とエリア51を引き合わせたんだよ」 『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』 スチュアート・A・スワードロー   徳間書店 2010/6/10 <リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー> ・この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。 ・こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。 ・彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。 ・軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている。 <シリウスA   イスラエル政府と契約の宇宙の商人> ・背の高い細身のシリウスA人は、青と白の長いローブを着ている。両腕を横にまっすぐ広げると、身体全体でアンク(エジプト十字架)の形になる。これが彼らのシンボルである。宇宙の商人であり、技術と情報を売買して、排他的な取り引きルートと特別な優遇を得ている。彼ら自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。彼らは、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている。 <シリウスB  老子、孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」> ・ジャングルか湿地のような惑星の洞窟状空洞や地下で隠遁生活を送っていることが多い。寿命は極めて長い。大半は、家族形態とは無縁である。 <くじら座タウ グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ> ・この人間のような生物は、グレイ種を目の敵にしている。宇宙のどこであろうとグレイを発見したら叩きのめすと誓っている。 ・地球までグレイを追って来た彼らは、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得た。 ・最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている。 <ビーガン   シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ> ・このグレイ種は、シリウスA人の遺伝子から作られている。シリウス人の船の標準的な乗組員である。主人のために労役、実験、雑用を行う。ゼータ・レティクリ1と2のグレイは、前向きにビーガンの指揮に従い、人間の誘拐や鉱物のサンプル収集などの特定の任務を行う。 <ゼータ・レティクリ1 地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ> ・このグレイのエイリアンは、リゲル人が地球の人間を監視するために作った。人間とリゲル人の混合物である。人間の胎児と同じように四本の指と割れたひづめを持つ。ホルモン液と遺伝子実験のために人間を誘拐することで有名である。 ・遺伝子的・ホルモン的な欠乏症のため、彼らは、急激に死滅している。他者を誘拐することで、自らの種を救う交配種の原型を作ろうとしている。 <ゼータ・レティクリ2  遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕> ・このグレイは、遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバーである。完全にマインド・コントロールされており、中央情報(コンピュータ)に接続されている。集団精神で一体となって動く。彼らは、無心になってゼータ・レティクリ1を手伝う。誘拐現場でよく目撃されるが、子供のように純真に行動する。 <アンタレス  トルコ人、ギリシャ人、スペイン人のDNAに> ・極めて知識が高く攻撃的である。 ・彼らの社会の最深部まで入り込むことができた者は、ほとんどいない。 ・女がいるところが観測されたことはなく、彼らは、同性愛者で、生殖目的でのみ女を使用すると考えられている。ただ、実は、ある母系集団が彼らの背後で権力を握っているとも考えられている。    

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