なぜ唯一の被爆国であり、何万人もの人たちが原爆で命を失い、今もなお核の脅威にさらされている日本において核シェルターが作られないのか、と幾人もの外国人から尋ねられました。(17)
『極北に封印された地底神の謎』
地底世界に蠢く太古の神々=「異人」類の真相
(北周一郎)(学研) 2000/4/28
<赤く輝く地下世界を幻視できる>
・ヤクートのシャーマンは単にトランス状態に入るだけではなく、赤く輝く地下世界を幻視できるために周辺の民族が恐れるほど強大な力を発揮することができるのだという。
・ヤクートのマナ族にとっては、地下の世界こそ神の世界である。地下の世界は真っ赤な世界だ。真っ赤な家、真っ赤な道、真っ赤な神殿。全てが真っ赤な金属で作られている。これこそアトランティス人が夢見たオリハルコンだ。
・ 真っ赤なオリハルコンの都市―そこに神々は暮らしている。地下の世界の神々は、アトランティス人よりもはるかに古い種族である。アトランティスの最も古い種族が生まれたとき、すでに神々はそこにいた。アトランティス人は、神々を崇拝したが、神々はアトランティス人を相手にしなかった。地下の世界に行くことはもちろんのこと、地下の世界を見ることも、神々を見ることも許されなかった。
・ 「北欧神話によれば、宇宙は天上の神々の国(アースガルド)、地上の人間の国(ミドガルド)、そして地下の巨神の国(ウートガルド)で構成される。これは、天・地・冥の3界である」。
<ヒトラーと地下都市>
・このヒトラーが特に興味を抱いていたのが、南極大陸の地底にあるとされる『虹の都』であったという。伝承によれば、この虹の都は、今から250万年前に飛来した天人の子孫『ハクラン』が、南極大陸の地下300メートルに建設した地下都市であるという。都市は全部で7つあり、『赤の都市』、『青の都市』、『緑の都市』など、虹の色にたとえられた名前で呼ばれていた。地下都市全体が虹の都と呼ばれるのもこのことによるものである。
・ 都市は、6層から成っており、グラスファイバーのような半透明の物質で建設されている。光源は、人工照明のほかに太陽を巧みに取り入れる工夫がなされていた。各都市は、透明なチューブで結ばれ、その中を変わった乗り物がすばやく動いているという。
・また、ヒトラーは、地下王国アガルタの研究にも熱心で、1920年代には、チベットからベルリンにラマ僧を招いてアガルタの首都シャンバラに通じる道について秘儀の伝授を受けたとされる。そしてヒトラーは、確信を得た。地球の内部には数多くの地下都市が存在し、地上とは別個の文明が栄えていると。そこでは、地上の人類とは異なる知的生命体、いわば『新しい人類』すなわち『超人』が高度な文明を享受していると。
・「チベット密教の伝える地下王国アガルタが、あげられるだろう。このアガルタは、単にチベット密教の教義上の存在としてではなく、現実に存在する世界と考えられている。伝説の言うアガルタとは次のようだ。
アガルタの首都はシャンバラと呼ばれ、アガルタ王が住む黄金の宮殿があるという。ダライ・ラマはアガルタの地上の代表者であり、アガルタ王の支配下にある。チベットの首都ラサとアガルタの首都シャンバラは地下道でつながっており、その入口はチベット密教僧によって厳重に守られている。
・ 地下王国アガルタが成立したのは太古の昔のことで、地上の世界が陥没してしまったために、人々は、地下の世界へ移り住んだ。彼らは地下の世界に王国を築き、途方もない時間をかけて、途方もない文明を築き上げたのである。我々地上の文明とアガルタのシャンバラの文明が接触することはないが、それでも我々の文明の一部は、アガルタの文明の影響を受けている。例えば、古代仏教はアガルタの哲学と教理が地上にもたらされたものだ。そのためにチベットの密教僧は、仏教を極めればアガルタへ移住することを許される。
・地球の地下には地下道が縦横に走っておりアガルタの首都シャンバラとほかの都市を結んでいる。地下都市は、地球のあらゆる場所に存在し、地下に住む人口は数百万とも数億ともいわれる。地下都市への入口も各地に存在するが、それらはみな宗教的な聖地に指定されているか、あるいは特殊な民族に守られているために普通の人間が近付くことはできない。
これがアガルタ伝説の概要であるが、アガルタ伝説については信憑性を疑う向きも多い。例えば、アガルタの首都といわれるシャンバラについては、11世紀に成立した『時輪タントラ』という経典に記載があるが、それが地下都市であるとは、言及されていない。さらにアガルタ信仰は、19世紀の神智学者によって相当に肉付けがなされている。そもそも理想郷アガルタと理想郷シャンバラは別個の概念であったが、神智学の祖ブラバツキー夫人が強引に融合させてしまったー等々の批判がなされているのも真実である。しかし、地下王国に関する伝説は、チベットだけのものではない。スラブ人の伝説によれば、モンゴルの果てに“白い湖の地”があるという。そこには秘密の洞窟があって、賢者たちが隠れ住んでいる。地上の者は、特別に許可されない限り“白い湖の地”には入ることはできないという。
『都市伝説の真相』 背筋の凍る噂75!
世界博学倶楽部 PHP 2010/6/22
<フリーメーソン[オペラ『魔笛』に刻まれた秘密の暗号]>
・世界最大の秘密結社フリーメーソン。
・組合の規律は厳しく、フリーメーソンに所属できるのは世界のエリートだけだ。
<世界の真の支配者は、フリーメーソンである・・・。>
・噂は噂を呼び、歴史に名だたる事件や事故の陰に見え隠れする結社を、いつしか世間はそう考えるようになった。
そして、それは当時から今に至るまで肯定も否定もされていない。将来的な彼らの活動は、銀河におよぶという。
<エリア51[宇宙人が働く謎のアメリカ軍基地]>
・UFOや宇宙人が存在するかどうか、その真相を知る手がかりとなりうる場所が、アメリカの「エリア51」である。
・異星人による地球侵略をテーマにした映画『インデペンデンス・デイ』のなかで、UFO研究施設として登場した「エリア51」は、アメリカ、ネバダ州の砂漠地帯にある空軍基地として実在する。
・その名も「グレーム・レイク空軍基地」。ただし公式には存在が認められていないため、地図には記載がない。基地へ至る道は、不用意に近づくと逮捕され、罰金まで科せられるというほど、厳重な警備体制が敷かれているという。
・また「元職員の話」として、基地内でのUFO研究にまつわる噂が出回っているためだ。
一説によると「エリア51」の目的は、回収したUFOの技術を応用して人類にも操縦可能なシュミュレーターを作ることだといわれている。
・しかも、三千人あまりの宇宙人が基地内部で働いており、実際に宇宙人との会話を記録したテープも存在するらしい。アメリカ政府は、UFOが墜落したといわれる1947年の通称「ロズウェル事件」以降、UFOに非常に高い関心を抱いているといわれ、その件に関する様々な真実の公表を拒んできた。
『プレアデス星訪問記』
上平剛史 たま出版 2009/3
<宇宙太子との再会>
・それは、私が故郷である岩手県に住んでいた16歳のときのことである。
<葉巻型巨大宇宙船へ>
・「葉巻型母船は長さ4キロメートル以上で、太さは一番太いところで、直径7、8百メートル以上あります」
・「この母船はひとつの都市機能を持っており、ありとあらゆるものが備わっています。生き物のような船であると言っても過言ではないでしょう」
・なんと、これでも中規模程度の母船らしい。10キロメートル、20キロメートル、さらにそれ以上の大きさの地球人類には想像もできないほどの巨大な母船も存在するという。この母船では縦横およそ50メートルおきに道路が設けられ、階層は最も厚いところで40~50層になっているそうである。母船の中に公園や山河まであるらしい。この母船で生まれ育ち、一生を過ごす者もいるそうである。
・宇宙人にはそれぞれ母星があるが、母船には母星の都市機能が備わっており、母星の社会がそのまま存在している。母船の惑星としての役目を果たすため母船が故郷となる者もいて、そういった者は、ある意味で、母星で暮らしている人間よりも精神的に進化しているらしい。
・「この母船には我々プレアデス星人だけでなく、様々な星人が協力のために同乗しています。地球人類がグレイと呼んでいる宇宙人もいます。もっともグレイは我々が遺伝子工学、バイオ化学、宇宙科学を駆使して造ったロボットでしたが、今では宇宙や特定の星の調査など、さまざまな分野で活躍しています。他にも爬虫類、鳥類、魚類、昆虫、植物などの生態から進化した人間もいます」
・「この母船は、最大収容能力は5千人ですが、現在は4千人くらいでしょう。ただ、乗せるだけならば、1万人は乗せられるでしょうが、常時生活して長く滞在するとなると5千人が限度です。食料やその他の問題がありますからね。この母船には、ここで生まれた子供たちを教育する係もちゃんといるのですよ。子供達が大きくなれば、母星の学校や他の進んだ星へ留学する場合もあります」
・UFO研究家で有名な韮澤潤一郎氏も「微に入り細に入る教訓的宇宙オデッセイであり、近頃には珍しい詳細な本物の体験記であると思う」と記している。
・だれしも、ある時夢での宇宙をさまよったこともあるのだろうが、本書によって、しばし宇宙旅行を楽しまれることをおすすめする。
『「米空軍UFO機密ファイル」の全貌』
(ビル・コールマン)(グリーンアロー出版社)1990/3/1
<米空軍が墜落円盤から回収した異星人は地球に生存している>
<43年間にわたって秘匿され続けた調査秘話>
<二つの注目すべきUFO事件が1967年の末に起きている>
<コロラド州のローリー空軍基地から発進されたUFO目撃報告書>
<目撃者に次々と奇妙な問いかけを行った“異星人”>
・「その日、私は、異星人に違いないと思われる人物と出会い話をしたんです。その異星人について、できるだけ詳しく思い出してみましょう。
その男は、私から1メートル足らずのところに立っていました。話しかけてくるのですが、口を開いているように見えないのです。“何を吸っているのか”と聞かれたので、タバコだと答えると、彼は“地球人の原始的な悪儀だ”といいました。私は、車の中に座っていたのですが、 彼は“それは何か”と聞くのです。自動車だと答えると“なんとも原始的な交通手段だな”といいました。そのほか、“いまは何月か”とか、“北極星を指さしてくれないか”とか言いました。
私は、その男にあなたはいったい誰で、どこから来たのかと尋ね返しました。男は唇を動かさずに“今は教えられない。だが、私の仲間が間もなく戻ってくることになっている”と答えたのです。
そういうと男は後ろを向き、2メートルほど離れたところへ行ったかと思うと、そこで消えうせてしまったのです。男はビジネススーツらしいものを着ていました。身長は2.1メートルぐらい、両肩に四本の金線のあるマークを付けていました。私達は、異星人に関するなんとも奇妙な描写を目撃者から聞いたわけだ。しかし、彼はどのようにして異星人と遭遇することになったのだろうか。
<フットボール場ほどもある巨大なUFO>
・目撃者は、カバンのメーカーとして有名なサムソナイト社の工場に勤務していた。その日夜遅く彼は仕事を終えて帰宅の途につきコロラド州レイクウッドにあるラマーの北の道路を走っていた。午後11時45分ごろ、彼は14番通りの交差点で、赤信号のため停車した。そこに問題の男が歩いて近づいてきて、前述のような質問を行ったのだという。そして、男は後ろを向くと歩き去り、突然消えうせてしまったのだ。目撃者は、背筋に寒気が走ったと証言している。そのとき、奇妙な音が聞こえたので、彼は車の窓越しに外を見た。すると頭上にフットボール場ほどもある巨大なUFOが浮かんでいるのが目に入ったのである。
球形をした巨大なUFOはウィーンという音をたてて上昇した。上空にいた2機と合流すると、三角形の編隊を組み、猛スピードで北に飛び去ってしまった。わずか数秒間のうちにUFOは見えなくなってしまったという。
異星人についてもっと詳しく描写するようにいわれて、目撃者はその男がバンダイクひげをはやしていたことを思い出しました。ただ、そのあごひげは、先端が二つに分かれていたという。
また、異星人は全く言葉を発しなかったという。目撃者は、その男がテレパシーで話しかけてきたと確信していた。まるで、すべてが夢の世界で起こった出来事のように思えたそうである。
・だが目撃者は合理的な人物で真面目と言う定評があった。その彼が自分の話を首尾一貫して主張しつづけたのである。民間のUFO研究団体APRO(全米空中現象調査機構)も調査員を派遣して目撃者に催眠術をかけて調査したが彼の証言は変わらなかった。目撃者は、本当に異星人と遭遇したのだろうか。それとも幻想だったのだろうか。
『ビヨンド・コンスピラシー』 陰謀を超えて
最終段階に突入した「300人委員会」世界支配計画
ジョン・コールマン博士 成甲書房 2009/9/12
<新世界秩序の概念はエリザベス一世にまでさかのぼる>
・300人委員会のあらゆる機関は、委員会の上級スポークスマンであるバートランド・ラッセル卿が「ムダ飯食い」と呼んだ25億人を始末することを目指している。
・地球の資源は、世界計画の下で管理されるべきだと彼らは、考えているのだ。国民国家はローマクラブの支配を受け入れるか、弱肉強食の世界で生きていくかの二者択一を迫られようとしている。
・秘密裡に動いているこれらのエリート陰謀家たちは、いったい何をしようとしているのだろう。このエリート集団は、自らを「オリンピアンズ(オリンポスの神々)」と呼んでいる。
・自分たちが神話の神々に匹敵する力と器を備えていると本気で信じているのだ。彼らは、自分たちと、彼らが崇める神ルシファーが、この世界の真の神よりも優れた存在だと考え、ワン・ワールド計画を実行する天命を負っていると信じている。
・ワン・ワールド政府による新世界秩序を実現する。それは一つの教会と一つの金融制度に支配された世界で、彼らの指示の下にあらゆる国が解体されて国境が消滅しキリスト教も滅びる。
・マインド・コントロールによりすべての人間を支配する手法を確立し、あらゆる工業の発展や原子力発電をストップさせ「脱工業化ゼロ成長社会」を実現する。この計画の唯一の例外は、コンピューター産業とサービス分野である。
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■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■
(2025/1/17)
・1995年の1月17日の阪神・淡路大震災から30年ということで、色々なイベントが行われています。また南海トラフ地震も緊急度が高まっているといわれます。
ところで石破総理の本は49冊出版されており、政治家としては最も多いのかもしれません。最近の本は、『私はこう考える』新潮新書 2024/12/18 です。『国難』という本は、2012年の出版ですから、12年前の本で、それから政界は大きく動いています。本を読んで書くと言うのが同氏の「政治スタイル」となっているそうです。私自身も数冊読んでみようと思います。
実際の政治家の本は興味深いものですが、今の総理の本だということで広く関心を集めているようです。
さまざまな政治問題がありますが、自民党の以前の動きが分かるようです。今年は世界や日本の政界がどのように動いていくのか私たち一般人には、よく分かりません。
政治資金の問題もほとんどがケアレスミスでしたが、非常に大きな政治問題となり、国民に悪い印象を与え、自民党は選挙には負けてしまいました。大組織である自民党のガバナンスや制度的な欠陥が、このような結果となるのは意外な展開でした。今後、政治資金の問題がどのように選挙に影響していくのかが注目されます。
・「なぜ唯一の被爆国であり、何万人もの人たちが原爆で命を失い、今もなお核の脅威にさらされている日本において核シェルターが作られないのか、と幾人もの外国人から尋ねられました」と著者は述べています。
『民間防衛』も国会や地方自治体で議論され、法律を作っていかねばならないといわれます。カジノ法よりも核シェルター法を優先すべきだったと指摘されています。
「日本の政治家はアメリカのロビイストのような役割を果たしている」という説もあります。
「太平洋戦争において、将官や将校のほとんどが勝てるとは思わず、戦争に負けるという意味を認識していなかった」といわれます。「専守防衛」は国際的にも軍事的にも通用しないといわれます。専守防衛だからこそ防空壕、銃器、食糧の備蓄が必要だといわれます。
「失われた30年」とかの今の経済的状況は三流の政治家達によって生み出されたといわれます。トリクルダウン理論もうまく作動せず、今年も“世界の経済動向”が注目です。「失われた20年」の前は「経済一流、政治二流」といわれていましたが、現在は「経済二流、政治三流」といわれます。
国の政治は、その国の国民の民度を出ないといいます。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」と指摘されています。
真面目な官僚や政治家が諜報機関の設立におとなしいのは私たち一般人には、不思議です。税金の無駄遣いを止めて「諜報機関」の設立・運営資金に使うべきだといわれます。
「先進国比較で遅れている点は早急に修正すべきだ」と指摘されています。
・著者は、「なぜ唯一の被爆国であり、何万人もの人たちが原爆で命を失い、今もなお核の脅威にさらされている日本において核シェルターが作られないのか、と幾人もの外国人から尋ねられました」、「道は狭い。選択肢の幅は狭い。日本に残された時間は長くない。だから今やるべきことをやらなければならない」、「「二大政党になれば国はよくなる」という幻想は、完全に消え去ってしまいました。統治能力が欠如している民主党政権を生み出す、という結果を招いてしまったのですから」、「当時、「国が滅びる」などと言っている政治家は少数派でした。バブルはとっくに崩壊していましたが、それでも、これほど景気が落ち込むとは誰も思っていなかったのです。そのため、原稿を発表した当時には、もっぱら「心配性の石破」という見方をされていました。「石破茂の国滅び教」などと揶揄する向きもあったほどです」と述べています。
(2024/11/5)
・総選挙の結果が以下のようにでましたが、政界の動きは流動的なようです。与党の過半数割れの今後の政界の変動には注目されます。ところで、アメリカの大統領選挙の結果はどうなるのでしょうか。
石破茂総理の『真・政治力』という本は、2013年出版ですが、3年間の民主党政権の後で自民党が政権に返り咲いたときの時期のようです。石破茂総理の本はアマゾンでは47冊が分かりますが、昔の本が、当時の状況がわるようです。機会があれば他も見てみたいと思います。「国会議員は楽な商売ではない」といわれます。また人によりますが、休みもなく滅私奉公の日々だともいわれます。
「問題のない所はない。改革は恒常的に遅れている」といわれます。例えば、現在、自衛隊の採用難がよく問題になっていますが「要員の絶対数が足らない」という深刻な問題も議論されていないと指摘されています。
・1票の格差問題で訴訟が起こっているとか、「約4割の得票で約7割の議席をとる」とかの選挙制度そのものの問題もあったようです。記入漏れとか裏金作りとかの「政治とカネ」の問題が今回の選挙結果に大きく響いたといわれます。選挙についての詳細な分析は、各党ともしていることでしょうが、当然ながら私たち一般人は、把握はできません。
・ また、「政治は義理と人情だ」「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ」などの名言を残した政治家もいましたが、落選議員のその後は厳しいといわれます。政界から去った人も少なくないようです。政治家の経歴を見ると落選経験がある人も多いようです。
政治家の経歴としては「若い時に出馬すること、長く続けること」が重要だという話もあるようです。「2世、3世議員が多くなり、政治家が“家業”になってしまったことも大きな問題です。これでは政治家の資質そのものが落ちて当たり前だ」と指摘されています。政治資金の相続の面で世襲は有利だそうです。
・石破茂総理は、「言葉だけの「党改革」では意味がありません。「殿さま商売」というのは、言い換えればずっと与党であった驕りでしょう。その驕りと決別して、お客さまである国民の目線に立つ」、「「危険な思想の持ち主だ」と思われたり、「もっと国民に身近な話題を」と言われたりして、わざわざ憲法改正を街頭で訴えることは今まで少なかったのだと思います」、「「君たち新人議員の仕事とは、再び当選することだ」――それを聞いて私は少しがっかりしたものでしたが、ほどなくそれがどれだけ大切なことかわかるようになりました」、「だからこそ新人議員の多くが、一期だけで終わる危険性が高いと言われるのだと思います」「これはマズい、自民党に蔓延した殿さま商売的な感覚を正常に戻すのは簡単ではない、そう強く感じました」と当時述べていますが、今の自民党の状況に似ているのかもしれません。
<●●インターネット情報から●●>
毎日新聞 2024/140/29
「総務省は29日、衆院選比例代表の党派別得票数など、27日投開票の衆院選の結果速報をまとめた。比例代表で自民党は前回2021年から533万票(26・8%)減の1458万票に落ち込んだ。連立を組む公明党も114万票(16・2%)減の596万票となり、両党とも1996年の比例代表導入以降で衆院選としては過去最少の得票数にとどまり、苦戦ぶりが浮き彫りになった。
自民は近年、比例代表で1800万~1900万票を獲得していた。得票率26・7%は政権復帰後で初めて3割を下回り、旧民主党へ政権交代した09年衆院選と同水準の低さだった。全国11ブロックのうち9ブロックで最多得票だったものの、北海道ブロックでは立憲民主党に第1党を奪われた。公明は近年「比例800万票」を目標に活動を展開してきたが、今回は比例代表導入以降で初めて600万票を割り込む歴史的な結果になった」と報道されています。
(2023/6/27)
・著者たちは、「「自衛隊に参加して戦う」【5.9%、人口換算約748万人】という最も積極的な回答を除くとしても、「何らかの方法で自衛隊を支援する」54.6%、「ゲリラ的な抵抗をする」1.9%、「武力によらない抵抗をする」19.6%を合計すると76.1%となり、人口に換算すると約9642万人の国民が、いわゆる武力攻撃事態に、国・自衛隊とともに何らかの協力的行動を起こす意志を表明している」、「この点について「百万人郷土防衛隊」を整備すれば、相当な自衛隊の増強に匹敵し、自衛隊が郷土の防衛問題に後ろ髪をひかれることなく正規部隊をフルに前線で使用できる体制が整備できると強調している」、「「人口あたりの核シェルターの普及率」は、アメリカが82%、韓国(ソウル市)が300%、スイスが100%であり、各国ともに緊急避難場所を確保していますが、日本はわずか0.02%にしか過ぎません」、「このような事態を想定して、国際法は、民間人およびそれを保護する非武装の民間防衛組織の活動を守るため、自衛のために軽量の個人用武器のみを装備した軍隊の構成員の配置・配属を認めている」、「ウクライナ戦争が日本人に突き付けたことは、戦争が始まれば国土全体が戦場となり安全な場所などない、また民間人の保護により戦争による被害をできる限り軽減する目的の国際法は安易に破られるという現実」、「実際、欧州に目を転じてみれば、2022年2月以降のロシア軍の侵攻により、ウクライナ国民がロシア軍によって虐殺とも言えるような被害が大規模に行われている現実をみて、我々はその教訓をただちに活かさなければなりません」と述べています。
・社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。「国会議員資格試験」や「地方議員資格試験」が必要だと主張する有識者も少なくないといわれます。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」といわれます。「失われた30年」とかの今の経済的状況は三流の政治家達によって生み出されたといわれます。また「三流政治家達のためか、女性の登用も先進国とはいえない」そうです。
先進国として比較してシェルターがないということは、「政治の貧困」といわれます。「甘い国際感覚と貧弱な語学力、軍事知識で国益を大きく損ねている」といわれます。議員の職業化、さらにあまたの二世議員が象徴する議員の家業化が、日本のすべての政治問題の根本にあるといわれます。
専門家の指摘するように「民間防衛」体制を整備しなければ国民的な資質の問題とされるという話もあるようです。
・有識者から指摘されているように、「民間防衛」の国際比較をすると遅れている面が非常に多いといわれます。
ウクライナ戦争にしても核戦争のリスクが懸念されていきます。核戦争になれば、歴史から消えていく国になるリスクもあります。また新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」1発で「島国英国はなくなる」と発言したといわれます。
「日本やイスラエル、スイスのような人口稠密な小さな国のことを、ワン・ボム・カントリーといい1発か2発の原子爆弾を中心部に落とされることによりほぼ勝敗が決して戦争継続能力が失われる国のことを言う」といわれます。
「“ワン・ボム・カントリー”だから被曝後、米国のように“銃社会”にしなければならない」と指摘されています。
・国民皆兵制のスイスと銃社会のアメリカが第3次世界大戦後に生き残るという話もあるようです。スイスのように将来戦争に備えて全国土地下要塞化が必要だといわれます。またスイスのように100%の核シェルターと国民皆兵的な「ボランティアの民兵」の総務省管轄の郷土防衛隊で備える必要があるといいます。専守防衛だからこそシェルターの整備、銃器の備蓄、食糧の備蓄が必要だと指摘されています。「先進国比較で遅れている点は早急に修正すべきだ」と指摘されています。
・アメリカでは、(連邦政府存続維持計画(COG:Continuity of Government))があります。これは「アメリカ合衆国において、核戦争や有事、国家にとって壊滅的となる状況の時、政府の存続を図る計画」です。日本でもスパイ法や「政府存続維持計画」を作るべきだといいます。
・「胡錦涛時代に政権幹部から、「中国は1割のヨーロッパと9割のアフリカだ」という話を聞いたことがあったが、まさに言い得て妙だった」といいます。深刻な人口問題と社会問題を持つ中国は、国内が乱れると、さまざまな面で国際間のトラブルを起こし自滅していくという「中国崩壊論」があったそうです。「中国はその昔“張り子のトラ”といわれましたが、核兵器大国の今も国内に大きな矛盾を抱え、共産党員自らからも“張り子のトラ”」といわれます。大学生の就職難もあり肝心の経済がうまくいっていないと指摘されています。それで「21世紀は人類が中国問題に直面する世紀となる」といわれます。
専門家筋は「台湾有事のリスク」は、世間が言うほど、それほど大きくはないという識者もいるそうです。一方、情報のプロ達によれば「サイバー戦争をみても第3次世界大戦は既に始まっている」といわれます。
(2022/4/16)
・ウクライナとの戦争も歴史的、地理的、人種的、民族的な背景があるといわれます。政治経済的にも地政学的にも争いは、長期に続いていくようです。旧ソ連の領土の回復という動きもあるようです。新型コロナウイルスのパンデミックが様々な方面でインパクトを与えているようです。
ロシアでは「シロヴィキ」といわれる治安・国防関係省庁の職員とその出身者が勢力を持ち直し恐怖政治が始まっているともいわれていました。旧共産圏諸国では、共産党の革命以来、大量虐殺や暗殺が頻繁に起こっていました。諜報機関や秘密警察の権力が異様に強いといわれます。ソ連の崩壊後、時間を経て、再び社会に対して統制力を強めているようです。民主主義も定着していないといわれます。恐怖政治のような時代錯誤的な動きが続くようです。
スパイ組織やスパイが権力を持ち、暗殺も国家安全保障上の観点から正当化されているといわれます。空港でスーツケースをスパイ組織から抜き取られたりして、スパイに間違われることが昔は多かったといわれます。ロシアのウクライナ侵攻にしても、民主主義でも資本主義でもない「ロシア革命以来のロシア的なもの、あるいは旧共産党的なもの」が強く出てきたといわれます。
ロシア革命や共産党の支配等を経て、現在のロシア社会は、「ソ連の崩壊」から、立ち直りつつあったのですが、再び「経済制裁」がどの程度のインパクトを与えるのか、半年後とか1年後にはっきり出るそうです。ロシアは外国人が住みにくい国だそうです。一般的に、資本主義国で育った者には、旧共産圏諸国で生活することは、当惑することが多いそうです。
中国でもロシアでも公安関係者の仕事は長期滞在の外国人を見張ることだそうです。今後も「ロシア的なもの」が猛威を振るいそうだといわれます。中国では「上に政策あれば、下に対策あり」といわれますが、ロシアでも庶民は、さまざまなサバイバル手法で生活しているそうです。
・著者は、「ロシアは、将来に何が起こるかを推測できない国です。信じられないようなことが突然起こったり、ときには人間の悪意で生活がゆがめられたりします」、「いわば「生かさず、殺さず」の瀕死の状態に追い込む。敵対者への警告や見せしめの意味もあるが、背景には「裏切り者は絶対に許さない」「復讐は名誉ある戦い」というロシアの伝統的な掟がある」、「近年、プーチン政権はたしかにロシア愛国主義を強く打ち出している。ロシアのクリミア併合に対し、欧米諸国が発動した経済制裁は今日でもロシア経済に深刻な打撃をあたえている」、「ロシア人は荒廃した社会に埋没し、ときには政治的な抑圧も受けながら、絶望のロシアに生きることの不幸を嘆く。それでも、祖国の実態とは対極に輝く理想や幸福を追い求めている」、「ネムツォーフ氏に対するプーチン政権の忍耐は、2014年に限界を超えた、かれはクリミア併合を強く批判し、さらには2015年2月には、新ロシア派勢力が牛耳るウクライナ東部にロシアは軍事支援していると声を荒げた」、「ネムツォーフ氏の殺害でわかったのは、ロシア領土の拡大をはかるプーチン政権を批判するのは危険なことだということである。ロシアを愛さないのは犯罪者になるどころか、命の危険にさらされてしまう」、「とくにプーチン政権はロシア愛国主義を前面に掲げており、その風潮のなかで裏切り者への復讐は年々、激しさを増している」と述べています。
ヨーロッパでは、世界最古の仕事と言えば売春と並んでスパイだと言われています。プーチン大統領もスパイ育ちですし、スパイの世界は残酷非情で「スパイはその場で殺せ」とか「秘密は墓まで持っていく」といわれます。
(2021/1/16)
・新型コロナショックで、国内経済、世界の経済は大きなインパクトを受けて迷走しています。日本の医療界・病院もコロナ診療で深刻な状態のようです。3年前には受験界では男女格差の大学医学部の入試問題もありました。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。現代では「無給医」の問題も解決されていないようです。コロナショックで医療の問題も深刻と報道されています。
NEWSWEB(2021/1/16)によりますと、「無給医 厚労省に改善求め要望書 “処遇変わらずコロナ診療も”」
「要望書を提出したのは、都内の大学病院に所属する無給医の男性と、勤務医で作る労働組合「全国医師ユニオン」、そして「日本労働弁護団」の弁護士らです。
無給医は、大学病院などで診療に当たっているにもかかわらず、研究などの名目で受け取るべき給与が支払われていない若手の医師で、国がおととし、存在を初めて認め、その後の調査で全国59の大学病院に2819人の無給医が確認されました」と報道されています。
制度改革については「抜本的な見直し」が必要という言葉が頻繁に使われています。「問題のない所はない。改革は恒常的に遅れている」といわれます。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」といわれます。官僚や政治家のスキャンダル・失政報道は、国民が不安を覚え、国民が恥をかくといわれます。
ウィキペディアによりますと1918年から1920年のスペイン風邪は確定症例数が5億人(推定)、死者数は1700~5000万人(推計)で「一説によると、この大流行により多くの死者が出たことで徴兵できる成人男性が減ったため、第一次世界大戦の終結が早まったといわれている」と記載されています。当時のパンデミックに対する知識はあまりなく、ロックダウン(封鎖)のような対策は取られずに、ただ「マスク」だけが唯一の対策だったようです。当時の日本のある地方の状況を記録した本もありますが、ワクチンや薬がない時代は人々をひどく苦しめたようです。
ウィキペディアでは「日本では1918年(大正7年)4月、当時日本が統治していた台湾にて巡業していた真砂石などの大相撲力士3人が謎の感染症で急死。同年5月の夏場所では高熱などにより全休する力士が続出したため、世間では「相撲風邪」や「力士風邪」と呼んでいた」、「当時の人口5500万人に対し約2380万人(人口比:約43%)が感染、約39万人が死亡したとされる」と記載されています。
・島国の「異質性」を外国人は特に感じるといわれます。逆に日本人も外国や外国人の「異質性」を強く感じると指摘されています。外国人の「異質性」を感じる程度も人によって、千差万別のようです。外国人に馴染めないという人々もいるようです。カルチャー・ショックを受けると言う外国人も同様なのでしょうか。
英国の場合、世界中の植民地を持っていた歴史から、島国としての「特異性」「異質性」は大きく薄められているといわれます。グローバリズムで世界中の人々との交流が増えていきますが、いわゆる島国根性からの摩擦もあるといわれます。新型コロナショックでグローバリズムも無理やり「変容」を受けているという説もあります。共産党独裁体制の異質さも自由主義の国の人々は理解が難しいといわれます。当然ながら、逆に、共産党が支配する国の人々には、自由諸国圏の体制を「異質」と感じることでしょうか。台湾の第ニ次世界大戦後の大混乱と戒厳令下の社会も「反共」の特異な社会になったようです。異国の異質さが国内にも浸透してくる時代だといわれます。
・『中国の正体』という本は、台湾の中国研究家が調べた内容ですが、日本人には知らない事が多い事実の指摘のようです。中国に関する事は一種のタブー化されている事柄が多く、論争やトラブル、訴訟に巻き込まれたくない有識者は、沈黙しているといわれます。外国というものは、周辺諸国についても、数冊の本を読んだ程度では、私たち一般人には、よく分からない事が非常に多いといわれます。だからこそ「長い物には巻かれろ」という人々も多いといわれます。
・著者(黄文雄氏)は、「中国に人口が多く面積が広いのは確かだが、しかし、資源が豊富だということはウソである」、「しかも、現在は14億人もの「人口衆多」であるために、食糧不足やエネルギー不足が深刻化し、中国は食糧・石油の輸入大国となっている」、「つまり、密告が手っ取り早い金儲けの手段となっていたのである。「密告業者」も百鬼夜行していた時代だった。私も「僥倖な生き残り」といえるかもしれない」、「中国のインターネット警察は、人員300万人といわれているが、いわゆる「五毛党」を含めると、実質はもっと多い。五毛党とは、ネット世論を操作して誘導するために政府に雇われた「ネット工作員」のことだ」、「改革開放後の中国はエネルギー資源のすべてを輸入に頼っている。すでに世界最大の通商国家ではなく、内外にアピールできるポイントもない」、「台湾と海外メディアによる調査では、中国のメディアのニュースを信じるのは1%くらいで、残りの99%は「都是騙人的」、つまりすべてが人騙しだと思っていることが明らかになった」、「現在の中国では、ブランドものや薬品、食品から映画、音楽のDVDの海賊版のみならず、紙幣、免許証やパスポート、卒業証書など、ありとあらゆるものが偽造される。ニセモノで溢れかえっているのが現状だ」「インドやロシア、ベトナムに対しても、「固有領土」回収のトラブルが絶えない。BC(生物化学)兵器や核を使ってアメリカを取り戻し、第2の中国をつくるとも意気込んでいる」と主張しています。日本は自分たちと全く異なる国が隣にあることをよく踏まえて外交を考えるべきだといわれます。人口大国の中国は「何でもありの大国」と指摘されています。
黄文雄氏の本をアマゾンで見てみますと、269冊が分かります。韓国に関する本も多い多作の作家のようです。
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