それはあたかも私たちのことを調べているかのようでした。とても巨大な飛行物体でした。少なくともフットボール場くらいの長さはありました。(1)

『「youは」宇宙人に遭っています』

スターマンとコンタクティの実験実録

アーディ・S・クラーク 明窓出版   2013/10/1

<「我々の祖先は宇宙から来た」――太古からの伝承を受け継いできた北米インディアンたちは実は現在も地球外生命体との接触を続けていた。>

・私が「スターピープル」のことを始めて知ったのは、祖母が私たちの部族に古くからある伝説について語ってくれたときでした。子供のころの私にとって、アメリカの先住民族たちがその起源をプレアデスの星々に持つという説話の数々は、もうひとつの現実として自然に存在していました。

 ――ときどき人々の暮らしの中に中に紛れ込んでくる小人たちのお話、そして地球にいるさまざまな部族の先住民たちの中に脈々と受け継がれているスターピープルの遺伝子の恩寵を伝える魅惑の物語など、天空から舞い降りてきてインディアンの人々と共に過ごしたスタートラベラーたちの伝承は、やがて私の意識の奥深くに根付いていって、心の遺産のひとつとなりました。

・一例を挙げれば、一般社会の見方である“異星人(エイリアン)”や“地球外生命体”とは違った北米インディアン的な見地によるスターピープルという呼称も受け入れることでした。

・北米インディアンについて理解しておくべきもうひとつの大切な点は、彼らは総じてプライバシーを重んじ、世間の注目を浴びることや有名になることを避けようとする傾向があるということです。そして彼らにとってそれ以上に重要なのは、自分たちの部族と保留区を部外者から守ることなのです。UFOやスターピープルの話題は好奇心に駆られた多くの人々を招き寄せる恐れがあり、そういう事態は避けたいと部族民は思っているのです。加えて、仕事を持っている大多数の証言者たちは自身の体験を公表することで職を失うのではないかと不安を口にしていました。そのため、彼らの身分を守るために氏名と住所を架空のものに代えることがインタビューの条件となりました。

<失われた時間>

“失われた時間(ミッシング・タイム)” とは、異星人による誘拐(アブダクション)やUFOとの接近遭遇と一緒に報告されている状況もしくは状態で、基本的に、何かが起きていたにもかかわらず、なかなか思い出せない空白の時間を指します。

<サラとティムの体験>

・「そのうちに、それはただの光ではないことに気づきました。そこにあったのは大きな円筒形のプロパンガスのタンクのような形をした物体でした。それは私たちの車の上空をきれいな円を描いて一周しました。それはあたかも私たちのことを調べているかのようでした。とても巨大な飛行物体でした。少なくともフットボール場くらいの長さはありました」

<すべてはロズウェル以前に始まっていた>

・太古の宇宙飛行士の存在を唱える人たちは、スターピープルは世の始めから地球を訪れていたと主張しています。その根拠として彼らはよく北米インディアンとスターピープルの交流の伝承を引き合いに出します。北米にはその他にも数多くのUFO目撃や墜落事件、そして地球外生命体との遭遇体験などが冒険家、カウボーイ、軍人、炭鉱夫などによって報告されています。

・19世紀末からの出来事は、ラムリー氏のものだけではありません。たとえばテキサス州のオーロラという町の住民たちによれば、1897年に町の真ん中に墜落した宇宙船に乗っていた異星人の葬儀が地元で催されたといいます。またアリゾナ州ツームストーンの新聞の保存記録には、カウボーイが空を飛ぶ金属的な巨大な鳥に発砲したことが日付入りで載っています。さらに1896年11月18日の夜には、カリフォルニア州ストックトン市の上空3百メートルのところを浮遊する壮大な飛行物体を何百人もの人々が目撃しています。その翌日の晩、ストックトンの市況を越えた辺りにある野原で、巨大な金属製の飛行船が着陸しているのをH・G・ショー大佐と2人の友人が見つけました。それは円筒形をしていて、長さは45メートルほど、直径は8メートル近くあり、そこに短い白髪をした背の高い細身の男性3人がいて、大佐たちを誘拐して船内に連れ込もうとしたといいます。それから数週間のあいだ、数え切れないほどの奇妙な飛行船が西海岸じゅうで目撃され、その範囲はカナダ西部まで及び、さらには内陸のネブラスカ州にまで広がりました。

・20世紀に入っても、空飛ぶ円盤や飛行船の目撃は続きました。1909年、メキシコの盗賊を南西部で追跡していた騎兵隊の一団がある洞窟に出くわしました。それは土地勘のある彼らにとっても初めて見るものでした。

内部に入ってみると、そこには馬蹄形をした何機かの金属的な飛行物体と、おそらく地球外生命体と思われる少数の“小さな灰色の悪魔たち”の集団があったのです。それらの両方を見て驚く馬たちとともに、騎兵隊は洞窟から退散しました。翌日に同じ場所に戻ってみると、洞窟は消え去っていて、宇宙船と異星人たちの姿もどこにも見当たりませんでした。

<ハリソンの体験>

・「私の祖父は1945年の夏に、私を宇宙船のある場所に連れていってくれたんだ」その祖父から彼が相続した牧場に向かう車の中でハリソンは私に語り始めました。

・「宇宙船が墜落したのはここの敷地内だとおっしゃっていましたっけ?」

「うん。実際に私はそれを見たんだ。そして乗ってもみた。それは細長い円筒形で、長さは18メートルほど、幅は9メートルくらいあった」

・「そこには他の惑星から来た者たちがいた。祖父の話では、彼らは墜落死を免れて、そこから救出されるまで船内で5ヵ月あまりにも生き延びていたというんだ」

・「彼は狩に出かけて、食べ物を持っていったそうだけど、彼らは肉を食べないと言ったらしいよ」

「彼らはどんな人たちだったかおっしゃっていましたか?」

「彼より背の高い白人だったらしい」彼は一瞬だけ間をおいてから言葉をつづけました。

「祖父の身長は180センチを超えていたから、もし彼よりずっと高かったとすれば2メートルを超えていたんだろうね。祖父によれば彼らの肌はとても白くて、ほとんど中身が透けて見えるようだったらしい。祖父はどういう意味でのそう表現したのかよく分からないけど、皮膚が薄かったってことだけは確かさ」そう言いながらハリソンは、自分と私の手を順に見て言いました。

「彼らは細く長い指をしていて、それは地球人のものよりもずっと長かったらしい。髪の色は白く、太陽に照らされると、まるで後光が差したように見えて、ときどき彼らは聖書に載っている天使の肖像のように見えたと祖父は言っていたよ。でも法衣は身に着けていなかったけどね。そらから目もそうだった。光の差し具合によって瞳の色彩が変わったと言っていた」

「それは興味深い特徴ですね。彼らの容貌について何か他に変わったところがあったとおっしゃっていませんでしたか?」

「彼らはみな親族どうしみたいに見えたと言っていたな。兄弟か従兄弟の関係かもしれないと祖父は思ったらしい。誰もがとても似通っていたので、なかなか見分けられなかったそうだ。年齢は分からないけれど、みんな同じくらいに見えたと言っていたよ。中には髪が長めの者たちもいて、それが唯一の目立った違いだったらしい」

「彼らはみな男性だとおじいさんは思ったようですね」

「そう考えてよかったんじゃないかと思うよ。祖父はとくに関心があってね。彼らは薄緑色のつなぎ服に身を包んでいたそうだよ。何度か彼らが歩いて川を渡っていたとき、そばに寄っていって服を見たら乾いたままだったらしい。自分もあんな服がほしいなあって祖父は言っていたよ」そう笑いながら話すハリソンはおじいさんのことを思い出していたようでした。

・「スターピープルは全部で14人だったんだ。墜落の際に死んでしまった者がいたのかどうか祖父は何も知らなかったけど、私が夏にここに来たときに、宇宙船の中に入ってみたんだ。そこには17個の座席があったよ」

・「祖父はスターピープルが石や植物を採集しているのをよく見かけたと言っていたよ。最初に彼らが祖父の姿を見たとき、目の前から消えてしまったんだ」

「消えてしまった?」

「そう。消えたんだよ。祖父はそれをどう説明していいのかまったく分からなかったけれど、自分にもそんな能力があったらいいなと思っていたよ」ハリソンは笑いながら答えました。

・「彼らは11月末から4月までここにいたそうだよ。祖父によれば、1945年の4月17日に別の宇宙船が現れて、それ以来、彼らの姿を見ることは二度となかったらしい。彼らが救助の宇宙船を待っていたことを祖父は知っていたから、その時が来るのは予期していたんだ。彼が言うには、墜落した宇宙船は地球を探査している4機のうちの一つで、地球を周回している大型の宇宙船から降ろされたそうだよ」

・「彼らの宇宙船はただの機械ではないんだ。祖父が言うには、それは形を変えたり、また元通りに戻したりできるらしい」

・「おうし座だと彼らが言ったのですか?」私の問いにハリソンは首を振りました。

・彼は地球とは違った場所を映し出した光る画面のことを言っていたんだ。それはサウスダコタ州のバッドランド(渓谷状の荒地)を彼に思い起こさせたけれど、草木は生えていなかったらしい。彼らの住まいは地下にあったんだ。

・「言い忘れていたよ。祖父はスターピープルはプレアデスから来たと言っていたんだ。ただ彼らは別の名称で呼んでいたらしいけどね」

<ルーサーの体験

・「驚いて周囲を見渡したときにそれがあったのさ。どでかい物体が切り立った丘を越えて敷地の北のほうへやってきたんだ。それはゆっくりと近づいてきた。戦艦ぐらいの大きさだったな」

「戦艦と同じくらい大きかったということですか?」

「うん。戦艦のサイズは知ってたんだ。俺は戦場で実物を見たからね。その物体は底全体が明るく光っていた。音はまったくしなかった」

・「部屋は暗かったけど外から差し込んでいた光で背丈は分かったよ。170センチか少し高いくらいだった。明るい色のユニフォームに身を包んでいて、外の宇宙船の光が当たると、きらめいていたよ。俺が後ずさりをしはじめると、彼らは俺を傷つけるつもりはないと言ってきた」

<彼らは我々の中にいる>

・これまでさまざまな情報筋が、人間のような姿をした異星人たちが地球を訪れていて、人間社会に紛れ込んで現在も大都市圏で暮らしていると伝えてきています。そして軍部や政府当局は異星人たちの存在については百も承知であるというのです。地球の人々の中で生活している地球外生命体についての本を世界で最初に書いたジョージ・アダムスキー氏は、彼の著書『宇宙船の中へ』において自身のコンタクト体験を記しています。世間一般からはペテン師として相手にされてはいないものの、アダムスキー氏によれば、スターピープルは地球人にそっくりなので、それと気づかれることなく私たちの身近で暮らしていて、彼らは仕事を持ち、車を運転するなどして、人間の社会にたやすく溶け込んでいるといいます。より最近では、1963年から1967年の間、NATOの最高司令部の運用指令センターに勤め、最高機密の情報に触れる立場にあったロバート・ディーン上級曹長が、タイプの異なった4種類の地球外生命体のグループが地球を訪れているというNASAの極秘調査の文書を目にしたと主張しています。

・異星人による誘拐、つまりアブダクション現象について30年以上にわたって研究を続けているテンプル大学の史学教授デビッド・ジェイコブ氏は、誘拐の目的は異星人と人間のハイブリッド(交配種)を誕生させることにあり、現在ハイブリッドたちは人間社会に潜入し始めているとの見解を示しています。

<リーランドの体験>

・「あそこに彼らは降ろしていくんだよ。連中は夜中にやってきて、野原の上で宇宙船を滞空させるんだ。するとそこから車が出てきて、地面に向けて降ろされていくんだ。車内には多くの者が詰め込まれていて、そのまま宇宙船は去っていき、翌日の夜に車が戻ってくるんだが、そこには運転手だけが乗っているんだ。そして宇宙船が車ごと引っ張り挙げて格納すると、また飛び去っていくのさ」

<スタートラベラー>

・スターピープルとのコンタクト体験を持ったという人の中には、地球上で接触したり、宇宙船内に連れ去られたりしたのではなく、相手からの誘いに喜んで応じて一緒に宇宙を巡る旅をしたという人たちもいます。そのような人たちの話では大抵の場合、地球外生命体からある種のメッセージや警告を与えられたり、あるいは深慮な叡智を少しばかり授かったりしてきています。彼らのコンタクトはしばしば継続的なものとなっていますが、中にはわずか一度だけの遭遇であったという人もいます。

<ビリーの体験>

・「ブラックエルクはUFOに遭遇したときに手にした小石を生涯手放さずに持ち歩いていたって君は知ってたかい?」その彼の質問は予期せぬもので、私はいささか驚いてしまいました。私はウォレス・ブラック・エルクについての本を以前に呼んでいたことを覚えていました。レコタ族の長老であり、オグララ・スー族の精神的指導者であった彼は、ジョン・G・ナイハルト氏によって著された『ブラック・エルクは語る』

という本で有名になった人でした。本ではインディアンの呪術医の歴史とともに、彼自身による地球内部や他の世界への旅行についても書かれてあります。さらに自らが授かったヴィジョン(幻視)について語った言葉も紹介されていて、そこで彼は地球とそこに住む人類の精神的な代表者である“6番目の父祖”としての自身の姿も見ています。

・「ブラック・エルクはスターピープルは何十万年も前にシリウスとプレアデスから地球にやってきたと信じていて、彼らのことを人類の祖先と呼んでいたんだ」

「私の祖母も同じことを言っていたわ。彼女は私たちの先祖は他の星々からやってきたと信じていたの」

・「あなたは、スターピープルがすべてのインディアンたちを別の世界に連れて行くって言っていたけど、その新しい惑星はどんなところなの?」

「僕はそこを見てきたんだ。そこは母なる地球そのものだった――でも太古の時代の母なる地球なんだ。野生の生き物たち、果物を実らせた木々、澄んだ小川、そして緑の生い茂った山々、それに花々が一面に咲き誇る野原があったよ」

「あなたをその旅に誘ってくれた異星人たちはどんな容貌だったの?」

「君や僕のような人たちだよ。彼らはずっと昔にこの地にやってきた僕たちの兄弟姉妹たちだったんだ。彼らはこの惑星で暮らし始めて、そしてある時点で、当初のスぺ―ストラベラーたちはここを去っていったんだ。彼らはまもなく戻ってくるけど、今回は我々がここから離れるのを手伝うためにやってくるんだ」

<退役軍人たちの第一種接近遭遇>

・また、アポロ計画のあいだNASAの月試料研究所でデータおよび写真の管理部門の主任を務めてきたケン・ジョンストン氏は、2011年11月に月面にある異星人の都市と見られるものに関する情報を公表した後に解雇されてしまいました。

この章でご紹介する3名の男性たちは別々の部族の出身ですが、同じ米国空軍基地に配属されて、その敷地内でUFOに遭遇しました。しかしその何時間か後に3人とも国内の別の基地にばらばらに移動させられてしまいます。

<アーランの体験>

・「そして深夜2時になったころ宇宙船が現れたんだ。それは基地の上空に、ゆうに30分は滞空し続けていたよ。船体にはいくつかの窓があって、人影が見えたんだ。誰かが船内を動き回っている感じがした。我々はライフルを構えて射撃姿勢を取ったままその場に立っていたんだ。発射命令は最後まで出されなかったけどね。そのUFOはただ浮かんだままで、まったく動かず、少しも音を立てていなかった。そのとき間抜けな兵士がひとりで隊列から飛び出して、頭上にライフルを振りかざして何やら叫び声をあげながら宇宙船のほうへ駆け出していったんだ。すると一条の光線が宇宙船から放たれて、彼の体がピタリとその場に凍りついたように止まり、光線が引いていくとともに彼は前のめりになって地面に倒れ込んだんだ。その数秒後に宇宙船は飛び去っていってしまったよ。その2時間後、兵士全員が召喚されて、さっきの出来事はひとつの演習であったので、この件に関しては一切の口外を禁ずるって言われたんだ。だから私はそれに従ったよ。今こうやって君に話すまで誰にも言わなかったんだ」

<マックスの体験>

・「とてつもなく巨大だったよ。今まで見たこともないくらいの大きさだった。それがただぽっかりと宙に浮いていたんだ。まるで糸で吊るされているみたいにね。音はまったく出さなかった。たぶん船体の周囲の長さは15メートルから18メートルくらい、高さは7メートル半から10メー半くらいかな。窓がいくつかあったけど、中は見えなかったよ。すごく小さな窓で、ただぼんやりした明かりが漏れていただけだった。船体は灰色の金属で、完璧な滑らかさだったよ」

<ハンクの体験>

・「大きなものでした。それまで見てきた飛行物体の中で最大のものでした。あんなふうな飛び方ができるものは軍隊には存在していなかったんです。音も立てずに上空で停止したままでいる様子を目にして、ただただ驚いていました。船体は丸い形をしていました。周囲の長さはたぶん15メートルくらいで、高さは12メートルほどだったと思いますが、もっと大きかったかもしれません」

<宇宙船内で出会ったもうひとりの自分>

・この章でご紹介する人物は、自らの体験についてずっと沈黙を続けてきた男性で、彼は有名になることを望んではおらず、自身の体験によって金銭的な利益を得る機会を求めてきてもいません。彼が欲していたのは、普通の生活だけだったのです。

<ウィリー・ジョーの体験>

・「これまでの私の人生は、一度も自分自身のものであったことはないんです。生まれたときから、私には双子の弟がいたんです。自然な双子として同じ母から生まれたのではなく、異星人たちが私の血から創り出して、はるか彼方の惑星で養育していいたんです。彼らは毎年やってきて私を弟に会わせていました。しばしのあいだ二人でいっしょに遊んでいましたが、しばらくすると二人ともある部屋に連れていかれて、体を機械につながれて、くまなく検査をされました。私は自分の得てきた知識がもう一人に転送されているのだろうとずっと思っていました。彼らが私のところに来るのはいつでもありえることを常に意識しながら私は育ってきました。なぜ彼らが私の複製を必要としているのかは自分には分かりません。たぶん誰もに自分の双子の兄弟姉妹がいて、やがては人類すべてが双子たちと入れ替えられてしまうのかもしれません」

・「小さいころには、彼らには何でもできるんだろうと思っていました。さらわれて複製を作られた子供は私だけではありませんでした。繰り返し宇宙船の中に連れ込まれていたときに、そこに自分と同じような子供たちの姿を見たんです。長い年月をかけて何百人も、たぶん何千人も、あらゆる人種の人間が誘拐されてきたんです。私は政府はこのことを知っているに違いないとずっと自分なりに思ってきました。彼らにとって私たちはただの消耗品に過ぎないんです」

・「政府が異星人たちと手を組んでいるとあなたが思った理由があったのでしょうか?」

「たぶん疑い深くなり過ぎていただけなんでしょう。つまるところは私はインディアンであって、政府への不信感というものは遺伝子の中に組み込まれているんですよ」そう言って彼は笑いました。

「あるいは、誘拐されていたときに何かを教わったのかもしれません。今はもう私も大人になって、そのぶん少しは賢くなっているので、自分は単なる実験の対象だったのだろうと考えています。ただこの件については政府が絡んでいると今でも確信しているんです」

「なぜ政府が協力していると思うのですか?」

「シンプルなことです。異星人たちが地球人やその政府よりも優秀で力が強ければ、パートナーシップを組むことはまったくもって自然な成り行きです。それはたぶん恐怖心からであったり、おそらくは異星人側からの見返りを得るためだったりするのでしょう」

「見返りとは?」

「きっと進化したテクノロジーでしょう。そういう事情があるからこそ、政府は異星人の存在を否定することにやっきになっているんだろうと私は思います。技術的な進歩を遂げるための交換条件として、自国の一般大衆を異星人たちの人体実験用に提供しているなどということを、誰が認められるでしょう?そこで必要になってくるのは煙幕を張ることです。そして何名かの御用学者たちに本を書かせて世間に広め、真相を語る人々が表に出てきても愚か者扱いされるようにしておいて、実際に恥をかかせて、嘲笑の的とするのです。そうやって彼らは真相を隠ぺいしてきているのです」

「あなたの“複製”の相手は人格を持っているのですか?」私の質問には彼は瞳をキラリと輝かせて、含み笑いを浮かべて答えました。

「自分の胸にだけしまっておこうと思っていたことがあるんです」私が彼をせっついて説明を求めたところ、彼はつぎのように語りました――「彼らのテクノロジーにも限界はあるんです。たとえば、もし彼らが複製人間を私と入れ替えに地球に送り込んでも、彼が私たちの文化を理解できるとは私には思えません。彼は部外者でしかないでしょう。それはちょうど、白人がナバホ族の慣習についての本を読んでも、そのエッセンスを魂にまでしみこませていないようなものです。あの異星人たちは地球人の体に入り込んできてその複製を作り出すことはできますが、魂を奪うことはできません。複製人間たちには、魂が宿っていないのだと私は思います。彼らは体の形や構造や声などをそっくりに再現していますが、魂あるいはスピリットは複製不可能なのです。コピー人間は決してナバホ族にはなれないんです」

<第五種接近遭遇>

<ダレンの体験>

・「彼は背が高く、浅黒い肌で、黒い瞳をしていました。彼の髪はいちども見ていません。服は茶色で、体にピッタリとフィットしていました。そして不思議なブーツを履いていて、その中にズボンの裾を押し込んでいました。ブーツは服と同じ色で、つま先がとがっていました。そのような服装はそれまで見たことがありませんでした。両手には手袋をつけていて、頭にはフードのようなものをかぶっていましたが、それはゴム入り生地ののように密着していました」

・「丸みを帯びていました。銀色でしたけど、光沢はありませんでした。窓はひとつもなかったのです。ドアだけがありましたが、閉じてしまうと、それまでどこにあったのか分からなくなりました」

・「宇宙船が離陸したときににはまったくほこりが舞い上がらなかったんです」

<チーの体験>

・「異星人は大きな黒い目をしているっていう人たちもいますけど、私のは赤い目なんです」

<消えたスターピープル>

・この章では、巨大な宇宙船で地球にやってきた存在が姿を消滅させるのを目撃した夫婦のお話と、保留区近くの砂漠で突然に姿を消した異星人を目撃した青年の体験をご紹介しましょう。

<ネルソンとロレッタの体験>

・「祈りを捧げ終わって帰途につこうとしたとき、それが現れたんです。遠くの山を越えてやってきて、左へ方向転換してから着陸しました。とてつもない大きさでした――ほとんど谷底を覆い尽くしていたほどです。この切り立った丘が立ち並ぶ中を、そのような巨大な宇宙船を操ってピッタリと河床に着地させる腕前に私はただただ驚きました。その宇宙船は私がこれまで目にしてきた中で最も不思議なものでした。小さなライトが無数についていて、まるで小さな都市のようでした」

「それが着陸したとき、あなたはどうしたのですか?」

「最初はその場を離れませんでした。スターピープルがここにやってくるという話はよく耳にしていましたが、私はまだ見たことがなかったからです。それから軽トラックの車内に入って、じっと様子をうかがっていました。もし何かあったらすぐに逃げ出せるようにしておいたんです。そのとき宇宙船のドアが開いたんです。そして二人の男性が船外に出てくる様子を、私は息をひそめて座席から観察していました。彼らは周囲を見渡していましたが、私のことは目に入っていませんでした。それから彼らは私たち双方の向かい側の位置にある山のほうへ真っ直ぐに歩いていきました。そして山の真正面まで来たとき、彼らは消えてしまったのです。そのまま私は2時間もしくはそれ以上もの間じっと待っていました。すると彼らはさっき消えた場所からまた突然に現れたのです」

「再び姿を見せてから彼らはどうしたのですか?」

「宇宙船のほうへ歩いていって、その手前で立ち止まって周囲を見渡してから、中に入っていきました。そしてドアが閉まって、宇宙船は浮上して飛び去っていきました」

「山には隠された入り口があったと思いますか?」

「その場を見てきましたが、それらしきものは見つけられませんでした」

・「聞こえました。聞いていないふりをしていましたが、耳をそばだてていたんです。父たちの話では、現場に着いたらそこに大きな機械の乗り物があって、何千もの小さなライトが灯っていたといいます。あたり一面が明るく照らされていて、乗り物のそばに二人の乗員がいたそうです。彼らは何か機体をチェックしているようで、ちょうどその時にドアが開いたので、彼らは帰っていくところなのだろうと父たちは思ったんですが、中からもうひとり出てきて、全員で山のほうに歩き出したんです。そしてネルソンが見たのとまったく同様に、彼らは山の中に消えていったんです。父たちがその場に残って20分ほど観察を続けていたところ、急に先ほどの三人が山から現れて、宇宙船に引き上げて去っていってしまった、というわけなんです」彼女は指を鳴らして話を締めくくりました。

「ということは、あなたが子供のころから彼らはここを訪れつづけているということですか?」

「ええ、50年以上です」

「宇宙船はどんな感じだったか覚えていますか?」

「丸みを帯びていました。私たちの家の10倍、いや20倍はあったかしら。船底の周囲に赤と白ののライトが光っていました。今まで見たこともないような不思議な赤色でした」

<デストリーの体験>

・ナバホ族の保留区内で“姿を消すスターピープル”を目撃したのは、ネルソンとロレッタの夫婦だけではありませんでした。次にご紹介するのは、20代半ばのナバホ族の青年デストリーのお話です。彼の叔父のキャメロンと私は、インディアン保留区内の暴力事件や非行少年の問題に取り組む委員会のメンバーとして、数年来の知り合いでした。あるとき私はキャメロンから、彼の甥が宇宙船を目撃して、そこから出てきて突然に姿を消したスターピープルも見たという話を聞きました。

・「このあたりの人たちはそういうことを言わないようにしているんです。エイエイアンを一目見ようと大勢の白人たちに保留区内にドカドカと入り込んでこられるのは迷惑だからです。そういうことはセドナでやってくれていればいいんです。僕たちのことは放っておいてほしいんです」

・「UFOの周りで何か動きが見られましたか?」

「三人の姿が見えました。人間のようでした。たぶん平均的な身長だったと思います。彼らは何か探しものをしているかのように船体の周囲を歩きまわっていました。すると突然、その中のひとりが何かを見つけて他の者たちを呼びました。そのときです」

「何が起こったんですか?」

「彼らが消えてしまったんです。まるで地面が口を開けて三人を飲み込んでしまったかのようでした。僕はその場にへたり込んでしまい、暗がりの中で3時間ほど呆然としていました。そうしていると、どこからともなく彼らが再び現れて、宇宙船の中に戻っていったんです。僕は身を潜めたままで動かずにいました。すると突然に宇宙船はゆっくりと浮上し始めて台地のほうへ向きを変え、つぎに急速に上昇しあっと言う間に行ってしまいました。

<UFOはミサイル基地に舞う>

・原子力発電所、ミサイル基地、研究施設、そして基地内の核兵器観測室などの上空におけるUFOの目撃報告は、非常に多数寄せられています。

<スターピープルのハート>

・太古の昔に地球上に異星人がやってきていたという考え方は、ときには古代の宇宙飛行士説などとして多くの人たちに支持されています。そしてストーンヘンジ、パレンケ、マチュピチュ、そしてエジプトのピラミッドなど、高度な技術の存在を示す古代遺跡などは異星人によって建造されたものだと唱える人たちもいれば、いにしえの神々は実は異星人だったのだとする見方もあります。

<宇宙からやってきたアラスカ先住民>

・地球には地底世界が存在するという考えは、神話や伝説として世界中で世代を超えて受け継がれてきています。たとえばソクラテスは人々が住むという地球内部の巨大な空洞や、川の流れる広大な洞窟について語っています。チェロキー・インディアンによれば、彼らが最初に合衆国の南東部を訪れた際、そこに手入れの行き届いた野菜畑があり、なぜかその世話をしている人の姿がどこにも見あたらないのを不思議に思っていたところ、やがて地底に住んでいる人々と遭遇したといいます。彼らは夜間にだけ地上に出てきて畑の面倒を見て、そこで収穫した作物を地底にある自分たちの都市へ運んでいたそうです。その人たちは青い肌と大きな黒い目をした小人で、彼らには地上に降り注ぐ太陽光線が強すぎたため、地底に都市を作って夜間にだけ表に出てきて月明かりの下で作業をしていたそうです。それでチェロキー族はその小人たちを“月の民”と呼んでもいました。

 1940年代にはアラスカ州のポイントホープの近くで600もの古代建造物の遺跡が見つかりました。そのイピュータク遺跡は、都市区画に見られるような格子状の配置となっていて、それは有史以前の居住者たちが古代マヤ民族に匹敵するほどの数学と天文知識に長けていたことを如実に示すものでした。彼らにとってこの発見は、遠い昔にスターピープルがこの地を訪れて地上と地下に都市を造ったという古くからの伝承が真実であったことを裏付けるものでしかなかったからです。今日でさえもアラスカの先住民たちは、自分たちの暮らす大地の下には多くの地底都市が存在していて、それを造ったスターピープルは彼らの星々と地球の間を行き来していると語り継いでいます。

・地質学者で構造設計者であるフィル・シュナイダー氏は地下トンネルの専門家でもありますが、自分は合衆国政府に依頼されて地下深くの居住地と軍事基地の建造に従事していたことがあると1955年に伝えています。彼はその他にも、別の星々からやってきた異星人が住んでいる都市群や、ネガティブな異星人たちと政府との密約、政府が導入した異星人の高度なテクノロジー、そして月面における“コーバナイト”(未知の物質)の発掘などについて詳細に述べています。

<ポウおじさんの体験>

・「他の星々からやってきてタナナ付近の地面の下に住んでいる人たちの話をお年寄りたちがしているよ」84歳になるボウおじさんがスターピープルについて教えてくれるのを、私は目の前の魚車輪が川の流れだけを利用して効率よく鮭を捕まえるのを見ながら聞いていました。

・「私が思うに、そこは異星人たちが軍部が共同して働いているところだろうね。そして異星人たちが一般市民見られることなく自由に地底に行ける場所なのさ。彼らが一緒に何をやっているのかは分からないけど、そのためにそこを使っているんだと思うよ。私の甥の友人が言うには、その異星人たちは我々と同じ外見らしい。だからきっと彼らは我々の祖先なんだろう」

<メアリー・ウィンストンの体験>

・「部族に伝わる話では、私たちの祖先はスターピープルの巨大な金属の物体に乗せられてこの地に連れてこられたとされています」そうメアリーは言いました。

・「彼らの空飛ぶ機械の乗り物は見たことがありますが、本人たちに会ったことはありません。私の祖父は存命中に彼らと話したことがあります。祖父によれば彼らは私たちのような外見をしていますが、目が大きめであったそうです。それは彼らの誰もが母星では地下に住んでいたからで、私たちの祖先も最初にここに連れてこられたときには大きな目をしていましたが、太陽や雪の影響で幅が小さくなったそうです」

<ペレの体験>

・「ある日、薪割りをしていた私は、誤って斧を足の上に振り落としてしまったんです。それは靴を切り裂いて足にザックリと刺さりました。斧を取り払ったときには靴の中は血であふれていました。私は足をひきずって家の中に戻りましたが、あいにく子供たちはみな学校へ行っていました。私は布巾で足を巻いてなんとか止血しようとしました。するとどこからともなく彼らが現れてきて布巾をほどき、彼らの手を使って足の痛みと出血をとめてくれたのです。それからは、私はふつうに歩けるようになり、何も困ることはありませんでした。傷跡はまだ残っていますが」そう言って彼女が靴と靴下を脱いで私に足を見せると、そこには親指からかかとにかけて走る15センチほどの傷跡が残っていました。

<アブダクション――特異なケース>

・異星人による誘拐は、スターピープルやUFOの現象の中で最も興味深い側面のひとつです。アブダクションのひとつの特徴は、それが一回だけでは終わらないということです。多くの場合、異星人による誘拐が始まったのは幼少時代であると報告されています。

<アントニオの体験>

・「はい、僕が教師になってから何度も宇宙船の中へ連れ込まれました。子供のころと違って、今は彼らに対しては別の見方をしています」

「どんなふうに?」

「人間を守ってくれる者ではなく、悪意を持つ者として見ています。彼らは思うがままに僕たちにどんなことでもできます。そして僕たちはそれに対して何の手立ても打てないんです。彼らは僕の人生に勝手に入り込んできて、僕の同意を得ることなく検査をし、他の誰もしないようなことを僕にするのです。本当にいまいましく感じます。彼らは僕をカゴに入れたモルモットのように取り扱います。とても恐ろしい気持ちにさせられます」

「あなたを捕獲した者たちは、どんな外見をしていましたか?」

「巨大な目をしていました。彼らは大きな昆虫みたいに見えました。言葉は話しませんが、心を使って会話をすることができます。肌は青白く、糊のこね粉のような色で、さわってみるとスポンジゴムみたいな感触でした。脚と腕は骨と皮だけみたいに細かったです」

<ジェニファーの体験>

・「そして渓谷を1キロ半ほど登った地点が、目撃の場所となったんです。それは大きな円形の物体で、底面から赤と白の振動する光を放って谷壁を照らしていました。今でもその光景がまざまざと思い出されます。周囲のすべてのものを赤々と輝かせていたのです。渓谷をほとんど真紅一色に染め上げていました」

・「つまり、あのエイリアンたちがいつでも自由にやってきて私たちを洗脳して記憶を消してしまえるのなら、彼らのほうが優れたテクノロジーを持っているということになります」

<私たちはこの星の者ではない>

・宇宙からやってきた“人間の姿をした”者たちがこの地球の都市部に紛れ込んで暮らしていて、その事実を政府や軍部の上層部は把握しているということが、さまざまな情報筋から確かな根拠をもって言われています。これを裏付ける一連の最高機密文書が、告発者たちによって暴かれてきています。

<異郷の父をもつガーティー>

・「私の父はプレアデス星団の近くの星からやってきたの。母はその星の

名前を最後まで正しく発音できなかったわ。二人とももうこの世にはいないの。父はミシガン州で亡くなったけど、母はこの近くの教会の墓地に埋葬されているわ」

<バッファローの舞う空>

・体の部位をえぐりとられた不可解な動物の死骸の発見が最初に報告されたのは、1967年9月のことでした。場所はコロラド州アラモサ近くのサンルイス渓谷です。

<ビルの体験>

・「丸い形をしていました。大きなものです。船底からいくつもの脈動する光を発していました。驚くべき光景でした。底面だけでなく船体じゅうに、何百ものライトが輝いていました。離れたところから見ると、まるで一つの小さな都市のようでした。信じられないほど壮麗な眺めでした」

<彼らは自在に姿を変える>

・北米インディアンに文化においては、ある形から別の形へ姿を変える生き物は――通常は人間から動物へ変わるものは――“シェイプ・シフター”、“シェイプ・チェンジャー”あるいは“スキン・ウォーカー” などと呼ばれています。

・この章では、ある年長の女性と若い獣医学生が、形状を変えるUFOに遭遇した体験をご紹介します。彼女たちはそれらを自らの部族の文化において、最も適した表現である“シェイプ・シフター”と呼んでいます。

<宇宙から来た自由の使い>

・この章では、寄宿学校でUFOと遭遇した男性の体験をご紹介します。その出来事はやがて、学校を閉鎖にまで追い込んでいったといいます。

<二人の女性の告白>

・異星人による誘拐の体験報告は通常は大人から寄せられますが、幼い子供たちも同様の体験をしていることを示す証拠があります。

<私は25歳になれば解放される>

・ワシントン州にもそれなりのUFO目撃事例があります。中西部にあるヤカマ・インディアン保留区には、長年にわたってUFOに関連すると思われる出来事が続いて起きています。

・2003年、ヤカマ族のティーンエイジャーの少女が、現在も継続中のアブダクションについて語ってくれましたが、それが始まったのは、彼女が5歳のときでした。

<ティファニーの体験>

・「普通の地球人女性と変わらない外見をしていましたが、ひとつ違っていたのは、体から不思議な輝きを放っていたことでした。そしてときには歩く代わりに浮揚して移動していました。彼女たちはストレスのない生活をしているに違いありません。これまでの苦労を感じさせるような顔のしわが何ひとつ見当たらなかったからです。そして本人たちのことを知らない人が見れば、誰もが同じ年齢に見えたでしょう。ただ、ときどき姿を見せる“祖母”は例外ですけど」

・「異星人たちを阻むものは何もないんです。相手は私を家族の目の前でも簡単にさらっていきます。最初は私の両親は異星人による誘拐などというのは私の妄想だろうと思っていました。ある晩、ヘレン伯母さんの家に私が泊まっているときに異星人たちがやってきたんです。真夜中に目を覚ました伯母さんは、私がいなくなっていることに気づいたといいます。そして彼女は翌日に自宅から5キロほども離れた高速道路の上で、さまよい歩いている私の姿を見つけたんです」

<相棒が危ない>

・UFOが核ミサイル基地に対して、何らかの干渉を行ったという出来事が何度か起きています。そしてUFOを追跡した戦闘機の武器が使用不能となったという、パイロットたちからの報告も上がってきています。UFOの目撃報告は何千人もの警官からも寄せられていて、その多くは自らの所持する武器が使用できなくなり、同時に警察車輛も動かなくなってしまったと証言しています。

<小人のスターピープル>

・北米大陸の先住民族の間では数多くの“小さき人たち”の種族にまつわる伝説が語りつがれていて、それらの小人たちは山の中や林の中、もしくは露出岩の近くに住んでいると言われています。

<宇宙を旅するビー玉>

・スターピープルとの遭遇体験についても物質的な証拠が乏しいことを指摘する人たちが他にも多数いますが、逆に地球人のほうからスターピープルに贈り物をしたという報告は私の調べた限りでは、UFO関係の文献の中に一例も見当たりませんでした。

<エイリアン・ヒッチハイカー>

・ヒッチハイカーによるUFO遭遇体験は、UFO研究家の間でかなりの事例が知られています。

<ダコタの体験>

・「背丈は私と同じくらいでしたが、体型はずっとスリムでした。つなぎ服のようなものに身を包んでいて、胸に銀色の三角形のものが見えました。彼らは人間のように見えました」

<北米インディアンと宇宙のつながり>

・北米インディアンが地球外生命体と関連づけられたのは、1970年代のことでした。その影響で北の大地の聖地に対する世間の見方が一変し、そこにおける修養を通して人気を高めていきました。

<北米インディアンとスターピープル>

・世界中の多くの先住民たちが、スターピープルの存在を柱のひとつとして慣習や儀式を、しっかり守りながら受け継いできています。その大半は、多くの北米インディアンの部族集団に見られるように、それらの伝統を彼らの宗教の一部として残しているか、少なくとも太古の史実のひとつとして語り継いでいます。

・昔から有名な神話や伝説のように親しまれてはいないものの、スターピープルと先住民族たちのかわりについての伝承は、1980年代から90年代初頭にかけて話題にのぼるようになってきました。

<スターピープルとリトルピープル(小人たち)>

・小柄な種族の人々にまつわる伝承は、たくさんの部族の中に言い伝えられています。その小人たちは地上に暮らしていたか、あるいは他の星々からやってきた者たちで、女性や子供たちをさらっていったとされています。

<本書に登場した体験者たちについて>

・彼らの体験を本にするにあたって、私にはひとりひとりのプライバシーを守る義務がありました。

・登場するすべての人は北米インディアンで、それぞれに私自身が個別にインタビューをしました。取材を受けた人たちの75%がインディアン保留区で暮らす人たちで、地域は15州に及びます。

<訳者あとがき>

・さて、私がこの本の存在を知ったのは、ある米国のUFO研究家を通してでしたが、原書を読んだ途端に、「これは凄い」と感じました。

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