経済戦争といえばもう一つ、ウクライナ戦争は「金融戦争」でもある。これも従来にはなかった側面で、戦争のあり方を変えたという意味で後世に検証され、語り継がれることになるだろう。(11)
<「宗教書など読んだこともない」>
・高橋信次といっても、社会的にはまったく無名であった。
謄写版のような形で、一冊、本を出していたが、専門家にしてみると、読むに耐えないシロモノであった。
「こんな本、ダメですよ。もっと本格的なものを出さないと……」と言うと「よろしくお願いしますよ」と言ってきた。
私も本気になって、高橋の著書の出版にふみ切った。かくて出版したのが『緑性の舟』の3巻であった。
高橋は、もともとが技術屋なので、文章が苦手であった。そのため、もっぱら口述筆記に頼った。そして印刷したものを高橋に渡していく。高橋は、それに朱を入れていく。そうして、1巻、2巻、3巻と売り出して、遂にベストセラーになっていくのであった。
・『緑生の舟』は後に改題して、今では『心の発見』となっている。しばらく小社で版権をもっていたが、GLAの出版部とも言うべき三宝出版から、版権をゆずって欲しいと言ってきたので渡したのであった。「緑生の舟は、70万部売れますよ」と高橋は言っていた。まったく、そのとおりであった。
・高橋は宗教を論じていながら、仏教書はもとより、バイブルさえも読んでいないのであった。すべて霊感であった。その証拠に、高橋の自宅にも八起ビルにも、宗教書の類は一冊もないのであった。
すべて高橋のもつ、驚くべき神通力というか、法力というか、超能力というか、何とも表現しようのない力のなせるワザであった。とくにGLAは、その名称を変えてから、もう驚異的に伸びていく。遂には、日本大学の大講堂で、高橋の講演会が開かれるまでになっていった。
『高橋信次のUFOと宇宙』
UFOの実在と人類の起源を語る
大川隆法 土屋書店 1988年3月
<UFOの種類>
・まあ、基本的には母船と、それから分乗した小型船と、両方あるんですね。これは事実です。母船そのものは、かなり大きな母船が来ています。母船は相当大きいんですね。これは何キロもあるような大きさです。それだけの母船が来ています。その中には、その小型のUFOというのが、何百機も搭載されています。その中には、そういうふうになっていますね。
・それで、彼らが、面白いのは、地球のレーダーでは引っ掛からんような、そういう装置をもっとるんですね。
・もうひとつは、UFOなんかの話、みなさん聞いていてわかるのは、姿が見えておったら、いきなり消えるでしょう。スッと空中に消えちゃう。また突然出てくる。こういうことですね。
・惑星の種類、惑星人の種類という面で言えば、決して一種類じゃありません。相当の種類があるんですね。まあ、どうだろうかね。全部合わせると十種類以上の人が来てますよ。
・で、彼らは、宇宙空間での交流はずいぶんあるようですね。
・それで、仲良しクラブ作っとるんですね。その関係で一緒に来たりもしているんですね。そういう交流はあります。
・ただ、これを太陽系基地にしておるものはおるんですね。これはおるんです。はっきり言って。特に、やはり金星というのが、基地になっていますね、今。UFOの基地になっておるんですよ。
・入り込んで来るやり方には、二種類があります。それは、霊として入り込んでくる場合があるんですね。彼らは、霊界の研究も相当、進んでいます。霊体として入り込んでくるのがある。地球霊団の中へ入り込んできて肉体として地球人に宿ってきておるというのね。これは結構多くなってきておるんですね。みなさん、3次元だけが世界だと思ってはいけないんで、そちらの世界から入ってくるんですよ。結構おるんですよ。あなた、身近に何とか星人というのがいっぱいおるんです、本当はね。知らないだけですね。
・これ以外に、じゃあ、肉体を持ってきておるのが、おらんかですね。おるんですね。これもおるんですよ。
・ほかのとこに紛れ込んでますよ。アメリカなんか、だいぶいますよ。結構おるんですね。紛れ込んどるんです。
それ以外には、時々、宇宙人の死体で、小さな小人みたいのが見つかったりすることもありますが、そういうのもおりますね。非常にちっちゃい、1メートルぐらいの身長しかないものもおりますね。こういうのもおりますし、金星から来た女性なんて、ものすごく美人の女性。こういうのもいますけどね。こういうふうに、色々おるんです。
・このへんを本当は明らかにせにゃあいかんのだけれども、まだ霊言集も第4集でございまして、あんまりやると世の中の信用得られないんでね。残念だけれども、まあ、そこそのところで終わらざるを得ない。
『近代日本の宗教家101』
井上順孝 編 新書館 2007/3
<高橋信次(たかはししんじ)(1927~1976)>
・神理、魂の救いと成長を説くジー・エル・エーの教祖。苦難に富んだ人生体験をもち、会社経営をしながら、霊的世界を説いたカリスマ。最晩年には、自らをブッダ、イエス、モーゼを超える存在と位置づけた。
・信次は、幼少の頃から霊感を持ち、家族の中には気味悪く思う者もあったという。十歳の時、原因不明の病気にかかった。夜、定期的に呼吸が止まり、いく度も死線をさまようというものであった。しかし、その時、信次は「もう一人の自分」となって肉体を抜け出し、自らの様子を見ていたという。そして、「もう一人の自分」は、この世では想像できないような美しい場所をさまよっていたという。このような原因不明の体験が定期的に半年ほど続いた。
・次第に信次の霊感が強くなり、第三者の未来予測ができるようになったという。1964年、コンピュータ端末機器を製造する高電工業株式会社を設立し発明を重ね、数多くの特許を取得し、事業は順調に伸びた。
・1968年には、多くの霊的現象が起こるようになり、信次がてのひらから光を義弟に対して送ると、昔の侍が義弟の口を使って語りだしたという。さらに、指導霊と守護霊が覚醒を促したという。
・そして、義弟の口を使って出てくる霊たちが悪魔であるならば、善意の者にかえてやろうと決意し帰宅したところ、心のなかから「今のような心を忘れるな。謙虚な心、執着を捨てた心、そして自信というものは、中道を心の物差しとした、自らの智慧と勇気と努力の中から生まれるものだ」と守護霊の声がし、悟りを開いたとされる。指導霊はモーゼ、守護霊はイエスであったという。
・信次は、過去、現在、未来を見通すことが出来るようになり、心が調和されていれば肉体から抜け出して思う場所に行けるということが分かったと語っていた。あの世とこの世の仕組み、神々のことなどに関心がある人々が集まり始め、自然発生的に会が形成された。1969年、「大宇宙神光会」が発足し、翌年、GLA(ゴッド・ライト・アソシエーションの頭文字)と改称した。
・信次は、みずから神仏であると名乗る者を信じてはならないと説いた。しかし、多くの会員は、彼を釈迦の再誕とみなしていた。信次自身もそのように思っていたようである。相手が考えていることを言い当てたり、会員たちに手のひらから光を送り異言で語らせたり、自分の死を含め多くのことを予言で的中させたと会員には信じられている。
・晩年、信次は自分が、釈迦、イエス、モーゼ以上の存在であるエル・ランティーで、末法の世に人類救済のために誕生した光の大指導霊の肉化した存在であると説いた。
・この世とあの世のつながり、そして、自己の心を磨き、ユートピアを建設することを説き、ロングセラーの著書を多数残したカリスマは、一方で非常に人間的であったといえよう。
『エルランティ』天使編 高橋信次復活の原点
ノストラダムスの予言を超えて
大川隆法 平成元年9月 幸福の科学出版
<ポスト・ノストラダムスの時代、日本に希望の光ヘルメスが甦る>
・それから、東の国にね、ヘルメスが甦ることをノストラダムスは予言しております。ヘルメスが東の国に出るだろうと。そして、ヘルメスのもたらす繁栄が、やがて世界を救うであろう。ノストラダムスは、そういうふうに予言しています。
・このヘルメスが甦るというのは、どこからというと、東の国というのは日本なのです。まあ、ヘルメスの生命体は何かっていうと、みなさん、ご存じでしょうかね。あと、有名な方は、リエント・アール・クラウド、それからブッダ、コーダマ・ブッダ、ラ・ムー、トス、こういう人たちが同一生命体の魂のグループなのですよ。だからそのグループの中の誰か一人が生まれ変わってくるということですよ。そういうふうに理解してくださいね。
・光の天使達が地上に出て、世界を救う。そして、ヘルメスが末法の世を救い、東の国から起きるヘルメスの繁栄が、やがて世界を救うだろうと、予言しました。このときに、西暦二千年ごろにも私の予言も終わるというふうに、彼は言いました。なぜ彼の予言が終わるのか。それは新しいいわゆるヘルメスの時代になって新たな予言が説かれていくからです。新たな教えが説かれていくからですね。それでノストラダムスの使命が終わったということです。そういうことなんです。
<スウェーデンボルグのいう霊太陽の存在>
・霊界探訪記のなかで、スウェーデンボルグという北欧の偉大な霊能者はね、霊界に太陽があるということを言っていますね。霊界の霊太陽というのがあって、それが霊界の人々を照らしてると、こういうふうな話をしとります。
実際に、霊太陽というのがあるのです。地上のみなさんが太陽の光のもとで、生活しておるように、霊界にもちゃんとした霊太陽というものがあります。
そして、その霊太陽がね、4次元の人たち、5次元の人たち、あるいは6次元の人たち、いろんなところを照らしておるのですね。
・それで、霊界物語を読むとよくわかるのですが、たとえば、地上にいる人たちが幽体離脱して、あの世の世界に行ったときも、あるところの世界までは行けるけれど、それから上のほうは行けなくなるのですね。
『地獄界の帝王 ルシ・エル サタンの陰謀』
地球人類を救うのは偉大なるエルランティ「高橋信次先生」なり
土居釈信 出版サービスセンター 平成3年1月
<サタンは如来界の七大天使であった>
・天上界・高次元のことを簡単に説明しますと、最上段階に神、そして、エルランティ(高橋信次先生)を長として、その下にイエス様、モーゼ様、御釈迦様の三聖人がいらっしゃいます。この次元を九次元(宇宙界)と呼びます。そして、その下の次元を八次元(太陽界とその下に如来界)と呼びます。そして、七次元(菩薩界)、六次元(神界)、五次元(霊界)、四次元(幽界)、三次元(この世)、という段階があるのですが、サタンは上から二段階目の次元、元の如来界の七大天使の一人だったのです。この如来界には、元来は八次元上段階におられるミカエル天使長を長として、その下に七人の天使達がいて、それぞれに役割と力を持っています。
・そして、この七大天使の中の一人にルシ・エルという天使がいました。このルシ・エル天使が後の“サタン”になっていくのです。
・大天使達が地上界に降りられた時の、手助けをするのが彼の役割だったのです。サタンが七大天使であった頃は、このような偉大な力を持っていたのでした。
<地球人類の起源(円盤による降臨)>
・地球人類の歴史の始まりです。私達人類は、猿やアメーバから進化したと言われていますが、この進化論は誤りです。
・“『地球』を開拓し調和させ、魂の修業せよ”との神の命を受けてエルランティとすべての天使達、そして、第一陣に選ばれた約千名の人々が、反重力光子宇宙船(円盤・UFO)に乗り、ベータ星から数億光年も離れた『地球』という、神から与えられた次の修業の場を目指して、希望と使命に燃えて出発したのでした。それから人類は円盤に乗って長い旅を続け、ついに地球上のエジプトの地、ナイル川流域の、エルカンターラという場所に着陸しました。
『UFO五次元東京会議』
中丸薫×竹本良 VOICE 2011/12/8
<大震災前後に地球に現れたUFOたち>
・実は「NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)の元職員にスタンリー・A・フルハムという人がいまして、彼が暴露した中に「カウンシル・エイト(審議会8)」という宇宙連合的な組織についての情報があるんですね。これは、プレアデス、オリオン、シリウス、牛飼い座、アルファ、センタウリ(ケンタウルス座α星)、レティクル座ゼーター星、Comsuli、Pouseti(最後の2惑星の名前は存在が不明)の合計8つの知的文明で構成されている組織のことなのですが、こうした星座のグループが近年、共同して地球に現れてデモンストレーションをしているらしいんです。
<これからの時代に必要なのは“魂感覚”>
・中丸;エルランティというのは神に一番近い人です。世界中のあらゆる宗教において、例えば、モーセのときはヤーウェと名乗り、イエス・キリストのときはエホバと名乗り、イスラム教のときはアラーと名乗り、仏教のお釈迦様のときはブラフマンと名乗って人々を導いた、そういうお方ですね。でも、神ではないんですよ。神に近い存在といったらいいでしょう。
・生前にお付き合いのあった宗教家の高橋信次先生が亡くなられて、もう30年以上経ちますが、あの方は、実は、お釈迦様の生まれ変わりだったんですよ。
・いってみれば、お釈迦様もイエス・キリストもみんなエルランティの分身なんですよ。ですから、よくよく考えてみれば、宗教戦争をすること自体がおかしいんですよ。魂の源は、皆一つなのにね。そして、人間もその分霊を誰もが抱いているわけですから、その心を浄化して輝かせなければいけないんです。
『宇宙人大図鑑』
中村省三 グリーンアロウ 1997/2
<チャーコン事件>1979年9月25日 米国アリゾナ州 マラナ
目撃者 ラルフ・チャーコン
<宇宙人の身体的な特徴>
宇宙人は全体的には、人間の形をしているが、それが無数のドット(点)によって構成されていた。
<宇宙人の行動>
・目撃者を説得して、自分たちの惑星に連れて来る。
・ドットマンは、オリオン座のゼティ星から来たナーテルという者だと自己紹介し、そのうちにチャーコンも自分たちと一緒にゼティ星に行くことになると告げた。
・UFOは猛スピードで南米大陸の上空を南下していた。チャーコンが目にした地上の光景ははるか過去のもので、美しい古代の都市やピラミッドが眼下に広がっていた。
・その後もドットマンは何度も出現し、チャーコンを宇宙船に乗せて、二つの大陸が沈んでいく過去の世界に連れて行ったり、未来の世界をかいま見せたりした。
・また、イグチトックという別のドットマンは、チャーコンをゼティ星に案内し美しい都市を見せてくれた。ナーデルによると太古に彼らの先祖は大挙して地球を訪れ、当時地球上で偉大な文明を築いていた民族と接触した。その際に、宇宙人と地球人の混血人種が誕生した。古代のエジプト人やマヤ人の多くが、宇宙人の血を受け継いでおり、現在はドットマンになっているという。
・その後のコンタクトの時、チャーコンは、古代エジプト人がピラミッド建設に用いた宇宙人の浮揚装置をもらっている。
<宇宙人のタイプ-アパリッショナル(幽霊)タイプ>
・このタイプは、幽霊のように異次元の存在ではないかと思えるようだ。宇宙人や人間とは似ても似つかない宇宙生物が含まれる。彼らは、次のような能力を備えている。
A,自由自在に物質化したり非物質化して消え失せたりできる。
B形態を色々と変化させることができる。
C,特定の目撃者にだけ出現し、そばにいる他の人には姿を見せないようにできる。
D,目撃者を含めて、物質を意のままに動かすことのできる超能力を持っている。
『天の岩戸開き』 アセンションン・スターゲイト
Ai(アイ) 明窓出版 2010/6
<中今のスピリチュアル・ハイラーキーとは?>
・大いなるすべての源、一なる至高の根源神界、すべての神界、すべての天界、そして神智学でいうスピリチュアル・ハイラーキー、アセンディッド・マスター方はもちろん、アインソフ評議会、大天使界、聖母庁、キリスト庁、メルキゼデク庁、宇宙連合、銀河連合(連邦)、太陽系連合、インナーアース連合、それらのすべてがひとつなのです。もちろん、皆さんのハイアーセルフとそのネットワークも含まれています。その総称を、「スピリチュアル・ハイラーキー」としています。
・「宇宙聖白色同胞団」(グレート・ホワイト・ブラザーフッド)とは、「スピリチュアル・ハイラーキー」の中でも、宇宙の創始からのマスター方を指します。
・皆さんは、天津太陽神界( 高天原)という、魂の源、故郷から太陽の国、日の本へと天孫降臨した子供たち、子孫です。
<スーパー宇宙アセンションに向かって!!!>
・今回の地球、シリウス、ここの銀河のアセンションは、地球ハイラーキーと、その長のサナート・クマラ、シリウス・ハイラーキーとその長のヴァイワマスの、「シリウス・プロジェクト」でもありますが、それをサポートするのは、アンドロメダ銀河であり、ここの宇宙の最高評議会のアインソフです。アンドロメダ銀河は、ここの宇宙で創始に生まれた領域であり、すべての存在にとって、最も本源に近い故郷です。
<アガルタ(インナーアース・首都はシャンバラ)>
・アガルタ(インナーアース・首都はシャンバラ)の領域は、5次元の現実です。この5次元の領域は最近、惑星の地表から地下へ4百マイル(640キロメートル)の地点に存在する。
・地球の重力のニュートラル・ゾーンまで拡張されました。このように母なる地球は、5次元の領域を徐々に3次元の惑星の地表に近い場所まで移動させています」とのこと。
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■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■
(2023/7/21)
・ウクライナ戦争の「総力戦」は、世界的にも食糧危機を招いています。
国内で食糧危機になりますと、対外戦争に打って出る独裁政権も出てくるといいます。「実はウクライナ戦争は、おそらく2029年前後に始まるであろう第3次世界大戦のスイッチになった可能性がある」という説もあるようです。
DIMEというのは、「総力戦」を言い、いわゆる中国の「超限戦」「ハイブリッド戦争」でもあります。「AIが人類史上最大のパラダイム・シフトを起こす」といわれます。が、その前に大戦争にでもなればインフラが壊されます。
・北朝鮮に対する国会の脳天気(ノー天気)ぶりが拉致事件を招き寄せたと述べられます。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。この程度の問題に40年以上もかかっているようでは政治家の非力が窺えると指摘されています。「失われた30年」とかの今の経済的状況は三流の政治家達によって生み出されたといわれます。
著者は、「さながら映画や小説のようなやり口だが、これが奏功した一例が、北朝鮮拉致被害者の奪還である。クリントン後に大統領に就任したブッシュは、北朝鮮の隠し金融口座を暴いたうえで資産凍結という制裁を実施。困り果てた金正日総書記は、当時の小泉純一郎総理との首脳会談に応じざるをえなくなる。金融を使った圧力は、それほど絶大なのだ」と述べています。
台湾の防空シェルターは約9万カ所あるそうですが、「台湾有事」に備えているからでしょう。ウクライナ戦争の次は「台湾有事」だという話もマスコミ・メディアでは盛んです。DIME(ダイム)も「超限戦」もあらゆる手段を戦争の武器・道具にするということで実際に具体化されつつあります。サイバー戦争をみても第3次世界大戦は既に始まっているといわれます。「全ての戦争の原因は経済にあるといわれている。いくつもの戦争が起ころうとしており、そしてついには第3次世界大戦に至るだろう」という説もあります。
「中国は人口大国なので何でもあり」といわれます。「21世紀は人類が中国問題に直面する世紀となる」ともいいます。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」そうです。
どれほど中国の人口問題が深刻かは、私たち一般人には、理解不能といわれます。かつて深刻な人口問題と社会問題を持つ中国は、国内が乱れると、さまざまな面で国際間のトラブルを起こし自滅していくという「中国崩壊論」がありました。現在の状況からして、中国が日本や台湾のような民主国家になるのは「無限に遠い先」のことであろうといいます。一人っ子政策の歪み による3400万人の「男性余剰」の問題は、地政学リスクになっているといわれます。
歴史的に餓死者がみっともなく大量に出たら対外戦争を仕掛け、関心を外国に向けさせるという共産党の常套手段の歴史が繰り返されるという話もあるようです。共産党のレーゾン・デートル(存在理由)が問われる事態が懸念されるといわれます。
共産党官僚がノーメンクラーツ(赤い貴族)と化し都市部 の民工、農村戸籍の人民などの「豊かさを制限する」危機的な状況が懸念されています。憲法よりも上位にある共産党の恐怖政治が続いていると指摘されています。
ところで、第3次世界大戦でもなると、「日本は共産主義により立替えられること、世界も米ロ戦争によって共産主義の天下となる」ことが予言されています。
ウィキペディアWikipediaによりますと、
<超限戦>
中国空軍の喬良、王湘穂は、これからの戦争を、あらゆる手段で制約無く戦うものとして捉え、その戦争の性質や戦略について論じた。
本書の第1部は、新戦争論であり、第2部は新戦法論となっている。この中で喬良、王湘穂は、25種類にも及ぶ戦闘方法を提案し、通常戦、外交戦、国家テロ戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、法律戦、心理戦、メディア戦などを列挙している。そして、このような戦争の原理として、全方向度、リアルタイム性、有限の目標、無限の手段、非均衡、最少の消耗、多次元の協力、全過程のコントロールと支配を挙げている。
このような戦争は、別に中国に限らずグローバリゼーションの時代の戦争に特徴的なものであり、軍人と非軍人の境界もまたあいまい化する。したがって、本書は、単に戦争手段の多様化を示すだけではなく、それに対応した安全保障政策や戦略の研究の必要を主張している。
・著者は、「国家の自由と独立を勝ちとるためにも、凶弾に斃れた安倍元総理ら、戦後の国士たちが尽力し、少しずつ日本に根づきつつある「DIME」に基づいた国家安全保障戦略を、さらに拡充していかなければなるまい」、「経済戦争といえばもう一つ、ウクライナ戦争は「金融戦争」でもある。これも従来にはなかった側面で、戦争のあり方を変えたという意味で後世に検証され、語り継がれることになるだろう」、「こうしてウクライナ戦争を概観するにつけ、一つの疑問が浮かぶ。欧米各国がDIMEを動員して戦っているのに、なぜロシアは敗北しないのかということだ」、「いずれにせよ、エネルギー政策は国際政治を動かす一大要素である。戦争の原因にもなるし、戦争継続の原動力にもなる。それほど現代において、経済と外交、軍事は連動しているのだ」、「ロシアがウクライナに戦争を仕掛けるのではないか――。そうアメリカ政府が警告を発したとき、それを半信半疑に思った人は少なくなかったはずだ。だが、実際に戦争は始まってしまった」、「DIME(ダイム)という言葉だ。これは、(Diplomacy(外交)、Intelligence(インテリジェンス=情報)、Military(軍事)、Economy=(経済)の四つの頭文字を組み合わせたものである)、「欧米各国がDIMEを動員して戦っているのに、なぜロシアは敗北しないのかということだ。要因の一つは、豊富な天然資源に代表される経済力にある。一連のロシアへの経済制裁がどこまで有効なのかは未知数だ」と主張しています。
・アメリカの米国国防高等研究計画局(DARPA) には、リバース・エンジニアリング(逆工学)の秘密特許が6000件もあるそうです。エイリアンのリバース・エンジニアリング(逆工学)でアメリカ産業界は莫大な利益を得るといわれます。そしてUFOのリバース・エンジニアリング(逆工学)はほぼ完了しているといわれます。
「DARPA(国防高等研究設計局)は6000件という秘密特許(軍事パテント)を抱え込んでいるとされる。グーグルやフェイスブック、アマゾンなどDARPA系企業の総資産は軽く数百兆円以上」と指摘されています。
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