私の名はインペレーター、49名からなるこの霊団の団長である。私が霊団を指揮統率し、その指示の下に他の諸霊が仕事に当たっている。私は神意を果たすため、第7界より地上に下って来た者である。(8)
『UFO問答100』
(ジョージ・アダムスキー)(中央アート出版社)1990/8/1
<(地下の世界を持つ惑星は存在しない)>
・「私達の太陽系の全惑星群の住民は、地球人と同様に各惑星の地表に住んでいます。実は私は“地下”に住民が住むような惑星が存在するかどうかに大きな疑問を持っています。
ブラザーズはデロの世界の存在を否定したときに次のように説明しています。つまり、太陽系内の太陽の放つ“生命を与える力(複数)”が、あらゆる生命を支える基本的なものであると。
(注=デロというのは、アメリカのアメイジング・ストーリーズ誌1945年3月号に掲載されたR・B・シェーバーの「私はレムリアを忘れない」に出てくる地球の地下世界に住むと言う半人半獣の生物で、超高度な科学装置を駆使して地表の世界を苦しめると言うもの)
<「スペース・ピープルは、霊人ではない」>
スペース・ピープルをエーテル体(霊人)と信じることは誤り。
「聖書の歴史の中には、今日私達が、UFOと呼んでいる物体の着陸やコンタクト事件類が約350ヶ所にも出てくる」
「続 未来からの生還」(あの世へ旅たつ人々への贈り物)
(ダニオン・ブリンクリー、ポール・ベリー 共著)(同朋舎)1997/10/1
<(霊の世界への旅)>
・他の連中も、私の頭が狂っていると想っていた。だからといって、彼らを非難はできないだろう。私自身、自分が正常であるかどうかに確信がもてなかったのだ。正常なものなど一つもなかった。眠っているときは、臨死体験で出会った光の存在と絶えず接触していた。ソファーに座っているかと思うと、次の瞬間には霊の世界にいるという具合だった。気がつくと霊的存在がプロジェクトの仕事をしている部屋にいた。彼らの仕事をすべて理解できるわけではないが、私は、それを眺めていた。霊の世界の旅は、ときには教室に、ときには工場に行くようなものだった。
あるときは、工場で霊的存在が光を使って構造物を作り出すのを眺めていた。あるときは、彼らが一つの細胞を育てて生きている人間を創り出すのを眺めていた。あるときは、わずか数分で受胎、誕生、成長の全てを見てしまったような気分を味わった。
・また、あるときは教室で、広大な宇宙が豆粒ほどに縮んでいく様子を眺めていた。光の周波数と音の研究をしているような実験室に行ったこともあった。ここはどこなのだろう、と私はしょっちゅう考えていた。いったい何が起こっているのだろう?ここが未来の世界だとすれば、私たちの未来はなんて素晴らしいのだろう。目を覚ますと今度はまるで見知らぬ人の心から、その人の考えや映像を拾い上げているのだ。
「人間塾」 この世の役割は
(船井幸雄) (ビジネス社)2003/7/19
<経営コンサルタントで有名な船井氏の語る「あの世」。モンロー研究所のヘミ・シンクも仙界へ行くための装置>
<原因の世界と結果の世界>
・未来を変えると言うのは、人々の意識を変えること、世の中の構造を変えることです。
・ あの世とは、「この世」の原因を作っている実在の世界。
・ オモテの世界を<あの世><この世>とに分ける
・ ウラの世界を仙界といいます。
・ 5次元の世界は、4次元にさらに加わる新しい要素は、何かと言うと「光」です。
・ 私たちの魂は、あの世にあります。私たちの肉体に入っているのは、本質の「分身」なのです。
・ 人間界と神界(神の世界)の違いは、人間には肉体が必要だけれども神界にはそれが不要だということです。真の原因の世界。
・ ウラの世界は、本質界、つまり神界は別として、全部ひとつになっています。極楽も地獄も現界もありません。みな一緒になっています。これを「仙界」といいます。
・ 仙界では、この世もあの世もみな一緒なので、全く自由、思いのままの世界のようです。この仙界には憧れます。
・ 我々人類がよりよくなろうと思ったら、この仙界へ行ってみることです。オモテの世界とウラの世界は、行ったり来たり出来ますから、仙界へ行って自己に囚われない世界を見てみればよいと思います。
・ モンロー研究所のヘミ・シンクも仙界へ行くための装置といえます。
・ 仙界、つまりウラの世界へ行くことを書いた本で興味深いのは、日本一の風水師といっていい私の知人の某さんが「具道士」というペンネームで出した「光の中へ」(角川書店)でしょう。彼はウラとオモテの世界を自由に行き来できるようです。さらに、他の人も仙界へ連れて行けるのです。
・ 私に言わせれば、世の中で起こったことは、みな「必然、必要、ベスト」という側面もあるわけですから、現状を肯定しても、考え方を変えれば、将来も開けてくるのではないかと思います。
「犬人怪物の神話」
(デイヴィッド・ゴードン・ホワイト)(工作社)2001/3/1
<ドッグマン>
・「西欧、インド、中国文化圏におけるドッグマンの伝承は多い。また絵も沢山あるという。中世の犬頭人の活動も伝えられている。キリスト教聖者伝中の聖クリストフォロスは、犬頭人種族の巨人でカナンの国に住み、異教徒の軍勢を相手に戦い、聖バピュルスに洗礼を授けられると、そのとたんに姿は変わり、肌はミルクのように白くなったという類の伝承が多く語られている。
・中国は世界でも群を抜く犬人神話の宝庫である。また、インドと犬人族が渦巻く中央アジアでも、多くの伝承がある。中国にあって、犬人族の末裔だとされた最古の異民族は、犬戎(けんじゅう)である。この異民族は殷の北西に住んでいたとされる。その後、前4世紀頃の書「山海経」によれば、犬戎の族祖伝承は、犬祖伝説に関する中国最古の文献である」。
「宮澤賢治とでくのぼうの生き方」
(話 桑原啓善)(でくのぼう書房)1995
<宮澤賢治の4次元宇宙>
・「<宮澤賢治の作品の素晴らしさ>
なぜ宮澤賢治の詩だとか童話が素晴らしいのかと申しますと、その秘密は、賢治は、物質世界だけでなくて、彼に言わせると『第4次元世界』、わたしたちから言うと『死後の世界』を見る霊能力を持っていたこと、これは私の見方なんですよ。
であるので、彼は私たちの目には見えない高次元の、はっきり言うと高いあの世の風景だとか、あるいは、そこにある原理とかを見ることが、とらえることができまして、それを詩や童話の中に映し出すことができた。それから大事なことは、ただ向こうの風景を映し出しているだけじゃなくて、その中にある原理、原理といいますと、実はあの世もこの世も実際は一つにつながった世界でございましてね。賢治のような、そういう能力のある方は、他界の姿、4次元の姿を見ることによって、そこに流れている宇宙の法則、人生を動かしている法則、そういうものを見て取ることができた。
・要するに賢治が『銀河鉄道の夜』で見たものは、宇宙の根本的な真理である。それは何かと言いますと、仏教的な表現で言いますと「色即是空、空即是色」である。空というのは宇宙の中にある根本原理ですね。それは目には見えないんですけれども、それはまた形をとることもできる。物質であるものの原理は、源は空であるというのです」。
「宮沢賢治の世界」
(銀河系を意識して)(斉藤文一)(国文社)2003/3/1
<「銀河鉄道の夜」の宮沢賢治と4次元>
・「<4次元感覚>賢治は法華経とアインシュタインの相対性理論を独自に統合したが、そういうものがミヤザワ4次元論である。ミヤザワ4次元論は、賢治の全作品と行動を貫く一本の柱であるが、また、古今の芸術と思想の中でも精神の高さと醇乎たる美しさにおいて注目に値すると思う」。
「賢治は4次元という言葉をよく使った。彼は、当時非常に流行した相対性理論にもとづく時空4次元論に関心をよせていたが、彼の4次元論は、単に自然界に対する解釈というにとどまらず、強く倫理的ないしは宗教的ともいうべき要請を含めて、彼の宇宙論の根幹にあったと思われる。
・賢治の4次元論を要約すると、1、世界は時空4次元体をなしており、そこでは座標転換の法則が成立する。2、宇宙は、巨大なエネルギーの集積体であるとともに、一個の宇宙意識を持つ。3、生命は純化し、みんな昔からの兄弟であると共に、個我の意識も進化し、宇宙意志において一致する方向にある。4、宇宙感情が全ての個体を通じてまことの表現を持つとき、それが4次芸術である」。
・「その背景は、アインシュタインの来日(1922年)とそれを契機とした相対性理論ブームがあげられよう。もう一つ、スタインメッツの相対性理論に対する解説書の英語原本を賢治は手に入れて研究したといわれている」。アインシュタインの理論は、現代では古くなり、はるかに凌駕する理論や新事実が明らかにされている。宮沢賢治は、4次元を描いたと言われているが、興味のある指摘である。
「エドガー・ケイシー、奇跡の生涯」
(A・ロバート・スミス)(中央アート社)2003/1/1
<眠れる預言者のエドガー・ケイシーも石油開発に失敗>
・エドガー・ケイシーは1945年に67歳で亡くなった米国の「眠れる予言者」と言われた心霊診断士であり、約43年間リーディングと呼ばれる、夢解釈で全米ばかりでなく、世界的に有名になった心霊治療師である。日本でも多くの本が出版された。リーディングを通じて、トランス状態に入り、トワイライトゾーンからの情報を伝えた。
・若きエドガー・ケイシーが天使のような存在と巡りあい超能力がついたと言われている。「エドガー・ケイシーは、この状態で霊界に移り住んだ人と交信することは可能か?物質界から消えた万人の霊は発達を遂げて先に進むまで、または発達するためにこの世へ戻されるまで、物質界周辺に留まる。そういう者が交信をとれる水準にあるか、またはこの世の内部に留まっているときには交信できる。今ここにも、まわりにも何千人もいる」。
・「ケイシーや私からすると、テキサスに石油が湧き出る気配があるというのは、全ての欲求の答えを握っているように見えた」とカーンは、書いている。1920年にテキサス州ジョンソン群でケイシーとカーン、および採掘者にして投資家のM・C・サンダースは、テキサス・ケイシー石油会社を作った。投資家たちは、ケイシーの霊能力をあてにして約5万ドルをその冒険的事業につぎ込んだ。しかし、ニューヨークで株を売ろうという努力は、石油の発見された証拠がないので失敗した。
・その証券ディーラーが説明したように『ケイシーの人格以外、ほかに売り物がなかった』からだ。1921年、テキサス州サン・セバに賃借りした油田で採掘を行なうが石油は発見できなかった。また、ニューヨークの株式仲買人モートン・ブルーメンタールと知り合い、相場をリーディングした。ウォール街のブルーメンタール兄弟は、1924年から30年の間にケイシー氏に468回もリーディングしてもらった。多分その半数が、夢を解釈するためのものだったのであろう。そのほか、投資情報が採られた場合も多い」。
「永遠の大道」
(G・カミンズ 著)(潮文社)2005/6/1
・「次に述べるところは、各自の魂が順次に通過すべき世界の行程である。
(1) 物質界―とりもなおさず地上生活(2)冥府又は中間境―過度の世界(3)夢幻界(4)色彩界(5)光焔界(6)光明界(7)超越界 「各階の中間では、悉く冥府または中間境がある」
(2)
「(夢幻界)。幽界の入口で仏教徒のいわゆる蓮のうてな式の極楽浄土、一部の人達から常夏の国と呼ばれるところである、要するに帰霊者が地上生活の楽しかった記憶のみを寄せ集めて築き上げた。とりとめのない夢想境。
「夢幻界。地上生活の心影または反射で生きている生活で、一部の人士はこれに“常夏の国(サマー・ランド)”などという名称を与えるが、私としてはこれを“夢幻界”とよびたい」。
「色彩界。地上にそっくりの形態を保持しているが、しかしその体質は、次第次第に精妙希薄の度を加えつつある生活である。ここでは物質界との連絡が強い。
・「この種の平和には、早晩あきがくる。何となれば楽しき夢の国には、何らの優劣もまた何らの変化も見出されないからである。試みに思い、見るもの聞くもの悉くそっくりの境地である」。
・「何となれば、一切の欲望が何らの苦労も何らの努力もなしにやすやすと遂げられるからである」。
・「夢の国で味わった快楽をもう一度地上の肉体に宿って、しんみり味わいなおして、見たいと考えるであろう。その結果彼は、再び下界に降りるのが、それは、上昇せんがための下降である」。
・「この夢の国、記憶の国こそ、真に平凡人のために設けられた一の保育場である」
・「夢の国、記憶の国は、かく大体において地上生活の複写ではあるが、しかしまた地上生活と相違した箇所もある。なかんずく顕著なのは業務の相違である。ここには地上生活におけるがごとき機械的な業務がない」。
・「何人も冥府及び夢幻界において、それぞれ異なった方式の試練に会うのである」。
・「夢幻界にありては、何れも一種のエーテル体を持っているが肉体と比すれば、それは遥かに希薄精妙である。そして、もしも汝が理知的に道徳的に発達しているのなら、汝はいつしかもっと意識の階段を昇りたいという欲求に駆られる」。
・「稀にそっくりそのまま地上に再生して現世の葛藤を経験する者も絶無とは言わないが、それはむしろ例外である」。
「ステイントン・モーゼスの続・霊訓」
(桑原啓善 訳) (土屋書店)1988/9/1
<(モーゼスの他界訪問)>
・「私は、意識がなくなったことに記憶がない。しかし、暗闇から次第に美しい風景へと変わっていった。どうやら私は、湖のほとりに立っているようだ。向こうに丘が連なり、それは頂上まで青々としていて、やわらかい靄に包まれていた。イタリアのような感じで、半透明でやわらかだった。立っているほとりの水は静かで、空は一点の雲もない青だった。
・私は風景の美しさにうっとりしながら、湖の岸辺に沿って歩いた。一人の人が私の方に近づいてきた。その人は、私が知っているメンターだった。彼は薄い織物の白い衣装を着ていた。それは妙なるインド・モスリンのようで、特殊な真珠色の白い色をしていた。・・・・私達は、山のふもとへ通じる分かれ道のところまで来た。その道に沿って小川が流れており、向こうには美しい草地が青々と広がり、地上のように田畑に分断されることもなく、どこまでも見渡す限り波打っていた」。
・「モーゼスは、行列の中に彼が見知っている何人かの人がいるのを認めた。彼の指導霊たちである。メンター、レクター、プルーデンス、フィロソフォス、スエーデンボルグである。また、彼の友人のS・キーブル・ニール、その他の者たち。行列は長々と続いた。その中から6人が彼のほうへ近付いた。5人は地上で彼が知っていた人たちだった。行列は、大きなホールを囲む、バルコニーを満たした」。
「霊界は、貴下の周りにある。貴下の目には、それが見えていないが、貴下の目が開かれたので、霊界の事物が目に入り、地上の風物はたちまち目から消えたのである」。
・「霊界は貴下の傍らに、貴下の回りに広がっていて、いわゆる空間に浸透している」。
『UFOと反重力、逆説の宇宙論』
(コンノケンイチ) (学研)2003/10/1
「あの世の科学」の量子物理学
<エーテルは空間だった>
・空間は虚無ではなく物質である。
・万物は空間に同化して存在している。
・万物の真の実体は10万分の1以下のすけすけの隙間だらけである。
・エーテルは空間だった。
・暗黒物質(=ダークマター)
・私たちは宇宙のエーテルに同化されている。
・宇宙空間は自分を中心に全方向にラッパ状に開いている。
・宇宙は私たち自身で、私たち自身が宇宙を創り出している。
・一番大きい入れ子人形と最も小さい人形の構造は、全てが逆転で裏返しになっている。
<(スウェデンボルグの霊界の要約)>
・死後、その人の霊質に合致した霊界に入る。
この世は、霊界という広大無辺な空間の中にぽっかり浮いているゴムの球のようなもので、周囲全てが他の霊界に取り囲まれている。ただし、この世もある種の霊界であり、他の全ての霊界が、この世に染み込んでいる。
「この世は私たちの心が生み出したバーチャル・リアリティ(仮想現実)の世界である」
「1、 ミクロ界では、すべてのモノが意識を有している。2、人の意識が、現実(モノ)を創り出している。3、瞬間移動と超光速の情報伝達(物質の非局所性)」
「あの世では、全てのモノが意識を有している」。
「光子は、人間の意図を察知する」
「光子は、意識を持って行動している」
「あの世の情報を知られたくないパワーが働いている」
・「人間の意識というものが、量子現象の全てに関連しているらしい。なんであれ、ものごとは究極的にミクロ界の集積なのだから、はっきりとした意識を持ち、この世の隅々まで影響をおよぼしている超越的な存在が宇宙に生きている」。
「心が物質を実体化する」
・「私たちの世界と原子までは、同じ梯子で連なっているが、そこからは、明確に区切られた異世界という断層が存在している。ミクロ界では人が観測するまでは、“存在する”という可能性が波のように広がっているが“見たい”という人の意図によって、この可能性の波が粒子として収束してくるのである。これを量子物理学では、“波束の収縮”と称している。
<(シュレディンガーの波動方程式)>
・「この世は、人が観察するという行為によって、無限の可能性を生み出し続けているが、一旦現実として知覚されると効果は直接的で、かつ劇的である。人が観察するという行為によって、モノの波動関数全てが瞬時に収束されて、一つの現実だけが残り、それが“この世の実在”となるというのだ」。
「量子物理学の最大の発見は、これまで考えられたことのない精神力の自覚である。すなわち“実在”が意識を形成するのではなく、その反対に意識が“実在”を形成するという自覚作用が深く潜在しているのである」
・「宇宙の最高思惟がこの世を創り出している!」
「霊界の特質。1、霊界では全てのものがイシキを持っている。2、瞬間移動が可能。3、イシキが現実を創造する」。
「奇人怪人物語」
(黒沼健) (河出書房社)1987/12/1
<年をとらぬ男>
・サンジェルマン伯爵は、イギリスで有名な作家のバルワー・リットンと親友になり、彼に薔薇十字団の主義の真髄を教え、彼と合作で、有名な小説「ザノニ」を書いた。この小説の主人公は、いうまでもなく薔薇十字団のサンジェルマン伯爵であった。彼は木草学者で、不老不死の秘術を心得ていると描かれていた。
<サンジェルマン伯爵は、定期的にヒマラヤへ身を隠す?>
・サンジェルマン伯爵が、新しい逃避の場所を考える前に彼の来訪を待っている一団の人々が既にいる。それはインドの地下にある地下王国アガルタである。
私が、この一文を書いている間にも謎の人、サンジェルマン伯爵は、すでに地下王国の賓客に迎えられているかもしれないのである。
「ピカトリックスの秘密」
(ピーター・コロージモ) (角川春樹事務所)1997/6/1
<謎の人物サンジェルマン>
・彼の頭の中に謎の人物サンジェルマンの姿が現れた。その人物は、彼に「グノーシス教会」の創始者であるJ・S・ダニエルという奇妙な人物の言葉を思い出させたのである。
「伯爵が、サタンの使者の代表の一人に違いないことを証明する証拠がいくつかある。彼は神出鬼没な人であった。姿を消すことができたし、いろいろな場所に一度に出現することもあった。八方に手を尽くしても、彼の歳も出生地も死に場所も明らかにならなった」
「ザノーニ」(1)
(E・ブルワ=リットン) (国書刊行会)1985/4/1
・ ザノーニは、一日も歳をとっていないように見えるということです。
・ ザノーニが、一人だけの時間をすごすための部屋に入ろうとすると、祖国の衣服をまとった二人のインド人が、入口で、東洋風の深い礼をして、彼を迎えた。噂によれば、ザノーニが、長らく暮らした遠い国からついてきたのだという!
「キリストの再臨」
(アリス・A・ベイリー) (シェア・ジャパン出版)1997/12/1
<シャンバラ>
「次は、彼が弟子たちに言った言葉である。『我、エルサレムに行かん』と述べ、その後に『御頭を堅くエルサレムに向けて進まん』と書かれている。これは、彼が今や新しい目的を持つことをほのめかしたものである。
唯一の完全なる『平安』(これはエルサレムの名前の意味である)の場所は、『神の意志明らかなる中心』シャンバラである」
・「御父の家(『神の意志明らかなる中心』、または密教徒の言うシャンバラ)から、命令が出された。時は至れり。キリストが君臨される神の御国から答えが投げ返された」。
「キリストは、御父の家(シャンバラ)から発せられる聖なる意志の細い糸を初めて地上に結びつながれた」
・「シャンバラと霊ハイアラキーと人類(御父の家と神の王国と人間の世界)とが、すべて世の光を強めるための一つの巨大な運動に奮闘している」。
「実在の探求者たちは、団結して、キリストの背後に立ち、彼が目的を達成するのを可能にする彼らの主要な認識は、この惑星の霊的生活にある周期的危機についての認識である。それは御父の家(シャンバラ)において、何千年も予期されていたことである」。
「人新たに生まれずば、神の国を見ることあたわず」
・「今回、キリストは、この可能性を確立された事実とするための方法を人間に教えるであろう。転生する魂が地上における人生の学校に絶えず、戻ってくることを通して、そこで、完成への過程を辿るキリストはそのすぐれた模範であった。これが転生の意味であり、教えである。
・「デイン・ルトヤの著書『新しい人間の新しいマンション』において、『新しい顕現の個々の構造は過去の果たしえなかったことや、過去の遺物や失敗によって必然的に条件付けられるーそれらは普遍的資質の記憶の中にある記録(アカシック・レコード?)に保存されている』と語っている」
「ウエサクの祭り。これは仏陀の最高の霊的中心であるシャンバラと霊ハイアラキーの間の霊的仲介者の祭りである」
・「やっと今、人類の波動の影響がシャンバラにおいてかすかに感じられるようになった。これまでそれの最も強力な活動は、ハイアラキーにまでしか届かなかった。人類に関する限り、宗教、つまり祈願と喚起の科学が(来るべき新しい時代において)知的偏極する人類のアプローチである」
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