彼らレプティリアンの特技は擬態である。異空間から人間界に干渉しつつ、ときに人間に擬態もしくは憑依して、何食わぬ顔で紛れ込んでいることもあるようだ。(7)
<全ての予兆が時代の変化を示している>
・このように工業化時代が終焉し、食料の輸入が難しくなる可能性が高いというと、悲観的に思う人もいるでしょうが、心配しても仕方がありません。なぜなら、これらは新しい時代の予兆なのです。
いま日本では素晴らしい農業技術が続々生まれています。
・産業構造の変化とともに新しい農業技術が生まれているのはまさに必然といっていいようです。時代が変化するときは、様々な要素がその方向性を指し示すものなのです。
工業化時代の終焉、食料の輸入ができなくなること、そして新たな農業技術の誕生を予兆として考えると、私達の進む方向はとてもはっきりしています。
・「いままで、大きな社会変革を100パーセント予測し、あててきた船井さんは、今から数年以内に、地球と人類には、次元上昇の可能性が50パーセントくらいはある・・・・と思っているのですね」
<次元上昇が起こる時代に、日本はすでに入った>
1、素晴らしい未来を作る決め手は、日本と日本人にありそうだ。
2、常識的に思うと、2007年から数年、日本も世界も政治、経済はもとより社会全体が非常に悪くなりそうだ。
3、しかし、日本に起きている現状を深くみると、それらの悪い方向への動きを良い方に大きく逆転させるような現象が続出中だ。
4、日本人がこれらのことを踏まえて行動すれば、よい近未来を作れそうだ。どうやら、「次元上昇が起こる時代に世界の最先端を走っている日本はすでに入った」ように思えるのです。
<資本主義崩壊が、いまや目前に迫って来た>
・私は、長年、経営コンサルタントとしてさまざまな企業に対して、経営のアドバイスをするとともに、自ら(株)船井総合研究所の創業オーナーとして会社経営にあたってきました。
・日々のコンサルティングや経営の実務はもちろんのこと、経営者の個人的な相談にものる多忙な日々を過ごしてきましたが、その中で時代の趨勢、時流を読むことも私の大切な仕事の一つでした。
時代の先を読まないことには、経営判断はできません。先を読むことをコンサルティングにおいても経営においても、誤りのない決断を下すためのもっとも大事な条件と言っても過言ではないのです。
・このように、自動車時代の到来、IT時代の到来、ソ連の崩壊は、予測した通りになりました。そして1990年代に入って、私は、資本主義の崩壊と地球維新の到来を言い始めました。
・資本主義の崩壊は、まさにいま現実に進行しつつあります。2020年までには、崩壊するでしょう。そして、その方向性は衰退ではなく、より先鋭化する資本の論理の追及の加速によって、起きつつあるのです。
<2012年までの間に大天変地異が訪れる>
1、世の中は多次元構造になっている。
2、時空はコントロールできる。
3、世の中は「区別」することによって生成発展している。
4、地球が近々、大変化する。
2012年に何かが起こると言って、この世で騒いでいるが、それまでに大変化が起きる。しかし、心配はいらない。マクロに考えたら、世の中はとても素晴らしい世界に生まれ変わるというのです。
<大変動が進み、最後の1パーセントでひっくり返る>
・やはり今、地球の大変な時期を迎えているという考え方は『日月神示』や大本、ノストラダムスだけのことではありません。キリスト教の『聖書』やイスラム教の『コーラン』のなかにもありますし、さらに仏教にも『大方等大集経』などに末法思想があります。ほとんど全ての宗教が近未来の大変動を予測しているのです。
・それでは人類も、地球もさらに宇宙までも大変動から逃れる術はないのでしょうか。
・日月神示では、「神一厘の仕組み」というものがあるとされています。九分九厘(99パーセント)まで進んだ時、最後の一厘(1パーセント)で「大ひっくり返し」が起きるというのです。
・しかし、この大変動を乗り越えたとき、「ミロク(567)の世」という理想世界が訪れるとしています。
・私は、バブル崩壊から2004年までが「ヒフミ(一二三)の世」で、2004年から2008年までが「ミヨイツ(三四五の世)、そして2008年からミロクの世という素晴らしい時代に入りはじめると『日月神示』の内容を理解したのです。
「お金と引き寄せの法則」
エスター・ヒックス + ジェリー・ヒックス
富と健康、仕事を引き寄せ成功する究極の方法
ソフトバンク・クリエィテブ 2009/1/27
<あなたが語るストーリーと「引き寄せの法則」>
・あなたの人生経験を構成している全ては、あなたの思考とあなたが語る人生のストーリーに強力な「引き寄せの法則」が働いて引き寄せられてくる。お金や金銭的な資産、体調や血色のよさ、柔軟性、大きさ、形、仕事の環境、人にどうあつかわれるか、職業上の満足と報酬―つまり一般的な人生の幸せそのものーのすべては、あなたが自分自身に語るストーリーの中身を見直して、もっとよいものにしようと固く決意すれば、間違いなく人生はどんどん素晴らしいものになる。強力な「引き寄せの法則」によって、そうならないはずはないからだ!
<自分の経験はすべて自分で引き寄せている>
・あなたの周りの全ての人、環境、出来事、状況は、あなたが抱いている思考の力で引き寄せられている。自分が文字どおり思考、あるいは波動によって、物事を出現させていることがわかれば、自分の思考を意図して方向づけようという新たな決意が芽生えるはずだ。
・望むことに関心が向いた途端、ネガティブな引き寄せは止まる。そしてネガティブな引き寄せが止まったとたん、ポジティブな引き寄せが始まる。さらにーその瞬間にー嫌な気分から明るくていい気分へと変化する。これが「転換のプロセス」である。
・気分が少しでも明るくよくなる思考へ、さらにもう少し、明るくなる思考へとだんだん移行していくほうが、素晴らしい気分になる思考へと一気に飛躍するよりもやさしい。なぜなら、全ての思考(あるいは波動)は、「引き寄せの法則」に影響されている(律せられている)からだ。
「かならず願いがかなう7つの秘密」
エリザベス・ハーパー 主婦の友社 2008/12/20
<願い力をアップさせる7つの秘密>
1、願いをはっきりと持つー願いをかなえるには心のエネルギーや行動を正しい方向に向ける必要があります。自分が本当に欲しいものは何か、なぜこの願いをかなえたいのかをはっきりさせましょう。
2、パワーを集中するー願い事は具体的にシンプルに。全体像を思い描き、その中に必ず自分の姿を入れましょう。
3、心の底から望むー願いは必ずかなうと信じましょう。
4、一度だけ願うー何度も繰り返し願うことは期待や執着を増すだけで、願いをかなえるエネルギーには結びつかないと覚えておきましょう。
5、感謝の心を持つー願いがかなう前とかなった後に、ありがとうと言いましょう.
6、願いを共有するー誰に話すかは自分の直観を信じて、ふさわしい相手と願いを共有すれば、エネルギーが高まります。
7、願いを手放すーあとはもう全てを手放して、心から宇宙にまかせること。
・まわりの現実はあなたの内面を反映しています。だから、仕事で望むものが得られないのなら、仕事に対する姿勢を変えなければなりません。
・姿勢とは考え方です。自分は仕事をしていてネガティブな考え方をしていたのでは、発するエネルギーでなにかを変えることはできないでしょう。
「内なる神」とつながる方法
スピリチュアルな旅で深い心を導き出す
スピリチュアルの巨人が説く「神」の真実!
デーパック・チョプラ 講談社 2008/2/27
<神秘の中の神秘>
・創造のパワーはそれがどのように展開するものだとしても、それは実体のない塵のもやもやを星やDNAに変えることができる力である「エネルギー」さえも超えたところに存在しています。物理学の用語では、この全てのエネルギーを超えたところに行くと、そこには何もなく、ただ虚空があるだけです。そこでは可視光線が仮想光線となり、実際の空間が仮想空間となり、実際の時間が仮想の時間となり、その過程で全ての性質が消滅します。光はもはや輝くなり、空間は距離を持たなくなり、時間は永遠となるのです。
・これが創造力が宿る場所で無限に動的で生き生きしているところです。「空」「暗い」「冷たい」などの表現はふさわしくありません。このバーチャル領域はあまりにも創造力が及ばない場所であるため、信仰の世界のみが言及しているというだけなのです。
・物理学はこの時間と空間以前の状態を解明しようと努力し、さまざまな想像力を発揮しました。ちなみによく知られている「神」のイメージ(白く長いローブに身を包んだ長老が玉座にこしかけているイメージ)に、ほとんど権威が与えられていないということに多くの人が驚くかもしれません。このイメージはダニエルの書に一度だけ出てきたもので、一方私たちは、モーゼの書によって神は人間の形をしていないと何度も聞かされてきたのです。
<神と連絡をとる>
量子では、神は三つの方法を通して、すでに私達に連絡をとっているといえます。
1、神は私達の存在の源である五感を超えた現実レベルに存在している。私たちは、量子としての生き物であるため、常に神の活動に参加しているが、それに気がついていない。
2、神は物質世界へメッセージやヒントを送っている。
3、神は私達の胸の最も直観的な部分である「2番目の注意」を通して気付かせようとしているが、ほとんどの人々が無視している。
・神はどうやら時間と空間の外側から私たちにメッセージを送っているようです。そのスピリチュアルなヒントの多くは、とてもかすかなものですが、中には非常に劇的なものもあります。例えば、最近ルルドにおいて複数の硬化症に苦しむアイルランドの若者に癒しが起こりました。
・そのような経験をした何千人もの人々の例を知れば、これが各信仰において崇拝されてきた「神の光」だということを疑う余地はないと思います。神は他にもいくつかの目に見える方法で、私達の世界に入ってきています。
人が米国の一般社会に溶け込んでいるのかもしれません。「シリウス星人が世界中で奇蹟を演出している」という話もあったそうです。
「トランス・ヒマラヤ密教入門」3巻 意識の変化
アリス・A・ベイリー (アルテ) 2008/9/1
<新人種タイプの出現>
・このタイプの主観的な大枠はすでにはっきりと見ることができる。私たちは、形態面に惑わされているため、新人種はアメリカに見られるはずであるという主張が今日盛んになされている。新人種はあらゆる土地で、主として第五根本人種つまりコーカサス種が居住している土地で形作られようとしている。・・・・・・・
この点に関しては、あなた方を多少驚かすかもしれない一つの明確な表現をしよう。自然の第五王国、つまり霊的王国は、第五根本人種の中から現われるであろう。相応の法則がこのように秘教的に統御している。
<第五王国(神の国)>
・第五王国において・・・形態に関する限り、その純度と特性は強められるであろうが、現象的外観はこれ以上変わることはない。神の王国は、人類の中に、そして人類を通して思想化される。しかし、意識領域に関しては、人類とは非常に異なった状態にあることが分かるであろう。
・知恵の大師は外見は人間として現われる。彼には肉体的な属性機能、気質があり、自然の第四王国の装置{諸体}を使うが、形態内の意識は全く違ったものになっている。
・神の王国では。人間が十分に善良になった時に地上に降ってくるものではない。今日効果的に機能しており、認知されることを要求している。それはまず、神の王国を求め、その結果として、求めている王国がすでに存在していることを発見した人々からすでに認知を呼び起こしている組織された一団である。キリストと彼の弟子たちが地上に肉体で存在していることを多くの人々が知っている。彼らが統治する王国は、その法則と活動方法とともに多くの人々に知られており、数世紀にわたって知られてきた。
<シャンバラ>
・彼ら(サナット・クマラと彼の弟子方)が住むシャンバラは、クマラ方と同様、物質界に存在している。しかし、それは物質界の高位エーテル亜界である。したがって、エーテル視力を発達させたとき初めてこのヒマラヤを越える神秘的な場所は明らかになるであろう。
・シャンバラは物質界に存在し、空間的にも一つの明確な場所を占めていると言われている。しかし、その物質はエーテル物質であり、世界の主と彼の高位段階の援助者方はエーテル物質でできた身体をまとっている。
・シャンバラ兄弟団の最初の居住地は南アメリカの中央にあるイベズの初期の寺院であった。かなり後になって設立されたその支部の一つが、古代マヤ遺跡に見られるはずである。・・・・二つ目の支部は、後にアジアに設立された。
・今日の世界において最も顕著で強力なフォースは意志と力の第一光線である。これは主要な世界センターであるシャンバラから世界に流れ込むフォースである。シャンバラについてはほとんど知られていない。・・・人類の歴史上、このシャンバラのエネルギーが顕現することで引き起こされた途方もない変化を通してその存在を感じさせたのは、二度しかなかった。
1、古代レムリア時代に人間の個別化が起こった時、それは人間にとって最初の大きな危機であった。
2、アトランティス時代に「光の主方と物質表現の主方」の間で大きな戦いが起こった時。
・人類とは人間以下の形態の表現と経験の結果であり、人間を超えた存在による活動の結果である。この人間以上の存在は過去の進化体系の産物であり、私達の惑星生命に焦点化する偉大な聖なる犠牲の総和である。彼らは、存在のあらゆる前段階を経て、人間としての経験を通して自身の意識面を完成させた。そのため、人間が知りうるすべてと、現在および近い将来の人間の全ての意識状態を超越しており、人間が全く知りえない神の様相を表現しつつある。彼らは、生きている。彼らは、エネルギーそのものであり、彼らが全体で遥かかなたにある光輝くセンター(シャンバラ)を形成しているのである。
<ディヴァチャン(天国)>
・ディヴァチャン。低位様相からの分離に後に魂が入る、二つの地上生活の合間の中間状態。
・濃密な肉体とエーテル体から完全に分離した瞬間から、そして過去の過程が始まったとき、人は過去と現在を認識している。また、除去が完了した魂との接触が生じ、マナス媒体が崩壊するとき、人は直ちに未来を認識する。なぜなら、予言能力は魂意識の財産であり。人間は一時的にこの財産を共有するからである。したがって、過去と現在と未来は一つのものとして見られる。「永遠の今」の認識が、転生から転生へと連結する再生誕の過程の間に徐々に発達する。これがディヴァチャンと呼ぶことができる(進歩した人間の正常な状態を特徴づける)意識状態である。
<敷居の住者>
・弟子が生命の門に近づくまで、敷居の住者がイリュージョンとグラマーの霧の中から現われることはない。弟子がイニシエーションの入口の微かなきらめきとその扉の側で待ち構える臨在の天使に体現される二重性の原理を把握できるようになる。現在のところ、私の言葉はあなた方にとって将来の状態と出来事を象徴的に表現しているだけであるが、右側に天使、左側に住者で表わされる、相反する対をなすものの象徴の間に完全に意識して立つ日が必ず訪れる。そのときに、あなた方の人生の場が長きにわたって戦ってきたこの二人の対立者の間を真っ直ぐに突き進む強さがあなた方に与えられますように。そして、この二人が一人として見られる臨在へと入り、生命と神性しか知らなくなりますように。
「近づいている世界の終焉」
高木慶太 (いのちのことば社) 2002/2/1
<ユダヤ民族に対する妨害>
サタンの力が絶えず働いてきたもう一つの対象がある。それはユダヤ民族である。ユダヤ民族には、それを絶滅させようとするサタンの力が特に激しく働いてきた。それは、もしユダヤ人が絶滅すれば、彼らのパレスチナ復帰が実現しなくなるし、そうすれば、「ユダヤ人がパレスチナに帰還した後キリストが再臨される」という予言も実現されなくなるからである。
<最新の手段>
・サタンは現在、キリストの再臨を阻止するために最後の激しい抵抗を試みている。そのもっとも強力な手段は、キリストの教えに対する偏見および誤解である。すなわち、人々に根強い偏見と誤解を植えつけ、それによってキリストの福音を反射的にはねつけるようなメンタリティを作り上げているのである。
・悲しい事に日本は、そのサタンの働きが最も成功している国である。キリストに対する日本人の偏見は他のどの民族にも例がないほど、根強く、そのために表面的な物質面では一見繁栄しているように見えても、神の経綸においては最も取り残された国になってしまっている。
<永遠のパラダイス>
永遠のパラダイスは、我々が現在住んでいる三次元とは違った世界である。
・天国には単なる概念や「精神状態」というような抽象的なものではなく、有史以来全ての神の救いを受け入れた者たちのために準備されている現実の場所である。そこには木もあり泉もあり、衣服もあり、邸宅もあり、食べ物もある。
<地上の神の国>
・そしてついに歴史の最初から最後まで人類を不幸と悲惨の中に閉じ込めてきたサタンに終わりが来る。サタンは神の計画を阻止するために有史以来人類を神から遠ざけてきたが、ついに宿命の時が来るのである。その時、「キリストがサタンの頭を踏み砕き、全滅させる」を受けた時、永遠の刑に処せられる。それを期してサタンおよび人類の神に対する長い反逆の歴史が終わるのである。
<歴史を二分した出来事>
・サタンが最も恐れたことは、キリストが人類の罪のあがないをすることであった。罪のあがないは十字架でなされると予言されてあり、それが実現すれば、人類に対するサタンの支配体制の一角が崩されてしまう。したがって、キリストを十字架につかせないこと、そのために、十字架以前に殺してしまうことが、それ以後のサタンの最大の目標となった。
こうしてサタンは、当時のユダヤの宗教家、政治家たちを使って、キリストを死刑にしてしまおうと、つけ狙い始めた。そして何度もキリストを殺そうとしたが、どうしても目的を果たせないままでいた。
<福音に対する妨害>
・人類の攻撃対象のうちまず福音に対するサタンの攻撃がどのようなものであったかをかいつまんで記してみよう。
<皆殺しの企て>
・福音に対する第一の攻撃は、クリスチャンを全滅させてしまうことであった。そのために、初期のクリスチャンたちは激しい迫害にさらされた。
<にせものとのすり替え>
・迫害によっては、福音を根絶できないと知ると、次にサタンは宗教家たちに働きかけて、人間が勝手に作ったいろいろな儀式、聖典、習慣、言い伝えなどキリスト教の教義を取り入れさせた。その結果、聖書通りの正しい福音が誤った“福音”とすり替えられ、キリストの教えに全く無関係な儀式と形式が重んじられ、「それらを守ることによって、神に受け入れられる」という、間違ったことがローマ教会で教えられた。
・サタンが教会そのものを使って一般民衆から聖書と福音を隠すようにしかけたことは、なんという不幸な出来事であろうか。
・教会が一般民衆の生活を制圧し、人々を無知の中に閉じ込めてしまったために、民衆は読み書きができず、文字を読めるのは司祭や修道士などの宗教学者に限られてしまった。こうして、歴史家たちが「暗黒の時代」と呼んでいる期間が千年間続いたのである。サタンの大勝利であった。
<暴露された真理>
・人々が福音を知り始めると、やがて19世紀になって、世界中に福音を伝えるための世界宣教運動が起こり、聖書が各国の言語に翻訳され、世界各地に教会が建てられ、聖書を教えるための学校が作られた。たとえば、アメリカのハーバード、プリンストンなどの有名校は、もともと人々に聖書を教える目的で創立されたもので、後に色々な学部が加わって、総合大学となったのである。その後、クリスチャン指導者たちによって世界各国にも同じような大学が次々と建てられた。
・現在、聖書は約2千2百の言語に翻訳されており、宣教師たちは世界の隅々にまで行っており、救いのメッセージ(神の愛とキリストによる罪のゆるし)は全世界の人々に語られている。
こうしてサタンは、大敗北を喫した。なぜなら、福音が全世界に伝えることは、キリスト再臨のための最も重要な準備だからである。
<失われたものの回復>
・神の計画は、第一に人間を不幸の中に閉じ込めているサタンのかせを取り壊し、人類をサタンの支配から解放し、神との交わりに連れ戻すことであった。
第二は、サタンの影響によって荒廃した自然界を元通りに回復することであった。
<「女の末」の予言>
・神の宣告は、言い換えれば、次のことである。
1、将来、人間世界に、ある特別の人物(女の末―後にメシアと呼ばれる人物)が生まれる。
2、サタンは、その人物の体を痛めつける(かかとにかみつく)。
3、その人物は逆にサタンを完全に滅ぼす(頭を踏み砕く);
その時からサタンは、「女の末」たる人物を来させないようにすることを最大の目標とした。なぜなら、神の宣言によると、その人物が出現する時は、サタン自身の滅亡の時であるからだ。
・いつの時代のどんな文明をその目指すところは、サタンによってもたらされた地球の荒廃と厳しい自然条件を克服して、生活条件を改善することであるが、そのような物質文明の進歩にもかかわらず、世界はますます悪の支配下に落ちていったのである。
<「アブラハムの末」の予言>
・サタンは神のように全知ではないが、神が次々と新しい予言を与えられるに従って知識を得、その計画の妨害にとりかかる。したがって、その時以来、サタンはメシアを来させなくするためにユダヤ民族に働きかけて、ユダヤ民族を全滅させるか、さもなくば、徹底的に堕落させ、もはや神が彼らを用いることができないようにしようと意図した。
<「ダビデの末」の予言(紀元前1000年ごろ)>
・予言の内容は、聖書の「詩篇」というところに記されているが、たとえば、そのメシヤが、
・ユダヤの数多い家系の中でも、ダビデの家系に生まれる
・ごく親しいものに裏切られる
・人々に嘲笑され、ののしられる
・十字架刑により殺される
・その手と足とは刺し貫かれる
・死からよみがえる
などが明らかにされた。
<何が歴史を動かすのか>
<ヒストリー>
・ヒストリーとは、「神の物語」あるいは「神がつづられる物語」という意味である。この概念は「神が歴史の背後におられる」という聖書の教えから来ている。
<世界はなぜ暗い>
・人類の歴史は、闘争の歴史で何千年も前から戦争と流血が続き、また、あらゆる苦悩、困難、不幸が四方八方から人間を取り巻いてきた。貧困のどん底にあえぐ人たち、基本的人権を否定された人たちが多くある一方、他方では強欲の者たちが人道を踏みにじって栄えてきた。
・人類の歴史を見るとき、その中に、人間を不幸に陥れる何か悪魔的な力が存在することに気付かずにはおられない。それは我々の心に働きかけて、誘惑し悪い衝動を起こさせる、あの目に見えない力であり、良心や道徳心と対抗して破壊、残虐、流血、欺瞞をもたらすものである。
・聖書は、この世の中にサタン(悪魔)と呼ばれるものが存在することをはっきり教えている。このサタンは、我々とは違った次元に存在しているため、目には見えないが、人間が造られる以前から存在していた。神のように全知全能ではないが、我々人間よりもはるかに高度な頭脳と意志力を持った人格的な存在である。したがって、聖書の中では、サタンに対して「彼」という人称代名詞が使われている。そのサタンが全世界に多大の影響を及ぼしており、それが人間世界のあらゆる悪と不調和と悲惨の根源となっているというのである。
<悪の起源>
・人間とは異なった次元に目には見えない天使たちの世界があり、そのうちで「ルシファー」と呼ばれていた天使が地球の支配をまかされていた。このルシファーは、神よりもまさった者になろうという野心によってある時、故意に神に反逆し、その結果、神との摩擦が生じ、本来のきよさを失って神から離され、神の敵となったという。これが、聖書に教えられているサタンの起源である。
<悲惨の始まり>
・しかし、人間はサタンにそそのかされて神に背く意志決定をしてしまった。つまり、神の命令に従うよりも、かえって自らの選択によってサタンに従う道を選んだのである。
・サタンは人間をそそのかして神に背かせ、その結果、人間社会に四重の呪いを持ち込むことに成功した。
・第一は、罪の報酬として死を地上にもたらしたことである。サタンは人間をとりこにし、死の恐怖でがんじがらめに縛ってしまった。
第二は、この世界が悲しみの場所となったことである。サタンの意図はありとあらゆる苦しみ、不幸、悲惨、災害、困難に人間をあわせることである。
全ての不幸の究極的な原因は、実は人間が神から離れてしまって、サタンの支配下に置かれていることにある。
第三は、それ以後の人類社会の発展がサタンの影響下に閉じ込められたこと、すなわち、世界の歴史の悪魔化である。
第四は、人間の罪に対する呪いとして、地球とその上の自然界も被害を受けたことである。
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