「天使、悪魔、エルフ、スぺース・ブラザーはエイリアンの別名」(1)
(2022/9/29)
『深【地球史】宇宙人UFO大事典』
ジム・マース 徳間書店 2002/2/1
<エイリアン・アジェンダの真相>
<政府がUFO現象の真実を隠蔽し二枚舌を使っている>
・UFOの存在論争はすでに決着済みだ。もちろん、UFOは実在する。過去50年間に大量の関連資料や目撃・遭遇報告書が集積されてきた。
<月は史上最大のUFO?>
<エイリアンの影が浮き上がってくる月>
・「月」には少なくとも名前があり、その存在が知られているという意味では確かに確認されているわけだが、「月」がUFOである可能性をそう簡単に捨て去ることはできない。
<「何か」が月の絶妙なる高度、軌道、速度を設定した>
・現在一般的に受け入れられている説は、月はどこか他の場所で誕生し、その後遠い過去のある時期に地球の重力場圏内に入り込んできたとする説だ。この理論にもいろいろなタイプがある。
<月宇宙船説とアルカディアの「月以前の人々」>
・つまり「月宇宙船説」は月の起源と驚くべき軌道という謎を解明する上で、あらゆる理論のうち最短距離にあるのかもしれないのだ。
・アリストテレスはプロセレネと呼ばれる人々について言及している。プロセレネ人はギリシャ人がやってくるずっと以前から、中央ギリシャの山岳地帯にあるアルカディアに住んでいた。セレネという名は――ギリシャ神話の月の神――月それ自体をさしていて、プロセレネは「月の前」を意味することになる。古代伝説によれば、プロセレネ人は「天空に月が現われる前から」住んでいたとして、アルカディアに対する権利を主張した。ギリシャ時代の著述家プルタークもアルカディアの「月以前の人々」について触れているし、ローマ時代の詩人オヴィディウスも「アルカディアの民は月よりも古い」と記している。さらにローマ時代にはロードス島のアポロニウスも、アルカディア人は「月が出現する前から山地に住みドングリを食した」と書いている。チベットの古文書では「ゴンドワナ」という消えた大陸に住む人々について触れられていて、夜空に月が光る以前から文明化していたと記されている。
<月面の怪光と奇妙な8000メートル級の垂直構造物>
<月は太陽系外からの知的種族に占領されている!>
・個人的に研究を続けているジョージ・H・レオナードは、月面の活性と構造に関して目が点になるような結論を引き出した。NASAの写真ファイルを長年にわたって「渉猟」した後、1977年にレオナードは「月は太陽系外から移動してきた一つあるいは複数の知的種族に占領されている」と主張したのである。
<月面飛行をした!堯(ぎょう)皇帝お抱え技術者ホウ・イー>
・今から2000年も前に聖書には飛行を意味する記述があったわけだが、そっくり同じことが地球の反対側でも起きていた。中国の伝説にはホウ・イーの話がある。ホウ・イーは皇帝堯お抱えの技術者で、紀元前2309年に「発光する空気の流れを搭載した」乗り物で月へ飛行したことを記している。
<第12番惑星からの植民で「新人」を創造>
・ゼカリア・シッチンは、多くの文書を解釈してみせた。そして古代シュメールではニブル、バビロニアではマルダグと呼ばれた太陽系12番惑星からの訪問者によって、人類初期の歴史がどのように形成されたかを詳細に物語ったのである。
・これらの地域では困難な採掘作業が続き、エイリアンの中に反乱も起きるようになった。これに素早く対応した指導者は、旧人を遺伝子操作して新人を創り出し、奴隷労働者として利用したのである。この新しい種「ホモ・サピエンス」は30万年ほど前にメソポタミアの「肥沃三日月地帯」に連れてゆかれ、繁殖が許された。同僚の植民者からは強い反感をかったが、エイリアンの中には人間と交配する者も現れた。
<エイリアン「星の長老」バクティは神か悪魔か>
・1947年8月13日、あの悪名高いロズウェル事件から1カ月あまりがたっていた。ニューメキシコ砂漠に墜落し、まだ燻っている状態の金属製物体を、6人のアメリカ先住民が発見した。内部にはエイリアンらしき生物もいて、負傷はしていたがまだ生きていた。
軍隊が接近してくるのが聞こえたので、先住民たちはその生物が軍に捕らえられないように匿い、介抱することにした。自宅に連れ帰ってみると、エイリアンは水晶のような映像伝達装置を使って会話できることがわかった。
・モーニング・スカイによると、その「星の長老」の名はバクティといい、その基本的なメッセージは簡単なものだったという。「地球が不毛の岩石だったころから、星の種族はここにいた。星の種族は進化の進化の全過程を通してここにいた。星の種族の介入はあるときは慈悲深かったが、そうでないこともあった。人間を正しく導き………また誤った方向へと導くこともあった。星の種族は人間の神であり……悪魔でもある。地球に常に存在し、今もここにいる」
・モーニング・スカイの著作によると、人間はDNAの操作によって創り出され、エイリアンの採掘作業に労働力を供給していた。創造者であるエイリアンの指導者は弟と地球の支配権を争っていた。優位に立つために、この指導者は自分自身のDNAを人間の遺伝子プールに入れ、そこから曲がりなりにも自分の「子孫」を創り出した。他にも「情緒を解し感情豊かな」鳥に似たエイリアン種族からもDNAを採取した。人間が繁殖を始め、数が増えてくると、識別可能な二つのグループが出現した。一方は従順なグループで、神であるエイリアンはこのグループを容易に支配した。他方は感情が豊かな知的なグループで、独立意識が急速に芽生えていった。
一部のエイリアンが、野心家であるこの指導者の弟に率いられ、強い意志をもつようになった人間を壊滅させようとした。最初は人間を荒野に放り出して殺していたが、後には大洪水を起こして人間を呑み込ませた。しかし、エイリアンの指導者によって、何とか人間の小集団を救出することができた。
・モーニング・スカイによると、人間の監督権を巡る争いは今日も続いていて、一部のエイリアンはアメリカ合衆国政府の力を利用し、姿を現さずに活動しているという。また別の一団は月に基地を配置し、人間に対し「立入禁止」を布告してきたという。
・「この世界の政治・経済システムの裏側で、エイリアンがどれほど影響力を及ぼしているかはわからない。つまるところ、人間はエイリアンの行動計画に沿っていいように利用されている」
・「エイリアンは地球の天然資源を採掘し、人間の身体を遺伝子素材として利用し、繁殖実験を続けている。さらにNASAやCIAといった政府組織まで利用してUFOの存在を隠蔽し続けている。エイリアンは自らが地球に存在することを知られたくない。もし存在が知られてしまえば、人間が地球の支配権を奪還しようとするかもしれないからだ」
・モーニング・スカイによると、ラーという後のエイリアン指導者が人類の真実の歴史の痕跡をすべて抹消し、人間を無知で支配しやすい状態に保とうとした。しかし、ラーはあるエイリアン種族に権力を奪取されることになる。
この種族はトカゲを祖先とするエイリアンで、今日では「グレイ(灰色のエイリアン)」として知られている。現在、グレイは新たなエイリアン抗争の最中と伝えられ、特別な人間のDNAを結合させ、人間の感情と直観力を取り込み、グレイの十分発達した知性をさらに強化しようと目論んでいるらしい。
<巨大な未知の衛星が13回も捕捉された>
・「1953年以来、(空軍は)巨大な宇宙船が地球周辺で活動しているのを知っていた」
・「長距離レーダー装置の初期テストをしているうちに空軍技師が驚いたのは、巨大な物体が赤道付近の軌道を周回しているのを捕えたからだった。速度はおよそ時速3万キロだ。何度チェックしても、追跡機能は正常だった。巨大な未知の物体が高度約1000キロのところを周回していた」とキーホーは述べている。さらにこの物体が捕捉されてからまもなく、第二の巨大な物体が高度6500キロの周回軌道に入ってきて、再び空軍のレーダーが捕捉している。
<巨大なUFOが地球周回軌道に乗り、その後離脱した>
・謎が謎を呼ぶことになったのは、NASAの1954年10月の報道発表で、NASAは周回軌道にある未知の物体から奇妙な信号を捕らえたというのである。
・キーホーによれば、このように巨大な飛行物体は、レーダーで捕捉される前に、すでに1953年に目撃されていたという。
<騙し操作する極秘UFO命令系統>
・「このように、軍事的問題として命令系統の上層部から指令が出ていることから判断すれば、UFO問題は政府当局によって継続的に徹底した監視と調査が行われ、いざとなれば軍事的対応も必要となる脅威として認識されていたことは明らかだ」
<巨大地下施設からの不気味な気配>
・支配者集団にそそのかされたかどうかはとにかく、事実として、アメリカ合衆国政府は1950年代に始まり現在も継続して、巨大な地下施設を設計・建造するという壮大な計画を展開している。
こうした建造物として、コロラド州のシャイアン・マウンテン地下の有名な軍事司令部があり、米国の戦後防衛計画の必須施設となっていることは明らかだ。他にも多くの類似した基地が極秘で建設されているが、核戦争を生き残り、戦うために必要となる軍と政府の少数の上層部が入るにしては、その収容人数が巨大すぎる。
<地球からの大規模な疎開「第三の選択」>
・「第3の選択」の前提は単純だ。地球の真の支配者、つまり富と権力の支配者はかなり以前から、人口過剰と環境劣化によって、地球はまもなくこれまでのように人類社会を支えていくことはできなくなることに気づいていたということだ。そこで、公になっていない宇宙テクノロジーを利用した極秘計画が採用され、選ばれた人間を月の秘密基地経由で、火星居留地へ移住させるということになった。この陰謀にはアメリカ合衆国と旧ソ連両国の協力関係もみられ、長期にわたって実施されている。
<正体不明の民兵組織に守られている「地上のブラックホール」エリア51>
・こうしたエリア51に関する頑迷な秘密主義にもかかわらず、政府当局が新型のUFOや、ロズウェルのように墜落したUFOを回収して研究を進めているとする説を振り払うことはできなかった。
<「エイリアン航空機9機を見た!」若い科学者>
・教養もありはっきりものを言うこのボブが、隠しもせず話していたのが、エリア51でアメリカ合衆国政府のためにエイリアンの空飛ぶ円盤の仕事をしたということだった。
言うまでもないが、このラザーの話はUFO研究界の内外を問わず、大きな論争を巻き起こすことになった。
・仕事をしていたとき、ラザーは自分がUFOの動力装置つまり物質・反物質反応炉の研究とそのリバースエンジニアリングをしていることに気づいた。ラザーによればその反応炉は従来の原子炉と似てはいるが、サッカーボールほどの大きさしかなく、非常に重い物質を利用して重力を消す「波動」を生み出すことがわかったという。
<エイリアンVS人間の戦闘で警備員66人死亡>
・ラザーが円盤を見たのはつかのまで、しかも散発的なものだったが、ラザーが仕事の準備のために読んでおくように求められた、200ページ以上にのぼる「ブリーフィング」用の文書から、さらに驚くべき情報が出てきた。この青い小冊子には書類番号も極秘スタンプもなかったが、ラザーはこの冊子で他の極秘プロジェクトが存在することを知ったという。
たとえば重力航行や過去を遡ること、さらに中性子ビーム兵器の研究などで、どれも「プロジェクト・オーヴァーヴュー」というプログラムの一環だった。ラザーはこの冊子からエイリアンが100万年も前から地球を訪れていたことを知り――さらに人間も、数千年をかけて65の遺伝子レベルの修正を施された結果であることを知った。少なくとも小さいETの一団は「ザ・キッズ」と呼ばれ、レチクル座ゼータ恒星系の惑星からやってきている。
・すべてを経験した後になっても、ラザーは分厚い資料にあった宗教に関する言説には懐疑的だったという。この資料にはエイリアンが人間を容器と考えていると書かれていた。
・ラザーが目にしたブリーフィングでもう一つ興味深いのは、1979年にある秘密基地で、どうやらエイリアンと人間との間に戦闘が起きていたらしいことに触れている部分だ。ラザーによると、人間の警備員がエイリアンの区画へ武器を持ち込もうとし、それがもとで保安要員が頭部に致命傷を負ったと書かれていたという。
・「1979年に何かが起きた。エイリアンによると………武器に関する口論(があった)と言い………(警備員)66人が死亡し、44人が退職した」。この話によると、エイリアンは装置を残したまま立ち去り、その装置のいくつかをラザーが調査したことになる。
・ラザーの経歴に矛盾がみられたことで、レポーターのナップは、ラザーの学歴と就業の記録は故意に書き換え、もしくは隠蔽されていると結論づけた。さらに気味の悪いことに、ラザーははじめてTVインタビューの後、スタジオから出るときに白い車に乗った何者かに狙撃されているのである。
<ラザーの経験は「大衆教化課程」の一環?>
・ティモシー・グッドもラザーの件を非常に詳しく調査し、「私見としては、ラザーの話はれっきとした真実」と結論づけ、地球外生命体の訪問という事態に社会を順応させるための「大衆教化課程」の一環とも考えられるとした。チップも似たような推測をし、「実際ラザーは情報の流し手として抜擢されたのではないかと思うこともある」と述べている。
<遭遇>
<空飛ぶ機械搭乗者との不思議な遭遇>
・1897年4月21日の夜、「電球より遥かに明るい」光をつけた楕円形の物体が自宅そばの牧草地上空で漂っているのを目撃したという。バークレーはウィンチェスター銃を片手に、その機械のほうへ進んでいった。すると一人の男が現れ、武器を下ろすように頼んだ。
・こうして光る物体との遭遇が終わろうとするとき、バークレーはその男がどこから来て、これからどこへ向かおうとしているのかを尋ねた。答えは奇妙なものだった。「あらゆる所からです。そして明後日にはギリシャへまいります」。こう言い残すと、その飛行物体は視界から素早く消え去った。
<金星からきた男と遭遇した(⁉)アダムスキー>
・アダムスキーが後日語ったところによると、肩まで髪を伸ばし、黄色のワンピースを着た男が現れ、アダムスキーはその男を「異世界からきた人間」と認識したという。
アダムスキーによると、手振りとテレパシーを組み合わせて使って、その男の名がオーソンであることがわかり、さらに人間の核実験の危険性を警告するために金星からこの地球へやってきたという。
<輝かしい体験と卓見のコンタクティー列伝>
<●ハワード・メンガー>
・メンガーは前世はエイリアンだったと主張し、まだ子供だった1932年からずっと「宇宙人」との接触を続けてきたという。UFOに乗り、太陽系内のほとんどの主要惑星を巡っている。
<●ダニエル・フライ>
・初めて宇宙人「ア・ラン」と出会ったのは、1950年7月ホワイトサンズ性能試験場近くで円盤と遭遇したときだった。
・飛行中、ア・ランの種族は古代レムリア人の末裔で、原子爆弾による大異変の後宇宙へ避難したことを聞かされた。
<●ジョージ・ヴァン・タッセル>
・航空会社の整備士で、1951年に太陽系を支配するある委員会からテレパシーで情報を受け取ったという。彼によると人類は金星人と地球のサルを交配した混血種らしい。
<●トルーマン・ベサラム>
・1952年にラスベガスの西部で自分のトラックで寝ている間に、円盤から現れた8人の小さな生物に誘拐されたと主張した。ベサラムはこの円盤の船長と親交を深めたという。船長は美しい女性の宇宙人で、惑星クラリオンの出身だった。この惑星は太陽をはさんで地球のちょうど反対側にあるため地球から見ることはできない。
<●エリザベス・クレアラー>
・1954年、アコンという男とともに、南アフリカの自宅からアルファケンタウリ星付近の惑星へ連れていかれたと主張する。その惑星は、メトンといい、ベジタリアンの世界で人類が抱えるような諸問題もそこには存在しないという。
<●オルフェオ・アンジェルッチ>
・UFOとの接触を通して非常に不思議な宗教的体験をしたと主張する。1952年5月、アンジェルッチはロッキード社での仕事を終えると緑色に輝く二つの球体に遭遇し、その球体はアンジェルッチに人類の進化について話しかけてきたという。2カ月後、アンジェルッチは干上がった河床に着陸した円盤に乗ると、地球のずっと高いところまで連れていかれた。ネプチューンと名乗る「スぺース・ブラザー」がアンジェルッチに語ったところによると、人間のテクノロジーが世界を脅かしているため、地球は危機的状況にあるという。さらにネプチューンは1986年に地球規模の大変動が起きることを警告した。
<プレアデス星人セムヤーゼの伝言人マイヤー>
・あり得ないことだと思うが、牡牛座の小さな星団プレアデスには高度に発達した文明人が存在することを信奉する人たちがいて、そのプレアデス人が地球人に人類が宇宙の孤独な存在ではないことを知らせるために、スイス生まれの隻腕の何でも屋で、5年間の教育しか受けていない男を支援者として抜擢したと主張している。
・何度も繰り返し会っているうちに、マイヤーはセムヤーゼから多くのことを聞いた。「セムヤーゼがまず簡単に説明してくれたのはプレアデス文明の起源で、それは数千年前に始まったが、太陽系よりずっと若いプレアデス星団ではなく、「こと座」でのことだった。戦争が続き、惑星が崩壊する前に人口の大多数が他の恒星系へ移住した。プレアデス星団やヒアデス星団、さらに近くにある恒星ヴェガを周回する惑星へと移住していった。星間旅行をしているうちに、この新しいプレアデス星人が地球を発見した。そこでは(プレアデス人にとっても)快適な大気の中で進化を続ける生命の初期の姿があった」とキンダーがマイヤーの話として伝えている。
・そして「セムヤーゼによれば、そのとき以来、地球はその住人の手で二度にわたって破滅したという。最初は、太古のプレアデス人が地球に残り、原初的な地球人と結婚し、その後進化した文明によって崩壊した。第二の崩壊は、後の世代のプレアデス星人が地球を植民地化し、高度テクノロジーを生み出した後、再び戦争を起こして惑星を破壊してしまったのだ。セムヤーゼや他のプレアデス星人は、再び地球に戻るために選抜された者たちだ。平和的なこと座系プレアデス星人の末裔で、今では地球人を精神的に進化する方向へ導く責任を感じていて、精神的進化が実現すれば、地球人はプレアデス星人の先祖が太古の昔に体験した失敗を避けることができる」と言うのである。
<500光年、7時間先の隣人を知るべし>
・ここで、ビリー・マイヤーが書きとめたものから収集した「知識」をまとめておこう。
プレアデス星人はある文明化した連邦世界に属し、アンドロメダ星雲の高度に発達した種族の世界のそばに住んでいる。この種族は精神的に非常に進化していて物理的身体を必要としないため、ほとんど光エネルギーとして存在するようなものだ。プレアデス星人は恒星タイゲタを回る4つの惑星に居住していて、この惑星系は地球の科学者がM45と呼んでいる星団にある。
プレアデス星人の故郷は惑星エラで、地球と非常によく似ていて、大きさも10パーセント小さいだけだ。生産部門は他の惑星に限られていて、しかも高度に発展したテクノロジーと精神的自覚のおかげで、エラでは4億人のプレアデス人が、公害や戦争、飢えも病気もない理想的世界での生活を送っている。人々はテレパシーで交信するため、不正は存在しない。あらゆる生活必需品が無料で得られ、嗜好品などは個々に物々交換で手に入れる。貨幣は存在せず、したがって不合理な富と権力の独占もあり得ない。大規模な都市は存在しない。
・プレアデス星人によると、毎年3000以上のエイリアン宇宙船が地球を訪れている。
・マイヤーとの会話の中で、プレアデス星人セムヤーゼは、地球と惑星エラの500光年の距離をわずか7時間で航行できることを説明している。
・プレアデス星人はたいていテレパシーを使って人間と接触し、接触した人間の数は1万7000人以上にのぼる。マイヤーもそのうちの一人にすぎないとウィンターズは言う。
<失われた時間>
<誘拐され巨大な不死鳥に会ったアンドレアソン>
・アンドレアソンによると小さな生き物で、頭は大きな洋梨形で、灰色の肌、小さくて細長い穴のような耳、鼻に口、そして「大きくて広角の、ネコのような目」をしていたという。その小さな生き物は「モンゴロイド」系の人間のようでもあり、紺色の制服を着て左腕には鷲のような絵の入った記章をつけていたという。
・言葉を使わないコミュニケーション――テレパシーに違いない――によって、アンドレアソンはこの訪問団のリーダーがクゥアズガーという名であることがわかった。クゥアズガーはアンドレアソンの名を知っていて、特に彼女のためにここへ来たという。
・敵意は感じなかったので、アンドレアソンは自分が床から7、8センチメートル浮き上がっている状態に身を任せると、閉まっている台所のドアを一団とともにすり抜けた。外に出ると、脚を下ろして停まっていた楕円形のUFOに乗せられた。UFOの下側には三つの大きな球体があり、他の誘拐事件の当事者の報告やジョージ・アダムスキーの写真にあるものとそっくりだった。
<エイリアンの交配実験で生まれたスター・チルドレン>
・トウミーは何故かその子が自分の子であることを悟ったのだという。後にトウミーはエイリアンから、この子が数年間かけてトウミーの身体から摘出した組織によって作り出された9人の子供のうちの1人であることを聞かされることになる。
<月と火星からきて地球地下に停泊している「ファスト・ウォーカー」>
・ライリーの記憶によると、1988年に後半になって、上司が調査のために人工衛星の写真を持ってきた。その写真には、輝く物体が写っているだけだった。しかし、遠隔透視のセッションで、その物体には人間型の生物が搭乗していて、しかも核貯蔵施設の上空を浮遊していることがわかった。遠隔透視者のイメージによれば、この訪問者はこの貯蔵施設内の起爆装置がセットされている核弾頭の数をチェックしていたという。
・超能力スパイがこれらの飛行物体を遠隔透視し、出所を追跡すると、月の地下と火星からやってきていて、地球の地下で停泊していることがわかった。
<地球は「隔離」「禁輸措置」されている>
・「おそらく宇宙倫理の主綱領によって、いかなる惑星も、他の惑星がその自己破壊的暴力を抑制できるようになるまでは接触してはならないと規定されているのだろう。おそらく地球はその意味での隔離状況下にあるのだ」
<火星人は人間と地球で共生できることを望んでいる>
・時間が経つうちに超能力スパイは、遭遇する様々なタイプの生命体を区別するようになっていた。超能力スパイによると、これまで多くのエイリアン文化に触れてきたが、人間と関わりをもつエイリアンには三つの重要なグループがあることがわかったという。一つは火星での第三次の生き残りグループ。「実体的存在」で、外見は人間に似ていて第二のグループと手を組んでいる。第二のグループは小さな灰色の生物で、大きく輝く目をもち、元々は太陽系外からやってきた種族だ。この二つのグループは風変わりなテクノロジーを使って活動を展開していた。
・「グレイ(灰色エイリアン)」は生物だが、人間のような自己中心的意識はもっていない。人間よりもクジラやイルカに近い存在だ。この生物は何かしら人工的に作られたような感じもする。また「グレイ」は火星種族の救出と保護に一役買っていたことも示唆されている。
実際の火星人も「実体的存在」だ。まれにしか見ることはないが、地球を訪問してくる宇宙船のパイロットにも火星人が含まれているようだ。
・第三のグループは「エネルギー的存在」で、遠隔透視者の中には「超越者」と呼ぶ者もある。形態の「観念」のみを有する「エネルギー的存在」には形がなく、幽霊のような存在で、あらゆる手段、形、態様で顕在化できるらしい。異次元つまり我々の時間の外部にも存在する。どうやら任意の時間を選び、ひょいと姿を現すことができるらしく、異なる時間に出現し、同時進行で作業を進めることも多い。
・今でも火星人の宇宙船が引き続き宇宙空間からやってきては地中に消えてゆく。そして再びこの地下基地の発着用パッド上に現れる。こうした基地は待機用シェルターや、貯蔵庫、管制センターのようなものらしく、ときには海底にある場合もあるが、たいていは大洞窟に存在する。こうしたシェルターは火星にも地球にも存在し、そのほとんどは今後惑星規模で生じる大惨事に備えるものだ。
ある報告書によると、現在この火星人たちは人間に怒りを抱いているという。火星人は人間の文明が進化して、窮地にある火星人を手助けしてくれるようになるのを、何世紀も待ち続けている。
・また遠隔透視者によると、グレイは火星人を救う活動を続けているという。火星人は火星と地球に地下基地をもち、超越者である「エネルギー的存在」が監視している。三者が相互に影響し合っていることは明らかだ。
<宇宙全体を治める銀河連邦本部を透視する>
・1996年のインタビューで、この銀河系は、宇宙全体を治める七つの「連合本部」の一つに管理されているとボードンは語っている。そしてこの本部の様子を次のように描写している。「それはシュメール文明の神殿を彷彿させるもので、ワシントン記念塔のようなオベリスクがあり、それに続いて傾斜のついた長い進入路がある。イタリア大理石のような磨き上げられた白色の石で作られていて、台地の上の砂漠で囲まれている。内部には高い丸天井の部屋があり、華麗な彫刻や絵画、記号そして文字で埋め尽くされている。天上の中央部には証明があって、部屋にいる人物によってその色が変化するようになっている。昔懐かしいムードリング(訳注:はめている人の心の動きで色が変化すると宣伝されている指輪)のような感じだ。中央部の床には実際には祭壇ではないのだが、墓石あるいは供物台のようなものがあって一段高くなっている」
<7人の手になる「遠隔透視報告書」が示す驚愕的エイリアンの世界>
<●このテクノロジーは現在の地球に存在するのか?>
・UFOテクノロジーが確かに世界中で幅広く機能しているというのが、透視者の一致した意見だ。「そうです。確かに地球上に存在します」と一人の透視者が報告している。「エイリアンの基地を透視しましたが、一つの種族ではなく複数の種族が存在します。基地はエイリアンの居住区と宇宙船基地を兼ねています。地球の南北両半球の山脈内部に海底、湖底に存在します」「はい、存在します。実際にあらゆるところに存在します」と別の一人は述べ「空や山脈の内部、海底………そして複数の種族がいます」と報告している。
・さらに三番目の透視者は「そうです。私が見たのは………グレイではないが、人間に似た種族だった。エイリアンには複数の種族があって、この地球上に存在する。基地は海や山脈内の洞窟のような場所にあって、人間が作ったものかエイリアンが作ったものだ」。「はい。このテクノロジーは確かに地球上に存在します」と報告するのは四番目の透視者で、「そのテクノロジーが数千年前から存在したことが感じ取れます。ずっと長いこと存在してきたのです。エイリアンがこの技術をもたらしました。エイリアンはどこにでもいます」。
・五番目の透視者は「海洋や山岳地の巨大な洞窟、さらには砂漠のような条件のところや、森林やジャングルといった環境に基地らしきものが存在する。地球にですか?おそらく存在するとは思いますが、このことについてはまだ触れたくありません」と言っている。
<●地球の政府と訪問者との相互関係を、過去100年から将来の200年にわたって描写せよ。>
・さらにもう一人の透視者も、エイリアンと人間の指導者との会議の模様を透視している。この会議では来るべき地球物理学的変動について議論されている。
「この変動が地球に悪影響を及ぼすことになる、と話しているのは背の高いやせこけたグレイだ。このエイリアンによると、地球が太陽を2万5000回周回するごとに、空から巨大な岩石が降ってくるという。流星か小惑星のことを言っているに違いない。また、太陽系の惑星軌道と交差する惑星が存在し、このグレイによれば、これが地球をはじめとする惑星に、多大な問題を引き起こしているという。
・さらにこのホログラムは、小惑星帯の中には軌道から離脱して崩壊する小惑星もあることを示している。その中には地球に引き寄せられ、危ういところで地球からはずれるものもあれば、正面から激突するものもある………エイリアンは人々に何かを建てさせるように告げている――私の考えでは、ここでは人類の保護について話しているので、おそらく『シールド』のことをさしているのだろう。
・エイリアンは今地球の指導者たちにできることはそれほど多くはないと言い、現在の時点で重要なのは…………スーツ姿の男たちには聞きたいことがあった。どのくらい犠牲者が出ることになるか? その事態の備えとして何ができるか? ということだ。背の高いやせこけたグレイが再び話し始める。指導者とその部下のための地下施設を建造しなければならないと言い、しかも今現在住んでいる場所ではなく、山岳地や岩盤のある場所に建造しなければならない。その他の人々はどうなるのかと、スーツ姿の男たちが尋ねている。このグレイは、準備のできない者は死ぬことになると答えた。指導者の仕事は、人々にこの事態に対する準備をさせ、その手段を最小限にとどめる方法があり、その手法をグレイが提供すると言っている」
<●大使、技術者、警察とは何者か?>
・一人を除くすべての透視者がセッション中このタイプの存在に言及した後で、透視者たち自らが立てたのがこの質問だ。二人の透視者が大使の役割をするエイリアンをイメージし、地球以外の技術者が地球付近で作業しているのを二人が透視している。さらに二人がエイリアンの警察についても透視している。大使たちが多くのエイリアンの種族を代表し、会議を進めている。
・別の透視者はエイリアンの技術者のようなイメージを透視している。「この男は作業着を着ていて、背が高く身体全体が光り輝いているようだ………このエイリアンは他の者にエナージャイザーが適切に機能することが重要だから、すぐにテストするように告げている。さらに生命体は損傷をきたさないよう、エネルギー出力は慎重に調節しなければならないとも言った。この場所やどんなタイプのエナージャイザーのことをさしているのかはわからない」。さらに別の透視者はエイリアンの一団が「何らかの技術を身につけた二人の男」を保護しているのを透視した。この護衛の様子をイメージした透視者は、この一団は警察だと言っている。
「この男たちはちょっと変わっている。というのも、ユーモアのセンスがまったくないからだ」とこの透視者は報告していて、
「くそ真面目で、自分の仕事はきちっとこなす。ほら、巡回中の警官がやるように、二人一組で警備にあたる。これにはそれなりの理由がある。防御の問題と関係している。二人組の一方に聞いたところによると、非常事態の場合、二人一緒に助けを求めれば、すぐに助けが飛んでくるからだという。一人で助けを求める場合には、中央制御盤のようなところを経由しなければならないが、誰かと一緒なら、簡単に共鳴させられる――何のことやら、僕にはさっぱりわからないが、………二人の男によると、彼らには階級組織があって六組十二人のグループで活動しているという。銀河中には彼らのような存在が何百万人もいてペアを組んでいるらしい。ちょうどこの銀河での仕事に就いたところだと一方の男が言っている。この男によると、生命の存在を真に理解するまでは、彼らの仕事を完全に理解することはできないという。また、この一団の主要任務は、何を意味するのかわからないが、生命を維持することにあるという」
<●なぜ今、紛争がひそかに展開しているのか?>
・この質問も、数名の透視者が現在の地球周辺で、紛争のようなものがひそかに展開していることをはっきりとイメージしたため、その後透視者のうち5人がこの紛争にまつわる透視を報告している。「ゲリラ戦が起きているのを感じる」と一人が報告している。別の者は「2グループ間の抗争」のようなものと言っている。互いに嫌悪し合っている。人間はそのただ中にいて、人間のぶんどり合戦の様相を呈している」という。また、他の透視者はもっと不吉なイメージを透視していて、「非常に大きな宇宙船の大艦隊が太陽系のすぐ外側にいて、何者かがやってくるのを待ち受けているようだ。ルーク・スカイウォーカーと悪漢の映画を彷彿させる」と言っている。この紛争を「同一グループの内紛」と見る透視者もある。
・「双方の意見が一致せず、一方は地球に対して大きな責任があると感じているが、他方は地球を利用し、支配し、資源を確保したいと考えている。また、多くの種族からなるさらに大きな一団があって、このグループは現在の状況を好ましく思っていない。この一団は平和の維持に努め、この悪漢エイリアンが人類をはじめ他の生物に危害をおよぼすことを防ごうとしている」
別の透視者はこう説明する。「目に見えるほど問題は簡単ではない。これは、一方が他方を嫌うといった、単なる憎悪にもとづく戦争ではない。そうではなくて、非常に長期にわたって続いている戦争だ。双方の一方が生き残るという生存競争だ。一方がここで生きてゆきたいと思っても、他方が自分の領土だといって譲らない。これが現在わかっていることで、『スター・ウォーズ』のような状況でSF小説的だが、こうした感覚とイメージを振り払うことができない」。
・また、この紛争がいつ始まり、いつ終わるのかを透視できた者は一人としていなかった。
<●UFO問題には、通常考えられているように、精神的、宗教的あるいは超自然的側面があるのか?>
・別の透視者によると「私たちが神と呼ぶ存在を透視しているところだが、私たちが考えている神とはまったく違う。もっと非人格的な存在だ。人格的な存在ではまったくない。人格的存在というのは、私が理解する限り、そう、現在の物事の在り方や、現世でどう振る舞うべきかといったことの規範やガイドとして役割を果たしてくれる、過去の人々のようなものだ。
・存在とは、生命、あらゆる種類の生命体が共謀しているようなものである。例の小柄な連中(グレイ)は、こうしたことをすべて心得ていて、他の種族の者もほとんどが理解している。エイリアンたちが人間の創造主すなわち神と呼んでいる存在の力場の影響を受けている。それと、エイリアンにも独自の儀式がある。私たちのミサとは違い、精神性の面で非常に異なるものになっている。そうだ!エイリアンが儀式のようなものを行うとき、霊魂が現れるんだ。私にはそれが感じ取れる。素敵な気分だ。
・あれは……何てことだ! メキシコのピラミッドにそっくりだ。でも底部にドアがついている。上部に通じる入り口のようだ」。
他にも「神殿」をイメージした透視者がいて、そこではフードをかぶった者が礼拝に集まっていたという。
<戦争などで人類を陰で操る「カストディアン」>
・ブラムリーによると、「カストディアン」というエイリアン種族が戦争を支配の友好な手段として利用し、地球上の全住民をずっと陰で操っているというのである。「人間は小さな銀河の孤立した惑星で悲嘆にくれる奴隷種族らしい」とブラムリーは結論づける。「つまり、人間はかつて地球外文明の所有物であることにかわりはない。この地球外文明は所有物の支配権を保持し、地球を牢獄のようなものとして維持するため、人間との終わることのない紛争を展開してきた。それによって人間の精神性は疲弊し、この地球に間断のない肉体的苦痛を生む状況を作り出した。こうした状況は数千年にもわたって存在し、現在もその状況は変わらない。
<「万物はエネルギーと物質と思考からなる」>
・それからしばらくすると、ミラーはUFOに乗せられ、ソルテックと名乗る人間の外見をもつエイリアンと長時間にわたって話をしたと主張した。この体験の後、ミラーはテレパシーだけで宇宙人と会話を交わすことができるようになったとも言っている。この交信手段を使ってミラーは多くの情報を蓄積することができた。
ミラーによると、彼を乗せたUFOは「フェニックス」号という銀河調査科学船だそうで、地球周辺および月面上の「磁気異常」と宇宙線を測定しているらしい。またミラーは、この宇宙船が数百万年にわたって地球を研究・観測し続けてきた銀河連邦の代表であることも知った。
・テレパシーによるコミュニケーションを通じて、ハトン、コルトン、ヴォルトラ、アシュタル、モン=カ、ラルールという名の人間ではない生物からの様々なメッセージをミラーは記録している。
<人とクジラは再生を通して成長する精神をもつ>
・マイケルはまた、人間はすべて「多次元的宇宙」に宿る、より大きな全体の一部であるという。マイケルという存在によると、個々の存在は人格から分離した意識をもつ小さなエネルギーあるいは精神だという。そして、この精神は「肉体がその生活環を通じて寿命をまっとうするために必要である期間中」一連の物質的肉体に捕らわれている。
・人間は再生を通じて成長する精神をもつ唯一の存在かと尋ねると、マイケルはこう答えた。「地球にはそういった種が2つ存在する。ヒトそしてイルカを含めたクジラの仲間だ。しかし、精神をもつ種はこの銀河系だけで1000万以上も存在することを知っておくべきだろう」
<3次元世界は限界と被害者意識を学ぶ力場>
・他にも肉体を離脱した存在の代表を自称する最近の人物に、ドルンヴァロ・メルキゼデクと名乗る感じのいい男がいる。
・メルキゼデクは意識的に次元間を移動できる者と言われている。伝えられるところによると、ドルンヴァロは物質的・精神的存在の多くの階層を通過して地球へ到達したという。この旅でドルンヴァロはオリオン、シリウスB、プレアデスといった星団の高度文明にも立ち寄っている。
・「ドルンヴァロによれば、人間はすでに一定のレベルに達していて、間違いなく15億人が意識転換をはかることになるといい、こうしたマスターらの(内部次元の精神的存在が支援し)、ほぼすべての者が次なる次元へと進化できるように計画を立てているところだ」とフリッセルは記している。
ドルンヴァロはこの3次元世界で思考の質を極めておくことが非常に重要だと主張している。なぜなら高次元になると、現実を創造するのは思考だけになるからだ。
・「最終的には愛と平和と調和、そして隣人に優しくあることは相互に作用し、現実の創造には非常に有効だ。これらは3次元においても重要だが、効果が現れるのに時間的な遅れがあるため、人間はとぼけて原因と結果を見ずにやりおおせている。3次元世界は限界と被害者意識を学ぶ力場なのだろう。被害者意識における究極の被害者とは、自らが現実を創造していることを知らず、物事はただ降りかかってくるものと考えている者のことだ」
<1972年の地球破壊をエイリアンが回避>
・ドルンヴァロによると、シリウスの知的生命が、およそ100にのぼる他の種族の援助を受け、「銀河コマンド」の許可を得てこの大災害を回避する実験を試みた。地球の周囲と地球上のあらゆるものにホログラフィー・エネルギー場を設け、太陽フレアから生命を守るだけでなく、地球の生命がこの事態に気づくことなくこの上なく幸せに暮らせるようにしたというのである。
・「ドルンヴァロによると、地球外生命体は定期的に地球に似た惑星を訪れている」とフリッセルは記している。「しかし、私たちに干渉すれば宇宙法に反することになる。そこで、地球の振動するより一つ上の倍音にあたる振動数レベルへ入ってきたのである。そのため人間の目には見えない。しかし、地球外生命体はこの倍音レベルから極めて明瞭に人間のことを監視できる。実際に、地球のもう一つ上の倍音レベルは今現在も奇妙な乗員が乗った宇宙船でひしめいているため、ごく最近到着した訪問者は第二倍音レベルへ入らなければならず、第二レベルもほとんど満杯状態になっている。遥か彼方の銀河から地球を観察しにやってきている生物もいる」
現在地球上にいるエイリアン種族で、ドルンヴァロがよく引き合いに出すのが、馴染みのある「グレイ」だ。ドルンヴァロの説明によると、グレイは、今も大気の喪失と環境の劣化に苦しむ火星人の遠い祖先にあたるという。
<UFOの50パーセントは「秘密政府」が作ったもの>
・しかし、ドルンヴァロによると、グレイは第ニ次世界大戦以前に地球のある「秘密政府」と接触し、その高度なテクノロジーと交換に、地球上で動物切断や人間誘拐などの実験を行う権利を獲得したという。
<天使、悪魔、エルフ、スぺース・ブラザーはエイリアンの別名>
・森を歩いているときに、催眠術にかかったような大きな目をした小さな存在に遭遇した。その彼だか彼女だかは、天使と考えるべきなのかそれとも悪魔なのか、あるいはエルフなのかそれともエイリアンなのか? それは観察者の考え方次第ということになる。
・言い換えるなら、すべての人間は太古から続く善と悪の戦い、神と悪魔の戦いに関わっているというのである。
<科学的発見によって裏付けられた超自然的メッセージ>
・コンタクティーや遠隔透視者、降霊術者はみな太陽系外の惑星を訪問したことを長年にわたって語り続けている。
・「現代の宇宙は、空間は10次元に存在し、そこでは時間旅行が可能で過去へも行くことができる、また時空構造に穴をあけ、宇宙の別の部分への近道とすることも可能だ。さらに、この宇宙は石鹸のように泡立っていて、目に見える宇宙はその中の一つにすぎない」
<新たな世界観>
<人類はより高次な存在地平への移行過程にある>
・しかし、空飛ぶ機械と宇宙からの訪問者の報告は、有史以前にまで遡る。現代よりもずっと進んだ技術が太古の昔に存在したとする証拠には特に説得力がある。こうしたテクノロジーが人類の失われた文明によるものではなく、エイリアンの訪問によってもたらされたとはっきり示されているわけではないが、天空の神とその空飛ぶ船にまつわる多くの古代物語が存在することからも、エイリアンとのコンタクト説に有利な状況となっている。
<「エイリアン行動計画が判明した。それは私たち人間の行動計画だったのだ」>
・誘拐体験者が灰色エイリアンに神について尋ねたとき、エイリアンはこう答えている。「私たちにとっての神は、あなたがたにとっての神と同じです」
・多くの人が感じているのは、エネルギーや光として存在するエイリアン、つまり遠隔透視者が「超越者」と呼んだエイリアンが地球上にいて、人間が新しい現実へと移行するのに立ち会い、おそらくその移行を手助けしてくれているということだ。それは文字通り人間の「再生」である。
<人類の指導者に会いたい>
<歴史は陰謀で溢れ返っている>
・歴史における陰謀説はアメリカの政治家やメディアからは、ほぼ無視されてきたと言っていい。
・「政治に偶然はない。事件が起きたとすれば、起きるべく計画されていたのだ」
<エイリアン・テクノロジーの秘匿独占を狙う富裕エリート層>
・私がこのネットワークの活動を知ることができたのは、この組織について20年にわたって研究してきたこと、1960年代前半の約2年間、同ネットワークの文書や極秘記録の調査を許可されたおかげだ。
0コメント