イリュミナティを含む影の集団(闇の勢力)がどんな時代にも「奥に隠れて」シナリオを描いて仕掛ける、その変わらざる仕組みが神示に見てとれます。(1)

『日月神示 覚醒と実践』

天変地異を乗り越え、神仕組みへの正念場

中矢伸一  徳間書店      2015/6/17

<いよいよ世界の大禊が祓いが近づいている!>

<日本人が変われば、世界は動く>

・「悪の総大将は奥に隠れてござるのぞ。一の大将と二の大将が大喧嘩

をワヤにする仕組み、もう九分通り出来ているのぢゃ」

しかし、と考えます。

 近年の力関係を俯瞰すると、ソ連という対抗馬が消えた世界における米国と中国の関係性(米ドル対人民元、米軍対人民解放軍)も、この神示にぴたりと当てはまりますから、不思議です。イリュミナティを含む影の集団(闇の勢力)がどんな時代にも「奥に隠れて」シナリオを描いて仕掛ける、その変わらざる仕組みが神示に見てとれます。

<日本創生で暗躍した「秦一族」は世界の創生にも関与した>

・その長さんから聞いたこと、それは古代中国からやって来たある豪族(一族)こそ、天皇家の祖であり、日本はおろか世界のすべてを統治・管理する集団であるということでした。彼らから見ればロスチャイルドやロックフェラーは今の世界を管理するために適した新興財閥という位置づけであり、この地球社会の管理を任されている人たちということになります。天皇家も財閥と言えば財閥かもしれないが別格であり、表向きの最高権威であって、もちろん世界を操作している奥の院でもないとのこと。

 この説(古代中国から渡来した一族が天皇家になったという説)、実は古くから日本で唱えられて来た説でもあります。

・その長さんいわく、複数の渡来系豪族の中でも、特に日本や世界の統治・管理で中心的な役割を発揮した一族がいて、それが「秦一族」であり、現在までの天皇家を守護し、宮内庁をコントロールしているのも、すべて秦一族の末裔だそうです。

 ちなみにヒッタイト帝国(紀元前16世紀、15世紀頃アナトリア半島を中心に栄えた国家)を構成したヒッタイト人、ハッタイト人が、秦一族へとつながる「秦氏の祖先」だと長さんは言います。以前は日本の歴史の教科書でも「ヒッタイト=ハッタイト文明」と表記されていたそうですが、いつの間にか「ヒッタイト文明」になり、ハッタイトの言葉は消えてしまいました。しかし厳密に分類すれば、このハッタイト人こそが秦一族の祖先なのだそうです。

 ヒッタイト人は軍事や政治に長けた集団であり、ハッタイト人は学問や技術に長けた集団だったと長さんは言います。ヒッタイト人はハッタイト人を守護し、ハッタイト人はヒッタイト人が戦争に負けないようにサポートする、そんな関係だったのでしょう。例えば「八咫烏」という歴史の表舞台に決して登場しないような影の存在も、秦一族の末裔であり、エジプトのピラミッドなどもハッタイト人が設計・指導したものだそうです。

・そう書くと、日本を創生したエリート集団は大陸からの渡来豪族なのかと単純に思われるかもしれませんが、この壮大な歴史絵巻には「プロローグ(序章)」があります。

 私の仮説ですが、ハッタイト人のルーツを辿れば、「世界最古の文明」と思われるシュメール人(シュメール文明)に行き着くのではないかと思われます。シュメール文明が滅びた後、入れ替わるようにヒッタイト=ハッタイト文明が勃興していることからも、それはうかがわれます。そして、シュメール人の祖先こそ、日本から世界へと出て行った「縄文人」ではないかと推測されるのです。シュメールは英語で「Sumer」と書きますが、最後に「a」とつければ「スメラ」となります。これは日本語の「スメラ(皇)」であり、もともとは日本のスメラ族がメソポタミアの地で文明を開いた可能性があります。

 日月神示の伝達初期の段階で降ろされた『上つ巻』第十八帖に、「この道はスメラが道ざ、スメル御民ぞ」という言葉が見えますが、仮にこれがシュメールの復活を表しているのだとしたら、すんなり理解できます。

<世界文明の親玉・シュメール文明の祖は「縄文グループ」だった>

・日本を出た「縄文グループ」が大陸を渡り、奥へ奥へと行った先がメソポタミアの地であり、そこでシュメール文明を興し、彼らがアトランティスの末裔と合流する形でふたたび世界へと散らばった、それが各地で文明を勃興、さらにその末裔らが世界へと散らばり文明や帝国を興し今日に至る。

 これが神霊から長典男さん自身が詳しく聞かされた、人類史の真実でした。

 その歴史的な過程で培った超技術(スーパー・テクノロジー)を継承したのがハッタイト人であり、秦一族やフリーメーソンといった「歴史を操作して来た集団」はすべてハッタイト人の流れだそうです。メソポタミアの地から東に向かった集団が秦一族となり、西に向かった集団がフリーメーソンになった、ただそれだけの違いという話です。

 話を整理すると、裏の勢力とか闇の勢力などと呼ばれるエリート集団も、その上部に立つ「奥の院」も、すべてその源流はハッタイト人・ヒッタイト人であり、さらにその源流はシュメール文明(アトランティス人との合体)であり、もっと遡ると、それらはすべて日本の縄文人であるという図式になります。

・そしてこの図式は、あの竹内文書による歴史観とも符合します。

 竹内文書は皇祖皇太神宮天津教の聖典です。それによると、世界の中心というのは皇祖皇太神宮であり、釈迦やイエス・キリストやモーゼをはじめとする世界的な宗教の教祖(開祖)はすべて来日し、世界王である天皇に仕えたとのこと。神武天皇から始まる現在の皇朝を「神倭朝」と呼び、それ以前に「上古二五代」とそれに続く「不合朝七三代」(七三代目は神武天皇)があり、さらにそれ以前には「天神七代」があったとされます。

 要するに世界の中心は、太古の昔から今に至るまで「日本」だというわけです。

<神人大統領は地形図紋のようなアザを持っている>

・日月神示ともつながりが深いと言われる『竹内文書』には、「世界再統一の神勅」というものがあり、そこには、「いずれ万国天皇が現れて世界を統一する」と予言されています。

 この『竹内文書』によると、超古代において天皇は天の浮船に乗って巡幸しながら、世界を統治していたそうです。その万国天皇が、やがて時が到れば再びこの地上に現れ、世界を統一するという予言です。

<「てんし様」とは天皇のことであると理解する>

・「立て替えと申すのは、神界、幽界、顕界にある今までのことを、綺麗に塵一つ残らぬように洗濯することざぞ。今度という今度はどこまでも綺麗さっぱりと立て替えするのざぞ。立て直しと申すのは、世の元の大神様の御心のままにすることぞ、御光の世にすることぞ。てんし様の御稜威輝く御代とすることぞ」

・日月神示は、何が書いてあるかを細やかに暗記するための受験参考書ではなく、読後に実行することで活かされるレジュメ、あるいは仕様書です。

 ミロクの世とはどんな世界で、いつそれが実現するのかなどと、スピリチュアル世界では今も議論が繰り返されますが、そんな暇があるなら、空想でしかない議論などやめて、日月神示に書かれたことを今すぐ実行すれば良いのです。

・世の中は「実践の時代」へと突入しています。

『闇の終焉と地球元年』

中矢伸一、ベンジャミン・フルフォード  VOICE 2012/4/24

・世界各地の混乱は闇の権力の最後の悪あがき・「日月神示」に記された衝撃の予言と各地で本格化する闇の権力への反撃から、日本と世界の未来をズバリ読み解く!

<日月神示が予言した“イシヤ”こそ、フリーメイソンのことだった!>

・(中矢)日月神示とは、昭和19年から昭和38年ぐらいまでに断続的に自動書記によって降ろされた神示。いわゆるスピリチュアル・メッセージです。神示を受けたのは、岡本天明という画家であり、神道家であった、いわゆる霊的な才能を持った方でした。

・岡本さんは、もともと日月神示を降ろす前に大本教(正式名称は「大本」)にいたこともあって、大本教の開祖でもあった出口王仁三郎とも親交があったといわれています。けれども、大正10年と昭和10年の2回に及ぶ、国家当局による弾圧を受け、とくに二度目の弾圧は日本の近代史上最大・最悪と呼ばれるぐらいひどいもので、大本は潰れてしまったんですね。その大元の第2次弾圧からおよそ9年後に、日月神示の伝達が始まったわけです。当時は、岡本天明さんも自分で何を書いているのかさっぱり読めなかったそうですが、しばらくしてから、彼自身も、ようやくその価値に気付くわけです。

・(中矢)日月神示の中に、「神の国、一度負けたようになって、終いには勝ち、また負けたようになって勝つのざぞ」「女、子供の辛いことになるぞ。九分通りは一度出て来るぞ、それまでに一度盛り返すぞ」「出てきてからまた同じようなこと繰り返すぞ、今度は魂抜けているからグニャグニャぞ、グニャグニャ細工しか出来んぞ、それに迷うでないぞ」などと示されています。つまり日本は、この戦争に負けるけれどもやがて復興する。でも復興したときには骨が抜かれたようになっている。そしてその後、もう1回つぶれたたようになる。1回つぶれたようになって、やっとその後、日本としての本当の真価が発揮されるような時代がやってくるといわれているんですね。

・今、世界全体がおかしなことになってきていて、神示には「金で世を治めて、金で潰して、地固めしてミロクの世と致すのぢゃ」という言葉も出て来るんですけれども、経済も金融もうまくいかなくなると。また、「自由も共産も共倒れ」と出てくるんです。これは、自由資本主義も共産主義も立ちいかなくなるという意味なのですが、確かに、共産主義は1990年前後で崩壊しましたけれども、もうこれからは、自由資本主義も駄目だといっているんですね。

・(ベンジャミン)そんな状況の中、だんだん見えてきたのは、世界の経済・金融システム、欧米の政府の裏側に、秘密結社が存在したということ。基本的に、結社は何種類かあって、中でも一番強い権力を持っているのは、信じがたいことなのですが、欧米の古代王族の血を受け継いでいると自負する貴族階級の家族の群れ。その血族マフィアたちはダビデの星(六芒星)をシンボルとしてルシファー信仰をしている、つまり、悪魔教を崇拝するグループ。彼らは、世界の覇権を手に入れたわけですが、地球を運営する能力はなかった。それで今、地球が滅びそうになっている。現在、地球は絶滅の危機に瀕しているし、餓死しそうな人たちは10億人以上ともいわれている。実際に今、彼ら自身も自分たちがどうすればいいか分かっていない。今までの仕組みが壊れてしまって、迷い子のようになってしまっている。

・(中矢)日月神示では、裏から世界を支配、コントロールしている人たち、闇の権力の人たちを「イシヤ(=石屋)」と呼んでいるんですが、イシヤと戦って滅ぼせとは書いていないんです。それよりも、「抱き参らせよ」と。英語では“embrace”という言葉がわりと近いと思うんですが、抱き参らせて和合しなさいとあるんです。

<未来の日本は“3分の1”になる>

・(中矢)ところで、日月神示には、「何もかも3分の1になる」という言葉もあるんですね。それは、人口が3分の1になるとか、土地が3分の1になるのかと、そういう具体的なことは書いてないんですけれども………。とにかく、何もかも3分の1になってしまうと。けれども、もし人口がそこまで減るとすると、地震などではなく、たぶんウィルスみたいなもので人口は減っていくのじゃないかなと思います。

・私の方に入ってくる情報でも、ベンジャミンさんと全く同じで、「イシヤたちは、地球の人口が多すぎると思っているようです。このままだと地球に負荷がかかりすぎてしまうから、人口を減らさないといけない、と。これは、彼らの身勝手で独善的な考えなんだけれども、彼らは彼らなりに地球のことを考えてやってるのかもしれません。

・(中矢)日本だって、先の戦争で負けはしたものの、独立は保たれたというふうにみんな考えている。でも、やはり属国体制はずっとあって、日本に主権はなかったようなもの。必ず上の人間が許可したことしか、日本は許されてない。だから日本は、そういう意味では、本来の力が発揮できていないと思うんですけれどもね。

<“何もかも3分の1になる”について>

・日月神示の予言には、対談中にも申し上げているように、具体的に時期的なものや詳細の表現はないので、そのあたりの解釈は、それぞれが読み取っていくことになります。

 特に「3分の1になる」については、「たとえでないぞ」という言葉で何度も出てきており、それが人口なのか、土地なのか、金銭面、所有物など物理的なことなどかなど、はっきりしていません。

 けれども、自著『ミロクの暗号』(徳間書店)でも紹介した、ブルガリア人のバイオエネルギー・セラビストであり、世界一の超能力者との異名を取る、ベラ・コチェフスカ女史は、「日本人が全体の3分の1になる時代が来る」という予言をしています。それも徐々にではなく、突如としてやってくるというようなヴィジョンを見ています。そして、「生き残った者たちが、昨日とは変わった光景を見て、生き残ったことを後悔する」とまで言っています。

 もちろん、彼女のこの発言は、日月神示に「3分の1になる」という記述があることを知った上でのことではありません。何より、彼女は自分の前世が日本人であり、ブルガリアにいながら伊勢神宮のヴィジョンを見続けており、伊勢神宮への参拝を熱望していたほどの親日家です。そして、旧ソ連科学アカデミーから、「彼女と同じ超能力を持つ人間はこの世に存在しない」とまでいわしめたほどの実力の持ち主なのです。

<UFOやETも欧米エリートたちの作品>

・(ベンジャミン)こういった未公開技術がいっぱい存在している。欧米のエリートが自分たちの世界支配をたくらんでいたという証拠も山ほどありますが、中でも、アメリカの科学者協会によれば、国家安全という理由で封印されたパテントは6000件以上もある。エリートたちが独占していたものの中には、UFOだと思われていても人工の飛行物体である可能性は極めて高いものもある。

<マルチユニバースのどこかにUFOは存在している!?>

・(中矢)ちなみに、日月神示には、UFOとか宇宙船の話は出てこないんですよね。だけど「霊人」という言葉なら出てくる。「高級霊人」という意味ですね。今の私たちのような物質次元の存在でないと解釈しているのですが。

・日月神示には、時間というのは直線的に過去から未来へと流れるものではないという意味のことが書かれてある。最新の量子力学でも、だんだんとそういうことが解明されつつあります。「過去もなければ、現在もなく、未来も一切が呼吸する現在の中に存し……」とも神示にはあるんですが、この瞬間にも過去が生まれているし、同時に未来も生まれている。

<「われわれの一切は生まれつつある。神も、宇宙も、森羅万象の悉くが、常にうまれつつある」>

<輪廻転生と永遠の命について>

・(中矢)日月神示には、人間の寿命のことに関しては、「善き世となったら、身体も大きくなるぞ。命も長くなるぞ」と書いてあるんですよね。さらには、「今までのような物質でない物質の世となるのであるぞ」とも書いてある。現在の物理的なレベルから、突然変異ではないけれど、何か質的な変化が起きて、人間は肉体的にも進化を遂げるようなことが書いてあります。

<不思議体験は、ユダヤ人へのメッセージ!?>

・(ベンジャミン)ちなみに、イシヤ、いわゆるフリーメイソンの宗教観は、悪魔崇拝ですよね。でも、あの人たち曰く、彼らが崇拝しているのは悪魔ではなく、ルシファー(=光を持つ者)であると。この地球、この現実にはあまりにも悲劇が多いから、こんな世界を創り上げたのは神様じゃなくて悪魔だと。だから、この現実を創ったものを倒すために働いているから、自分たちが悪魔と呼ばれているけれど、本当は違う。自分たちこそ光を持つ者で、自分たちの方がもっといい宇宙をつくりあげられると言って、宇宙の覇権争いまでしようとしている。

<日本人のルーツはユダヤ系に朝鮮系、そしてシュメール系?>

・(中矢)最近では、縄文人のDNAと南米のマヤの先住民DNAが一致するということも分ってきたと聞いています。意外と縄文時代というのは、プリミティブな時代じゃなくて、船を用いて大航海に出ていたような、インターナショナルな時代だったのかも。ネイティブ・アメリカンのある部族の言葉には、日本語に近いものもあるらしいし。縄文人は、日本列島のみならず、世界中に散らばっていたのかも。

・そして、さっきシュメールという言葉が出ましたが、ラテン語ではスメラと発音するらしく、日本語の「スメラ」っていう言葉に似ているんです。日月神示に「この道はスメラが道ざ、スメル御民(みたみ)の道ぞ」っていう言葉が出てきますし、もしかすると、日本のスメラ人といわれた人たちがシュメール文明を築いたのかもしれない。シュメール文明というのは、突然、メソポタミアのエリアに出現しましたからね。その文明の源は、どこから来たのかいまだに分からない。これは学術的に「シュメール・プロブレム」と呼ばれているそうです。

<秘密結社は、2種類存在する>

・(中矢)日月神示には、「大峠」という言葉があって、今の人類の危機というか大混乱の時代を大峠というふうに表現しています。大峠を乗り越えると、平和な時代が来ると。まさに今は、大峠の時期なんだと思います。大本の頃から出てくる表現なんですが、日月神示では「大峠とは、王統消すのざぞ」と書いてあるんですよ。王家の統というものをなくしてしまうというのです。だから、今のベンジャミンの話を聞くと、王族が裏で世界を支配しているということだから、これは「王統を消す」っていう意味で正しいのかもしれませんね。

・(ベンジャミン)他の例でいえば、後にウィンザーと名前を変えたイギリスのジョージ5世、その母のヴィクトリアはドイツの分家バッテンベルグ家。そして、ドイツ、ロシアの皇帝などは、みなジョージの子孫なんです。けれども、ドイツは第2次世界大戦の頃にはすでに、建前としては王族支配が一応、終わっていた。でも実際は、ヒトラーが総統陛下として再び王族支配を目指していたんです。実は、アドルフ・ヒトラーはジョージ5世の子供。そして、ジョージの孫、つまりヒトラーの娘がドイツの女性首相であるアンゲラ・メルケル。これが、王族支配のドイツ系王族の世界支配計画の一つなんですよ。

<“サンカ”は、日本の中のユダヤ>

・(中矢)本格的にDNA検査などをして科学的に調べないと、本当の日本人のルーツは分からないでしょうね。昔は“サンカ”という人々がいたけれど、今はもういないともいわれていますが、要するに、一定のところに定住しないで、漂泊民、流浪の民として生きていたという人たち。彼らは、戦前ぐらいまではいたらしいんです。今も、サンカ研究をしている人たちもいますが、いわゆるサンカと呼ばれる人たちは、天皇家のルーツがやってくる前から日本にいた人たちです。要は、縄文の頃からいた先住民だと思うんですけれども。彼らは大和朝廷に服従することを拒否して、居続けたんです。だから戸籍も持っていない。その後、隠れて日本の村社会に存在して、被差別民の一部で存在していたんですけれども、戦後の今も、まだ彼らはそのまま存在しているという説があるんですよ。

・(中矢)日月神示には、「大峠」という言葉があって、今の人類の危機というか大混乱の時代を大峠というふうに表現しています。大峠を乗り越えると、平和な時代が来ると。まさに今は、大峠の時期なんだと思います。大本の頃から出てくる表現なんですが、日月神示では「大峠とは、王統消すのざぞ」と書いてあるんですよ。王家の統というものをなくしてしまうというのです。だから、今のベンジャミンの話を聞くと、王族が裏で世界を支配しているということだから、これは「王統を消す」っていう意味で正しいのかもしれませんね。

『日月神示  縄文サンクチュアリ』 (麻賀多神社編)

中矢伸一、ジュード・カリヴァン  ヒカリランド 2010/10/31

<シュメールと日本のシンクロニシティは、アヌンナキ(竜/爬虫類人)という人類をつくり出した地球外生命体に淵源がある!>

中矢;日本の古史古伝のひとつに『富士文献』といわれているものがあります。それによると、日本の国を開いたのはクニトコタチ(国常立)という神様です。これは日月神示とも深い関係のある神様で、そのクニトコタチはどこから来たかというと、今のペルシャ地方らしいのです。

カリヴァン;聖書では、神様がカーテンの中にいて顔を見せませんね。デーヴィッド・アイクは、アヌンナキのことをレプティリアン(爬虫類人)、竜に似た生命体ではないかといっています。

日月神示も、神様の顔は竜みたいだから、人には見せられないといっています。

・デーヴィッド・アイクは、アヌンナキは地球に残って姿を見せず、秘密結社を軸に人類を操っているといったのです。シッチンは、アヌンナキはすでにニビル星に帰ったといっています。そういう意見の食い違いがあったのです。

中矢;日月神示でも、どろどろだった地球を固めたのは数多くの竜神たちで、その竜神たちが人間になったといっています。それを根源人種といいます。竜神が人間になったというのは、ある意味、ハイブリッドなのかもしれませんね。

カリヴァン;聖書の創世記では、エデンの園で、蛇がリンゴ、すなわち知識をイヴに与えてしまいました。ヘブライの聖書でも、それは悪しきこととしてとらえられていますが、シュメールの記録に出てくる「エデン」という言葉は、エンキからの知識の贈り物ということになっています。

<人間の心も宇宙の心もーすべては(天使と悪魔)(正神と悪神)(エンキとエンリル)両極の相克の中で、生成発展するよう仕組まれている!>

・日月神示にも悪神が出てきて、正神とセットで人類の未来を進めていくというスタイルですね。ここにもエンキとエンリルの相克の形が入っているような気がします。

・石屋(イシヤ)(メーソン mason)も出てきます。デーヴィッド・アイクは、フリーメーソン、イルミナティといった秘密結社の奥の院にレプティリアン(エンリル)が鎮座しているといっているのですね。そのために、人類と宇宙をつなげるいろいろな知識を封印していると、でもそうした秘密結社(石屋)とも手を握らなければいけないと日月神示は述べている。

<石屋が世の中を支配している>

『日本沈没最終シナリオ』

~世界地図から日本の国名が消える日

なわふみひと  たま出版  2015/7/2

<神示編>

<大本神論、日月神示には世界支配層の日本乗っ取り計画が予告されていた>

・最近ではよく知られるようになった「日月神示」ですが、この「日月神示」とまったく同じよう内容の「大本神論」は、「日月神示」に先駆けて明治から大正にかけて、のちに大本教の開祖となる出口ナオに降ろされた神示です。どちらも「艮(うしとら)の金神」からの神示とされています。確かに、二つの神示を読み比べてみますと、内容はよく似ています。文言までほとんど同じ神示もあります。

 私はこの二つの神示こそ、この終末の時代に、日本に住む人々がどのような心構えで生きていかなければならないかということを正しく伝えてくれている貴重な神示だと考えています。

<何もかも一度に破裂いたす時節が来た>

・「何もかも一度に破裂いたす時節が近寄りて来た」ということの意味は、「人の潜在意識や人類の集合意識の中にあるカルマを一気に清算(大掃除)しなくてはならない時がきた」ということでしょう。それが現世的に見ると「一度に破裂する」という姿に見えるということです。善いことも悪いことも、一度に現れることになります。

 昨今の地球規模の気象異変や、国内においても異常な犯罪などが多発している社会現象を見ていますと、すでにカルマの現象化が加速されつつあるのを感じます。個人のカルマはもちろん、国家や民族、あるいは人類全体で生み出してきたカルマの清算は、これからますます激しいものになり、

最後は「一度に破裂」する形で「カルマの大掃除」が完了するのでしょう。

・また、この神示は「人民」だけに訴えているのではなく、その人民の守護神様に警告を発しているところに特徴があります。低級霊によるイタズラ半分の霊言とちがって、まさに神様のレベルに近い高級神霊からの霊言であることがわかります。

・「大本神論」の中には、世界支配層の頂点にいる霊的存在(悪神)が世界のひな型である日本を我が物にし、世界中を支配下に置こうと狙っていることや、日本人が改心(身魂磨き)をしないと「アフンとして四つん這いになって苦しむような出来事」が避けられなくなること、日本人は飢餓を経験せざるを得ないこと――などがリアルに表現されています。

・神示の結論部分では、「日本には特別の経綸がしてあるから、(身魂さえ磨けておれば)外国がどんなことをしてきても心配はいらん」と述べられています。これは「日月神示」と大変よく似た表現です。明治から大正にかけて降ろされた「大本神論」と、昭和になって降ろされた「日月神示」は、同じ神さま(艮の金神)から降ろされた神示であることが判ります。

<このままでは日本の国が盗られるぞ>

・ここでの「神の国」とは日本のことです。霊界では、神の国・日本を悪の神が狙っているのがわかっているのです。ですから、肉体を持ってこの世に生きている日本人が神様と一体となって、この神の国・日本を守らなくてはいかないのです。

・人工地震・津波テロ等によって首都を破壊し、国家機能を喪失させたあと、各国が国連の決定という手を使って、日本列島をいくつかに分割して自分の国にしてしまうということでしょう。

<国家消滅後の日本はどうなるのか?>

・海賊の一味(世界支配層)が仕掛ける次の人工地震・津波テロによって日本の国が乗っ取られたあとどうなるのかという神示を見ていきます。まずは最大のターゲットにされている首都・東京のことです。

いずくも土にかえると申してあろうが、東京も元の土に一時はかえるから、そのつもりでいてくれよ。神の申したこと違わんぞ。東京は元の土にかえるぞ。そのつもりで用意してくれよ。(日月神示)

 江戸が元のすすき原になる日近づいたぞ。江戸には人民住めんような時が一度はくるのぞ。(日月神示)

・「土にかえる(返る)」ということは、現在の建物や構造物が壊れてしまうことを意味しています。地震とその後の火災で、東京は戦後と同じような焼け野原になるのでしょうか。

・超巨大地震が忍び寄っているのは日本の東京のことで、それによりますと、富士山が噴火して溶岩流が太平洋に流れ込み、東京には火山灰が数メートルも積もって都市機能が麻痺することになっていました。

・江戸と申すのは東京ばかりでではないぞ。今のような都会みなエドであるぞ。江戸はどうしても火の海ぞ。それより外やり方ないと神々様申しておられるぞよ。秋ふけて草木枯れても根は残るなれど、臣民枯れて根の残らぬようなことになりても知らんぞよ。(日月神示)

・大都会のことを「エド(穢土)」と表現しています。都市には人間の欲望や怒りなど独特の善くないカルマが渦巻いています。その街のカルマが渦巻いています。その街のカルマが一掃される形はやはり火災なのでしょうか。「臣民枯れて根の残らぬ」という表現は、都会の人が死に絶えてしまうことを意味しています。大阪は地盤が沈下して水没するという情報もあります。どうやら世界支配層は日本の二大都市を粉砕するつもりらしく、アメリカが次の人工地震・津波テロの死者数を2000万人と見積もっているのはそのためかと思われます。

<世界の人民よ。一日も早く改心なされよ>

・日本沈没の日が間近に迫っている中で、私たち日本人が真の意味で助かる方法は身魂磨きしかありません。もちろん、身魂磨きは終末の時代に生き残るための手段ではなく、もともと人がこの世に生まれた目的そのものが「魂の進化」であり、そのために身魂磨きが必要となっているのです。それを促しているのがカルマの法則であることを説明してきました。

・神示では、終末のあとに訪れる「ミロクの世」は半霊半物質の世界だと述べられています。霊界的性質を持つため、心で思ったことがすぐに形になる世界です。人を憎んだり、攻撃したりといった善くない心の使い方をする人(霊)は行けない世界です。だから神様は、身魂磨きをしっかりして正しい心の使い方をマスターしなさい、と教えておられます。半霊半物質の体になれば、この世の物質には影響を受けなくなりますので、原爆などの被害に遭ってもビクともしないのです。

<身魂が磨けたら神が憑依して助けるぞ>

・「神憑かり」という言葉があります。今でも霊媒やチャネラーには高位次元の存在が憑かって、人間の肉体を借りて霊界通信を書かせたりしています。いわゆる自動書記現象です。

・この物質界の立て替えのためには人間の協力が必要なのです。ですから、改心して(=身魂を磨いて)神が憑依できるような精妙な波長になった人物を、神が引き寄せて御用に使うとおっしゃっているわけです。

・この世のことは神と臣民と一つになりてできる。早う身魂みがいて下されよ。神かかれる肉体沢山要るのぞ。今度の行は心を綺麗にする行ぞ。(日月神示)

 この内容が両神示の中で最も大切なポイントと言ってもよいでしょう。終末の大峠においては神(高級神霊)と波長の合う人(魂)が多数必要なのです。そのために、日頃から身魂(肉体と精神)を磨いて(浄めて)、神が憑かれるような波長に近づけておく必要があるのです。

 最近では、三次元とこの物質世界と四次元の霊界・幽界を隔てる壁がだんだん薄くなっていると思われます。日月神示によりますと、最終的には物質世界も霊界もさらに上位にある半霊半物質の世界へ移ると言われています。それが、「アセンション(次元上昇)」という言葉の意味です。

 半霊半物質の世界は新約聖書では「神の国」と呼ばれ、日月神示では「ミロクの世」と表現されています。この物質界と霊界が融合した世界のことです。

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