私がこれまでに接触した秘密結社と呼べるものだと、皇室の傍系にあたる一族のグループや、伝統的な神道を代々守ってきた一族のグループ、中国の青幇・紅幇の系譜に連なる組織などがあった。(4)
<2025年から新時代が始まる>
・トランプ大統領の首席戦略官だったスティーヴ・バノンが推奨する「11.5~20年のサイクルで時が進んでいる」という説を信じている人々も、大覚醒に貢献しました。“約20年ごとに世代が交代し、ほぼ80年ごとに新しい時代が訪れる”という説を、アメリカの歴史に当てはめると、こうなります。
・1781年に独立戦争が事実上終わり、建国、領土拡大、モンロー主義、アメリカンの土台確立を経て、80年後の1861年に南北戦争が始まり1865年に終戦。西部開拓時代、帝国時代、繁栄、大恐慌を経て、80年後の1945年に第2次世界大戦が終結。冷戦、ベトナム戦争/カウンター・カルチャー、一極支配、破綻を経て2025年、トランプ大統領2期目にアメリカが再生する。
実は、スピリチュアル系、ニューエイジ系の人にも、このサイクル説を信じている人が多く、彼らも2025年から新時代が始まると思っています。
<「君たちは映画を見ている」>
・Qが、「映画をおもしろくするのは役者だ」とほのめかし、「君たちは映画を見ている」と教えてくれたことで、“選挙も論争もデモもプロレスと同じで、議員も活動家も評論家も、それぞれの役割を演じているだけだ”ということが分かりました。
<悪魔崇拝とペドフィリアを通常化するためのサイオプ>
・さて、エイリアンに関しては、私の親友、ユリ・ゲラーが、「ペンタゴンの冷蔵庫に保存してあるエイリアンを、ヴェルナー・フォン・ブラウンが見せてくれた」と言っているので、存在することは事実です。ただ、悪いエイリアンが人類を奴隷にしようとしているのか、良いエイリアンが地球を救おうとしているのか、などの詳細に関しては、私には分からないので、これ以上の記述はできません。
<コロナ関連、人口削減、エリザベス女王、極左教育>
・エリザベス女王の葬式は、カバールの元締めが英国王族であることを知らしめました。
<ツイッター内部情報暴露ファイル>
・ツイッター内部情報暴露ファイルが、SNSもメディアも政府の報道規制執行機関だと証明したおかげで、多くの人々が気づいたことも特筆に値します。
・フェイスブックもツイッターもDARPA(アメリカ国防高等研究計画局)の産物であることも考慮に入れると、SNSの検閲は、ポッスィ・カミタタス・アクト(民警団法:アメリカ国内で米軍を起動してはいけない)違反です。アメリカに対して戦争を仕掛け、敵を援助することは反逆罪であることも忘れてはいけません。
<トゥルース・ソーシャルの影響力>
・目覚まし作戦におけるトゥルース・ソーシャルの影響力も忘れてはいけません。トランプ大統領は、トゥルース・ソーシャルで、選挙の不正やSNSと政府機関の共謀などさまざまな真実を告げる記事を頻繁に紹介して、シープル開眼作戦を展開しています。
<真実が明かされる日は必ず来る>
・シープル目覚まし作戦を指揮したフリン中将は、「補正第10条をフル活用して、選挙の不正暴露のため、連邦政府による人権侵害を阻止するための訴訟を起こせ!」と、アメリカ国民に呼びかけました。
<あとがき>
・トランプ大統領とホワイトハットは、カバールの悪事の証拠を掴んでいます。しかし、国民の8割以上が目覚めるまでは、どんな証拠を提示しても大手メディアの偽報道にかき消されてしまうので、今のところ、小ネタを小出しにして、世間の反応を見ています。
遭難して飢えきった人を救出した後に、食べ物を一気に無理矢理食べさせたら、胃が受けつけずに吐き出してしまうでしょう。それと同じで、「バイデンが公正な選挙で当選した」、「悪魔崇拝のカバールなど存在しない」、「コロナ対策としてワクチンが必要だ」と信じ切っている人々に、「オバマが子どもをレイプし、ヒラリーが子どもを殺している」、「自家用車もキャッシュも非合法化され、中央銀行暗号通貨(CBDC)が導入され、カバールに逆らう者は食料も買えず、家賃も払えず、公共機関も使えなくなる」などの真実を与えても、消化不良で真実に拒絶反応を示し、逆効果になるだけです。
・そのため、トランプ大統領は、国民に苦痛を実体験させるしかなかったのです。Qの、「これしか方法がなかった。光を見る前に暗闇を歩かなくてはならないこともある」というインテル・ドロップどおりの進行です。
私がこのあとがきを書いている時点のアメリカでは、化学物質を積んだ貨物列車の脱線事故、化学物質加工場の爆破炎上事件が続出しています。バイデン政権は、待ってました!、とばかりに、“環境と市民の健康を保護するため”という名目で、トランプ政権時代に縮小された環境保護庁の権限を大幅に拡大して、すべての水を政府の管理下に置き、個人所有の井戸や雨水貯蔵を非合法化しようと企んでいいます。水の後は、“汚染”を理由に、土地も没収するつもりでしょう。
・食品加工場や養鶏場の火事も続出し、ガソリン代、食品、日用品の価格もトランプ大統領時代の1.5倍以上になっています。ウクライナからの肥料の輸入も滞っているので、穀物不足による食糧危機が訪れるのも時間の問題です。
・海外ではNATOに逆らうトルコで地震が起きて、ソロスのNGOや臓器・人身売買組織である赤十字と国境無き医師団が“救済”に駆けつけて、トルコを内側から崩壊させる足固めを始めています。エルドアン政権が倒れたら、ロシアがボスポラスを征し、ギリシアがキプロスを奪還し、クルド人やアルメニア人の立場が教化され、カバールの拠点であるアゼルバイジャンが弱体化します。こうした事態を防ぐために、カバールは偽旗工作をして、ロシアと戦争を始め、世界がキューバ危機のような臨死状態を体験することになるでしょう。
しかし、食糧危機も臨死体験も、サイバー攻撃、停電、金融クラッシュも、カバールに洗脳された人々を目覚めさせるために必要なショック療法なのです。
アメリカでは、ブランソン兄弟が起こした複数の訴訟(“合衆国憲法を守る”という誓いを破って、2020年の選挙で不正があったかどうかを調べることを拒否した議員335人とバイデン、カマラ・ハリス、マイク・ペンスの罷免を要求する訴訟)に対する判決がまだ出ていないので、この裁判の行方も楽しみです。
<特別対談 西森マリー×副島隆彦 トランプ復帰の可能性>
<人口に膾炙する「カバール」という言葉>
福島:今度の本の『カバール解体大作戦』というタイトルは、たいへん素晴らしいと思います。西森さんはこの方針で、ガンガン書いて日本国民を啓蒙してください。
・「カバール」や「ディープステイト」が今の世界を支配しているんだって、という言い方を、頭のいい女性たちが西森さんの本を読んで、刺激を受けて、使い始めています。
・西森:『王族の詐欺』の出版のためのインタビューで、ハレットが信じられないことを言っているのです。ヴィクトリア女王には半分ロスチャイルドの血が流れている、チャーチルはじつはエドワード7世の子で、そのチャーチルの精子の提供と人工授精でエリザベス女王が生まれたと言っている。それが本当かどうかは別として、イングランドの王室というのは、そんなに美しいものではないですよね。本当に悪魔的な感じで。
福島:まずグレッグ・ハレットの『ヒトラーは英国のスパイだった!』についてですが、この本の中心部分、大事な部分は真実だと思います。ヒトラーは、1912年、1913年に、ロンドンの北にあるタヴィストック戦争心理研究所の付属の軍事学校に間違いなく入っています。このことは歴史学者やヒトラー研究をやっている人たちが認めざるを得なくなっている。グレッグ・ハレットが書いていることは正しい。ここでヒトラーは洗脳されて、そしてドイツ民族の狂った指導者に育てられた。指導者が狂っていると、国民まで狂ってしまう。
・私が今考えているのは、恐らくウクライナの指導者のゼレンスキーも、このタヴィストックに連れていかれたはずなんです。2019年にポロシェンコがお払い箱にされて大統領選に出される前に。ゼレンスキーで行くとカバールが決めたわけです。その時タヴィストック研究所でサイ・オプの大きな洗脳にゼレンスキーはかかったんだと思います。2年ここに入れられていたと思います。ほぼ確実に。
次に、イギリス王家にロスチャイルド家の血が流れているということですが、どの人物のどの血が流れているか、をはっきりさせなければいけない。
・いまの私の考えは、もうロックフェラー財閥とロスチャイルド財閥を強調したくないんです。これらの商業、金融財閥のことはもういい。1800年代後半のヴィクトリア女王の時代には、ロスチャイルドが世界一のお金を持っていましたから、裏から操ったというのは本当だと思います。本当は誰が誰の子どもだということを言い出すとね、きりがないんですよ。
エドワード7世なんて、すらっとしてかっこいいのに、チャーチルなんてブタみたいな顔しているでしょう。本当に傍で見るとブタみたいだった。
・そのブタみたいなチャーチルと、エドワード7世では顔が違う。誰が誰の子どもかとか、もう言わないほうがいいですよ。
あの「ヒトラー本」のグレッグ・ハレットたちはMI6ですからね。少し頭がおかしいです。なんでもかんでも、彼らが書くことを信じる必要はない。
ヒラリー・ロッダム・クリントンがロックフェラーの子どもとかありえません。
ただし、カナダの首相のジャスティン・トルドーが、キューバのフィデル・カストロの子だというのは本当です。顔がそっくりです。だから、真実でしょう。カナダ人もみんなそう信じているそうです。首相だった父のピエール・トルドーの奥さんのマーガレットがフィデルと浮気してジャスティンが生まれた。
<明治以降の天皇家を作ったのはイギリス>
副島:英国情報部のMI6の連中が書いた本は、あんまり信じ過ぎないほうがいい。むちゃくちゃなことも書きますからね。MI6内部も乱れていて、割れているんでしょう。彼らは、自分たちが世界を大きく動かしていると信じ込んでいますから、夢の世界をさ迷っているんですよ。
彼らの信仰はだいたいカソリック教徒ですね。そうすると、アメリカのカバールの連中も、イエール大学もハーヴァード大学もローマ・カソリック教会が多い。バイデンもそうです。あれ、カソリックですからね。そうすると、彼らの大きなネットワークで動いているわけです。で、頭がおかしいですからね。おかしい人たちの言うことを、いちいち真に受けていられない。確からしさにも範囲というのがありますから。
ただ、ヒトラーが若い時、英タヴィストックで洗脳されたというのは事実です。
・副島:この山縣有朋が、明治政府の初代内閣総理大臣になった伊藤博文を殺した張本人です。満州のハルビンの駅のプラットフォームで、斜め上から、山縣の銃殺隊が伊藤博文を撃ち殺した。
・伊藤博文こそは、その時まではイギリスが育てた日本最大の手先なのですよ。初代総理大臣ですから、ただ、伊藤博文は子分と徒党を作らなかった。議会で決定するのだと言った。旧大名たちと京都の貴族と台頭した優れた人物たち300人が、議会を作って、議会で決めると、まともなことを言っていた。そして、朝鮮半島を併合するな。朝鮮半島を残して穏やかに支配する、と。日本に合併する形は取るな、と。朝鮮王族を残せと伊藤博文は言っていた。だから、山縣有朋がイギリスの命令を命令を受けて、伊藤博文を殺したんです。とにかく、悪いのはイギリスです。アメリカよりもタチが悪い。それとヴァチカンが最悪です。今もそう。
・それで、昭和天皇以下の4兄弟の顔を見てください。山縣とそっくりでしょう。秩父宮、高松宮、三笠宮も山縣とそっくりでしょう。
これは今の日本では言ってはいけないことになっているんです。大正天皇は幼児のときから脳膜炎という病気だった。病弱だった。4人の立派な男子を生むことができるのか、という、そういう公然たる大きな事実があります。
・明治時代からの天皇家を作ったのは、イギリスです。アメリカではありません。アメリカ人はデモクラシーで、リパブリック(共和政)ですから、王国と君主制が大嫌いです。
明治時代の初めからイギリスが日本を操った。アメリカによる支配は第2次世界大戦後からあとです。
明治天皇睦仁が長州の田布施にいた大室寅之祐という少年にすり替えられたというのは、今では日本の保守派の人たちも、私たち日本左翼もみんな知っている。分かっている。40年前に鹿島昇という人が本に書いて明らかにしました。
そして、昭和天皇が山縣有朋の子だ、は、私がはっきりと私の『愛子天皇待望論』で書いた。これはイギリスが仕組んだことだ。スウェーデンとか、オランダとか、ベルギーとか、市民革命を一番最初にやった国々でしょう。それなのに、なんで、これらの国に今、王様がいなければいけないんだ。不思議でしょ。これもイギリスが作ったんですよ。
ヴァチカンとイギリスが一番タチが悪い。今回のウクライナ戦争でも。MI6がゼレンスキーのすぐ横にいます。70人。ゼレンスキーに今日はこれをやれ、明日はあれをやれ、と命令しているんです。
・アメリカは歴史的にイギリス人に対して頭が上がりません。今も古都であるボストンの人たちがそうでしょう。ボストンの人たちは、宗教で言うと、プロテスタントの中でアングリカン・チャーチ(英国教会)に近い人たちですからね。エピスコパリアンと言います。アメリカ海軍の連中も、一番の上のほうは今もイギリス国王に忠誠を誓っているらしいです。まあ、陸軍の連中もそうです。
・日本を今も操り続けている裏側はイギリスです。それと、ローマン・カトリック(ヴァチカン)です。米CIAとヴァチカンが、世界反共運動として統一教会、ムーニーズをも作ったのです。
西森:それに関してお聞きしたいんですけど、私が不思議に思っているのは、本当に文鮮明が神のお告げを受けたのか、それとも、CIAのvoice of God technology というのがあって、マインドコントロールのようなものですけど、それを受けたのか。
副島:その西森さんが言うCIAのヴォイス・オブ・ゴッド・テクノロジーは、MKウルトラの流れですね。ペーパー・クリップもそうです。ヒトラーやゼレンスキーのようにMKウルトラで人間の脳を洗脳したのは事実だと思います。ただ、西森さん、やっぱりね、イデア・ロゴス、すなわち、イデオロギーのことを考えてください。
・統一教会は反共主義だけです。アンタイ・コミュニズム。反共主義で、ロシアや中国の共産主義を叩き潰すという思想で、ローマン・カソリックもアングリカン・チャーチ(英国)も今も動いています。ただ、西森さんもそうですが、この共産主義さえもディープステイトが作った、という理論を唱える人たちもいる。だから、この共産主義によって労働者階級が奴隷にされたんだと。労働者たちが解放された国が共産主義国家のはずなのに、じつはさらに上から操られている、という理論が出てくる。
・だから、私の考えははっきりしていまして、もうすぐアメリカは国家分裂します。トランプがテキサスに移ります。テキサスを中心として「アメリカ・サウス」という国が出来るでしょう。
<ディープステートの思想は自然法>
副島:しかしバイアス(偏見)が皆それぞれかかります。だから、西森さんも、私も、フルフォードさんも、みんなそれぞれ考えは少しずつ違うんだけれど。純然たる日本人である私の目から見た世界というのがあって、西森さんに分かってもらいたい。私が30年前から何を言っていたかというと、「日本はアメリカの家来の国で、属国だ」と。奴隷国家とまでは言わない。植民地ではない。一応、形上、独立している。
・副島:繰り返しますが、アメリカ独立宣言の土台の思想である、②ナチュラル・ライツ(自然権)と大きく対立するのがナチュラル・ラーだ。自然の法、自然界の掟、を重視する。これは前記したとおり根本的な保守の思想です。ローマン・カソリックの坊主たちも、カーディナル(枢機卿)からアーチビショップ(大司教)たちまで、みんなこの①ナチュラル・ラーです。
これは保守の思想で、革命や改革をやりません。ナチュラル・ラーがじつはディープステイト=カバールなのです。ヨーロッパの貴族たちもみんなね。
そういう①ナチュラル・ラーと、②ナチュラル・ライツの闘いがあって、さらに、③ヒューマン・ライツ(リベラル派)との闘いがある。
そして、④アニマル・ライツ(動物の権利派。自然環境保護運動)が1970年代に生まれて、これに私たちの世代は大きく影響されました。ここには女性解放運動や同性愛の自由を増進させる思想まで含まれる。そして奇怪なLGBTQにまで異様に増進した。ここで、1960年代のベトナム戦争反対の世秋的学生運動の中から生まれた新左翼である。私のような人間たちが、立ち止まって深刻に考え直さなければ済まなくなった。
・ところで、その一方で、私は、③リバータリアンの思想を40年前から勉強しています。これはベンタマイトと言うんです。ジェレミー・ベンサムというイギリスの思想家で、とんでもなくど穢いいまでに恐ろしい思想です。これを⑤ポジティヴ・ラー、人定法と言います。ベンサマイト(人定法派)は、法は人間たちが作るものであって、神や天から降ってくるものではない、と考えます。現実のこの世界しか認めない。ベンサマイトは、きれい事(理想主義)を言いません。徹底した現実肯定の思想です。
・副島:自分と家族の命は自分の銃で守る、というのがリバータリアンです。だから、政府の世話にはならない、と。フェデラル・ガヴァメント(連邦政府)が嫌いです。
・お前は一番貧乏だから、僻地に行け。そこまで行けば土地があるぞ、と言われて行ったら、インディアンがいるに決まっている。インディアンとの殺し合いになった。
・そうすると、ディープステイト=カバールとの闘いは、この一番最後の、一番最近のところでは、⑤リバータリアン(人定法派)対①自然法及び④アニマル・ライツ=LGBTQの戦いとなって現れています。
西森さん、まず①のナチュラル・ラー(自然法)というドギツイ保守の思想の恐ろしさを、もうちょっと分かってください。
たとえば、リーガル・ギルドというのがあります。法曹と言って、文科系のエリートたちが有名大学の法学部に行って、裁判官、検察官、弁護士になる。この法曹こそは、裏に隠れている超大金持ちたちとは別のカバールの集団です。
・プレッピー・スクール(私立の進学校)を出たアメリカで一番頭のいい人たちはみんな、リーガル・ギルドに入りますから、だから、アメリカの連邦最高裁長官もみんなこれに入っている。だから、絶対にカバールを裏切れないんですよ。
だからね、正義を判断する権力を彼ら裁判官が握っているから、闘いはそう単純ではない。さらに裏側がいろいろあってね。このリーガル・ギルドが公然と存在するアメリカのカバールですからね。これを甘く見てはいけないんです。
<人類の歴史を貫く「帝国―属国」理論>
副島:アメリカはイギリスと、英米同盟で仲がいいように見えるけれど、本当は仲が悪い。世界覇権は中国に移るでしょう。なぜならそれが人類の法則だから。
・ロシアについては、西森さん、あなたも、プーチンがカバールと戦っているからプーチンが正しいと分かる。私もプーチンを支持しています。今の中国は、一歩後ろに引きながら、アメリカとヨーロッパの自滅を待っている。
西森:アメリカと日本の違いはキリスト教だと思います。私はイスラム教ですけど、私の周りにいる人たちはみんな普通にキリスト教信者で、本当にこれは神と悪魔との戦いだと言っています。民主党と共和党との戦いでもなければ、保守と革新なんかの戦いでもない。カバールという「悪魔崇拝者の人たち」対「神を信じる人たち」との戦いだと。
・副島:なぜなら、超大金持ちたちの他に、先ほど言ったリーガル・ギルドの連中も儀式をやっていますからね。あれは悪魔教の儀式です。彼らは、この世界は悪魔が支配していると思っている。
・だから、そう簡単に、カバール=ディープステイトとの撃ち殺し合いがアメリカで始まるとは私は思っていません。しかし、そのうち本当に内戦になるでしょう。
<今あるアメリカ合衆国は崩壊するしかない>
西森:でも、いま、かなりの人が目覚めてきています。選挙不正があったと思う人の割合が、2020年の段階では、ほとんどいなかったんですが、いまは6割程度の人が不正があったと思っているんです。
西森:でも、カバールに属する人々というのはアメリカ国民の0.5%ぐらいしかいないわけなんですよ。
副島:そんなに少ないかな。もっといますよ。20パーセントぐらい。
<「老兵は死なず」の本当の意味>
副島:アメリカは徐々に没落していくだけであってね。私はトランプを熱烈に応援していますけどね。
<国家を甘く見てはいけない>
・副島:最初に、中国がビットコインを国外追放しました。鉱山主たちはほとんどアメリカに逃げました。でももう信用がない。国家というものを甘く見てはいけません。国家というのは消えません。このあとも5大国ぐらいの大国が、世界政治を決めてゆくのです。国民国家はなかなか消滅しません。国家の通貨発行権は強力です。そしてワン・ワールドというものが出来てはいけない。
副島:戦いの中には敵のスパイがたくさん潜り込んでくるんです。潜入分子、インフィルトレイターズがものすごいんですよ。統一教会ムーニーズは、反共右翼思想で世界中で、この加入戦術で、政府までも乗っ取っている。ポーランドやリトアニアや、スウェーデン、フィンランド、パラグアイ、カナダなど、大統領、首相、外相までがムーニーズです。日本の安倍晋三がまさにそうでした。この者たちはものすごく危険なのです。世界人類にとって。
<本当に「台本」があるのか>
副島:現実にはトランプ派は負けています。それを、そのトランプ派が仕掛けたおとり作戦で全部ひっくり返して、やがて勝つんだと言っても、戦いというのはそんな風にはならない。
副島:それで、今おかしなことは、イスラエルがディープステイトと戦っているでしょ。イスラエル人たちは愛国者ですから、国際ユダヤ人というか、カバール、カザール・マフィアのハシディズムじゃない。いまのイスラエル・ユダヤ人の多数派は愛国者ですから。
副島:なぜ安倍晋三は殺されたかと言うと、安倍晋三が首相のとき、3年前から核兵器を実際に作り始めたからです。日本は原発から出てくるプルトニウムを60トンも持っています。デリバリー・システムである三菱重工の宇宙ロケットにこれをくっつければ、日本は核兵器を持てますから。安倍はこれを始めたんですよ。だから、殺されたのです。ボヘミアン・グローブとか、トライラテラル・コミッションの決議で殺された。メーガン・オサリヴァンが三極委員会の北米議長です。
と、日本で書いているのは私だけです。
・西森:先ほど先生が、文鮮明の、ムーニーズ(統一教会)のお話をしたときに、これはイデオロギーだとおっしゃったんですけど、ムーニーズ側に付いている人たちっていうのは、宗教的なことではなくて、つまり単にクリスチャンということではなくて、イデオロギーで付いているってことですね。
・副島:統一教会はイデオロギーなんだけれども、極めて狂気に近い人たちで、彼ら自身は、本気で悪魔崇拝(サタニズム、ダイアボリズム)の思想で生きている。「サタンに自分たちが処罰されないようにしなければいけない」と言う、そういう思想ですよ。彼らの思想はやっぱり悪魔教ですね。悪魔に自分たちは処罰されちゃいけないんだと。それが彼らの信念です。
では、その悪魔って何だと言ったら、コミュニズム(共産主義)だということになる。
・私はアメリカのリバータリアンの連中と付き合いがあって、トランプは大きな意味ではリバータリアンなんですよ。
(2022/5/30)
【新版】 『ディープステイトの真実』
日本人が絶対知らない!アメリカ“闇の支配層”
西森マリー 秀和システム 2021/7/15
<ディープ・ステイト>
ディープ・ステイト、米国政府の奥深くに隠れている“闇の支配者”それは、軍産複合体に、タカ派エリート、リベラル派エリート、諜報機関、大手メディア、公務員らが合体して出来上がった、前代未聞の、強大な超党派勢力である――
<悪魔の最も狡猾な策略は、悪魔など存在しない、と思わせることだ!>
・ディープ・ステイトとは、「陰で政策(特に外交政策)を牛耳る闇の支配層」のことです。1961年1月、ケネディにバトンを渡したアイゼンハワーが退任演説で軍産複合体の脅威を警告。以降、2008年の大統領選でオバマが出現するまでの47年間、ディープ・ステイトとは、軍産複合体と諜報機関、軍需産業で儲ける財政組織や石油業界、国務省高官、タカ派政治家・評論家のことでした。
オバマ政権時代は、あらゆることを政府が牛耳る社会主義的な政策を好むオバマを守るために、どんな手を使ってでも反オバマ派を政治的に抹殺しようとする役人や、政府肥大化を歓迎する高官がディープ・ステイトと呼ばれていました。
・しかし、2016年に、過剰福祉拒否、不法移民受け容れ反対、を説き、アメリカが外国に干渉することを望まないトランプが台頭して以来、反トランプ!という共通の目的の下に右記の二つのグループが合体、その結果、ディープ・ステイトは、軍産複合体と、戦争で儲ける財政組織や燃料関連業界、諜報機関、タカ派と民主党派エリート、政権が変わっても解雇される恐れのない公務員、海外干渉・政権交代をイデオロギー上の理由で支持するネオコン、人道的理由で支持するリベラル派エリート、人道主義という大義名分の下で実は金儲けを企むソロス、さらに、トランプを傷つけるためならどんなフェイク・ニュースでも平然と“報道”する大手メディアが加わった、前代未聞の強大な超党派勢力になったのです!
・ロシア疑惑とウクライナ疑惑に端を発した弾劾裁判は、事実をジグゾーパズルのようにつなぎ合わせていくと、ロシアという敵がいないと存在の必然性を主張できない軍産複合体と諜報機関、ウクライナの体制変更を望むネオコンと、オバマの政治的遺産を守りたいリベラル派エリートがトランプ潰しのために仕組んだ罠に、大手メディアが便乗して、ディープ・ステイトが起こしたクーデターだった、ということがハッキリと見えてきます。
<ウクライナ“革命”というお話>
<ブレジンスキーが書いた台本が実行に移されたウクライナ“革命”>
・トランプ弾劾の基盤となったウクライナ紛争は、アメリカの大手メディアの作り話を鵜呑みにすると、こんな感じです。
ロシア寄りのヤヌコヴィッチが大統領選を盗んだので、欧米型の民主主義を求めるウクライナ人の人々が平和的なデモを行った。しかし、ヤヌコヴィッチが反対派の人々に銃弾を浴びせ、暴動になり、反ヤヌコヴィッチの人間たちを制圧するために悪者ロシアが攻め入り、クリミアを占領したので、正義の味方NATOは民主主義を守るためにウクライナを擁護し、心優しいアメリカはウクライナに武器援助をしてあげることになった。
●500年も前から世界の中心だったユーラシアは最重要な地域だ。アフリカ、西半球、オセアニアの支点にあり、世界のGNPの6割を占め、エネルギー資源の4分の3を有するユーラシアはアメリカにとって地政学上最大の賞品なので、ユーラシアでアメリカに対抗する勢力が台頭することは絶対に阻止しなくてはいけない。そのためには、農奴たちの共謀を防ぎ、彼らの安全対策依存を保持し、属国を服従させ、保護し続け、野蛮人どもが団結しないようにせねばならぬ。
●ユーラシアというチェス盤の上で新たに重要な位置を占めることになったウクライナは、独立国としての存在そのものがロシアの変遷を決める地政学上の旋回軸だ。ウクライナ無しではロシアはユーラシア帝国にはなれない。
●ウクライナがロシアの傘下に入ったら、統合されたヨーロッパの東端にあるポーランドが旋回軸国になってしまう。
●地政学上の旋回軸国とは、国力や国家の意図とは関係なく、重要な地域への進攻を可能にする、主要国の資源獲得を妨害する、などの地理的に微妙な位置にある国のことだ。
●ウクライナとトルコは、ヨーロッパと中東にロシアの影響力が及ばないようにするための民主主義の橋頭保。
●ウクライナ無しのロシアは、単なるアジアの帝国で、南部のイスラム教の国々から援助を受けた中央アジアの元ソ連諸国での紛争に苦しめられて弱体化するだろう。
●人口5200万人、天然資源豊富で、黒海に面するウクライナをモスクワが支配すると、ロシアは再びヨーロッパからアジアにまたがる強力な帝国になるための手段を取り戻すことになる。
●2005年から2010年の間に、ウクライナはEU、NATOに加盟するための交渉を始めるだろう。
ということで、ユーラシアの農奴をNATOに依存させる、という企画をNED(全米民主主義基金)、 USAID(アメリカ合衆国国際開発庁)、ソロスが次々に移し、2004年、遂にウクライナが犠牲になる番がやって来たのです。
<ウクライナの真実>
・ウクライナ疑惑・弾劾裁判は、ロシア疑惑という偽旗工作の続編でした。ディープ・ステイトがまき散らす害毒がどれほど広く深く世界を蝕んでいるか理解していただくため、CIAとNATOの裏工作の全貌をつかんでいただくため、そして、ウクライナ版グラディオ(謀略活動)の真相を見定めていただくために、時間軸に従ってディープ・ステイトの悪事の一部を検証していきましょう!
<ディープ・ステイトが推すユシチェンコvs反急進派ヤヌコヴィッチ>
・ソ連崩壊後、1991年に独立したウクライナは、国民の8割がウクライナ人、2割がロシア人です。
バイデンはタカ派民主党上院議員だった時代から、ソ連が崩壊するやいなや、旧ソ連から独立した国々をNATOに加盟させて資金・武器援助をすべきだ、と力説していました。
独立とほぼ同時に、ウクライナは欧州・大西洋パートナーシップ理事会への参加を余儀なくさせられ、1994年には平和のためのパートナーシップへ引きずり込まれます。両組織はNATO内部の機関です。NATOに徐々に引きずり込むための互助会のようなもの、と考えると分かりやすいでしょう。
<ディープ・ステイトの“生け贄”カダフィ大佐>
・一方、2010年の暮れから2012年にかけて、チュニジア、エジプト、リビア、シリアなど中東の十数ヶ国で“アラブの春” と呼ばれる“自発的人民蜂起”が起きて、チュニジアとエジプトでは既存政権が倒され、シリアからはイスラム国が生まれ、リビアではカダフィ大佐が殺されました(2011年10月20日)。
<真実を闇に葬ったチャルパ>
(2013年)
・2013年、経済の立て直しができずに苦戦しているヤヌコヴィッチに、欧州連合は最後通告をつきつけ、メディアは、「ヤヌコヴィッチはもうすぐ調印するだろう!」と、煽ります。この最後通告は、アヘン戦争を招いた南京条約や日米修好条約も顔負けの不平等条約でした。
・2013年11月21日、“自由”貿易を強いられたら、欧州連合からの物品が流れ込んでウクライナは莫大な貿易赤字を負い、借金返済のため、という口実で乗っ取り屋(世界銀行とIMF)がなだれ込んで、ウクライナの土地、天然資源、経済を牛耳り、ウクライナ人が農奴になることを知っているヤヌコヴィッチは調印を拒否しました。
これに怒った“ウクライナの人々”が、“自発的”に大規模なデモを起こし、ヤヌコヴィッチ辞任を要求。最初は平和的なデモでしたが、小競り合いから暴動になり、ユーロマイダンと名づけられた“革命”に発展し、欧米のメディアが一斉に「ロシアの手先、ヤヌコヴィッチが自由を求める民衆を弾圧!」と批判しました。
・2013年12月14日、マケインはウクライナに出向き、ネオナチの政治家たちと会談し、彼らの応援演説をしました。これは、マケインがボケ老人と化したからではなく、ベトナム戦争で捕虜になったマケインはロシアへの憎しみのせいで、敵の敵は味方=ロシアの敵であるネオナチは味方だと、本気で信じていたからです。
2013年12月、ワシントンに戻ったニューランドは、ウクライナ系アメリカ人のロビー団体のミーティングで「我々はウクライナに安保と民主主義をもたらすために、1991年以来ウクライナに50億ドルの投資をしました」と、自慢げに語っています。この一言からも、アメリカの莫大な支援を受けたNED、USAIDがネオナチのアゾフ大隊を指揮して暴動を引き起こしたことは明らかです。
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