なぜならば、自分の中に別の人格が入ることで、何かに憑依されているのか、もしくは多重人格者、病名で言えば、「解離性同一性障害」になってしまったのではないかと思ったからです。(1)
(2022/9/6)
『地底人に怒られたい』
町田真知子 ヴォイス 2015/10/30
<インナーアース(地底人)って何?>
・「インナーアース」、いわゆる「地底人」と呼ばれる存在について多くの方が疑問を持つように、私もこの存在と初めて出会ったときには、驚きと共に多くの疑問を自分自身で抱えたものでした。
・今は、インナーアースをチャネリングすることで、悩みを抱える皆さんのメッセージを日々お届けしている私ですが、実は、この私自身こそが幼い頃から思春期を経て、つい数年前まで、自分自身も迷い、悩み多き人生を送ってきたのです。
自分の目標さえもわからずに、ただただ、自暴自棄になっていた時代もありました。
・これまで、多くの人へインナーアースからのメッセージを届けてきましたが、その共通するメッセージは「目覚めよ!」という言葉です。
<インナーアースの前身、鳳凰との出会い>
・もともと、幼い頃から見えない世界と自然につながっていた私は、人には見えないものが見えたり、聞こえたり、という体質でしたが、その出会いも不思議な出来事からはじまりました。
大人になって出産を経てからは、ペットからのメッセージを伝えたり、赤ちゃんのメッセージを伝える“ベビーメッセンジャー”としての活動をしていました。
・境内へ入った瞬間、あるものが私の目に飛び込んできたのです。
それは、普段ならその境内にはいるはずのない、明らかに現実の世界の存在とは思えない一羽の荘厳な鳳凰の姿でした。
私たちの世界で一般的に、「フェニックス(不死鳥)」とも呼ばれる鳳凰の姿を一目見たときに、なぜか私には「これは、火の神様だ」ということが瞬時にわかりました。
<鳳凰に導かれ外見から生まれ変わる>
・「“醜いわね”なんていうほど私のことが嫌いならば、どこかへ行けばいいじゃない?」そう言っても、鳳凰は私の側にいて、何かと語りかけてくるようになりました。実際には、語りかけてくるというよりも教育するといった方がいいかもしれません。
・その頃、古くからの友人や昔からのクライアントさんに会うと、私の外見があまりにも変わったために、前と同じ人間だとは思えない、まったく別人のようになったなどと言われるようになりました。
<インナーアース、現る>
・そして、私の容姿が変わってしばらく経ったある日、鳳凰は私の身体の中に入ってきたのです。
「私は、あなたを選んでいたけれども、あなたのボディースーツ(身体)が汚れていたので、私は中へ入れなかった。でも今、あなたの周波数が変わったので、こうして私はあなたの中に入ることができる」
そう告げると、これまで鳳凰であった存在は、実はインナーアースであったことを自ら明らかにしました。
・けれども、しばらくの間は、この新しい関係性にはまったく馴染めませんでした。どちらかと言うと、いやでたまらなかったというのが本音です。
なぜならば、自分の中に別の人格が入ることで、何かに憑依されているのか、もしくは多重人格者、病名で言えば、「解離性同一性障害」になってしまったのではないかと思ったからです。
私は、私という人格がどのうち乗っ取られて、“自分”というアイデンティティが消えてしまうのではないかと思うと強い恐怖を感じていました。
特に、私からインナーアースに移り変わるときは、自分という存在が完全に一度なくなり、死んでしまうような感覚が襲ってくるのです。それが恐ろしくて、自分自身をなんとか保っていたいと、テーブルにまでしがみついて必死に抵抗していたこともありました。
けれども、それは無駄な抵抗でしかなく、私という存在は肉体から魂だけが引きはがされ、バン!という大きな衝撃を覚えた途端に、宇宙の彼方まで一気に吹き飛ばされているのです。
このような話を信じていただけない方には、ただの比喩に聞こえるかもしれませんが、その瞬間、私のビジョンでは、ビー玉のように小さくなった地球を宇宙に浮かびながら何もできずに見ているだけなのです。
<インナーアースとの不思議なパートナーシップ>
・それまでの数年間は、確かに赤ちゃんやペットのメッセージは伝えていたけれども、スピリチュアルの世界に興味があったわけではありません。
「スピリチュアルな存在に会いたい」、「神を降ろしたい」と願う人は多いのに、なぜ、そんなことを願ってもいない私にこんなことが起こるんだろうと悩む日々も続きました。
けれども今、私はこの状態を受け入れるようになり、インナーアースとのパートナーシップを築くようになりました。
・インナーアースは、ワンネスの概念の中では、「私たちは連なったネックレスのビーズのひとつであり、私の後ろにいるのがあなたよ」という風に表現します。
・また現在、インナーアースは、私に常に語りかけてくるわけではありません。
<インナーアースとの対話…………インナーアースのいる世界&自分の道を探るためには?>
<インナーアースさんの本を出します>
(地底人):それには、まず、あなたが楽しまなきゃ、あなたが楽しくなきゃね。あなたが不安を感じれば、それがすべてこの本の中に出てしまうわ。だから、このことに関わるすべての人が楽しまなきゃ。
いい?すべてのものは大きな存在からきているの。
・(地底人):そう、形を変えているだけ。あなたは今、ここのポジションにいる。でも、形を変えて私のポジションにもいたこともある。あなたが何十年後かに、転生して、この本を手に取るかもしれない。
・いい?思い切り楽しむものが、そのまま広がっていくのよ。だって、楽しいことは何度だってしたいでしょ?飽きるまでね。楽しいことはずっと体験していたいもの。
<インナーアースのいる世界について>
・(地底人):私たちは、あなたたちに必要な情報は常に与えているのよ。
私たちは見ないところでいつもつながっていて、あなたたちは私たちにもなれるの。ということは、同じ世界を内側からも、外側からでも共有することができる。それに、あなたたちは、この世界にいながらも、それぞれが皆、違うものを見て感じているでしょ?それと同じよ。
でも、私たちは同じ意識体として共にすべてのことをシェアしている。だから、私たちがひとつであるという認識ができたときには、地球の上で暮らす人間であろうが、地球の中にいる存在であろうが違いはないはず。
・私たちの世界を本当に見たければ、あなたたちが私たちと同じ周波数になったときに、同じように見ることができるのよ。他の人から情報を教えてもらう必要はまったくない。違うかしら?
・私たちの生活が知りたければ、あなたたちが自分で引き出さなきゃ。そうすると、あなたから私たちの方へ道ができることになる。
<チャネリングがはじまった理由>
・(地底人):このことは、もともとずっと前からプログラミングをされていた。彼女が生まれたときから、すでにそう決まっていたんだ。そして、ただ今のタイミングがきただけ。彼女がこのことを選んだの。一方で、あなたはあなたという自分で選んだ。皆、役割がそれぞれ違って同じではない。
・あなたね、神に逆らえると思っているの?逆らえないでしょう?後はあなたが、それをどういう風にそれを受け止めるかということ。
・あのね、いろいろな概念や次元をいっしょくたにしないで欲しいのよ!
<自分の人生の方向を知る方法>
Q:例えば、自分にプログラミングされた人生がどんなものかを知りたい場合、どうしたらいいのですか?
地底人:ただ気づけばいい!生まれたときから、すべてがオートマチックにはじまっているのだから。そして、あなたはそれを演じているだけ。あなたはそれを感じて一喜一憂するだけ。なぜ、あなたはあなたという自分自身を選んだのか。
それは、あなたが、あなたという人間を体験したくてここに来たのだから、そうならば、あなたの人生は悪いようにはならないはずでしょ?自分を信じなきゃ。
・自分で答えを引き出さなきゃ。
・自分を信じなさい! それが最大のヒントよ。
・でも、あなたは今までたくさんのことを学んできたけれども気づいていない。あなたがすべてのことを選んでいるのよ。
・いい? 常にこの瞬間しかないの。それなのに、結果の方だけ見て、そこに到達したときの喜びを待っている、でも、それは永遠にこない。だって、あなたたちは、未来に存在していないから。
・もし、夢の自分と今の自分を近づけたいのなら、今のこの瞬間を楽しむことによってそこへ行けるの。
・どんなに説明しても、決定権はあなたにしかないのだから。結局はあなたがどう感じるか、あなたがどうしたいか、ということ。人の話を聞きたいだけなら、この世界で、もう何十万人という人が出てきて似たような話をしている。
<不安の反対側にあるものが自分の欲しいもの>
地底人:人は、どん底に落ちるから上へ上がって行けるものなの。そこで初めて悟りを開く。
・でも、実際にはその不安だって幻想なのよ!現実だと思っているものも、本当はすべて無なのよ。本来なら、不安というものさえも体験などしていない。
・それなのに、ピンポイントのスポットライトを浴びて“個”という存在になってしまい、自分が神であることを忘れたの。本当なら、あなたたちは無限という意識のおおもとから来たひとつぶの雫なのにね。
・不安は、あなたが最も大事にしようと思っているものは不安なの。失いたくないものが不安なの。それを純粋な愛のエネルギーに変えるの。ネガティブからポジティブなエネルギーに変えるの。
・私が言うことは、シンプルなの。あなた自身が本当に欲しいものだけ取ればいい。そして、それがわからないのなら、不安をリストアップしてそれを冷静に分析すればいい。
・そして、自分を信じること。信じることは愛することと同じ。あなたたちは、その道に着実に進んでいるのに、失敗と思うから失敗するの。勝手に自分で終止符を打つだけ。
何より、あなた自身が神だからこそ、あなたが失敗と言えば、失敗で終わる。でも、それはただのプロセスであり失敗ではない。本当に終わりがくるのは、肉体を離れるときだけなんだから。
<インナーアースとの対話………お金と豊かさについて>
<自分の価値が自分のお金の量になる>
地底人:それは、あなた自身と付き合うということ。あなたたちは、物質世界にいるんでしょ? あなたは自分自身の価値を自分が認められない。お金はあなたが自分の価値を数値化したものなの。もし、あなたがお金に踊らされているのなら、あなたは自分の価値を理解できていないということ。
・まず、「怪我をする」ということは、自分自身に価値を置いていないから怪我をするの。あなたが、あなた自身を愛していないと病気にもなってしまう。
・本来なら、必要なものは入ってくるということを知っていると、すべてのことが円滑にまわりはじめるのに。
・もし、ほんとうに真剣に何かを望めば不可能なことはないはずよ。
・あなたたちは、知識欲によって満たされているだけ。本質的な実行力はまだついていないでしょ?
<お金が減ることにフォーカスを当てれば、お金は減る>
地底人:求めなければ、何も開かれないの。あなたは、何を求めているの?
・あなたの思考はすべて具現化してしまう。
・思考がすべてあなたに体験させるのよ。
<遺ったお金は、あなたの血となり肉となる>
地底人:でも、さっきも言ったけれども、お金とは、遣った分だけあなたの価値をあげているのよ。遣った分だけ、あなたの中に入っているのだから。お金はあなたの血となり肉となったのよ。それなのに、あなたが価値を認めないからこそ、メーターだけがどんどん減っていくの。
・お金は遣えば遣った分だけ、その人に、そして自分に価値を与えているということになるの。
・それは、彼らは自分自身の価値を知っているから。自分たちは存在するだけで価値があるということを知っているのよ。
・そのルールを変えられるのは、あなたしかいないんだ。
<見返りを求めるなら、最初から与えないで>
地底人:自然に喜びを感じられないのならダメ。見返りを求めるなら、自然に喜びを感じられていないことになる。そして、たとえ、見返りがその後、どこかから戻ってきても、自分ではそのことを認識できていないでしょ?
・とにかく、見返りを求めるなら、最初から与えないで!
・あなたが喜びたいときに喜べばいい。あなたが選びたいものを選べばいい。それが素直にできていないからこそ、義務感の中で行動を起こしてしまう。
<自分の仕事に惚れられる?>
地底人:あなたは、自分の仕事を楽しいと思える? 確かに自慢したいと思える? じゃあ、人にまで自慢しなくても、自分がした仕事を振り返って、その仕事にほれぼれする?
・「人生がこんなものなんだ」って思ってしまえば、そんな人生を経験してしまうのよ。
・そう、だから一人ひとりの願いはすでに叶っているのよ! あなたたちのこの世界の捉え方によって、すべてが叶っている! そして、あとは、それをヨシとするかそうでないか、ということだけ。あなたたちは社会に合わせようとするけれども、本来ならあなたが創造主なんだから。
・それぞれが経験したいものは、すべて与えられているの。これが一般常識だと思えば、それが常識になる。でも、それがすべてだというわけでもない。
<インナーアースとの対話……ワンネス、そして願望実現>
<究極のネガティブを体験するから、次のステップへ>
・地底人:そう、究極のネガティブを経験すれば、そこから離れようとするから、そして、選択肢がひとつしかないと思っている人ほど、とことんそれを味わうことになる。
・それは、あなたが思考で理解しようとするからよ。それに、すべてのことは言葉では表現できないもの。言葉で表現できることには、限界がある。それに言葉はその人によって受け取り方も違う。本当の叡智というものは、誰も表現することができないものなんだから、概要だけを真実だと思っていると、その本質に入っていけない。
<自分のアイデンティティをはずすと、ワンネスを体験できる>
地底人:あなたたちは、“個”という意識があるからこそ、自分を守るために闘う。あなたが一人の人間だとして、そしてひとつの宇宙があるとする。そうすると、あなたは、ただひとつの細胞でしかない。
・あなたは宇宙そのものであり、そして、その一部でもある。これは、他の人たちも同じこと。例えば今、あなたとあなたの隣にいる人との間には空間があるでしょ。でもその空間は、それぞれ存在を分けているものじゃない。実際には、そこにある空間も、目に見ない状態ではすべてとつながっている。それぞれの個別の存在同士もひとつにつながっている。あなたたちは、ひとつひとつ宇宙の細胞なんだから。
<常に世界は変化している>
地底人:あなたたちは変化を怖がる。でも、本来ならそうあるべきじゃない。変化があるからこそ、進化し続けるものなのだから。何も変化せず常に平安があるなら、進化などしない。
・あなたという魂の長い歴史の中における経験やストーリーは、死んでも決して消えることはない。それは、きちんと記憶として残される。
・すべては相対的であり、すべて自作自演。あなたたちが、“カルマ”と呼んでいるものさえもね。単に、やりたい体験をやっているの。
・あなたたちは飽きるまでそれをやり続ける。肉体を変え、変容しながらね。同じことを何度も何度も繰り返す。
<人間は飽きるまで転生を繰り返す>
地底人:あなたは体験したくてここを選び、ここに来たんだ。他の誰かに与えられたものなんかじゃない。
・その人の行きたいところへ行く。何を経験したいかは、それぞれ違うから。
・あなたたちは、転生をしながら、周波数を少しずつ変えているものなの。
・あなたたちが思っているこの世界はそんなものじゃない。シンプルなんだ。
・転生を繰り返し、その周波数を上げることができればね。でも、その転生の回数も人によって違う。それに、あなたたちは、魂がひとつだと思っているの?
・すべてひとつなの。あなたの前世が今、隣にいる人かもしれないの。わかる? 時間はあなたたちがつくった単位でしょ。お金といっしょ。自分の価値が見えないから、見える形としてお金や時間などの単位をつくった。
・時間を越えているんじゃない。すべては同時進行で行われているんだ。
<自分を愛することは、罪悪感を持たないこと>
地底人:自分を愛すること。でも、あなたたちは自分を愛したいがゆえに嫌っているけれどね。
・その考え方は安易ね。そんなに次の星に行きたいの? もし、あなたが今そうなっても、単にめまいを起こしてしまうだけ。今、私がこうやって話せているのも、周波数を下げているから。周波数が違うことはストレズにしかならないのよ。
・自分たちには、適切な周波数が与えられているのに、それをわかっていないだけ、今の世の中は生きづらいと思っているのなら、それは自分を愛していないから。今のあなたはちょうどいい場所が与えられていて、その選択肢は常に正しい。
・自分に罪悪感を持たないこと。例えば、自分から望んで急激な周波数の変動を起こしたとしても、あなたたちは罪の意識しか持たないはずです。
・あなたたちは、自分の内側にいない。自分は不在になってしまい、他人を神とする。あなたの神はあなたの中に入っているのにね。
<悪霊も天使もいる>
地底人:あなたは、見えない存在としても存在しているの、理解できる? さっき、身体は神殿だと言ったわよね。神殿は、いわば器ということ。あなたはすべての中にいて、すべてを自分で投影して見ているだけ。
・もし悪霊だと思ったら、それは悪霊になり、あなたは悪霊を引き寄せてしまうんだ。エネルギーとは、すべてそう思った時点で動きはじめるんだから。一方で、神への祈りをすれば、その場で動きはじめる。あなたがそれを信じるか、信じないか、ということだけ。
・天使や神、守護霊やガイドには会いたい、彼らの姿は見たい、とかね。でも、あらゆるものがエネルギー体として存在しているのは事実。この世界には、いいものだけがあるわけじゃない。その中で、あなたというアンテナが何を受信するかはあなた次第。
だから、自分が常に守られているという認識を持てば、悪いエネルギーなんか憑かない。そしてそれは、あなたは自分を愛しているかどうか、という問いに戻ってくる。
・言っておくけれど、実際にあなたを守っているのもあなた自身なの。すべては何選択するかということ。ツキがある人は、常にラッキーでしょ? そしてツイていない人は、とことんドン底まで落ちていく。それは、周波数が同じレベルのものを引き寄せてしまうから。なぜならば、“同調したもの”を与えたいと思っている主がいるからね。あなたがいる世界は、あなたがつくっているんだ。あなたは、創造主なんだ。
・言ったでしょ?あなたは神殿だけれども、その中にいない。あなたはすべてに存在しているって。
・何を経験したいかはあなたが選ぶんだから。それなのに、ネガティブな状況に直面すると、あなたたちはすぐに人のせい、社会や世の中のせいにする。誰かの責任にしているうちは、まだ他者が神であるということを理解すべき。もし、自分で決断できずに、ある人からの影響ばかりを受けるなら、その人が神になってしまう。
<自分で努力するのも、神様に頼むのも自由>
地底人:あなたは有限の肉体を持った自分と言う神であり、無限の状態である神としても存在し続けている。無限ということは、無数の神々の中にも存在しているということでもある。だから、あなたが神の御前で祈り、願い事を託すのなら、願いを託された神もあなた自身なんだ。
<「神様に願いを叶えてもらう方法教えます」>
・(町田):私が知る限り、神社仏閣には、きちんとそこに祀られている神様・仏様は存在しています。でも、私が常々申し上げているように、私たちも同じように神の化身なのです。また、神仏はエネルギー体であり、私たちもエネルギー体です。
だから本来ならば、エネルギー体である私たちが何か願い事をするなら、それは同じエネルギーとしての存在である神仏に届くはずなのです。
<インナーアースとの対話………生と死・健康>
<亡くなった人とコンタクトを取る方法>
地底人:亡くなった人のアイデンティティと自分は個別のものだと思っていると思うけれど、コンタクトを取りたいということは、亡くなった人は、あなたの心の中に存在しているということでもある。だから、コンタクトはいくらでも取れる。だって、あなたの中にその人は存在しているんだもの。
<当たるサイキックは、あなたが信じているから>
・何より、自分ではそんな能力はないと思っている。でも、できると信じると、それは可能になる。要するに、あなたの信念がそのサイキックの能力をもつくり上げるんだ!
・あなたが自分を愛し、信じはじめれば、すべてがいい方向に働きはじめる。一方で、すべてが敵だと思ったら、すべてが敵に変わる。
・でも、そこにはエゴが入るから難しくなる。それは例えば、「僕はサイキックじゃないからそんなことはできない」みたいなこと。でも、そんな既成概念を取り払えば、より直観的になれる。直観的になれば、コンタクトを取りたい亡くなった人の意識だって入ってくる。
あなたたちの回路はひとつなんだ。すべて、ひとつのところから派生しているから。これらの情報は皆で共有しているの。でも、あなたたちは、各々の野のアイデンティティを守るために、それをブロックしている。
<ユニバーサルラブが基本のインナーアースの世界>
・地底人:私たちが最上級じゃないの。
Q:高次元の人々には、“サザエさん一家”みたいな人間の喜怒哀楽の世界はもう必要ないようにみえます。私たちのような人間関係みたいなものもあるんですか?
地底人:ある。でも、あなたたちと同じようなものではない。
・集合意識はすべてつながっている。だから、私たちの世界にも仕事や職業のようなものはあるけれども、でも、あなたたちのものとは違う。例えば私は、このように地球や他の星を管轄している。でも、そうじゃない人たちもいる。
・まず、家庭についていえば、私たちの世界にも出産というものはある。そして、家族も存在している。でも、これも、あなたたちと同じものではない。あなたたちは、自分の家族を個としてみるでしょ。つまり、自分たちだけの家族、という考え方。家族として、自分の子供だけを守ろうとする。でも、私たちの世界では、子供は皆の子供という風に考えている。
・まず、実際の親子関係は失われることはない。それに、誰かが子供を産めば、私たちは同じ家族として喜ぶ。
・自分の子だけにこれをしてあげたい、という感覚ではないから。どの子も自分の子供だ。皆、同じだけ愛しいの。あなたたちは、自分の子だけ可愛い、というけれどもね。
・それに、何かとすぐ結果を求めるけれども、その過程が大切なんだから、あなたたちは、結果を出そうとするから、その瞬間、瞬間が輝いていない。逆に、この瞬間が楽しければ、すべてが結果になる。
・知識欲というものは、必要よ。でも、好奇心から知識を満たしても、実行に移さなければ、ただの空想でしかない。
<愛情を求めるがゆえに病気になる>
地底人:病気は治る。自分を愛していれば、病気にもならないし、怪我もしないし、事故にも遭わない。
・要するに、ここでも愛情が足りないの。子供は愛されたい、甘えたいときにわざと仮病をつかって母親に甘える。病気になる人も、愛が欠乏しているということを訴えているの。
・とにかく、自分に甘えること。病気は「自分自身を愛していいよ」という状況がつくられたものだから。
<人生の最終目標は“死”>
地底人:あなた、死が悪いことだと思っているの? 死は解放よ。執着からの解放なの。
・あなたたちがそれぞれの人生で、一番最後に出したい結果は“死”なのよ!必ずそこへ行く。なぜならば、そこへ行きたいから。
Q:そうか。確かに、死を悪いものと定義するなら、そこへ向かっている私たち人間全員の人生は、その悪い場所へと1日1日近づいていることになってしまう。どんなにいい人生を生きていると思っている人でも。
<“死”は自分で選んでいる>
地底人:でも、本人がもう諦めてしまったのならムリ。もうそこから逃れることを選んだのかもしれない。生きることだけがいいことではないのよ。ただの体験なのだから。それに、死ななければ転生はできないでしょ?
・それは、あなたたちの自由。意味付けはすべてあなたたちがするの。この世界で起きることは、すべて現象でしかないのだから。
・形あるものは、すべてなくなる。すべてうつろいゆく。今、あなたたちのその形を留めているものは、いつかはなくなる。それは、喜ぶでもあるのよ。新しい再生へのね。時がうつろい、周囲の景色や人々など万物がうつろう中で、自分一人だけが同じ肉体を持ち、何も変わらないままの自分を留め続けることは、果たして、喜びになるかしら?
<夢中になっている人は歳をとらない>
地底人:いい? すべてあなたが認識したときに、その存在ができるの。すべてはあなたが信じるかどうか。でも、数百年生きるということが不可能だと思う? あなたたちは、私たちの肉体に似せてつくられたんだから、それも可能。
・というよりも、すべてを忘れているから長生きできている。あなたたちが肉体を持っているということは、これまで生きてきた思考を常に保持しているということになる。でもそれは、ある種とても辛い状態でもある。
・あのね、細胞は常に再生しているの。あなたの10年前の細胞と今の細胞では、ひとつとして同じ細胞はない。常に新しく生まれ変わっているんだ。それなのに、自分を愛さないエネルギー、つまり、ストレスを与えるからこそ、そうなってしまう。
・簡単に言えば、生きることに夢中になっているの。夢中になれば時間は存在していないのと同じ。
・自分を愛すれば、好きなことしかしないから。その瞬間、瞬間に生きている人は若い。
・極論を言えば、すべてを忘れれば、あなたたちは新しいものを生み出す力を持っているということだ。そして、あなたが持ちたいものは、すべてあなたの思考によってつくられる。もし忘れたい過去があれば、忘れたいと思っているうちは、忘れたくないんだ。
<認知症になるのは、自分のことを“忘れたい”人たち>
地底人:あのね、それぞれに起きている理由は全部違うの。でも、あなたたちが認知症と呼んでいる症状は、自分が自分でないという存在をつくり上げることによって、自分のことを忘れたいから起きる。脳をショートさせることによってね。要するに、違う自分に生まれ変わりたいのよ。
<ウツ病は、自分を生きていないことに対する単なる言い訳?>
・でも、ウツ病という言葉があるがゆえに、あなたたちは自分がウツ病ではないかと疑い、自分をウツ病の枠に当てはめていく。もし、やる気が落ちていることをウツ病と呼ぶのなら、それは単に、やるべきことが間違っているということよ。ウツだと自分で信じている人に「この瞬間から楽しいことだけしていい」と言ってみなさい。その人の抑圧された感情はその瞬間に、すべて払拭されるから。
<生きながら自分を殺していて、自殺者を悪く言うなかれ>
地底人:自分を殺すという行為は突発的な自殺というものであれ、自分自身を生きずゆっくり死へ向かう生き方であれ、どちらも悪い。自分を愛していないわけだから。
<自殺しても、執着が残るなら転生できない>
地底人:魂は自殺しても、いずれ同じように転生する。ある人が、自分を変えたいと思うあまりに、肉体から魂を離してしまうという自殺をした場合でも、いずれその魂は新しく生まれ変わる。ただし、肉体が亡くなったとしても、そこに思考だけが残ってしまうことがある。
<食べ物だけが人間のエネルギーではない>
Q2:最近、食事を摂らない不食の人というのが少しずつ増えてきて、話題になっています。食事をしないといっても、短期間の断食ではなく、もう何年も食事をしないというような状態の人々が存在しています。
地底人:あなたたちは、食べることだけで栄養をまかなっていると思っているでしょ?でも、見えないエネルギーは、この世界にはたくさん存在している。食事をしない人々は、それらを体内に取り込んでいるの。人間は、それぞれ自分が欲しているものから、エネルギーを取り込むことができるのよ。
だいたいね、今のあなたたちは食べ過ぎなの。だから、本能的なものがわからなくなっている。野生の動物が毎日ご飯を食べられると思っているの?
<異常気象は人間のせいではない>
地底人:今、地球の周波数が変わりつつあるの。でも、その暑さに参ってしまうのは、あなたたちが抵抗するから。
・あなたたちが、この変わりゆく周波数に対応できるか、できないか、というだけ。もし、あなたたちがこの猛暑に対応できなければ、そのまま淘汰されて消えていく。そして次に、このような暑さに対応できる新しい身体を持った人間が登場する。
地球は今までそうやって変わってきたでしょ?
<「お祓いは、追い払おうとしないこと」>
町田:特に、肉体がなくなってしまった人々は、時間を感じることができないことから、すでに長い時が流れたことにも気づかす、憎しみの意識のままで留まっていることがあるのです。そこで、私の肉体を通して彼らの止まった時を動かすのです。
つまり、私を媒介にして彼らにすでに何十年もの時間が過ぎていることを伝え、彼らにも話し合ってもらい、本来行くべき世界に帰っていただくのです。
基本的に、お祓いのコツは、「祓おう」としないことです。
<インナーアースとの対話……………目覚めるために>
<目覚めは連鎖する>
・今、この瞬間にあなたが目覚めたら、周囲を変えることができる。一人ひとりがつながっているの。ネットワークでね。すべてはワンネスとしてつながっている。だから、ひとつの場所で目覚めがあれば、他の場所でも同時多発的に目覚めが起きる。
・あなたたちは私たちの肉体を真似てつくられたのだから、あなたたちは私の子孫になるの。
<人間ってそんなにダメなの?>
地底人:それに、人間だけがこの地球にいるとは思わないで。他にもたくさんの存在たちがこの地球上に来ている。天体はそれぞれ影響しあっていて、今、たくさんのエネルギー体があなたたちを見守りながら助けているのだから。
<凶悪なニュースに興味を持つなら、その事件の共犯者になる>
地底人:光の方が強く光れば、闇は一層、暗くなる。すべては相対的なわけだから。今、強く光りはじめる者もあれば、深い眠りに入っていく者もいる。でも、大きな光の中では、闇は存在できない。同じ周波数の者は引き寄せ合うから、今後も二極化はどんどん進んでいく。
・あなたは自分が許可を出したものだけ経験するのだから。あなたがすべてを創造主としてつくり出している。
<ネットをにぎわしている未来人って本当にいるの?>
・地底人:いい? 見ている世界のすべてはあなたがつくっているの。特に、ネットの世界は、あなたが本物だと思ったものが本物になり、信じたいものが、信じたいものになる。そして、未来からの書き込みがあるというのなら、それを書く人は、転生後のあなたかもしれない。それらは、あなたに見せるために書いているのかもしれないのだから。
あなたに必要なものは、すべて与えられる。あなたが求めたものは、すべて与えられる。不安に思えば、不安になる要素を自分が自分に与える。
・いい? 未来は、あなたたちがつくるの。現在進行形なのよ。彼らはあなたたちを未来に誘導しているのよ。あなたたちが彼らを本物だと思えば、それが集合意識になり、未来人と呼ばれる彼らが言うことがやがて具現化していく。だから、あなたたちの思考には気をつけなさい、っていつも言っているの。何を自分自身に実行させたいのか。そのことに気をつけないと。
<今、ここにいいるあなたは100人のあなたのうちの一人>
・あなたは、すべてに存在しているのだから。Aという選択をしたあなたもいるけれども。パラレルワールドの中には、Bという選択をしたあなたも存在しているの。ということは、あなたは何十人、何百人という数で存在している。
・あなたたちは自分の過去を変えられないと思っている。でも、それは間違っている。あなた自身の周波数を変えることによって、過去に起こった何かを選択していない自分さえも変えることができる。
・今のあなたは、複数存在しているうちの一人なの。あなたは、今、その肉体だけを自分のものだと思っているから理解できない。でも、あなたが選択を変えながら違う自分の飛び移りながら存在している意識体なの。
・そして最終的に、完全にあなた自身になったとき、あなたのカルマはすべて解消される。そして、あなたは違う存在に変わる。今ここにいるあなたは、例えばあなたが100通りの人生を生きているのなら、そのうちの一人。
<周囲を気にすることこそがエゴになる>
・はっきりいうと、人のためといって周りを気にすることこそがエゴであって、基本的に、あなたの内側にはエゴは入ってこれない。
・けれども、ただ、楽しめることをやっていれば、そこにあなたの価値が発生して、自然とお金は入ってくるものなの。仕事と遊びの境界線はあなた自身でつくっている。
・自分が本当にしたいことが、この地上でなすべきことなの。
<インナーアースやETとアクセスする方法>
・コンタクトは常に取れる。あとはあなた自身にエゴがあるかどうか。それには、あなたの思考はいらない。知識や思考はこの世で得たものだけ。
・だから、思考を止めることによってアクセスがいくらでも可能になる。私たちだけじゃない。他の存在ともアクセスは可能だ。
<夢の中で夢中になりなさい!>
Q:夢の中でインナーアースさんに会えたりもするのですか?
地底人:夢の中では、思考は止まっているから可能よ。でも、あなたたちが思考をフル回転させたなら夢さえも侵してしまう。肉体だけは眠っていても、思考は眠っていない人も多いから。それに、悪夢を見るのは、現実の世界で苦しまないでいいようにバランスを取っていたりもする。
・でも、夢を見続けると、“夢の中”に入っていく。つまり夢中になる。そして、夢中になったときに時間は止まり、夢が現実になっている。
・とにかく、あなたが夢の中で生きているように、現実にも生きなさい。そうすれば、本当のあなたになれる。
<ちょっぴり、いや、かなりコワいインナーアースの言葉から見えてくるもの>
・こうして、まったく流れの読めない対話を続ける中で、インナーアースさんが何度も強調していたのが「自分が神であることを知る」、そして、「自分を愛する」ということ、そしてそれらに気づいて「目覚める」ということ。
いろいろな質問を投げかけても、必ずこのテーマへ戻ってくるのです。
・そういう理由から、ところどころ、個人的な質問(貯金が減って困る問題)などをしている箇所がある点をご了承ください。こうした個人的な質問から、インナーアースさんも一気に充実したトークを展開してくれたりするのです。
・本書を通じて、私たち人間の存在意義であり、最も根本的なのに困難な「自分を愛する」ことを今日からはじめてくれる人が一人でも増えることを祈っています。
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