多くの小さなアクエリアス星人たちが他の異星人たちとともに、地球の地殻、特に日本の地殻変動を避けるために色々な仕事をされていることに確信を深めました。(1)

(2022/6/7)

『今、世界が注目する「日本の霊性」の真価』

小坂武司  コスモス21 2019/6/3

・宇宙レベルの壮大なスケールの話です。これをまとめるというのは、きっと小坂さんが一生をかけるにふさわしいものだと思います。

<谷響きを惜しまず、明星来影す>

・空海が三教指帰(さんごうしき)で述べている「谷響きを惜しまず、明星来影す」は、入唐前に、高知県室戸岬の御厨人窟(みくろど)で虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を行じている過程で、空海が経験した一大神秘体験の内容を端的に述べたものといわれています。このとき空海はおそらく、これから歩んで行こうとする未知の人生に対し、大宇宙を味方とする強い確信を得たのではないでしょうか。

・私もその後の人生観を一変させる“一大神秘現象”を経験したことがあります。

 それは、2004年3月、熊本・宇土市の五色山で、空海の禊の儀式に絡んで、私たち12人が揃って見せていただいた宇宙空間での現象です。まさに人類史上始まって以来の重大な神秘的瑞祥であったといえるでしょう。

一言でいえば、宇宙に遍満する高貴な存在の方々、つまり神仏、龍神、宇宙人の方々が空海の禊の儀式を祝って、空海と共に演出して私どもに見せてくれた想像を絶する瑞祥でした。それは、その後の人生観を根本的に変えてしまうほどのものだったです。その瑞祥は、東京在住の中山良子さんというスピリチュアリストが天から受けるメッセージに従って行動を続けてきた結果として見せていただいた現象でした。

 私たちの祈りの旅は、2005年7月、富士山五合目にある小御嶽神社の摂社、日本武尊社での最後のお祈りで終わりました。

・つまり、ビジネスマンである小坂さんの身に起こったこと、受けとった啓示、中山さんの能力といったものを表現していくことを、天は期待しているのではないでしょうか。

・私は小田原氏の言葉に励まされて書き始めました。日本語で書き終わるのに3年の年月を要しました。書き終えてからすでにかなりの歳月が過ぎています。しかし、この空白の歳月の間にも、空海の深い思いやりを受けて、多くの不思議な体験をさせていただいています。

 この書は、空海が私に白羽の矢を立てて演出された「不思議の世界への旅」の物語です。

 60歳で地元企業を退社後、一人になった私が、海外企業との仕事をしながら、在京の女性のスピリチュアリストである中山良子さんに降りてくるメッセージを通して、スピリチュアルな世界に誘導され、稀有の不思議な世界を訪ねていく実体験です。

・私は、この祈りの旅を通して、私たち一人ひとりが神仏、、龍神、宇宙人、先祖など、宇宙に遍満する工事の存在と精妙に繋がって生かされている霊体であることを知らされました。

 特に平安初期の空海と同時代の文徳帝の側近で品性高潔の文官であった私の先祖の紀夏井(きのなつい)、それにアクエリアス星人など目に見えない高次の存在が、私を誘導して数々の稀有な体験をさせ、霊的な世界に目覚めさせてくれました。

<新たなる人生のステージへ>

<占星学のふしぎな予言と誓願>

・木星は、その状況を通して、自由な精神が維持されるようにあなたを

助けていくでしょう。新しい友人たちが現われ、新しい契約ができるでしょう。すべてが新しい調和の世界にあなたを導いていくでしょう。これは良い兆候です。新しい場所で、あなたのキャリアが発揮されるでしょう。そのように探し求めていきなさい。新しい人生を確立するのに良い時です。そのような申し出を受け入れていきなさい。

 天王星は、私に告げています。あなたは今、物事を柔軟に考えなければならないと、今までより、もっとです。変化のために柔軟になりなさい。

 もしあなたが、あなた自身を変化と新しい考えに対して柔軟に対応するならば、新しい世界のドアがあなたに開かれるでしょう。はるかにエキサイティングで意義深い世界が開かれるでしょう。

・特に私が深く感じたのは、ルター夫人が占星学を通して私の未来を見ているだけでなく、天王星という遠い宇宙の存在が「今までよりももっとエキサイティングで意義のある世界が待っていますよ」と告げているとルター夫人の手紙に書かれていたことです。そのことは、私に勇気と希望を与えてくれましたが、同時に、これからの人生を生きる上で一種の使命感を抱かせるものでした。

・60歳になってからの再出発ですので、ストレスのかからない気楽な仕事がいいと話し合いました。結局、商品の売買をしたり、人を雇ったりはせず、極力負担のかからない方法で始めることにしました。

<清らかな高次の意識につながる予感>

・心の中の平安な世界の比重が少しずつ増幅されていき、感謝と豊かさを感じる度合いが増してきました。さらにそれを深めていくことが、今まで感じていなかった何か清らかな高次の意識につながるものであることも徐々にわかってきました。

<目に見えない世界と出会う>

・その右隣の小さな部屋で森さんと机を挟んでお話をいたします。森さんの後ろには、大日如来、薬師如来、不動明王、空海などの像が置かれています。森さんとお話をするとき、森さんはよく対面する私たちの後ろ右斜め上の方を向いてお答えになります。お聞きすると、弘法大師空海がそこにおられて、空海からのお言葉を来訪者に告げられるそうです。

 森さんは私に、

「私が答えているのではありません。空海様が言われることを、私が単にお伝えさせていただいているにすぎません」と言われます。森さんが来訪者にいつも大変謙虚にお答えになるのは、常に空海からいただいた言葉をそのまま伝達されるからだと思います。そのような意味で、私は、森心浄さんはいつも高いところにおられる霊能者のおひとりであると尊敬し、お言葉をお聞きしています。

・私が森心浄さんのところに行く目的は、単に仕事のことを聞くためだけではありません。森さんと相対してお話をしていると、話の内容に応じて、私に関連する色々なお方のお姿が現われ、ときには、その方々と森さんを通してお話をすることができるからです。

 その方々の姿は私には見えませんが、森さんはそのお姿を具体的に教えてくれます。日によって違いますが、その方々は、仏、空海、龍神、宇宙人、さまざまなご先祖などです。ときには、生きている知人たちまで出てこられます。

 

 後で述べますが、ご先祖で神武東征の頃、神武天皇に随伴された天道根命(あまのみちねのみこと)や、平安初期の紀夏井(きのなつい)や、戦国時代の小坂越中守宇などもよく出てこられます。時空次元を超えて、その方々と霊的につながっていることを確信させられ、大きな喜びを感じさせられます。

 人間はこの世にひとりで生きているのではない、家族や友人たちだけではなく、多くの霊的な関係の中で生きていることを確信させられます。読者の方々がこの書物を読み進めていくなかで、そのような世界を感じていただけるなら、とてもうれしく思います。

<日本人として深い喜びを味わう>

<皇室と日本>

・世界でもっとも古い歴史と伝統のあるこの日本という国家で生まれ、生かされていることに、私は無上の喜びを覚えます。皇室の存在に誇りをもち、感謝の気持ちでこの節を綴ることにしたいと思います。

<ある気功師との出会い>

・「一般にいわれる気功師は、気功師自身が自分の気を相手に出すので、何人もの人に長時間にわたって気功を施すことはできません。自分の気を外に出せば疲弊してしまって続けられなくなるのです。藤谷さんの気功は、まったく違うのです。自分から気を出すのではなくて、相手の悪い気を引き受けるのです」

<ビジネスの世界とは次元の異なる世界>

・それにしても、朝倉氏は古代のいわば神の世界の技術によって発明に取り組んでいるし、気功師の藤谷氏の気功も目に見えない神の手の世界に属しているのではないだろうか。それは、私がそれまで従事してきたビジネスの世界とは次元の異なる世界のことのようだが、二人が深いところで通じ合えば何か新しい動きが生まれるかもしれない、「二人を会わせてみよう」と思ったのです。そのことが、その後の私を人智を越えた思わぬ方向に誘導していくことになろうとは夢にも思いませんでいた。

<鋭い霊的感性を備えた人々>

・朝倉氏が5日の午後2時頃、新宿のホテルの藤谷氏の部屋に入ると、30代半ばくらいの中山良子さんという女性が藤谷氏の気功を受けていました。中山さんは、ある雑誌で藤谷氏のことを知り、その日が初めての訪問でした。朝倉氏が部屋に入ったときには、中山さんはベッドの上でのたうちまわりながら、藤谷氏の気功を受けていました。中山さんは気功を受ける前に、藤谷氏に真剣に言われたそうです。

「私の身体にはたくさんの恐ろしい魔物が取りついています。それらを取り除いてもらうために、今まで世界中の霊能者の治療を受けてきました。その人たちは全部で15人にのぼりますが、私を施療した後、みな命を落としています。藤谷先生は私にとって16人目の施療者ですが、私を施療したら死ぬかもしれませんよ。先生は死んでもよいですか」と有名無名の霊能者の名前をあげる中山さんに、藤谷氏は、「ああ、死んでもよいですよ。私は自分の信じる気功で死ぬなら気功師として本望です」と言って、どんどん引き受け気功を始められたそうです。

 2時間もの長時間の気功施療の結果、中山さんに憑依していたと思われる数限りない邪悪霊を藤谷氏は引き受け気功で吸い切ってしまったのことでした。さすがの中山さんも楽になって、本来の体調に戻ってきて身体を休めていたというのです。

<メッセンジャー中山良子さんとの出会い>

・皆は中山さんを囲むように座りました。藤谷氏の気功を受けて七転八倒の後、ようやく正常さを取り戻されたと聞いていましたので、その日の中山さんのはきはきとした様子には、私はむしろ意外な驚きさえ覚えました。

・私には初めての経験でよくわかりませんでしたが、中山さんは、「小坂さんは、アクエリアス、水瓶座に関連した人ですね。水を治めるお仕事に深い関わりがありますね」と言われ、しばらくすると自分も納得したように顔を縦に軽く振るようにして、「小坂さんは、アトランティスの時代に祈りの司祭をされていましたね」と言われました。私には初めて聞く言葉でした。

・中山さんは、瀧の下、池の中央、左側と指さしながら、赤、金、緑の三色の龍神が神々しい光を放って泳いでいると言うのです。私には何にも見えませんし、エネルギーも波動も感じません。いつも通り、色とりどりの美しい鯉たちと泡が見えるだけでした。

・「幣立神宮から来られた宇宙神三大龍王様方にご挨拶をいたしましょう。私たちは、メッセージを受けて、今日ここにご挨拶にきたのです」と、ようやく堕ちついてきた中山さんは私たちに言います。そして他の4人を誘うように、と言ってから、独り言のように、「東京、関東地方の地震、富士山の噴火など天変地異から日本が守られますようにお祈りしましょう。それに、三大龍王様が安んじられますようにお祈りしましょう」と告げました。

・聖イグナチオ教会へのゲートを入り、瑞々しい芝生の淵を通って、教会の右奥にある小さなザビエル聖堂の扉に向かおうとしたときです。

中山さんの仲間の女性が急にばったりと芝生の上に倒れこみました。中山さんが支えるようにその女性を上向きに抱きかかえました。

 私たちは驚いて二人のまわりを取り囲みましたが、彼女は意識を失ったような状態で、突然まったく不明の言葉を喋りだしたのです。とても初めてとはいえない明確な発生でリズミカルな美しい言葉を喋りだしたのです。

 中山さんの腕の中でしばらく喋っていましたが、やがてぐったりとして静かな息になりました。私は驚くというより、怖ろしさで身が震えるようでした。「どこの言葉なんでしょうか」と私が独り言のようにつぶやきますと、中山さんは、「ラテン語ですよ」とささやくように答えました。

・ザビエル聖堂を出た私たちは、前の芝生のそばで陶酔に似た心持ちで立ち話をしました。すると中山さんが、空を見上げて叫びました。

「UFOがたくさん来ていますよ。予言された通りに私たちの儀式を祝福してくれているのです」

<アクエリアス星人との出会い>

・そのようなことがあってから、朝倉氏の提案で、一度中山さんからリーディングを受けてみようということになり、その年の12月6日に都内のホテルで朝倉氏、浜田氏と私の三人が中山さんからリーディングを受けました。最初に私と向かい合わせに座った中山さんは、いきなり私の大学ノートに山の絵を描きました。さらにその山の上空に、5ミリ位の小さな二つの楕円の輪を左右並べるように描き加えました。

「これはロッキー山脈です。今この山の五百メートル上空にアクエリアスのUFOが2機浮かんでいます。それぞれ10メートルぐらいのUFOです」

 そう言って、その山の絵の下に、これらのUFOだと思われる大きさ直径5センチ位の円を描き、その中に二重の絵を描くように小さな円を描きました。そして、「このUFOの外側の第7オーラにはダウザーさんという宇宙人がおります。こちらのUFOの内側の第1オーラにはラリガーさんという宇宙人がおります。ダウザーさんはヒーリング・プロテクトの担当で、ラリガーさんは開発・発明の担当といわれています。

 この二人はアクエリアス星人の方々で、いつの小坂さんを護ってくれています。今ここに来てもらいますよ。小坂さん、ラウワー、ラウワー、と言ってください」と。私は、先日四谷の喫茶店で初めて会ったときに、中山さんから、私はアクエリアスに関係あると言われていましたが、アクエリアス星人が見護ってくれていると聞いて、さらに驚きました。

・私が言い終わるやいなや、中山さんは、「ほーら、お二人が来られました」と、私のそばに来ている二人を歓迎するようなしぐさで微笑んで対応されていました。私には何も見えません。中山さんだけは、二人の宇宙人とまるで親しい友人のように楽しげに対しています。中山さんのしぐさから、二人の宇宙人の身長は3、40センチ程度のようだと思いました。

「お二人は、大変喜んでおられますよ。ようやく小坂さんに知らせることができたと、とても喜んでおられますよ。これからは色々な面で小坂さんをサポートされるでしょう。私にはアンドロメダのお方がついてくれています。宇宙人は瞬時にトランスポートされます。エネルギー体と言おうか、光体とも言える存在です。

 これからは、ダウザーさん、ラリガーさんに何かをお願いしたいときには、ラウワー、ラウワーと唱えて、小坂さんのところに来ていただきなさい」

・中山さんが私の遠い過去のことを話しだされました。私のノートに殴り書きするように色々な絵やマークを書きながら話されますが、とても早口でした。後でそのノートのコピーを見ますと、アトランティス、シリウス、プレアデス、エジプト、ピラミッド、スフィンクス、エーゲ海、ミノス、クレタ、ミュー、反重力、アンモナイト、キリスト、仏陀などの単語や、六芒星のマークなどが多くの絵とともに、乱雑に書かれています。数頁にわたって書かれていて、おそらく朝倉氏と浜田氏二人に関することも含まれているようでした。

<貴嶺宮での儀式と二機のUFO>

・境内の由緒書きによりますと、貴嶺宮は山蔭神道の本宮であり、天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)の造化三神を主祭神として、天照大神、大己貴神、少彦名神が祀られています。

・中山さんのメッセージにあったように、その神殿の御前で宇宙神三大龍王は九頭龍大神を通して藤谷氏にご褒美を与えられる。そのために、宇宙神三大龍王の使者として九頭龍大神が貴嶺宮の神殿に飛来するといいます。朝倉氏がその儀式の進行役を務めるようでした。

・朝倉氏の朗々とした大祝詞が響きました。実は、朝倉氏は発明家であると同時に、由緒ある神社の神職の家柄であり、天児屋命(あまのこやねのみこと)がご先祖に当たると聞いています。

<宇宙人の愛>

<宇宙の星々と宇宙人>

<地球と人類の誕生>

・NASAの研究によると、宇宙の誕生は137億年前であり、地球の誕生は45億年前だそうです。人類の最古の土器の一つといわれる縄文土器が焼かれたのが約1万5千年前のことであり、人類最古のシュメール文明は約6千年前に始まっています。地球上での人類の文明の歴史はたかだかその程度のものです。そして人類が宇宙への進出を始めたのが20世紀後半です。

 ということは、人類の知恵の発展は現代に近いほど猛烈なスピ―ドで進んでいることになると思います。地球45億年の歴史の中で、わずか数千年間に、原始社会を生きていた人類が宇宙進出の技術を持ちえたという進化のスピ―ドに驚きを禁じ得ません。

<神話が物語るもの>

・世界には多くの宇宙人に関わる伝説や神話があります。シュメール王国の神話や、旧約聖書のエゼキエル書などは良い例でしょう。人類は早くから、優れた文明をもつ宇宙人との接触を続けてきたと考えられます。当時の人類の科学レベルから見て、宇宙人たちはあまりにもかけ離れた高次の存在であったので、神話では神と崇めて記録されたのでしょう。

<見えない宇宙人>

・私は普通の肉眼しか持っていないので、宇宙人を見ることはできません。宇宙人が私に自分の姿を見せようとしないかぎり、私は、彼らが私のそばにいても感知できないのです。しかし、私の複数人の友人たちには宇宙人が見えるようです。そのなかの一人である中山さんは、宇宙人が見え、宇宙人と話をし、宇宙人と私の間に入って通訳をし、宇宙人に関係する数々の事象を教えてくれました。ときには、私たちが宇宙人を見えるようにガイドしてくれました。

<宇宙人が見せてくれたもの>

<ダウザーさん、ラリガーさんの役割>

・中山さんは、ダウザーさん、ラリガーさんという二人のアクエリアス星人について教えてくれました。それによれば、ダウザーさんはヒーリング・プロテクトの担当として、ラリガーさんは発明・開発の担当として、絶えず私を見守ってくれています。私が「ラウワー、ラウワー」と呼べば、二人が私のところに来てくれます。彼らは、私たち地球人に比べはるかに高い知的能力と文明を持ち、地球を守ろうとしてくれています。

<宇宙人(ダウザーさんたち)が写真を撮らせてくれる>

・2005年1月のことです。中山さんからメールが送らてきました。「上智大で小坂さんたちと撮っていただいたときの写真に、宇宙人(ダウザーさん)が浮き出てきましたので送ります」と3枚の写真が添付されていました。

<宇宙人は地球を守ってくれている>

<宇宙人との交流>

・また、ある日はこう言われました。

「ダウザーさんは地球の火山活動やプレートを守るためにずっと地下に潜りっぱなしでした。また、原子力発電の事故で大災害を受けるところを守ってくれましたが、三大龍王様やワッシイ様(龍神)も一緒に守ってくださいました」

また、別の日には、

「今、釈迦の霊泉に来ておられる宇宙人地球地殻補強チームへのお礼とお祈りをしておりました。すごい多くの宇宙人の方々が、地上部隊、地下部隊、海底部隊、マントル部隊に分かれて、地球の地殻構造を強化されています。地球がSOSを発すると、宇宙から神々が、宇宙人が、龍神が群馬の釈迦の霊泉に降りてこられます」

<アクエリアスの宇宙人の役割>

・あるとき、中山さんからこんな電話がありました。

「ものすごい多くの小さなアクエリアスの宇宙人たちが、大きな宇宙船に乗って来られました。自分たちを『地球治療チーム』と呼んでおられます。この方たちは、地中に入って地殻の整備をされています。大きな地震を避けるために来られているのです」

「小さな宇宙人と言われていますが、どのくらい小さな方々ですか」

「10センチか、20センチくらいの方々です」

・森さんは、挨拶を交わすとすぐに私に、こう言われました。

「先週、紀尾井町のホテルニューオータニの部屋で寝ていましたら、ふと肩を叩かれて目が覚めました。周囲をよく見ると、たくさんの小さな宇宙人たちが一生懸命地底の割れ目のような場所を補強されているようでした。『何をされているのですか』と聞きますと、『東京の地盤を補強しています』と言うのです」

 その話をお聞きしたとき、私は、それらの宇宙人は中山さんが言っていた地球医療チームの宇宙人と同じ方々であり、森さんにも姿を見せておられるのだと直感しました。

<私を取り囲むさまざまな顔や形の宇宙人>

・それから数週間して私が宝樹院を訪ね、いつも森さんの居られる拝殿の襖を開けますと、森さんは驚いたように、

「小坂さん、今日は多くの小さな宇宙人が宇宙船から出てこられましたよ。小坂さんと一緒ですよ。小坂さんはその方々に囲まれていますよ」と言われました。そのようなことがあって、私はダウザーさんやラリガーさんだけでなく、多くの小さなアクエリアス星人たちが他の異星人たちとともに、地球の地殻、特に日本の地殻変動を避けるために色々な仕事をされていることに確信を深めました。

・「今、たくさんの宇宙人の方々がここに来られていますよ。本当に多くの宇宙人の方々です」

「ダウザーさんですか、ラリガーさんですか。それとも、地球治療チームの小さな多くの方々ですか」

「いいえ、そのお方々だけではありません。この部屋一杯に、三角のお顔の人、四角いお顔の人、長細いお顔の人、大きな方、小さな方など、本当に色々な宇宙人の方々でいっぱいです」

 森さんは、自分の顔を多種多彩の宇宙人の顔のように手でゆがめて説明されました。

「今までは、小坂さんのところにくる宇宙人は、一人か二人、あるいは小さな方々だけでしたが、今日は違います。本当に多くの色々な宇宙人の方々が揃って集まってこられています。この方々が小坂さんを応援すると言っておられますよ」

 私が驚いて、

「森さん、その方々にお伝えください。私は毎朝、ご神仏と一緒に宇宙人の方々を崇拝し、心から感謝の祈りを捧げています。その祈りは聞いてくださっているですね」と尋ねると、「そうです。皆様方はかしこまって、ありがとうと頭を下げておられますよ」と言われます。

 そのような多くの宇宙人も、私が森さんのころから帰るとき、揃って大きな宇宙船に乗り、その場を立ち去って行かれるようです。

<私の健康を気遣う宇宙人>

<私の使命の重さを気づかされる>

・ある日、この書物の原稿をプリントアウトし、3冊にまとめて宝樹院に持参したことがあります。3冊の分厚い原稿を森さんと私の間に置きますと、「今日は宇宙人がお一人来られていますよ」と森さんに言われます。「それはダウザーさんですか。それともラリガーさんですか」「ラリガーさんとおっしゃっていますよ。今、ラリガーさんが本を手に取って見ておられますよ」

 

<宇宙人(ダウザーさん)に体内検査をしてもらう>

・私は、毎年熊本の胃腸科病院で内視鏡の検査を受けていましたが、しばらく行かない年が続きました。中山さんと話をしているときに、ふと「明日胃腸の内視鏡検査を受けようと思っています。久しぶりですので、ちょっと不安です」と言うと、中山さんは、

「小坂さん、大丈夫ですよ。先日ダウザーさんが小坂さんの口から体内に入って、全部検査をされていましたから」と言うのです。ダウザーさんはヒーリングの担当として、おそらく私が検査を受ける前に、前もって私の体調を見せてくれていたのだと思いました。検査の結果は、小さな良性のポリープがあっただけでした。

<大坂大空襲では疎開、熊本地震では不在>

・2016年4月14日と16日に震度7を超す激震が熊本を襲いました。その数日前、ドイツの顧問会社の副社長が急遽来日することになり、私は4月13日に熊本を出て大阪に宿泊し、本震の16日にはドイツ人と伊勢の宿屋に宿泊していました。

 本震の際には息子から電話でたたき起こされました。家族をはじめ、熊本の人々にすまないという気持ちが溢れました。そのとき、ふと思い出しました。1945年6月の大阪大空襲の際、家族が雨あられのごとく落下してくる焼夷弾の中を逃げまどっているときに、私は何も知らずに集団疎開で四国にいました。1991年9月16日の台風19号が熊本を襲ったときも出張で大阪にいました。私はなぜそこにいなかったのかと考えざるを得ませんでした。

<捻挫骨折のヒーリングを宇宙人(ダウザーさん)から受ける>

・森さんとお話するときは、私には見えませんが、いつもどなたかが私の横に来られていますので、いつも私の方からお尋ねします。

「今日は、どなたが来ておられるのですか」

「宇宙人のお方が一人で来ておられますよ」

「ヒーリング担当のダウザーさんでしょう」

「そうだと言われています。今回の怪我を心配されています。今回は回復がとても早かったでしょう。ダウザーさんがとても心配して、痛みも和らげてくださっているようですよ」

 私も医者が驚くほど早く良くなっていますので、きっとどなたか見守っていてくださっているに違いないと思っていました。それで、すぐにお礼を言いました。

<宇宙人からのメッセージ>

・ある年には、ひと月ぐらいにわたって「ダウザーさんからのメッセージです」と、中山さんから多くのメッセージが文章で毎日、私の携帯電話に送られてきました。

◉旅路は、さまざまな助けがなければ、あなたは進むことができなかったであろう。この先多くの人の心に触れ、温かさを知る。自分の存在意義は他人によりつくられる。そして、あなたの旅は続く。

◉愛や歓びや幸せなどの積極的なエネルギーに集中しなさい。そして、あなたが想い浮かべる人々を守るために、あなたのハートが放出する温かさを感じなさい。

◉目の前のものに囚われてはいけない。あなたが望むものは近くにはない。もっと先にある。目の前にあるのは幻想。見えているものだけが真実ではない。心の目を開きなさい。物事の本質を捉える第三の目で、すべてを見通すのだ。すべてのしがらみから、あなた方は解き放たれるだろう。

◉神はすべてのものを天秤にかけるだろう。選ばれた人間は自分の価値を知り、存在意義を見出す。エネルギーは神から分配され、あなたの下に人間はいなく、また、あなたの上にも人間はいない。あなたは神のフィールドと繋がっている。

◉あなたはやがてたどり着くだろう。栄光に満ち溢れた大地に。何が正しくて何が間違っているのか、真偽を知り、物事の本質を見つめるようになるだろう。肉体に力が漲り、あなたはやがてたどり着く。すべての障害を乗り越えていけるようになるだろう。

<宇宙人の述べる私の過去世と今世の使命>

<私が欲して私の両親を選んで生まれてきた>

・私の過去世の遍歴をここに具体的に記述することはできませんが、先述しましたように、私の魂は今世で定められたある家系に生まれてくることを自分で断って、一般の人間の生き様や心を学ぼうと決め、両親を選んで小坂家に生まれてきたとのことです。ダウザーさん、ラリガーさんたちは、あえて一般の人間として生き方を学ぶことを選択して生まれてきた私の勇気を讃え、私を守ってくれているとのことでした。

<神とは何か、宗教とは何か>

・ダウザーさん、ラリガーさんが中山さんを通して、数年にわたって私に諭すように語りかけてきたことがあります。それは、人間の作り上げた宗教のことです。神とは何か、宗教とは何かについてです。重複を顧みず、ここではそのまま記述いたします。

・「五色山での釈迦の祭典での瑞祥の中にあって、小坂さんは覚醒されたはずです。現在人間を支配している宗教やその神々とは違う存在を。人間が作りあげた神々の上を越えて、神々のリーダーシップをとってください。さまざまな国の人々に伝えてください」

「知識で神を知ることはできません。神を見、知った人しか神とは何かを語る権限はありません。小坂さんは、人類始まって以来初めて神を見た生き証人です。ですから、語る権限があります。神から認められたのですから。その真実を純粋に縁のある方々に広めていかねばなりません。宗教という洗脳や支配から解放され、本当の神は人間によって作られた概念の神ではないということを教えてあげてください」

「小坂さんは、人間と言うカテゴリーの概念をなくしてください。動植物も一緒の生命体だと、魂には人間も動植物も変わりがないと、人類は霊長類の最高ではないと知ってください。魂のレベルには差がありませんが、今人間は落ちて最低になっています。人間も地球も宇宙も忘れて、初元の光だけ思ってください。きっと変わりはじめますから」

「現在の人間は作られた神に支配されています。

 太古の人類は、地球ではない故郷の生命体と通じ合いながら感性で真の知識を得ていました。最初の神々を感性で見た古代の人々が伝えた神々の姿を、人類の意識や思考や言語が発達していくなかで、人間は切り離し、見失ってしまい、イマジネーションで神々を思うようになりました」

・「私たちの本来のミッションは明るく天真爛漫に生きることです。そうして地上では太陽の役目をいたします。発信は心ですが、明るい心と精神の周波数は、いつしか人々や地球や地球以外にも影響を与えます。それは波紋のように宇宙に広がっていきます。人類の可能性を信じて生きていきたいと思います。

<宇宙人との楽しい遊び>

・ある日、中山さんが電話で「ダウザーさんに赤ちゃんが生まれました。ダウザーさんはお父さんになって、とても赤ちゃんを可愛がっておられますよ」と新しいダウザーさんの家庭を説明しはじめました。その後も人間と比べて、とても成長の早い赤ちゃんの状態を知らせてくれるのでした。さらに赤ちゃんの誕生に関連して、

「ダウザーさんらの宇宙人のセックスはとてもきれいですよ。セックスをされると、パァッと美しく光るのです。私たち人間とはちがうのです」と、まるでダウザーさん方が暗い空間に居住しているかのように、宇宙人のなりわいを語ったことがあります。

<宇宙人の写真を撮らせてくれる>

・「写っていますよ。たくさんの宇宙人が、龍神様と一緒に写っています。宇宙人の写真を撮らせていただくなんて凄いことです。何処におられるのかを絵に書いて送り返しますから、後で見てください」

<宇宙神サナトクマラとの因縁>

・中山さんの勧めで、福岡の女性にリーディングを受けたことがありました。両国のスピコンの会場で紹介された方です。

「小坂さん、鞍馬寺でお祈りをされましたね。鞍馬にはサナト・クマラが祀られていることはご存知でしょう。護法魔王尊として祀られています。小坂さんは昔、何度もサナト・クマラと金星に行かれましたね」

 彼女は私が鞍馬寺で大切なお祈りをさせられたことを言い当てて、宇宙神サナト・クマラとの因縁を話されたのです。

・宇宙には、そして地球にも多くの宇宙人がいると思います。たとえば、ダウザーさん、ラリガーさん、地球治療チームなどのアクエリアスの宇宙人の皆さん……私が気づいていなくて私を応援してくれている宇宙人もいると思います。

 ホテルニューオータニのガーデンレストランで中山さんたちと一緒に見せていただいた2機のUFOの美しい飛翔の姿、五色山で見せていただいたアンドロメダ、アクエリアスの何千何万の宇宙人の方々のUFOのオンパレード、ホテルニューオータニの日本庭園で写真を撮らせてくれた小さな宇宙人の方々、そしてザビエル聖堂で撮った中山さんの写真に浮かび上がった宇宙人の姿。これらの方々は極めて崇高で、ご神仏、龍神、ご先祖の方々と共に、大宇宙に遍満する高貴で精妙なエネルギー体として存在され、私たちをいつも守護されています。そう思うと、深い感謝の念が湧き出てまいります。

<太陽の写真に映るUFOの母船らしき姿>

・その後、あちこちへ出張したときに、その場所、その場所で太陽を撮るようになりました。驚いたことは、その棒状の光体が上下二本に重なっていることがあります。色々な人に見てもらいましたが、宇宙船だとか、宇宙母艦と言う人もいます。いずれにせよ、その不思議な美しさ、神々しさを否定する人はいないようですので、いつかそれらの写真集を出してみたいと思っています。

<宇宙人たちが手を差し伸べてくれている>

・人類は昔から戦争の歴史を歩んできました。宗教、イデオロギー、民族意識、国家意識、人種差別、あるいは戦争策略者の陰謀などの理由により、いかに多くの戦争がなされ、不幸な歴史がくり返されてきたことでしょう。人類の悲しい性ともいえるでしょう。しかし、ようやく人類はそのことに気づき始めてきたように思えます。

 私は、宇宙人たちが、そのような人類の性に思いをいたし、地球人類の平和達成のために、一つの例として、五色山での人類始まって以来の宇宙規模の瑞祥を私たちに見せてくれたのだと思っています。それによって、宗教の縄張りを越えて達成された日本の神仏習合の意義がいかに大切であるかを示してくれたのだとも考えています。

 今こそ、地球人類の悲劇を避け、地球再生のために、多くの宇宙人たちが手を差し伸べてくれていることを知るべきであると思います。世界のあちこちで騒がれているような物理的な形ののUFOの出現を追い求めるだけでなく、人類よりはるかに崇高な高次の知識を持ち、地球を救おうとしている多くの宇宙人たちと手を携えるべきではないでしょうか。

<紀夏井(きのなつい)のこと>

<最終節を書き終えて>

<「衣履、疎幣」の人、紀夏井>

・夏井は、儒学の教養はもとより、仏理にも詳しく、律令にも明るい能吏として名声を高めていました。読書に優れ、小野篁と並ぶ書聖と呼ばれ、囲碁、筮竹などの雑芸までも人並みはずれた才能を示す、いわば万能の人であったようです。文徳天皇のそばで、清爽な文人官僚としてその才能を豊かに開花し、色々な重責を兼任させられました。

<藤原氏と紀氏をめぐる政争>

・しかるに、858年8月、長年にわたって、きわめて親しい御関係にあった文徳天皇が突然発病し、4日目に32歳で冷然院で崩ぜられました。謎の多い死であったともいわれています。

 世継ぎを誰にするかということで、藤原家と紀家との間で東宮争いが熾烈を極めました。

<宇宙人の愛>

・最後の頁を書き終えた日の夜、自分の体内に愉悦の神秘現象が起こりました。調べてみましたら、愉悦の祝福を与えてくれたのは、菅原道真とも親交が深く、三大実録に日本史上最高の品性高潔な文人官僚と記されている平安初期の紀夏井であることがわかりました。紀夏井であることがわかりました。紀夏井は私の先祖にあたり、弟であった行教、益信も時代を代表する律僧で、三兄弟がそろって平安初期時代の安寧のために尽力されました。

・この物語は、神仏、龍神、宇宙人、紀夏井の同時代の空海が、中山良子さんというスピリチュアリストを通して降ろしてくるメッセージを、私たちが実行していく物語として綴られています。

 総じて、日本人民族が、二千年という長い年月を、万世一系の天皇家の権威と加護のもとで平和に歩んで来られたことは、国民としてこの上ない栄誉なことです。この歴史的事実は、日本国と日本人の霊性の高さを証明していると思います。歴代天皇のこの上ない清浄な祈りのもとに、高い知性の民たちが寄り添い、多くの目に見えない高次の存在の方々のまもりのもとに、今の日本が創りあげられてきていると思います。世界の歴史で、このような民族と国家は他に存在していません。

・私はあえて宇宙人と言いましたが、「宇宙人」は、これから人類が真剣に関わっていかなければならない対象であると思います。彼らは人間とは生きる次元が違うので、普段の交流は難しいと思われますが、人間に対して、彼らについての正しい認識を持ってほしいと希望していると思います。本書の「宇宙人の愛」で書いていますように、宇宙人たちが私たち地球人に与えてくれるメッセージの何と高貴なことか、私たちは襟を正して拝聴するべきと思います。

・「祈りについて」で述べていますように、私たち一人ひとりの命は、過去、現在、未来の三世にわたって高邁なる存在と繋がっており、私たちの命から発信される祈りの波動は、宇宙に輪を広げていき、目に見えない高次の存在の意識を響き合って、目に見える世界の事象として顕われてくるのではないでしょうか。私たちの祈りの波動が高くて浄らかであればあるほど、返ってくる波動も浄らかなものであるのではないでしょうか。

 普通の人生を歩んできた私が、中年期を過ぎて、突然、白羽の矢が立てられて、目に見えない力にいざなわれながら不思議な体験をさせられ、その体験記を世の人々に知らせる役目を与えられました。この作品を世に出すことによって、その任務に応えられることを望みます。

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