私がクモとよんでいる人間ではない存在は、旧約聖書で「神」と総称され、他の文化圏では「神々」とよばれるものと同じ存在である。(1)
(2023/3/31)
『答え』
第2巻 世界の仕組み篇
究極無限のワンネス愛「心」は、カルト操作のマトリックスを見破り、現実にリセットする
デーヴィッド・アイク ヒカルランド 2022/6/10
・ワンネスは無数の注意を向けた点によって、すべての現実を創造している。私たちもその点のひとつである!!!
<訳者まえがき>
・アイクは30年来、人類は奴隷化されようとしていると訴えつづけてきた。外出や移動の制限、行動の監視、そしてワクチン接種の強制と、コロナにまつわるさまざまな動きは、それが現実化しつつあることをうかがわせる。
アイクは、「新型コロナウイルス」とよばれているものは、分離・固定されたことがなく、存在しないという。PCR検査もコロナウイルスの感染を判定するためには使えないものであり、つまりこの騒動は目的をもって計画されたものであるとしている。これについては第1巻で詳しく述べられているので、ぜひご一読を。
では誰が、なんのためにそのようなことをしているのか?
アイクは、国家を超えて世界全体の統一支配をもくろむ「カルト」が、「未知のウイルス」へのおそれを煽り、命を守るという口実で行動制限や監視、ワクチン接種を受けいれさせているのだという。
・1990年、英国でサッチャー首相が固定資産税にかわり人頭税を導入した。所得や資産にかかわらず、一律に課税するしくみだ。富裕層にとっては、屋敷にかかる数千ポンドの固定資産税が、1人あたり数百ポンドの課税へと軽減されることになった。いっぽう借家暮らしの庶民は、無税であったところへ人数分の重い負担がのしかかることになる。怒った庶民の数のパワーに、国はなす術もなかった。税は廃止、首相は辞任に追い込まれた。私たちには、パワーがあるのだ。
・しかしアイクの考えでは、私たちはみな同じ無限の意識のなかの、注意を向けたひとつの点だという。その点が、人間という短い体験をしているのが、あなたであり、私である。
そのように知覚されると、自己認識が大きく変わり、それにともなって行動もまったく違ってくる。
・では、コロナ騒動を例として考えてみよう。
まずは、「未知のウイルスが発見された。死にいたることもあるおそろしいウイルスだ」と周知させ、おそれを植えつける。
次に、「感染を防ぐため、外出は控えよ。感染状況を把握するため行動を記録する」と要求。「今は非常事態。命を守るため、制約や監視はやむをえない」と正当化。
・これらの要求に大多数の人がしたがっており、日本ではワクチンを必要回数接種した人の割合は79.3%にものぼっている。
・コロナワクチンは遺伝子にも影響をおよぼすともいわれており、アイクは「ヒューマン2.0」、つまり支配しやすいように「進化」した人間をつくる目的があるとしている。
・支配者は、みずからに依存させることで支配をおこなうことができる。外出を控えた結果、さまざまな中小の飲食店や小売店が大きな打撃を受け、廃棄した。すると大企業へと集約が進み、人びとは自分たちのローカルビジネスではなく、グローバル資本に依存せざるをえなくなる。自立の手段を奪い、ベーシックインカムをあたえれば、人びとは政府に依存するようになる。
・アイクは、ひとりでも多くの人が気づき、行動することを願って活動を続けている。その活動の一端を担えることに、私は大きな感謝とよろこびを感じている。
<はじめに――本書に搬出するキーターム「カルト」とは?>
・アイクの著作をはじめて読む人には、圧倒的な力をもつ隠れた階級構造の背景を説明しておく必要がある。その階級構造が非人間の権力を代理し、人間社会の方向を誘導している。この構造と機能を知らなければ、世界のできごとの流れは理解できない。
アイクは長いあいだ、クモとクモの巣の概念を使ってきた。クモは非人間の権力で、五感が知覚する非常に狭い周波数を超えて人間を操っている。旧約聖書その他で「神」とよばれるものと同じ存在である。ルシファーも、非人間的な力をあらわす聖書の言葉だ。サタンや悪魔ともよばれ、聖書では「巨大な竜」「いにしえの蛇」などといった爬虫類をさす語であらわされている。
レプティリアンは、人間の生活を見えない領域から操作するものとして、アイクの著書に登場する。レプティリアンは、人間と爬虫類人のハイブリッドである彼らの血族(ネフィリム)を使って支配をおこなう。ネフィリムは、人間とレプティリアンに姿を変えることができる。
・「クモの巣」は、隠れたクモが目に見えるできごとを指示できるようにする。相互につながった秘密結社の構造である。人間社会の内側でクモの巣を制御している核心部を、アイクは「カルト」とよぶ。
クモに近いクモの巣のなかも糸は、もっとも排他的な秘密結社で、入会者は詳細なクモのアジェンダを知っている。
・クモの巣の外側には、活動は知らなくても名前は聞いたことがある秘密結社がある。テンプル騎士団やマルタ騎士団、イエズス修道会、フリーメーソンなどだ。それらの指揮系統は、深い部分で互いに連結している。メンバーの大半は自分たちが連動している本質や、統制する中心部が追求しているアジェンダに気づいていないだろう。それぞれの「階層」は区画化されていて、下層部ではアジェンダについて知らされることはない。
クモの巣には、隠されたものと見えるものとが交わる場所がある。そこには、アイクが「先端」組織とよぶものがある。ビルダーバーグ会議、三極委員会などだ。これらの組織は、19世紀末、ロスチャイルド家とその番頭、セシル・ローズによってロンドンに創設された秘密結社、円卓会議の要求に応える。
カルト内のひとつの中心的ネットワークは、サバタイ派フランキストとして知られる。
・重要なのは、世界的なできごとを操る際、その中心部分がイスラエルや米国、英国、欧州、世界と関係するサバタイ派フランキストによって演じられることである。
各国も世界もひっくるめ、区画化によってカルトがコントロールする恒久政府というものが存在している。政権交代は変化をもたらすようにみえるが、与党がどんな性質であれ、つねに権力の座にあるのは恒久政府だ。恒久政府は「ディープステート」と広くよばれているが、それは恒久的な支配の一角にすぎない。
「ディープステート」は、世界に向けたカルトのアジェンダを進めようとする官僚や内通政治家と共に、カルトの指示を受けた諜報部や軍、警察の職員で構成される。カルトの望むものを確実に手にいれるため、彼らは選挙で選ばれた政治家やカルトでない職員(圧倒的多数者)に命令したり、操ったり、弱体化させたりする。
・テクノクラートの億万長者、ビル・ゲイツもカルトの一工作員である。工作員は超リッチになれるが、カルトの作戦を通じて生みだされた途方もないカネは、慈善事業を装った「財団」を通じ、カルトのアジェンダを前進させるために使わなければならない。各工作員には、専門分野があたえられる。ゲイツの専門は巨大製薬企業の「保健」分野と、世界中の人にワクチンを打つこと。
<現実とは何か?>
・「意識的」という言葉の辞書における定義は、「周囲の状況を認識し、それに反応する状態」、「なにかを理解し、気づいている状態」である。本書における私の定義とは、まったく違うものだ。
私が「マインド」とよぶものと、「意識」とよぶものの区別をはっきりさせておく。五感の現実に対する知覚を指すときに「マインド」および「ボディーマインド」という用語を使い、五感の壁(このあと説明するファイアウォール)を超えて拡大した認識を指すときに「意識」という語を使うことにする。この観点からみると、辞書にある「意識的」のふたつの定義は違ってみえてくる。
<「神」とはなにか?>
・カルトはシュメールやバビロン、エジプト、アジアなどから何世紀にもわたって旅してきて、英国に本拠地を置いた(それが大英帝国だ)。イタリアとドイツもカルトの主要な中心地(中国も)であり、植民地化を利用して北米に拡大した。いっぽう、サバタイ派フランキスト(訳注:ユダヤ教党派)を通じてパレスチナの要となる土地に定着し、イスラエルを建国した。
<幻想を解く>
・物質性と固体性からすると、すべての感覚はこの解読プロセスの幻想である。物質的に見えるものは、実際にはホログラフィックな、つまり幻想の物体なのである。ホログラムは固体ではないが、そう見える。この幻想は、実際は固体ではなくエネルギーの投影なのに、人間のように見える今日のホログラフィックにも見ることができる。
・この波動場―電気的―デジタルーホログラフィック解読プロセスを経て、ようやく私たちが知覚するような「外部」世界が存在する。また、ホログラフィックな「物理的」現実は、感覚がなにを伝えようとも、実際には私たちの外部にはない。一見「外側」にあるように認識される「世界」は、私たちの頭、つまり脳内にそのようなかたちで存在しているだけである。
・私たちの現実は、人間が感知する周波数帯域内の、すべての波動情報場の総計である。私はこの全体を「フィールド(波動情報場)」、すべてを接続するエネルギーの「海」とよぶことにする。私たちの感覚は、それぞれの「形態」が他のすべての「形態」とのあいだに「空間」をはさんで孤立していると感じている。しかし、「空間」はすべてを接続するフィールドの情報(意識)で満たされている。
<証拠は山ほど>
・別の現実と意識レベルが存在する証拠は、文字どおり数百万人もの人びとが経験し、生還した「臨死体験」とよばれるものにみることができる。臨死体験とは、肉体が死に、人びとが自分の認識が身体の外側の別の観察点へと解き放たれるのをはっきりと経験するときである。
<私たちは何者? あらゆる成長は、本質的には認識の拡大である>
・人類の知覚に対する組織的な罠の背後には邪悪な力があり、その教化は絶えまなく、生涯にわたっておこなわれる。カルトが誘導するトランス状態から目覚める人がかつてないほど増えているのは、意識の力がプログラミングを凌駕するあかしではないか。
・自分がほんとうは何者であるのかわからぬままにしておけば、大衆支配というアジェンダはたやすくなる、とカルトはわかっている。これが人類奴隷化の基本である。
<ワンネス>
・私たちは何者なのか? 人間という形態は、一時的なものでしかない。私たちは姿形のない認識、すなわち認識している状態である。
どの程度認識しているかは、私たちがどの程度認識することを選択するか、あるいはどの程度認識することを自分自身に許すかによって決まる。その「認識の程度」が人生経験を決める。私たちは、認識または意識の無限の流れのなかで注意を向けた独自の点である。その認識「全体」(無限)を、「神」とよぶ人もいるし、ネイティブ・アメリカンは「グレート・スピリット」とよんでいる。私は存在するすべて、あるいはワンネスとよぶ。
存在とは単一の知覚状態ではなく、ワンネスはさまざまな認識状態での無限のあらわれによって、たえず自身を体験している。私が、自己を認識している無限の認識とよぶ認識レベルは、みずからがすべての認識であることがわかっている状態だ。
この状態は、さまざまな名前でよばれてきた。「ボイド」(訳注:空っぽでなにもないこと、無効なこと)、「父」、私はワンネスとよぶ。古代の宗教用語「父」は、この概念を人間世界の経験に結びつけようとこころみた語だ。ワンネスは真の父であり、母であり、あらゆる存在のすべてである。ワンネスは、すべての可能性をはらんだ領域である。
<「蛇神」>
・ルートチャクラは、「クンダリニー」(「とぐろを巻いた」を意味するサンスクリット語に由来)として知られる変容エネルギーの源である。クンダリニーは、とぐろを巻いた大型の毒蛇、またはヘビに象徴される。
・このような活性化は、人びとを「悟り」の状態に導き、「啓蒙された(イルミネイテッド)」状態にするといわれている。国際カルト内の重要なネットワーク「イルミナティ(啓蒙主義者)」という名前は、人びとを意識的に他の現実に接続したり、時には卓越した心霊能力を呼びさましたりもするクンダリニー活性化の原理に関連している。
・イルミナティカルトの新入会員は、秘密結社や悪魔儀式でのクンダリニー活性化によって、特定の周波数領域へと開かれる。人外の力が、知覚的憑依によってカルトをコントロールする領域だ。
<波動をおくれ>
・音波や思考波、脳波について話そう。創造は、「神」またはワンネスの意識から注意を向けたすべての点からあらわれる。ワンネスは創造の無限の領域によって自身を体験する。聖書にあるように、「わが父の家には住処多し」だ。ボイドの外にあるあなたや私、すべてのものは、波動や周波数、振動の形態をとる情報場または意識領域である。
<原子神話>
・固体であることと物質主義に慣れ親しんだ知覚を、波動場とホログラムに置き換えてみよう。主流科学のはじまり以来ずっと解けなかった謎が、あっというまに説明できる。固体も物体もないことに気づけば、すべてのつじつまが合うのだ。
・原子核をピーナッツとすれば、原子全体は野球場ほどの大きさになる。私たちを構成している原子内部の空きスペースを完全になくしてしまえば、人間1人はほこりの粒子1個、人類全体でも角砂糖1個に詰めこむことができる。
原子核と電子を深く掘りさげてみると、やはり「物質的」でないことがわかる。しかし主流科学は、そうではないことがあきらかなのに「世界は固体であり、肉体は固体である」という見解を固持し、信頼を失っている。
・マインドには、主にふたつのレベルがある。顕在意識と潜在意識だ。人間の行動の約95%は、潜在意識から来ていると考えられている。顕在意識による意思決定ではないのだ。カルトとその非人間の親方(マスター)たちは、潜在意識に狙いを定め、マインドの広大な領域でおこっていることを対象に悟られないようにしている。
<「物理的」現実はどのようにつくられるか>
・すべての物質は、粒子である原子を振動させ、原子というもっとも極小な太陽系を共に支える力によってのみ発生し、存在する。この力の背後には、意識をもった知的なマインドの存在を想定しなければならない。このマインドは、すべての物質の母体である。
・私は、意識こそ根本であると考える。物質は意識から派生したものと考える。意識から逃れることはできない。私たちが話すすべて、存在しているとみなすすべては、意識を前提としている。
マインドはすべての物資の解読者であり、知覚者であり、創造者である。
<ホログラフィックな幻想>
・私たちが物理的に体験する現実は、じつはホログラフィックで柔軟であり、固体ではない。ホログラムは平面からあらわれるが、立体的に見える。この技術は、店で見かけるような単純なホログラムからはじまった。以来、ホログラフィックはバーチャルリアリティと同じく、人間の現実にますます近づいている。
<謎とは何か?>
・不可能なことはおこりえない。したがって、どんなに不可能に見えることも可能なはずだ。
・私が言うところの現実という視点からみると、いわゆる人生の謎というものは、陽の光を浴びた雪のように消えてゆく。「不可解」な現象の長いリストが、「あぁ、そういうことか」「驚いた、謎がぜんぶ解けたぞ」となってしまうのだ。
<人間関係の(波動)場>
・恋愛や、私たちが引き寄せる体験、占星術における惑星の影響にいたるまで、あらゆる関係性はマインド/意識の波動のからみあいによって説明できる。
<変身は波動場現象である>
・ネフィリムの血統は、現在はダークスーツや制服を着てクモの巣で指揮をとり、人間には見ない周波数から操るクモに仕えている。私がクモとよんでいる人間ではない存在は、旧約聖書で「神」と総称され、他の文化圏では「神々」とよばれるものと同じ存在である。ゆえに旧約聖書での「神」は、新約聖書の「神」とはまったく異なる方法で性質と行動が説明されている。あきらかにネフィリムの「王室」も、いくつか生き残っている。現在、英国と英連邦の国家元首を務める英国王室は、純粋な血統による継承をおこなっている。
私は英国王室のネフィリムの、人間とレプティリアンとのハイブリッドの性質について広く書いてきたが、努力の甲斐なく、当然のようにひどい嘲笑を受けた。
<私個人のこと>
・私自身の意識のめざめは、1990年の春、新聞販売店にいるときに本格的にはじまり、バラバラだったものすべてが、意味のある方向性をもってひとつになった。私はドアの近くに立っていて、突然空気が変わったのを感じた。今思えば、あれは電磁波動エネルギー場だったのだ。足はまるで磁石(電磁波動エネルギー)で地面に引きつけられたようで、頭のなかに強い意図(波動のからみあいによる伝達)が伝わってくるのが「聞こえた」。
<愛とは何か?>
・もう一度愛を信じる勇気をもちなさい。いつでも、もう一度。
・この本は、単純に「愛が答えである」という本ではない。確かに愛は答えであり、すべてはそこからはじまる。けれども私は、現実と意識がどのように影響しあうかという文脈から、なぜ愛が答えなのかを説明した。
この答えから、他のすべての答えが生まれる。人類が直面している、人類自身がもたらしたさまざまな課題への答えである。そうした課題はすべて、他者にみずからの知覚や自己認識の決定を委ねてきたことによって自分自身にふりかかってきたものだ。答えという言葉は、人間バージョンの「愛」を意味するものではない。人間の愛は、たいてい互いに惹かれある力のうえに成りたっている。
<私たちはどこにいるのか?>
・自分の周りの世界が自分の心とは別の物理的なものだと考えているのなら、あなたは騙されている。
・私は数十年来、光速は物体の速度の上限ではないと言いつづけてきた。光速は、シミュレーション、またはマトリックス(母体・基盤=生み出すもの)の外側にあるファイアウォールをあらわしている、というのが私の考えだ。
<もう一度転生する? いや………やめておこう>
・東洋の宗教では、輪廻転生と「カルマ」のサイクルを信じている。私たちは、行動―結果―行動―結果と続く「カルマ」を解消するため、繰りかえし地球上に転生する。このサイクルから抜けだし、本来の現実に引きよせられるだけの高い周波数(悟り)に達するまで、試行錯誤を繰りかえすのだ。
<吸血鬼カルトとエージェント・スミス>
・私が数十年来告発してきたカルトの血統(堕天使と人間のハイブリッドの波動場)は、シミュレーションの「エージェント・スミス」である。エージェント・スミスは映画『マトリックス』シリーズの登場人物で、姿の見えないマトリックスの設計者の命を受け、シミュレーション内でおこるできごとを操作している。これが、秘密のクモの巣や、非公式、あるいは公式の組織や機関を動かす血族の役割である。彼らは、人間の目には見えない堕ちたルシファー信奉者による、人類の完全支配というアジェンダを遂行している。
<「エイリアン」はどこにいる?>
・高度な地球外生命体による、善意からのオープンな訪問は、堕ちてきた者がいちばん避けたいものである。彼らは、シミュレーションへのゲートウェイを細かく制御できるため、完璧ではないが、望まぬ訪問をほぼ阻止することができる。彼らが望むのは、みずからがゲートウェイやポータル(入口)を制御する閉じたシステムである。
・報告されているほとんどの「地球外生命体」(すべてではないが)は、レプティリアンのほんらいの姿、または典型的なグレイで、いずれも堕天使の形態のひとつである。邪悪な「グレイ」や「レプティリアン」は、堕ちてきた者に仕えるためマトリックスに挿入されたものだ。
・さらに「UFO」は、実際に人間によって飛ばされている。使われているのは、堕ちてきた者の地下基地、または軍のカルト階級によって運営されているDUMBS(深部地下軍事基地)のカルト工作員とのあいだで技術移転をおこなって開発された技術だ。こうした基地でなにがおこっているのかは、公選された政府に対してさえ明かされない。選ばれた政府にこそ、明かしてもらいたいものだ。
・「空飛ぶ円盤」、または反重力技術の存在は、何十年にもわたって広く文書化されている。しかし、最先端をはるかに超えた技術の存在を国民や政治家が認識しないよう、ごまかしがおこなわれている。人びとがその片鱗でも目にしようものなら、ただちに「エイリアン」の仕業とされるのだ。米軍のパイロットは、人間の技術では不可能な速度で動いたり、方向転換したりする宇宙船を目撃している。
<グノーシスは知っていた(そして彼らだけではない)>
・私は、堕ちてきた者やシミュレーションについて結論を出したあとに、ナグ・ハマディ文書を読んだ。1600年以上も前に、グノーシスは「アルコーン」とよばれる非人間勢力、そして現代語でいうところの「偽りの現実」、つまりシミュレーションについて書いている。カルトがつくりだし、支配しているローマ教会が潰しにかかるのも無理はない。
アルコーンはギリシア語で「統治者」、「王子」、「権力者」、「最初から」を意味する。ナグ・ハマディ写本の5冊目には、第一のアルコーンの支配下で、人間社会がアルコーンに操作されるさまが描かれている。
・第一のアルコーンは、グノーシスでは「ヤルダバオート」、あるいは「デミウルゴス」とよばれ、カルトは死をもたらすルシファーとよんでいる。ヤルダバオート/デミウルゴスはサタン、デビルともよばれ、聖書でも爬虫類として言及されている。
グノーシスは、ヤルダバオートとアルコーンは人間社会の悪の源であり、彼らが物質世界をつくったと信じていた。私がいうところのシミュレーションである。人体は、私たちを偽の現実のなかで奴隷とするための罠なのだという。
グノーシスの文書には、アルコーンの基本形態はエネルギー体(私は意識の波動場と表現している)であると書かれている。しかし、アルコーンは「肉体」をもつことができるのだという。もっともよく取られる形態は……爬虫類あるいは蛇の姿であり、「胎児のようなグレイの肌と暗く動かない目」をしているという。
・レプティリアンという存在は、人間の生活を見えない領域から操作するものものとして、1990年代から私の著書に登場している。
・グノーシスの文書にも彼らのいう「ワンネス」が登場し、象徴的に「父」や「万物」とよばれている。
・彼は不可解なものであるが、すべてを理解している。彼は彼らを受け取る。彼の外にはなにも存在しない。しかし、すべては彼のなかに存在している。彼はそれらすべての境界であり、すべてを内包している。それらはすべて彼のなかにある。彼はアイオーンの父で、すべてのアイオーンより先に存在した。彼の外にはいかなる場所も存在しない。
なんと完璧なワンネスの説明だろう。静穏で静寂な全ての可能性と無限の知性の「存在そのもの」であり、すべての存在に浸透し、私たちは選択すればいつでもその力を開くことができる。
ナグ・ハマディ文書では、現実を「高次のアイオーン」(ほんらいの現実)と「低次のアイオーン」、または物質世界に分けている。アイオーンは、グノーシスにおいては知覚、現実および可能性の帯域を意味する。
高次のアイオーンは、それ自体を意味しているすべての領域であり、「水のような光」を備えた「沈黙」、「沈黙の沈黙」、「生きている沈黙」である。
<アルコーンがつくった偽りの現実>
・ナグ・ハマディ写本では、物質世界は「父」の流出が「父」の力から切り離されたときに「過失から」つくられたとされている。これはグノーシス版の「堕罪」、そして堕ちてきた者である。流出は、グノーシスではヤルダバオートまたはデミウルゴス(ルシファー、サタン、デビル)とよばれる「かたちのない存在」で、高次のアイオーン(ほんらいの現実)の「不完全なコピー」をつくりだした。これが低次のアイオーン、または「物質」世界となった。私のいうシミュレーションである。
グノーシスが「不完全なコピー」と表現したものは、現代の言葉を使うなら、宇宙ほんらいの現実の波動場/デジタルコピー、バーチャルリアリティ表現ではないだろうか。
・グノーシスの『ヨハネのアポクリュフォン』では、ヤルダバオートは「偽りのスピリット」であるとされ、ナグ・ハマディ文書ではこの存在は「盲目の者」、「盲目の神」、「愚者」などと表現されている。サマエルとは、ユダヤ教のタルムードに登場するヤルダバオートの名前であり、「神の毒」、「神の盲目性」と解釈される。グノーシスでは、この「狂った」偽の「神」は、際限ないカオスをつかさどるものとしている。
・地球はまさにそんな状況にある。ナグ・ハマディ文書では、私たちの混沌とした現実を「地獄」、「深淵」、「外の闇」と表現している。捕らえられた心魂が悪魔にさいなまれ、操られている場所である。
『アルコーンの本質』では、ヤルダバオートの言葉が引用されている。「私こそが神であり、私の他には誰もいない」
同じような言葉を、旧約聖書で見たことがあるだろう。「世界」、つまりシミュレーションをつくった『創世記』の「神」は、「わたしが主、ほかにはいない。わたしをおいて神はいない」と言った。聖書の「主なる神」とは、グノーシス写本においては、「主なるアルコーン」、またはヤルダバオートのことである。
ヤルダバオートは、ポップカルチャーにおいては「闇の神」、「時の神」、(ダース)ベイダー卿、そしてマーベル・コミックの映画『ドクター・ストレンジ』のヴィラン(悪役)、ドルマムゥなどの姿で描かれている。ドルマムゥは「暗黒次元」の邪悪な支配者で、「地球次元」を征服しようとしている。
ヤハウェ/エホバとして知られる、怒り、憎しみにあふれ、悪意に満ちた旧約聖書の「神」が、グノーシス写本のヤルダバオートであることはあきらかだ。
・文書には、ヤルダバオートは高次のアイオーン(「園」)を出たと書かれている。かれは、アルコーンとよばれるAIソフトウエアのしもべのような存在と、宇宙の「彼の内部」のようなものをつくった。
・グノーシスの文書には、ヤルダバオートについてこう書かれている。「彼は強くなり、自身のために輝く炎によってアイオーンをつくった。これが現存する世界である」炎=光速の範囲内にあるシミュレーションの「光」である。
私の他の著作でも取りあげているが、同じテーマが世界中の古代社会にみられる。グノーシスでいうアルコーンとは、イスラムではジン(精霊)、キリスト教ではデーモン(悪魔)、ズールー族の伝説ではチタウリとよばれる「蛇の子どもたち」、「破壊者」である。
・サタンはキリスト教徒に「悪魔のなかの悪魔」として知られ、グノーシスではヤルダバオートのことを「アルコーンのなかのアルコーン」とよぶ。いずれも「欺瞞者」として知られている。ナグ・ハマディ文書では、アルコーンをマインドに寄生する者、倒錯者、護衛、門番、占拠者、判事、冷酷な者、そして欺瞞者とよぶ。
・グノーシスは上位のアイオーンにある私たちの「霊(スピリット)」と、物質界に囚われた「心魂(ソウル)」とを区別する。ほとんどの霊能力者は心魂の領域に接続していて、ほんとうの最高位にある情報にアクセスできる霊の領域に接続できる者はわずかだ。もし私たちの注意を向けた点が、霊ではなく心魂(マインド/精神)にとどまるなら、「肉体」を離れても、「輪廻転生」で次の肉体にもどるまで、エネルギー密度が低い状態で低次のアイオーンに囚われるだろう。
<訳者あとがき>
・本書が発表されてのは2020年8月、新型コロナウイルスのパンデミック騒ぎのさなかである。邦訳第2巻が刊行されようとしている2022年2月、コロナもそろそろネタ切れか、という絶妙なタイミングで、ロシアがウクライナへ侵攻、という新たな騒動が勃発した。カルトが渇望する新鮮で強力なエネルギー(恐怖・憎悪・憤怒・不安・怯え)がたっぷり供給されるというわけだ。
・聞き手のステファン・ブロートンが、ロシアのプーチン大統領をどう思うかと訊くと、アイクは「プーチンは、NWO(新世界秩序=少数のエリートからなる世界統一政府によって、地球全体を管理することを目指す)を終わらせようとはしていない。しかし西側の報道が誘導するように、極悪人とも捉えてはいない」と答えた。
ここ日本でも西側寄りの報道がなされているため、国民のほとんどが、プーチンは悪の侵略者、ウクライナがんばれ、という空気だ。国会でウクライナの大統領であるゼレンスキーを演説させてみたり、政府はG7に追随している。国民は人道支援として、なけなしのポケットマネーを募金したりと感傷的になっている。
テレビを盲信しない少数派のなかには、「ゼレンスキーはグローバルエリートの手先で、プーチンはNWOを阻止しようとする正義の味方」というストーリーを信じる人もいる。
アイクは、「プーチンはキッシンジャーと親交があり、アジェンダ21を支持している」として、この説を否定している。
・記事を書いたライアン・マタースは、プーチンがNWOから世界を救うという説をはじめて目にしたとき、すぐにQアノンのしわざだと感じたという。Qの世界では、プーチンはトランプ前大統領の盟友であり、トランプとともに救世主と位置づけられているからだ。
アイクは、俯瞰してみれば、プーチンもゼレンスキーもカルトのアジェンダの駒にすぎないという。世界政府による管理社会へと、粛々と足場固めが進められており、コロナ騒動もその地ならしだった。
詳しくは次巻に譲るが、ジェンダー問題も、気候変動問題も、そのゴールを見据えての動きである。「すべてはつながっている」のだ。
(カルト以外)誰も戦争は望まないが、プーチンを責めることも、ゼレンスキーを支援することも的外れなのだとしたら、私たちはいったいどうすればよいのだろうか?
その「答え」は、アイクが本巻で述べたように、私たちひとりひとりが、ほんらいの自分の姿を思いだし、そこに還ることに尽きる。邪悪な思惑に操作されないことが、なにより強い力となる。
<●デーヴィッド・アイク著『答え』各巻案内>
<第①巻 人類奴隷化を一気に進める為「ウイルス」大流行【コロナ詐欺篇】>
<序章>
・著者が30年来論述主張してきたことが、「新型コロナ」騒動の現実に直面してどうにも否定できなくなってきた。「陰謀論」は大衆を遠ざけるためにCIAが常用する手垢にまみれた誑(たぶら)かしの宣伝用語。人類はメディア情報によって近視眼にさせられ、ピラミッド監獄下の区画化された檻のなかで働き、全体がまるで見えない。無限の意識から切断され、職業や宗教、性別などに規定される存在を自己だと思っている。
<第15章 彼らはどのようにして偽の「大流行」をやりおおせたのか?>
・この本の85%は「新型コロナウイルス」の「大流行」前に書いた。ここでは「新型コロナウイルス」が存在しないことを説明した。公式でも半公式でも、自然あるいは中国のウイルス研究所由来のウイルスが存在し、感染性の肺炎をおこしたとしている。これを裏づける証拠はなく、都市封鎖によって独立した生計を破壊し、カルトが牛耳る政府への依存を強めるためにうそをついたと考える。「ハンガー・ゲーム(殺し合いの飢餓管理)社会に誘導するため。
<第16章 ビル・ゲイツはなぜサイコパスか>
・ビル・ゲイツは世界の「保健」産業をカルトが命じたとおりに喜んで熱心に実行している工作員である。世界保健機関(WHO)はロックフェラーとロスチャイルドによって第2次大戦後に作られて以来、心底腐りきっている。2020年3月の新型コロナウイルスの「パンデミック宣言」の発表も常套手段だった。ゲイツは数億ドルをここに注ぎこむとともに、数百万ドルを米国疾病予防管理センター(CDC)に出して同国のウイルス政策を差配している。
<あとがき>
・「感染爆発」について、私の暴露を黙らせようとする体制の捨て身の攻撃は、この本が印刷される直前、新たな段階に到達した。英国議会の保守党議員ダミアン・コリンズが、公式見解に反する違法なものだと言ってきた。コリンズは下院デジタル・文化・メディア・スポーツ委員会の前委員長で、なにかに取りつかれたように、うそを暴こうとする私を黙らせようとして、ゲイツとカルトの所有するWHOの言説を世界中の黒スーツを着た政府やテクノクラートのようにおうむ返ししていた。
<第②巻 究極無限のワンネス愛【心】は、カルト操作のマトリックス(幻影)を見破り、現実にリセットする>
<第1章 現実とは何か?>
・われわれは無限の宇宙とつながった一つの存在だが、個々の身体が経験する認識を生きている。五感で捉える現実は、波動領域にある情報を脳が解読したホログラムの電子信号にすぎない。「物理的」現実が幻想であることを支配カルトは知っていて、私たちの現実意識を狭い領域に閉じこめている。映画『マトリックス』で脳をコンピューターにつながれ水槽に浮かぶネオのように。時間は存在せず、光の速さは人間の肉体が知覚できる限界にすぎない。しかし、多くの臨死体験者が語るように、私たちの意識は無限で、なんにでもなれる。
<第2章 私たちは何者?>
・本当は無限の「私」のほとんどは、カルトの情報操作によって乗っ取られいる。開いた心は拡張された意識に接続されているが、閉じたマインドは五感の殻のなかで、科学や学術、メディアなどあらゆる主流に命令される。チャクラは無限意識と「自己」をつなぐ。「第三の目」とよばれるチャクラは第六感を司るが、カルトは水道水や歯磨き粉に混入されたフッ化物によって脳梁のあいだにある松果体を石灰化することで、機能を止めている。宗教が抑圧する前の古代人は、経絡を刺激することで、チャクラを開くことができた。人間の電磁場は地球の電磁場の縮図であり、脳の活動は私たちのホログラム現実の宇宙とそっくり。
<第3章 謎とは何か?>
・私の説明で現実を見通せば、いわゆる人生の不思議は氷解する。肉体―精神は水面の2つの波紋の干渉と同じく、肉体の波動場と精神の波動場のあいだにある波動のからみあいである。両者の波動の均衡が崩れた状態が病気だ。主流派医学はこの原理を無視するため、外科的な切除を繰りかえす。心の波動は知覚に現れされるので、カルトは情報を重視する。5Gは直接振動を乱す。私は「爬虫類人」説で笑われたが、人間の狭い視覚領域にあらわれる周波数とそうでない周波数があることを述べたもの。王権神授説やギリシア神話の「ネフィリム」は、両方の領域を行き来する存在の血統を描く。恐怖や敵対などの低次元の感情の引き金を引く爬虫類(レプティリアン)脳の名は、この名残である。
<第4章 愛とは何か?>
・愛は無償であたえられるもので、求めるものではない。男女の肉欲を超えた、無限で無条件のものだ。私は30年来、人間社会を差配するサイコパスを暴露してきたが、彼らを憎んではいない。人を憎むと憎む相手になり、闘えば闘う相手になる。反対運動がどこでもおきているが、憎悪の連鎖を生むだけ。ハートのチャクラはひとつの無限意識の入り口。頭は考え、心はわかる。私たちの思考や感情は集合意識の領域に放出され、私たちはコンピュータ―がWi-Fiと相互作用するようにこの領域と相互作用する。カルトはその原理を知っていて、私たちを低い波動レベルに抑えこむため、ナチスや911のような暗いニュースを流す。
<第5章 私たちはどこにいるのか?>
・世界はあなたの思考と切り離された物理的構造物だと思っていないだろうか。ボン大学のサイラス・ビーンのグループは、現実を立方体の格子建造物のシミュレーションとして提示した。私はプラトンの「洞窟の寓話」のように、壁に映る影(シミュレーション)を現実と信じているのかもしれない。サイマティクス(音の可視化)は音や固有の振動が創る形象だが、この世界は、人体を含めた世界の内側での定常波、すなわちホログラムといえる。数字や図形もまた波動を発振する。カルトはそれを知っていて、人類の潜在意識に低い周波数を送る。六芒星や黒い立方体は土星の象徴で、人間の心を閉じ込める。
<第③巻 地球温暖化と反差別運動は飢餓社会建設の口実【偽の社会正義編】>
<第6章 なぜ私たちはわからないのか?>
・人生でもっとも重要な要素は知覚である。知覚したものを信じ、それが行動様式を決め、私たちの経験するものになる。知覚は教育によって仕込まれ、メディアによって促進され、科学や企業群、医薬、政府、そして大衆の信念体系の基礎になる。カルトは私たちの現実の本質を知っていて、知覚をハイジャックしている。
<第7章 私たちはどのように操られているのか>
・日々の出来事を真に知るには、カルトの目的を知る必要がある。偶然と思われているできごとが計画されている例を挙げる。サバタイ派フランキストとして知られるカルトは、イスラエルを牛耳っている(彼らはユダヤ人ではない)が、サウジアラビアの偽「王家」だ。アメリカ新世紀プロジェクトにも浸透し、911事件をおこした。ビン・ラディンではなく、少数者が多数者を支配するために村をなくし、国家を創ってきたが、究極の形が世界政府。悪辣で無慈悲な警察と軍が1%の超特権階級を支え、マイクロチップを埋め込まれた残りの民衆が奴隷として働く。
<第8章 なぜ生活排出ガスを悪魔化するのか?>
・「ニューウォーク(新たな覚醒)」はカルト宗教で、「人為的な気候変動」部門はその総本山である。二酸化炭素は悪魔という教義がひとたび主流で保証されれば、「格好良く」常識になる。
<第9章 なぜ「気候変動」が担がれてきたか?>
・気候変動詐欺は2003年のイラク侵攻同様、無問題―反応―解決の手法で「ハンガー・ゲーム(殺し合いの飢餓管理)」社会への口実をあたえ、極端なオーウェル的支配のためのアジェンダ(実現目標)に寄与した。大きなうそほど信じられる。世界政府を創るという解決策には地球規模の問題が必要で、最終目標は新型コロナ詐欺と不可分だ。
・世界政府の母体になるのが国連で、トロイの木馬としてカルトによって創られた。アジェンダ21は1992年のリオ地球サミットでマリウス・ストロングによって発表された。同文書には、次の項目が含まれる。
・私有財産の廃止
・家族単位の「再構築」
・子供の国家による養育
・空いた土地への人々の大量入植
・上記のすべてを遂行する大規模な地球人口の削減
<第10章 あなたはニューウォーク(新たな覚醒)>
・中国はEUと米国、日本を合わせた以上の二酸化炭素を排出しているが、公に非難されることはない。ニューウォーカー(被害妄想狂)は怒るべきではないか。そうならないのは、世界政府のひな形だからだ。国中に張り巡らされた監視カメラの警備には、カルト所有企業のグーグルやIBMがかかわる。カルトは中央集権独裁を選挙で選ばれないテクノクラート(技術官僚)にさせたい。カルトは社会主義の宣伝にマルクス主義の名を用いず、ニューウォーカーの名を考えた。KGBは3世代にわたる社会主義の浸透を実行した。実際、米国の世論調査では、18~24歳の61%が社会主義を容認すると答えている。ニューウォーカーは被害感情が旺盛で、人種・性などなんでも差別されたと訴える。カルトがポリティカルコレクトネス(政治的公正)やSNSの普及で犠牲者を増やしたのは、検閲を通じて国家による保護を促進するためだ。
<第4巻 心を開き、トランスジェンダーもAIも無効に【世界の変え方編】>
<第11章 なぜ白人、キリスト教徒、男性か?>
・ニューウォークネス(被害妄想症)とポリティカルコレクトネス(政治的公正)がカルトにより仕掛けられたものであることは、両者共通の目的をみればわかる。
・世界権力の集中(ニューウォーク(余計な問題に目覚めた)が地球を気候変動から救うために求めた)
・カルトとその人類へのアジェンダに対する批判と暴露への検閲(ニューウォークがポリティカルコレクトネスを通じて要求した)
・より小さな自己認識に知覚を閉じこめる(ニューウォークがアイデンティティ政策を通じて促進した)など。
被害者意識からの告発が横行すると、白人で成人男性であることが最悪になる。この倒錯は問題にされない。職場では女性に対し、一言一句
、気を使わなければならない。スーパーボウルの広告には、「有害な男らしさ」と掲げられた。カルトは性のない人類を求めている。すべては「ハンガー・ゲーム(殺し合いの飢餓管理)」社会に誘導するためだ。
<第12章 私たちはどこへ向かっているのか?(流れにまかせた場合)>
・私たちは人工知能として知られる合成人間という結末に誘導されている。それには「スマート(奴隷誘導化)」テクノロジーとトランスジェンダーがかかわる。テクノクラシーは単一文化の世界を目指してあらゆる国境をなくしているが、男女の生物的境界をなくすことも含まれている。テクノクラシーとは社会工学。国際決済銀行は現金廃止による単一の仮想通貨を導入しようとしている。
<第13章 トランスジェンダーヒステリーの真相>
・「生物学的な」合成人間に性はない。合成遺伝子工学は急速に進展したが、支配カルトの地下倉庫にすでにある技術を提供しただけ。ビル・ゲイツの「ウイルスワクチン」はこれを加速するよう設計されている。トランスジェンダーを叫ぶヒステリーは、あらゆるものを合成に導く忍び足だ。「世界を救う」菜食の圧力は、「ウイルスヒステリー」での操作された食糧難によってさらに促進されるだろう。学校でもメディアでも強調されているトランスジェンダーは性をなくした合成人間に現在の人間を取って代わらせるため。
<第14章 新世界交響曲とは何か?>
・私たちの現実の基礎は振動の波に書きこまれた情報であり、それらの周波数が情報の性質を表現している。憎しみは遅く稠密な周波数である一方、愛や喜び、感謝は早く、高く、広がりのある周波数を生み出す。『マトリックス』や『すばらしい新世界』は前者が支配する。スマート(極小)技術やWi-Fiは人間の周波数に干渉し、AI依存症にすると同時にAI機器の周波数に人間の周波数を同化させるために放出されてい
る。カルトは私たちの生活のいたるところに波動の操作を押しつけている。ピラミッドと万物を見通す目の類は、子ども向けのテレビ番組や漫画にあふれている。シンボルは隠された言語で、カルトは自分たちの周波数を人間のエネルギー場に送信している。
<第17章 答えは何か?>
・支配体制それ自体は、複雑ではない。その基礎は、人間の知覚と感情を低い振動状態に制御することである。私たちが高い波動状態に拡張すれば、シミュレーションの外側を認識するレベルと再接続できる。
自己認識として幻想のラベルを貼ると、悲劇的な結末が待つ。自分がそのラベルであるとの信念が、感覚の制限に反映する。人にあなたは誰かと尋ねるとたいてい、自分の性別や人種、職業、年齢、出身地などを答える。しかし、あなたは異なる経験をしている同じすべてだ。見えない殻のなかに自身を閉じこめておかず、殻を破れば、ひとつの無限の意識があなたに話しかける。
どうすれば、人類の終わりであるポストヒューマンを回避できるか?人類を超えればいい。自分自身が誰かを思いだし、その自己認識で生きよう。自身を変えれば、人生が変わる。十分な人間がそうすれば、「世界」が変わる。「時間」や「進化」は幻想だ。心を開いて英知と対話する人はみな、いつもそこにいる。
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