ハザールマフィアが瓦解したあとの世界経済では、今までのように悪魔崇拝のグローバリストたちがすべてを牛耳ることのない、バランスのとれた多極世界の経済発展が進展する。心配することはない。(1)

(2023/11/12)

『世界革命前夜』

99%の人類を奴隷にした「ハザールマフィア」の終焉

ベンジャミン・フルフォード  秀和システム   2023/10/27

<悪魔崇拝のグローバリスト>

・ハザールマフィアが瓦解したあとの世界経済では、今までのように悪魔崇拝のグローバリストたちがすべてを牛耳ることのない、バランスのとれた多極世界の経済発展が進展する。心配することはない。人類は蘇る。なぜなら、そのとき、もう世界には人類の99%を奴隷にしてきたハザールマフィアは存在しないのだ。

 日本もこの流れに乗り遅れることなく、しっかりと世界の真実を見てほしい。そうすれば、この日本こそが、不死鳥のように蘇る世界経済を先頭で引っ張っていく国になることは間違いない。

<今、まさに世界革命前夜――アジアの金(きん)にたかってきたハザールマフィアの終焉>

<◆“新型コロナウイルス作戦”が終了しワクチン被害者訴訟が爆発的に増大している欧米社会>

・新型コロナウイルス作戦が終了して、ワクチンはろくなものではないということが公知の事実となると、訴訟社会の欧米では、待ってましたと弁護士事務所が新聞広告を出して、ワクチン被害に遭っている人を募集している。“お客さん”を集めては、どんどん裁判を始めている。もともと米国では、弁護士が、集団訴訟などを積極的に仕かけて、いい商売をしており、自家用飛行機を持っている人などざらにいる。彼らにとっては、この上もないビジネスチャンスが舞い込んでいる。

<◆明らかに力の落ちてきたドルを、それでも刷り続けなければならない構造的理由>

・ドル国債と引き換えにドル紙幣を刷り過ぎていることについては、米国議会のほうが、さすがにこれ以上、ドル国債(債務)を発行し続けるのはやめようとするものの、ダラダラとここまできてしまった。

<◆想像を絶する治安の悪化、警察は万引きも取り締まらない>

・話は戻るが、確かに米国も知恵をつけた。バブル崩壊時、日本を批判した米国は、リーマン・ショックのときに、日本と同じように金融機関への公的資金注入を実施し、経済崩壊の軟着陸を試みた。このときは25社が潰れている。

 今回も高金利に弱い金融機関が破綻し、このあとも破綻する金融機関が続出するとの予想もあったが、2023年3月にシルバーゲート銀行、シリコンバレー銀行とシグネチャー銀行、5月にファースト・リパブリック銀行という4社の経営破綻でしのいだ。とはいえ、今回の米国の銀行の負債総額はリーマン・ショック時を超えている。

・万引きを国が奨励していることで分かるのは、まず、犯罪が多過ぎて万引きごときでは警察が動かないのだ。なんとカリフォルニア州には950ドル(約13万円)未満の万引きなら罪にならないという法律もできた。

 これは、この法律が施行される前、ある小売店の警備員が正当防衛の範囲で、万引き犯を射殺してしまう事件があったのだが、これをきっかけに話が進んだようだ。後述するが、ここにも意図的なストーリーがあるように思われる。いずれにしても、とんでもない法律が施行されたのだ。同様の法律はほかの州でも施行されている。

・だいたい万引きの奨励が、社会不安解消の解であるわけがない。ドルの価値が低下して物価高が起こり、社会不安が発生、そしてそれを押さえるどころか、とにかく場当たり的な対処、あるいは意図的に、場当たり的な対処法でますます社会不安が起こるほうに為政者たちは持っていこうとしている。警備員の万引き犯射殺の事件には、意図的なストーリーがある可能性があると述べたが、ハザールマフィアたちは米国の不況を利用して、“カオス”を加速させようとしている、とも考えられるのだ。

<◆カオスから秩序へ>

・しかし、それ以外の小さな銃乱射事件は、もはや日常茶飯事と言っていい。日本では、ごくたまにしか米国の銃乱射事件のニュースはないが、「実際には、毎日何件もの小さな銃乱射が起きている。2023年1月から9月までの数字ですでに500件を超えている。もはやあまりにも件数が多いために、ニュースにもならないという状況なのだ。日本ならば、若者がもう人生にっちもさっちもいかないとなれば、服毒やガス中毒、飛び降りなどで自らの命を絶つというケースが多いかもしれない。ところが米国では、簡単に手に入る銃を購入して、商店街で銃乱射事件を起こすことが多くなっている。

 

<◆ハザールマフィアはこれまで何度もアジアの金にたかってきた歴史がある>

・ところでハザールマフィアたちは、昔からアジアにたかっている。特にアジアの王族たちは、長い歴史の中で蓄えた大量のゴールドを持っていることが多い。誰がゴールドを保有しているのかは、世界経済に非常に重要なことなのだが、ローマ時代からの歴史を見ると、欧米はアジアから、陶器、スパイスなどを輸入して、ゴールド・シルバーを輸出した。

 このため、世界のゴールドの85%ぐらいは、アジアにあると言われている。

<ハザールマフィアとは誰なのか?――その起源、歴史、現状の世界勢力図>

<◆インドネシア、台湾、日本の皇室なども金を騙し取られてきた>

・かつて王族は、自分が失脚する際に、ゴールドを持って逃げていた。ゴールドは、当面の暮らしの役にも立つが、次の世代に自分たちの血筋をつなぎ、地位を復活させるための資金ともなる。とにかく大量のゴールドだから、隠し場所には苦労するのだが。

 台湾・中国の王族には、例えば孫文がいる。中国の孫王朝の末裔だ。ソフトバンクの孫正義もそうだ。孫が、多額の資金を投資に使えるのは、王族の資産が注ぎ込まれていると見ていい。歴史的に蓄えられた資産でなければ、あそこまでの投資は難しいだろう。蒋介石の妻・宋美齢(そうびれい)は、宋時代の王族につながる。ほかに満州には、李一族、明王族の末裔も台湾にいる。彼らも相当な資産を持っていると言われている。

・もう少し皇室のゴールドについて触れておくと、筆者が八咫烏(やたがらす)という、神道の元でいつの時代にも天皇家を守ってきたと言われる秘密結社の人間と会って聞いたときの話を紹介しておきたい。

 江戸幕府が持っていたゴールドが美智子上皇后の名義になっていたという。

<◆“台湾有事”はあり得ない。知られていないが、戦後、日本の統治担当国は台湾だった>

・台湾王族の話が出たので、ここで、台湾有事について触れておきたい。驚かれるかもしれないが、台湾の中国への併合はほぼ確定しているのだ。そう遠くない将来、成り行きで併合される。言い換えれば、台湾有事はない。

 というのも、2024年1月の台湾の総選挙は、台湾の世論調査でも明らかになっているが、中国寄りの国民党が勝つ見込みだ。

<◆9.11同時多発テロに台湾が関わっていたという驚くべき真実>

・一方で、米軍の専門家に言わせると、台湾の海岸はほとんどが崖になっているため、簡単には上陸できないらしい。

<◆ハザールマフィアの一角を占めるロックフェラー一族>

・ここで改めて、米国のハザールマフィアとは誰なのか、少し触れておきたい。今のバイデン政権を操るハザールマフィアだが、彼らはロックフェラー一族だ。閣議の名簿を見れば、皆、外交問題評議会のメンバーだからだ。

 外交問題評議会のメンバーは皆、ロックフェラーのしもべたち。

<◆ハザールマフィアの上級機関、それを「オクタゴン」と呼ぶ。スイスに本部がある>

・スイスの学者が多国籍企業の取締役の名簿を分析して明らかになったことだが、9割の多国籍企業が約700人によって支配されている。多国籍企業の取締役の延べ人数はもっと多いのだが、1人の人物が複数の企業の取締役を兼ねているから、それを名寄せすると700人になる。この700人が、ハザールマフィアたちと見ていいだろう。彼らが、企業活動を通して世界経済を牛耳っている。

 もちろん、ハザールマフィアたちの活動は経済活動だけではない。国際政治を動かしている。この上に指導的立場の人物が存在する。これについては、筆者の重要な取材先の1人が証言している。彼はローマ帝国時代からのローマ王族の血を継ぐ人だが、実際に彼らの仲間が黒い面をかぶって、マフィアやローマ教会に命令を出すのだ、と証言している。

 

・長年の取材によって見えてきたのが、上の階級のエリート集団は「オクタゴン・グループ(Octagon Group)」と呼ばれていて、スイスに総司令部を置いている。オクタゴンが本拠を置くスイスのレマン湖周辺には、約40の国際機関、180の各国外交常設使節団、400を超えるNGOが点在している。

・ちなみに欧州王族の血筋は、彼らの家の紋章を確認すると分かるので、ここで少し触れておく、まずユダヤ王家の血筋は、旧約聖書に出てくるダビデ王につながる。ただし、彼の子孫はバビロンに侵略されて、男性の子孫もろとも滅ぶ。このため、ユダヤ王家の血筋は女系子孫につながるのだが、彼女たちが欧州王族に嫁いで欧州王族の祖となっている。紋章はライオン。

 鷲の紋章はローマ王族、カエサルの血筋だ。こちらは男系の血統だ。

<◆「イルミナティ」には2つある。1つが「P3フリーメイソン」で、もう1つが「グノーシス派イルミナティ」だ>

・筆者には、欧州王族系の取材先がある。P3フリーメイソンと呼ばれる人たちの1人だ。 彼はローマ王族系で、ローマ皇帝カエサルの子孫だという。組織としては、バチカンの上にある。彼に近い家系としては、ハプスブルグ家がある。

・P3フリーメイソンたちは何をしているのかと言えば、常に世界の体制を監視していて、隙あらば、現在の体制を倒して自分たちの息のかかった新しい体制をつくろうとしている。その時々で、是か非かを絶え間なく判断しているので、彼らが実行することはコロコロ変わるのが特徴だ。

・歴史的な話だが、かつてP2フリーメイソンたちは、共産党がロシアや中国で台頭し、米国との冷戦時代を形成、この流れを世界に広げようとしていたとき、共産党はろくでもないものと思わせるための、さまざまな活動を展開している。

・もう一つ彼らの特徴を挙げるとすれば、常識では考えられない思考を持っているということだ。なんと彼らは、銀河系の中央にあるというブラックホールからガンマ線経由で命令をもらっているという。2万6000年前に地球外生命体から命令をもらって以降、それが続いているとのこと。これは、天体の動きに合わせた政(まつりごと)の演出なのだそうだ。彼らは黒いマスクを被って、ハザールマフィアやローマ教会に命令しているとのことだ。そして彼らは、自分たちが世の中を動かしているのだ、と本気で言う。

・確かにイルミナティと呼ばれる秘密結社には、ギリシャの数学者、ピタゴラスが設立したグループもあって、彼らは各時代の天才をスカウトしている。この天才をスカウトするイルミナティは、地中海にあったアトランティス(ミノア文明)の崩壊を見て、この惑星を管理している世襲のイルミナティ(P3フリーメイソン)が悪いと、世襲に反対している。ちなみに筆者は、彼らのことをグノーシス派イルミナティと呼んでいる。

<◆ハザールマフィア=ユダヤではない>

・ところで、ロスチャイルドやロックフェラーなど世界経済を牛耳る一族をハザールマフィアと名づけたのは筆者だ。

 今でも、世界を牛耳る闇の権力者の呼び名としてはディープ・ステートがあるし、民族としてはサバタイ派フランキスト・ユダヤと呼ぶのがふさわしいのかもしれない。サバタイ派フランキスト・ユダヤと呼ぶのは、サバタイ・ツヴィというトルコにいた人物が、1666年、自分がメシアだと触れ回った、これが基になっている。

 サバタイ・ツヴィは、旧約聖書に記されている世紀末劇は、人間によって行われるべきだ、そして、それを実行するのが自分たちなのだ、と言った。そのために違う宗教になりすまし、いろいろな場所へ潜り込んだ。

 世紀末劇が起これば、彼らの予言によれば人類の9割が死ぬという。生き残りは自分たちの奴隷になる。同じくその予言によると彼ら1人当たり2800人の奴隷がつくという。こういうことを実現させようとしている勢力なのだ。

・ユダヤと一言で言うと、その範囲はかなり広くなる。ハザールマフィアたちはその中の一部の集団である。筆者の計算では、1600万人いるユダヤ教徒のうちの100万人程度ではないか。

・ところでフェニキア族は子供を生贄にする儀式を持っていた。大量に子供を生贄にしているのはそのグループなのだが、今でも彼らの末裔がこのハザールマフィアの集団の中に存在している。ちなみにフェニキアはベニキアであり、ベニスの商人だ。

 フェニキアの血は、ペニスだけなく、やはりフェニキア属の末裔であるカルタゴなどを介して、大航海時代の通商を通して広がった。これは欧州王族にも広がっており、特に英国王室にこれが受け継がれている。彼らも、ややこしい秘密を持っているのだ。

 改めて、ハザールマフィアと呼ぶことの理由を言っておくと、次のようだ。

 先ほども少し触れたが、一般のユダヤの人たちは、世紀末劇は神様がやることで、人間がやるものではないと常識的に考えている。だから、ハザールマフィアは旧約聖書を学んでいる一般のユダヤ人とは関係ない。一般ユダヤ教徒から見ると、一般仏教徒がオウム真理教徒を見ているようなものだ。

<◆ハザールマフィアの「ハザール」とは、かつて存在したハザール王国のこと>

・ハザールマフィアについてもう少し解説しておくと、まず彼らは、ハザール王国という今のウクライナ、カザフスタンの辺りにあった国の民族が発祥だということ。

 ハザール王国とは、10世紀頃までに現われたトルコ系と推測されている遊牧民の国家だ。前述のサバタイ・ツヴィもトルコにいたのだから、おそらくトルコ系だろう。

 そして一番の特徴が、周辺のトルコ系民族はほぼイスラム教を国教としているのに、彼らはユダヤ教を取り入れたこと。

・そして、当時のハザール人の生業と言えば、東欧の住民、スラブ人(スレイブ=奴隷の語源)を奴隷としてイスラム世界に提供することだった。商売のためなら、商売相手を殺して、その後はその人物になりすまして商売を続けるなど、たちの悪い民族だったと言われている。長い間、ロシアやモンゴルの支配下で生きながらえていたが、たちが悪いだけに、何度も周辺国から成敗されている。

・何度も周辺国に侵略されるので、宗教戦争にはなりにくいユダヤ教を選んだという説もある。いずれにしても、ユダヤ教を受容した理由は、為政者による政治的なものだったということだ。

周辺国からの脅威もあり、ここでは生きていけないと欧州に移民し、移民先で力を伸ばしたのが、ハザールマフィアたちなのだ。時間をかけて欧州社会を乗っ取った、その一族がロスチャイルドであり、ロックフェラーである。

<◆ハザールマフィアは、欧州・米国にどう分布しているのか>

・ここでもう1つ触れておきたいのが、欧州王族とつながるハザールマフィア、あるいはハザールマフィアとつながる欧州王族と、米国を牛耳っているハザールマフィアは考え方が大きく異なるということ。

 例えば英国王室は、EUから離脱しただけであり、他の欧州の国とは少し異なるところもあるし、チャールズ国王の戴冠式の日が、エリザベス女王が亡くなってから、通常ならあり得ない1年もたっていない、6カ月と6週と6日目という“666の日”だったので、彼らはいったい何者なのか得体の知れないところもある。

 ただ、王室としては、緩やかな世界共和国の成立を目指している。世紀末劇の後にまったく新しい世界をつくるという考え方は持っていない。

・一方で、バイデン(米国)を管理し、ロシア・ウクライナ紛争を焚きつけているハザールマフィアは、自分たちによる“世界独裁の夢”を諦めていないグループだ。自分たちのために世界を混乱に陥れている権力者たちにも、このような派閥がある。

 注意しておく必要があるのは、では彼らは、大きく欧州と米国に分かれているのかと言えば、それも違う。大まかに言えば、米国にハザールマフィアとしては新参者のロックフェラー家がおり、欧州にロスチャイルド家がいるとも言えるのだが、ハザールマフィアは彼らだけではないし、それらが複雑に入り組んでいるため、米国内でも、欧州内でも、この2つの大派閥がしのぎを削っている、と見てほしい。

<◆ハザールマフィアとイスラエルの関係に変化が見え始めた>

・では、一般のユダヤ人は、最近のハザールマフィアたちをどう思っているのか。

 今回のロシア・ウクライナ紛争に関連するところで言えば、今のウクライナ政府は、ステファン・バンデラを信奉する、ネオナチ「バンデリスタ」を支持している。このバンデラ率いるバンデリスタは、150万人に上るユダヤ人やポーランド人を殺した集団だ。

 このため、イスラエルは、このロシア・ウクライナ紛争にあって一切、ウクライナを支援しないという立場を貫いている。そして、今のウクライナの政府を立ち上げ、擁護し、ウクライナ戦争に火を付けている仕掛け人がハザールマフィアたちだと、ユダヤ人たちも理解しているため、ハザールマフィアたちに対しても敵視している。

 つまり、ユダヤ社会も、ハザールマフィアたちに反発している状況なのだ。ロシア・ウクライナ紛争で、一般ユダヤ人とハザールマフィアたちの関係も大きく変わった。

<欧米旧支配権力の黄昏――G7が少数派であることをG7の国民は知らない>

<◆大手マスコミは「人民の敵」だと米国民の7割が思っている>

・話は戻すが、実は、このハザールマフィアたちが牛耳る米国にも、中国に何もかも売り渡して、なんとかこの場をしのごうという、米国政府(ハザールマフィア)のやり方をよしとしない勢力もある。

 米国改革派のリーダー的存在の1人、ダグラス・マクレガー(米軍退役大佐)は「ワシントンDCは今、内側に注意を向け、1991年以降続いている米国の社会的、経済的、軍事的な衰退に向き合う時が来ている。今こそ米国の国家的繁栄の減少を転換する時だ……」と声を上げている。

・読者諸氏には、米軍の大佐ごときが、改革派のリーダーになれるのか?と疑問に思われる方もいるかもしれない。だが、米軍の大佐というのは、ハザールマフィアたちに買収されていないから大佐どまりなのであって、たたき上げの実力のある軍人が多いのが、この層なのだ。

<◆バイデンはオバマを隠すための影武者。影武者にはさまざまな役割がある>

・影武者について理解を深めてもらうために、影武者について少し言及しておこう。

 例えばプーチンの影武者については、プーチンは中身が誰になろうとも、プーチンという存在はある、という役割を担っている。影武者についていろいろ調べると、実は古代バビロニア、メソポタミアの時代から、その役割があったようだ。

 古代社会での王は、すべてを取り仕切る統治者だ。法を決め、軍隊・行政のトップであり、裁判官であった。王の下には、土地の問題やら何やらすべての懸案事項が持ち込まれ、朝から晩まで執務に没頭しなければならなかった。

・確かにこれでは、すべてを取り仕切ろうとすれば王は何人いても足りない。そのため、影武者が置かれるようになった。あまり重要でない場面では、影武者が代わりを務めればいい。

・歴史的な影武者の事例で面白いのが、ロシアのピョートル・ロマノフ大帝がオランダを訪問したときの逸話だ。

 ピョートル大帝は大きな体格の男だったが、社交パーティーに現れたのは小柄な男だった。一方、本物のピョートルはその間、何をしていたかと言えば、オランダの造船所で肉体労働をしていたのだ。当時、オランダは世界一の造船技術を持っていたから、現場で働くことでその技術を盗んだわけだ。この後、ピョートル大帝はロシア海軍をつくった。

・ちなみに、英国のヴィクトリア女王が、夫が死んだ後、年配になってからドイツで娘を産んでいるのだが、その娘の子孫が、ナチス党のアドルフ・ヒトラー総統であり、アンゲラ・メルケル元ドイツ連邦首相であり、オバマなので、オバマは英国王室系、ヒトラー系とも言える人物だ。

 このように、王の影武者は、歴史的には常識のように、王の代わりに働く助っ人として、あるいは本物の王を隠すためにも存在したのだ。

<◆加速する米国離れ、孤立するG7>

・さて“米国離れ”の話だが、そもそも今の西側先進国、G7が世界のGDPの中のどれぐらいを生み出しているかと言えば、それは約30%(購買力平価ベース)でしかない。G7が設立された1980年代は、G7のGDPは世界の約7割を占めていたから、かなりの低調ぶりである。

・中国は、もはやハザールマフィアたちの上を行く存在になりつつあることを述べてきたが、中近東も、そうした力を付けてきたのだ。

<◆インドを味方につけようとするG7。だがインドは全方位外交を堅持>

・ハザールマフィアたちは、今年の秋に「新型ウイルスの流行再発」も計画しているようだが、今のところ誰も相手にしていない。

<ロシア・ウクライナ紛争の真実――「プリコジンの乱」とは何だったのか>

<◆ロシア・ウクライナ紛争の終結とともに米国のバイデン政権が終わる>

・ペンタゴン関係者は「ロシア・ウクライナ紛争の終結とともに米国のバイデン政権が終わる」としている。

<◆紛争以前に、ロシア系住民がウクライナで2万人以上も殺されていたことを、西側メディアはまったく伝えない>

・今回、ロシアがなぜ動いたかと言えば、このミンスク協定が結ばれているにもかかわらず、ハザールマフィアたちに煽られたウクライナは、その後もロシア系の住民を殺害し続けて、その数は2万人にも上っていたためだ。

<◆ハザールマフィアはゼレンスキーを使って第3次世界大戦を起す計画だった>

・ではゼレンスキーとは何者なのだと問われれば、ロシア・ウクライナ紛争が始まった当初はいろいろな情報があったものの、断言できるのは彼を直接操る者はチャバードという、ユダヤ人至上主義の宣教カルト集団であるということ。かれらもハザールマフィアたちと重なる。

<ハザールマフィア、最後の悪あがき――目覚めよ、日本! 新世界は目の前だ>

<◆共産革命もハザールマフィアが仕掛けた悪事>

・さて、古くは共産主義の台頭も、ハザールマフィアたちが仕掛けた悪事だった。

 筆者は、米ソの冷戦時代に生まれたから、共産主義がはびこっていては、世界が平和になるわけがないと考えていたものだ。共産圏のリーダー、ソビエト連邦にいかに対応すべきかが問題だ、と真剣に考えていた。

 そうこうするうち、1991年、ついにソ連が崩壊、新生ロシアが誕生した。これで、世界は各国が親しくし平和になる、よかった、と喜んだものだった。

 ところが実際は、国際社会はその後も安定しなかった。ハザールマフィアたちが悪事キャンペーンを常に繰り返していたからだ。

<◆3・11を起された日本は早くハザールマフィアから逃れられればいいのだが、実際はそううまく行かない>

・ここで、日本に対しての悪事キャンペーンをもう1つ紹介しておくと、2011年3・11の東日本大震災でのことだ。これもハザールマフィアが仕掛けた人工テロ地震であったことは、ハザールマフィアが壊滅された後に明らかにされる。

<◆今度こそ、人類の解放が達成される日が近い>

・筆者は、ごく近い将来、ハザールマフィアたちが仕掛けるような共産革命、カラー革命、あるいは逆に共産主義の拡大を阻止しようとするP3フリーメーソンが仕掛ける事件などとは違う、本当の革命が起こり得ると考えている。これはまさに「世界革命」と呼び得るものである。バビロニア式借金奴隷制度という、3000年前の悪魔崇拝者たちが考えだした手法を使って人類の99%を支配してきたハザールマフィアが、ついに崩壊するのだ。

 それがいつになるのかは、ハザールマフィアたちが大本営発表を続ける限り、ギリギリまで分からないわけだが、それでもそれは必ずやってくる。

・1991年、ソ連が崩壊した後、それなりに健全なロシアが生まれた。このように、今の米国も、借金奴隷制度の下でハザールマフィアたちの支配する体制が崩壊すれば、健全な米国に生まれ変わる可能性は大いにある。あとは国連も、アジア、おそらくラオスあたりに拠点を移し、これまでの第2次世界大戦の戦勝国で構成される常任理事国に代わる新しい枠組みの下で運営がされるようになるだろう。

日本に身近な東アジアで何が起こるかと言えば、先にも少し触れたが、朝鮮半島統一と、日本独立だ。

・今は、旧体制は崩壊しつつあり、社会がカオスに陥っているし、それがしばらく続くため、世界情勢がもう一つ掴みどころのない印象を持たれている読者も多いかもしれないが、これがある日突然、目の前が開けるように時代の流れを実感できるはずだ。

そして、ハザールマフィアが瓦解したあとの世界経済では、今までのように悪魔崇拝のグローバリストたちがすべてを牛耳ることのない、バランスのとれた多極世界の経済発展が進展する。心配することはない。人類は蘇る。なぜなら、そのとき、もう世界には人類の99%を奴隷にしてきたハザールマフィアは存在しないのだ。

 日本もこの流れに乗り遅れることなく、しっかりと世界の真実を見てほしい。そうすれば、この日本こそが、不死鳥のように蘇る世界経済を先頭で引っ張っていく国になることは間違いない。

<◆あとがきにかえて>

・人類の時間は刻々と流れ、情勢は日々、いや分単位、秒単位で変化している。

 メインストリーム・メディアのすべてがハザールマフィアに支配されているために、私たちには世界の本当に起こっていることがまったく、あるいは、歪んだ形でしか伝わらない。

<◆アメリカ情勢とウクライナ情勢の急変(2023年9月25日、第720号)>

・世界権力の最高峰に明らかな変化が生じている。そして今、アメリカやウクライナに関するニュースなど、それを示すサインや出来事も急速に増えてきている。

『ムー 2015年10月号』No.419

「異星人との謀略「モントーク・プロジェクト」の真相」

<プロジェクト体験者からの緊急提言>

・「私が強調したいのはただひとつ。日本の人々に、ポジティブでありつづけることを絶対にわすれないでほしい……」

・彼の名前はスチュワート・アウワードロウ、“検体”のひとりとして、あのモントーク・プロジェクト」に13年も関わった経験をもつ。

<カイパーベルト・エイリアンと世界政府>

・「カイパーベルト」をご存じだろうか。太陽系外縁部に広がる、天体が密集する一帯のことだ。

 1950年代、オランダ生まれのアメリカ人天文学者ジェラルド・ピーター・カイパーが、海王星と冥王星の軌道の外側に小さな天体が集まった帯状の領域があるという説を発表した。

 実は10年にわたりそのカイパーベルト内で、惑星級サイズの「物体」が相次いで発見されている。しかも奇妙なことに、物理法則に逆らう動きを見せている。

 スワードロウ氏がいうには、この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。

・1990年代にすでに70種類以上の異なる種族のエイリアンが地球を訪れていると告げた。しかもこれらは地球人種と敵対する性質のエイリアンばかりで、2002年から2003年にかけての最終報告では、その種類も217に跳ねあがっている。

・「インセクトイド(昆虫型エイリアン)」「ライオンピープル」「シリアン(シリウスA)」「キーロット」といったグループに分けることができる多様なエイリアンが、カイパーベルトに集結しはじめているというのだ。これをスワードロウ氏は「カイパーベルト・エイリアン」と呼ぶ。

・しかもカイパーベルト・エイリアンは、南極の地下に拠点を置くナチス第4帝国ともつながっている可能性が高いらしい。

「1938~1944年にかけ、ナチスは南極大陸の地下に巨大基地を造って、研究プロジェクトを展開していた。一帯はベース211、あるいはニューベルリンと呼ばれていた。

この基地で、時間旅行や次元間移動の研究が行われていた。ナチスが共同作業のパートナーとして選んだのが、カイパーベルト・エイリアンなのだ」

<実行に移される、やらせ侵略計画(ステージド・インヴェイジョン)>

・「第4帝国と提携関係にあるカイパーベルト・エイリアンに対しては、イルミナティの目的は、世界統一にほかならない。世界をひとつの政府――世界政府――にまとめてしまえば、人民の管理がしやすくなるからだ。

 きわめて近い将来、カイパーベルト・エイリアンと第4帝国、イルミナティがひとつになって、全地球規模の管理システムの構築が試みられることは間違いない」

<大衆を自在に操る悪魔のテクニック>

・しかし、多数の人間を同時に騙すには、想像を絶するレベルの仕掛けが必要になる。そのための決定的かつ効果的なテクニックが、ブルービーム・プロジェクトおよびHAARPプロジェクトである。

・2015年3月20日、NASAは火星と木星の間にある小惑星帯最大の天体セレスの地表で何かが光っている画像を公開した。

・「計画は周到に進められてきた。銀河系だけで地球にそっくりな惑星は4億個あるという話も、今では半ば事実化している。全宇宙という規模で考えれば、地球のような惑星が何十億個も存在するというマインドセットもできあがっている」

<異星人も同じ兄弟だと語った教皇>

・「宗教がマインドコントロールの手段として使われやすいことは否定できない。現時点で、世界政府樹立への準備は着々と進んでいる。世界宗教もしかりだ。不幸なことに、メディアも完全にコントロールされているので、自由なニュースメディアなどこの世に存在しない。メディアに洗脳された大衆は、伝えられた情報を鵜呑みにし、何の疑いもなく現実として受け容れてしまう。誤解を恐れずにいえば、悲しいかな、大衆は愚かなのだ」

<被験者が語るモントーク・プロジェクト>

<秘密裏に行われていた非人道的な実験>

・「私は数多く存在する検体のひとりにすぎなかったので、プロジェクト全体にどのくらいの数の人間が関わっていたのかはわからない。施設内には軍服を着た人もいれば、民間人も白衣を着た研究者風の人もいた。私のような検体に関していえば、20万~30万人くらいはいたと思う。ただ、大多数は生き残れなかった。生存率は1パーセントもなかったはずだ。

・「モントーク・プロジェクトの基盤部分はマインドコントロールの研究だ。世界中の人々をひとつにまとめ、ひとつの方向に導いて行くテクニックを開発するためのものだった。電磁波を使った装置も開発されていたが、これはエイリアン・テクノロジーが移植されたものだった。これらは時間旅行、電磁波兵器、遺伝子操作など広い範囲を総合的に研究するためのプロジェクトで、1983年に集結したときには、実に多くのジャンルをカバーしていた」

<完成していたテレポーテーション技術>

・「リモートビューイングは、いわゆる超能力ではないのだ。DNAのポテンシャルを97パーセントまで活性化し、脳を90パーセントまで働かせればだれにでもできる」

「フィラデルフィア実験を通じて開発が続いていたテレポーテーション技術も、すでに実用化されている」

<協力しあうレプタリアンとイルミナティ>

・「モントーク・プロジェクトにより、全地球規模でマインドコントロール装置の設営が完了した。人工衛星はいうにおよばず、携帯電話の中継アンテナからも特殊電波が特定の人たちに向けて発信されている。全地球規模のグリッドを構築し、どんな場所へでも思いのままの効果をもたす電波を送ることができる」

 スワードロウ氏は、こうした大規模かつ時間がかかるプロジェクトの裏側にあって、すべてを取り仕切っているのがイルミナティであると語る。

・レプタリアンは「マスターレイス(支配種族)」と形容されることも多く、ニューメキシコ州ダルシーの地下基地に関する話にもしばしば登場する。

・スワードロウ氏が語るには、ヨーロッパにおけるイルミナティの起源は、それまで敵対していたハザール人とメロヴィング家の結婚によって和平協定が結ばれたことだった。イルミナティの源泉はメロヴィング家に辿ることができる。その後、イルミナティは13支族に分かれることになるが、13は神の全体性を意味するシンボリックな数字だ。

・レプタリアンは創造主が喜ぶであろうことを計画し、それを実行するのが自分たちの義務であると考えている。

・地球人類のほとんどが10~15パーセントのレプタリアンDNAを宿しているのだ。

<日本内部にも協力者は存在する!>

・「ヨーロッパのイルミナティは、日本を潰したがっている。ハドロン加速器の建設は日本制圧計画の一環と考えて間違いない。日本政府も騙されている。だから、これから日本に起きようとしていることが世界政府の一部であることはいうまでもない」

 日本政府内部にも、イルミナティ・レプタリアン連合の意向通り行動するグループが存在するというのだ。

・主体がイルミナティであれ、第4帝国であれ、レプタリアンであれ、そしてこれらすべての共同体であれ、彼らの究極の目的は、地球規模のロボット社会の構築であるはずだ。

・「私が強調したいのはただひとつ。日本の人々に、ポジティブでありつづけることを絶対に忘れないでほしいということだけだ」

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