ヤーウェ=エホバ様の名はこれまでの日本人にとっては、キリスト教の神でしかなく、自分達の国の生みの親であったことなど夢にも思わず、今も尚、そう考えている人達が多いということです。(3)

<カブシエル(ユダヤ教)>

「カブシエルの導きでかなうこと」

●依存症を克服する ●自分を愛することを学ぶ

「呼びかけ方」

・きれいな紙に次のように3度書いてから、燃やすといいでしょう。

「カブシエルさま、どうかあなたの恵みで私を満たしてください」

・カブシエルは、天からの恵みの天使で、魔法のようにあっという間に問題を解決してくれることがよくあります。恵みをさずかる側の努力を必要としません。天の恵みとは、そんな風にもたらされるものなのです。カブシエルは天の恵みをだれにでも広い心でもたらしてくれます。また、依存症を克服したり、虐待的な関係から逃れたり、傷ついた心を癒したりする手助けもしてくれます。

 人生がつらい旅になるのか、楽しい旅になるのかは、あなたの選択にかかっています。

・カブシエルは魔法のような結果をもたらしてくれることが多いので、特に苦しい状況に陥ったときは、彼に呼びかけてみましょう。怖がらずに、カブシエルに考えや行動を導いてもらってください。

<ザカリエル(ユダヤ教)>

「ザカリエルの導きでかなうこと」

●家族との関係を円滑にする ●試験でいい成績をとる

「呼びかけ方」

・紫のキャンドルをともしてザカリエルの名前を呼び、次のように言いましょう。「ザカリエルさま、人生の恵みをいつも忘れずにいられるように導いてください」

<メタトロン>

「メタトロンの導きでかなうこと」

●みずからの魂とのつながりを深める ●あなたの祈りを天へ届ける

「呼びかけ方」

・「メタトロンさま、助けてください」と簡単に唱えるだけで、あなたの声を聞き入れてくれるでしょう。

・メタトロンは天国で一番背の高い天使で、非常に力強い存在です。メタトロンに関する伝説で有名なのは、悪だくみのすえに天国に足を踏み入れた、ふたりのエジプトの魔術師の話でしょう。ふたりを天国から追放しようと、大天使ミカエルとガブリエルが懸命になりましたが、魔術の前に力がおよびません。しかしこのメタトロンだけは、魔術師を追放することができたのです。

 メタトロンは、「天国の大使」や「救いの天使たちの王子」とも呼ばれています。

・人の命を維持する役目も担っていますが、信仰によっては死の天使だと考えられている場合もあります。早産で亡くなった子供をやさしく天へと導き、そこで新たに暮らしていけるように手助けする存在でもあり、それと同時に、子供を亡くした両親の悲しみをやわらげて心の支えとなります。

<ラクミエル(ユダヤ教)>

「ラクミエルの導きでかなうこと」

●安産 ●思春期や閉経期などの人生の折り目をおだやかに過ごす

「呼びかけ方」

・ラクミエルの好きな色は赤ですので、赤い紙に願いを書くと効果的です。

・ラクミエルは太古から存在する慈悲の天使で、その名前にも慈悲という意味があり、とても愛にあふれた心の持ち主です。出産のときにはぜひ彼を呼んでください。誕生や結婚など人生の折り目となる儀式の際に呼び出される天使で、東風の門を守る役割を担っています。

 レクミエルは、見込みがなくなった状況から助け出してくれる天使だとも言われています。何もかもうまくいかないと感じたときには、彼に呼びかけてみてください。創造的な解決策を見つけ出して、驚かせてくれるはずです。

<ドミエル(ユダヤ教)>

「ドミエルの導きでかなうこと」

●具体的な解決法を見つける ●逆境を楽しむ

「呼びかけ方」

・ドミエルに相談した問題を頭のなかでしばらく整理したら、北を向き、それを声に出して説明しましょう。

・ドミエルは「威厳の王子」とも呼ばれる優雅で格調高い天使で、あらゆるものに善を見出します。火・水・風・土の四大要素を支配していることから、地上とのつながりが強く、人間を深く理解しています。あなたに地に足の着いた安定感をもたらし、意思の正しい使い方を教えてくれるでしょう。同時に、天とのつながりを深める手助けもしてくれます。ドミエルは、夢の通訳者デュマと混同されることがよくあります。

 ドミエルはとても話しかけやすい存在で、いつも現実的で楽しい解決策を見つけ出してくれます。明るい天使ですので、人生を楽しんで笑うことを教えてくれますが、決して浮かれているわけではなくしっかりとしています。退屈な課題に取り組まないといけないときにも手助けしてくれますので、機会があるごとに呼びかけるといいでしょう。

<イスラフィル(イスラム教)>

「イスラフィルの導きでかなうこと」

●音楽的な才能をのばす ●感謝の心がもたらす力を実感する

「呼びかけ方」

・イスラフィルを呼びたいときは、まず「オーム」と唱えましょう。

・美しい天使イスラフィルは、天界の音楽を私たちに届けてくれます。最後の審判の日に笛を吹く役割も担っています。一説には、ムハンマドと3年間過ごして、彼を預言者の道へと導いた天使だと言われています。イスラフィルという名前には「燃やす者」という意味があり、心の足かせとなる思い込みを燃やして消し去ってくれます。イスラフィルは、人間をとても深く愛しています。苦難に耐える人々の姿を見て流した涙は、アラーの神が止めていなければ地上を洪水にしていただろうと伝えられています。

 イスラフィルは、あなたが曲を書いたり歌ったりするようにすすめてくれます。あなたも声に出して歌うと、気持ちが高らかになるでしょう。

<ハスマル(ユダヤ教)>

「ハスマルの導きでかなうこと」

●うまくいかないコミュニケーションの霧をすっきりと払う ●神聖な魂とつながる

「呼びかけ方」

・ハスマルの好きな色は、深いインディゴカラーです。

・ハスマルという名前には「原始の智恵」という意味があります。神の王座を守る天使で、口を開くと炎を放つと言われています。ハスマルがそばにいると、明るく神聖な白い光が見えます。その光は、魂が生と死の間にかかる幕を超えるときに、導きの光となると伝えられています。

・ハスマルは、ありきたりのできごとのなかに神聖さを見出す手助けをしてくれるでしょう。彼の言葉とともにあふれ出す炎は、どんな会話やコミュニケーションも重要なものなのだということを象徴しています。一度口に出したことは取り返しがつきません。いつも注意して言葉を選びましょう。怒りとともに発する言葉は、人をひどく傷つけます。話すときにはいつも愛を忘れずにいることが大切です。

<イェデュサン(ユダヤ教)>

「イェデュサンの導きでかなうこと」

●歌がうまくなる ●否定的な思いをなくす

「呼びかけ方」

・好きな音楽をかけて、大きな声で歌いましょう。

・イェデュサンはいつも夜になると、天使の聖歌隊のリードをとって感謝の讃美歌を歌っています。その歌声が流れると、人々の嫌悪感が消えはじめ、世界が愛で包みこまれます。「高らかな声の天使」と呼ばれています。愛の声はどんなに深く苦しむ魂も癒します。

 一説には、イェデュサンはもともと人間で、音楽主任だったとも言われています。とても敬虔な人生を送っていたため、亡くなったあとに天使となって、天国でも同じ仕事をまかされたと伝わっています。

<ラジエル(ユダヤ教)>

「ラジエルの導きでかなうこと」

●すばらしいアイデアを思いつく ●魂とつながる ●内なる智恵とつながる

「呼びかけ方」

・黄色いキャンドルをともして、次のように唱えましょう。「私を守ってくださるラジエルさま、どうか助けてください」

・ラジエルは、神と創造物とをへだてるベールの間に立っていることから、あらゆる存在とつながっていると考えられています。背が高く、全身から美しい黄色のオーラを放っています。

・『天使ラジエルの書』を記したと伝えられていて、その書には宇宙のあらゆる神秘がおさめられているといいます。『天使ラジエルの書』は中世に書かれたものだとも言われていますが、一説によれば、アダムがエデンの園から追放される前に、レジエルからアダムに贈ったものだそうです。いつもアダムを親身になって支えていた天使であることから、人間のための特別な守護天使だとも考えられています。

 ラジエルは天界の使者です。あなたに宇宙と共鳴する方法を教えてくれ、それによってあなたのなかに潜んでいた不思議な力を目覚めさせて、心の奥底の願いを実現できるように導いてくれるでしょう。

<ハドラニエル(ユダヤ教/グノーシス派)>

「ハドラニエルの導きでかなうこと」

●人間関係を豊かにする ●成功の秘訣を知る

「呼びかけ方」

・東に向かってゆっくりと深呼吸してから、白っぽいアイスブルーのキャンドルをともして、願いを話しましょう。

・ハドラニエルは天国の門を守る天使で、その名前には「神の威厳」という意味があります。あなたに無条件の永遠の愛を教えてくれ、心のなかにその意識を目覚めさせてくれます。

 とても背の高い天使で、神のメッセージを伝えるときには、その口から稲妻が光るといいます。一説にはモーセがトーラを受けとるために天へ昇ってきたとき、ハラドニエルはトーラを渡すことを強く拒んだと言われています。モーセは恐れから涙を流し、それを見ていた神が現れてハラドニエルを戒めました。その後、ハラドニエルはモーセの守護者となったということです。また、アダムに『天使ラジエルの書』を渡したのはハラドニエルだという説もあります。その書には、天使でさえも知る者が少ないと言われている宇宙の秘密がいくつも記されているということです。

・愛の目を通して世の中を見れば、あなたの選択は自然と幸せや、よろこびや、やすらぎを呼び込むようになるでしょう。批判の心を忘れれば、あなたを支えてくれるような人や状況を必ず引き寄せることができます。

<パシエル>

「パシエルの導きでかなうこと」

●豊かさへの扉を開く ●愚かさを克服する ●試験を受ける

「呼びかけ方」

・パシエルの好きな色は黄色です。黄色い紙に願いを書いたり、黄色いキャンドルをともしたりしましょう。

・パシエルという名前には「聞く者」という意味があります。パシエルはあなたの心や、天国の門や、恵みのつまった豊穣の角を開いてくれます。物忘れや愚かさの克服を手助けしてくれる天使でもありますので、世界の指導者たちは導いてほしいとお願いするのもいいでしょう。世界中の人々がみんな一緒になってお願いをすれば、大きな変化が起こるかもしれません。

・あなたの心の奥底にある夢はなんですか? パシエルなら、それを実現させてくれるはずです。ばかな夢など決してありません。あなたに実現可能だからこそ、今その夢を見ているのです。それを忘れないでください。

『大天使ミカエル』  スピリチュアル・メッセージ4

アマーリエ    新日本文芸協会   2012/9/1

<魔に対し、ひとりで戦ってはならない>

・一般に地獄霊が地上の人間に憑依する場合は、生前同じような執着を持っている者に波長同通で寄って来ます。地獄霊の中でも魔と呼ばれる者たちは、積極的に地上の人間たちをかく乱しようとして寄って来ます。特に、天上界が計画した今回の大救世計画に参画しようとすれば、全力で阻止しようと妨害に入るのです。自分が魔に狙われていると感じたら、自分ひとりで戦おうとせず、戦闘系の霊人たちを呼びなさい。

・高橋信次先生は、生前のビデオの中で、地獄霊や魔が憑依している人を呼んで、多くの人たちが見ている前で、その人に憑いている霊とよく話をしていました。

憑依霊に「あなたがこの人に憑いていては、この人が仕事ができないではないか。今すぐ離れなさい」と論して、憑依霊を離れさせるという現象を見せ、実際に憑依霊がいるということを教えていたのでした。それが簡単にできそうに見えるのです。

・死んだ人の霊は、ある一定期間以上地上にとどまることはできません。天界の門が開いて、縁のある霊人たちが迎えに来るのです。

・もし、一定期間を過ぎてもこの世にとどまってしまったら、地縛霊や浮遊霊となってしまうのでした。そのような霊は例外なく執着を持ち、一筋縄で説得することはできないのです。

<レムリアの風は天上界の最終手段である>

・地上の人間がそんなに簡単に憑依霊を説得できるのだったら、専門家である戦闘系の霊人たちがすでにやっているであろう。言われてみればその通りです。そのあたりの認識が甘いと言われればおっしゃる通りです。

・戦闘系というのは魔と戦うだけではなく、創造力を結集して爆発的な力を発揮することができる方がたであると認識するべきでしょう。

 第一の計画のときから地上での救世活動を、一生懸命守護してこられたのが大天使ミカエルです。第二の計画でも必死に力を尽くしたにも関わらず、挫折してしまいました。第三の計画では天上界が総力を挙げて結集していることが、ひしひしと伝わってくる訴えです。このときこの言葉を大天使ミカエルから直接聴くまでは、これほどまでの計画であるとは認識できませんでした。

<サタンは光の天使を地獄に落とすプロ中のプロ>

・第一の計画は、高橋信次先生が1976年6月にこの世を去り、混乱がありながらも長女のTK女史に引き継がれました。信次先生としては集団指導体制でG会を指導しながら、その後のOR氏にバトンタッチできたら、と思っていらしたようですが、期待した弟子たちがバラバラになってしまって、帰天した当初は落胆されていたようです。

・どんな小さなうぬぼれ、慢心であっても、そこから爪をかけられ、魔に引きずり倒されてしまうことはあるのです。9次元霊でさえ落とされる時代なのです。9次元霊でない私たちが、謙虚に自らを律することができなかったら、簡単に落とされてしまいます。そのあたりの認識が甘い、甘すぎる、というのが大天使ミカエルのおっしゃりたいことなのです。

<この難局を乗り切り、孔子への道を整えよ>

<天上界は強制はしない>

・あくまでも地上の人間の自由意志を尊重し、どうしたら神様のお役に立てるのか、多くの人びとを救うための手助けとしてどうすべきなのか、自分自身で探しなさい。そういうことなのです。そのために、神は1人ひとりに唯一無二の個性を与えられたのです。

<霊言をじかに聞ける奇跡の中に生きていることをわきまえよ>

・第二の計画で、K会に集った者は多かったのです。しかし、途中で「これは違う」と思って、離れた者たちもたくさんいました。そのような者たちは、「ORにだまされた。最初からORはだますつもりだったのだ」と言って、反発をつのらせることが多かったのです。ネットでもアンチとして、K会を攻撃するようになっていきました。

・1994年の「方便の時代は終わった」は、ある意味でサタンの勝利宣言です。それ以前から影響を受けていたことは確かでした。OR氏は霊道を開いていましたので、天上界の高級霊から通信をうけることができました。

・そのように、いつからいつまで本物でいつからにせものなのかという議論に、いちいち対応することはない。天上界からメッセージがいくらでも降ろせるときに降ろせばいいではないか。そのチャンスを無駄にしないでほしい。それが、大天使ミカエルの願いなのです。降りたメッセージを光として地上に発信すること。

・「神に生かされているという感謝の思い」こそが、大天使ミカエルの原動力になっていることは、常に言われる「ミカエルとは神に対する感謝のエネルギー以外の何ものでもないのです」という言葉に表れています。感謝の思いも無私なる思いもなく、神様の仕事はできない。それを忘れたことが第二の計画失敗の原因のひとつであったのかもしれません。

・実際、地上で、大天使ミカエルの言葉を直接聴くことなど、かつてはあり得なかったのです。G会でTK氏の口を通して語ったことはありました。

<魔を切るには我が名を呼べ>

・自分ひとりで魔に対処してはいけない。戦闘系の霊人を呼んで助けてもらうように、というのはすでに述べられています。ここでは、さらに具体的にどうするのかをわかりやすく説明されています。自分が魔にねらわれていると思ったら、まずは目の前に盾のようなバリアをイメージして防御すること。次に、大天使ミカエルの名前を呼ぶように、と言われています。その際に最も重要なことは、大天使ミカエルを信じることです。「本物のミカエルかどうか、などという猜疑心があったら、護ることはできない」というのは、注目に値します。

・「魔にねらわれて一人前」なのだそうです。このような計画に参画していて、魔にねらわれないようだったら、そんなに大した仕事もしていない、ということなのです。

<霊道を開かせないのは、無差別憑依から光の天使を護るため>

・第一の計画、第二の計画で学んできた者の中には、霊道を開くことが悟りの高さを示すものさしであるかのように、心のどこかで思っている者たちがいることも事実でした。6次元から7次元へと、阿羅漢から菩薩になったら霊能力も身につくものである、という認識だったのです。

・第一の計画の中で、霊道を開いた者たちの多くが精神疾患に陥ってしまったことを見ても、今の時代は霊道を開かないほうが安全なのです。光の天使といえども、健全に霊道を維持することはできないのです。

・ですから、限られた者たちだけが、霊道を開いて、高級霊の言葉を伝えているのです。「戦闘系の巫女」と呼ばれる存在を、第三の計画に用意しておいたのも、それだけ魔がはびこる時代であることが予想されていたということなのです。

・前日の高橋信次先生から指摘がありましたが、霊界通信機の危険性についても、改めて注意を喚起されています。そのような器械をつくることで、実際に霊界があることを科学的に証明できれば、世の中の人びとが納得すると、安易に考えてしまいがちなのですが、そんなに簡単なものではないということなのです。

<地上に生活している私たちは、実際に魔の影響がどれだけすごいものか、実感できません。>

・「無差別憑依」がどれだけのものか、わかっていないのです。日々起こる出来事の中で、報道されるものもされないものもありますが、魔の影響下に起こる事件が相当数あるようです。無差別といっても、波長同通で憑依現象が起こっていることは確かなのです。あくまでも、地上に生きている者たちの心の針がどちらに向いているかに原因があるのです。以前だったら、憑依されなかったであろうはずのかすかなマイナス方向へのぶれであっても、あっという間に魔がやって来て、大きくマイナスへと動かして大事件にしてしまう。そのようなことが毎日起こっているということなのです。

<汝、天上界の神々を試すことなかれ>

・インタ―ネットの掲示板などで、レムリアを攻撃する者たちの多くは、K会の二番煎じであり、霊言は偽物であると言います。本物であるというのなら、それを証明してみよ。そのような言いがかりをつけてくることもあります。それらの批判に対し、いちいち対応することはない。信じられない者に対し、証明する必要もないのだ、ということなのです。

・同じように、この大天使ミカエルの言葉、その波動、バイブレーションが信じられないというのであれば、「もう、よい」と言うことなのです。証明したら信じるということではない。信じられない者は、どんなに証明しても信じられないのである。信じられる者たちだけが、ついて来ればいいのです。

・「愛深き信仰心なき知など、何の意味もないということ」は、第二の計画に対する痛烈な批判です。知を身につけ、自らの悟りを高めることだけが目的となってしまった仏弟子軍団でした。霊界の次元構造を知り、自分自身いかに高い次元に昇っていけるかに、興味の中心が移ってしまう者たちが多かったのです。そのために修行しても、8次元、9次元に行ける者などいないと断言しています。

<神の道具として、その人生を光らせよ>

・個性は、神の7色の光のブレンドで決まります。そのブレンドが一人ひとり違っているのです。その個性を光らせよ。それこそが悟りの道だというのです。

<背景>

・今回の日本を中心とした大救世計画を立てたのは、もちろん9次元霊の方がたです。9次元霊ではありませんが、大天使ミカエルは多大な貢献をされています。

 今回の天上界の計画で、地上に降りる予定の光の天使たちは天上界で宣誓式を行って地上に生まれてきました。それぞれのグループの責任者の前で、今回地上での使命達成の決意を一人ひとり述べたそうです。さらに決起集会が行われ、特に日本に生まれたる者たちを集めて、大天使ミカエルが激励したと伝えられています。

・第一の計画において、高橋信次先生に使命を明かしたのは大天使ミカエルでした。魂が輪廻転生していることを説きながらも、ご自分はベーエルダから飛来して以来一度も地上に生まれていなかったのがエル・ランティでした。最初、自分自身の過去世をインド時代の仏陀だと思われて、その立場で指導されていました。地上を去る直前に、ほんとうは仏陀ではなくエル・ランティであり、エル・ランティがどのような存在であるか、明かしたのが大天使ミカエルだったのです。

・第二の計画では、エル・カンタラーが中心であったために、最初、日蓮聖人が地上への通信を送られていました。日蓮聖人は、大天使ミカエルの分霊です。第二の計画が順調に進めばよかったのですが、1990年には雲行きが怪しくなっていました。そして、1994年、いち早く第三の計画発動を9次元霊たちに進言したのが大天使ミカエルでした。

・結局、もうこれ以上見守っていてもどうしようもない。地上の戦闘系巫女、アマーリエさんにかけてみようと、ようやく意見がまとまったのが、1998年でした。

・高橋信次先生の生前、娘のTK子氏の口を通して大天使ミカエルのメッセージが伝えられたことがありました。ビデオやカセットテープに残っていて、それを聴いていた者もメンバーの中にはたくさんいました。

<地上が最悪の状態にあるということ>

・我々がこのような計画を発動し、この者が出て来なくてはならないということは、ある意味、地上が最悪の状態にあるということ。今はアトランティスの最後、末期であるという、その時のバイブレーションと、同じような状態であるということ。そのようなギリギリの状態であることを考えたのならば、あなた方は自分自身に対して、甘いことを言っている場合ではないのだということを、心から、心から、心していただきたいのでございます。

<修行し、高い次元に昇ることが悟りではない>

・高い次元に昇るためだけに、悟りというものはあるのではない。

 そういうものを通し、多くの、多くの手段を通して、神のために、この仏国土、この地上をユートピアとするために、どれだけの仕事ができるかという、その能力を増幅するためにおいてのみ、その修行の目的というのはあるのだと、このミカエルは思うのであります。

 ミカエルというのは、かつても申しました。「神に対する感謝のエナジー以外の何ものでもないのである」と。

<地上に下生したメシアを祭り上げてはならない>

・ミカエルはミカエルの個性として、ミカエルの使命として、神に創られたこの使命として、この個性を通して、神に一生懸命献身し、尽くし、努力している毎日なのです。

・それと同時に、わたくしだけではなく、9次元には9次元の方、7色の個性の方がたがおられ、それはあなた方から見たならば、非常にすばらしい、万能の天才のように思われるかもしれないけれど、彼らもやはり、人格神であるという意味において、やはり彼らにも限界はあり、彼らにも個性があるということ。そして人格神であるということにおいて、彼らも修行をする一使途であるという、わきまえというのは、私たちの世界の中ではあたりまえのことのです。

<用語解説>

<愛の方法論、段階論>

・第二の計画で説かれた説。各自の心の段階に応じて愛にも複数の段階があり、最終段階は9次元における救世主の愛であるとする。この説の問題点は、本来心の段階に関係なく、実践のみにより表現される愛を、知的に分類することで、愛の大小や心の段階を霊的な上下関係としてとらえがちになり、実践がおろそかになった点にある。

<悪霊>

・地獄にいる霊(地獄霊)のこと。生前、神の愛とは逆の生き方をしたため、その反省をするために地獄にいるが、自らの過ちに気づかず、自分と似たような心境の人間に近づき、憑依することもある。

<アテナ>

・アマーリエの過去世のひとつ。アマーリエは古代ギリシャにおいて、ゼウスとヘラの娘アテナとして生まれ、ゼウス亡き後は祖国を守るため果敢に戦った。ギリシャ神話では知恵と芸術の女神とされている。

<アトランティス>

・現文明の前に、大西洋にあったアトランティス大陸で栄えた超古代文明。現代より科学が進んでおり、霊能力が使える人も多かったが、人びとが愛を十分に理解できず、結果的に海中に没することになった。

<荒神>

・荒々しく霊能力にすぐれた神々のこと。

<イヌマヌエル>

・「神我らとともに」という意味のヘブライ語。イザヤ書に、この名を持つ男子の誕生が預言されており、マタイ福音書ではこれをイエスのことだと解釈しているため、いわばイエスの別名。

<宇宙の神>

・宇宙に満ちる愛のエネルギー。この宇宙の創造主であり、この愛のエネルギーによって、万物は生かされている。一般的に言われる「神」とは、この根源神の存在や意思を人びとに伝える役割を持った、天上界の諸霊のことである。

<叡智>

・本書では「神理」およびその神理を明かす天上界からの「霊言」という意味で用いられている。同じような意味の言葉に、「アルカナ」がある。

<エッセネ派>

・紀元前2世紀頃から存在したユダヤ教の一派。修道院的な共同生活を営み、他のユダヤ教徒以上にメシア(救世主)の誕生を熱望していた。霊言によれば、イエスは幼い頃からエッセネ派に預けられ、宗教家としての専門教育を受けたという。

<下生>

・高級霊が人びとを救済するために、天上界からこの地上へ生まれること。

<著者のアマーリエ>

・普通の主婦として暮らしていたが、1998年、霊人たちの呼びかけに応じて、巫女として本格的活動を開始した。

( 2017/3/10)

『大天使に出会える本』

セオリン・コルテンス   KKベストセラーズ  2008/8/26

<天使の姿>

・今から30年以上前の話です。私は畏敬に満ちた、人生が変わるような体験をしました。ある日病床で瞑想していると、「あなたは、あなた自身の神と会うことになるだろう」と語る甘い声が聞こえてきたのです。その瞬間、自分は死ぬのだと思いました。でも、そのときかかっていたのはただの耳下腺炎だったので怖くはありませんでした。

・そのときです。体がまばゆいばかりの光に包まれました。太陽よりも明るいその光で、私は暖かさと力、そしてエネルギーで満たされました。光に抱かれながら、私は心の中で「あなたは、ガブリエルですか?」と訊ねました。でも、答えはありません。

 どのくらい時間がたったのかはわかりません。起き上がってベッドの端から両足をぶらぶらさせながら、私は激しい動揺を感じていました。

・1982年の夏のある日、まだ幼い娘を乳母車に乗せて田舎道を散歩していたときです。天と地の間に、荘厳な存在を感じ取りました。2本の足で大地をしっかりと踏みしめ、頭は天を突き抜けています。目ではみることはできませんでしたが、翌日瞑想をしていると、映画の一場面のように鮮やかなイメージが浮かび上がりました。イギリスの田園風景を歩く天使の姿です。頭上に浮かぶ光の輪から放たれる輝きが空高くまで届いています。見たこともない美しい素材でできた光の輪から放たれる輝きが空高くまで届いています。見たこともない美しい素材でできた白い輝くガウンを身にまとった天使は、片方の手にオリーブの枝、もう一方の手に大きな青い水晶を持っています。茶色いサンダルを履いた足元に明るく光る寺院のような建物があり、天使の大きな体の後ろで、小さな羊が飛び跳ねています。

・『エンジェルズ』によれば、生命の樹は森羅万象を貫く聖なるエネルギーを模したものです。10個の円は“セフィラ”(複数形はセフィロト)という創造のエネルギーを内包し、そのひとつに守護役として大天使が付いています。

・「生命の樹は、無限の輝きを放つ10個の花をつけたバラの木のようだ。花が開き、輝きが放たれると、そこに翼を持ったものがいる」

 それぞれのセフィラは王国という名で、これを守る大天使はサンダルフォンです。この一文を読んで、鼓動が速くなるのを感じました。私が見た天使は、サンダルを履いていて、自然の王国と形容すべき美しい田園風景の中を歩いていました。手には青い水晶を持っていましたが、セフィラという単語はサファイアや水晶と意味的な関連があるのです。

・サンダルフォンは、何の前触れもなく姿を現してくれました。他の大天使たちとも、同じような形で出会えるかもしれません。

・スピリチュアリティに対する姿勢や理解度は人それぞれでしょうが、本書によって天使界の知識がより深まることはまちがいありません。自分のガーディアンエンジェル(守護天使)とコンタクトを取り、ガーディアンエンジェルを媒体として、大天使たちとつながってください。

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