私の名はインペレーター、49名からなるこの霊団の団長である。私が霊団を指揮統率し、その指示の下に他の諸霊が仕事に当たっている。私は神意を果たすため、第7界より地上に下って来た者である。(17)

『(雑誌「ムー」2008年2月号)』

<「助言者」たちの声は、警告文を送るための相手の住所と名前まで伝えてくれる>

・だが、厳密にいえばジュセリーノの場合は、これらの明晰夢や体外離脱現象の範疇には入らない。なにしろ1週間のうち、1日の休みをのぞいて、毎日、複数の予知夢を見ているのである。しかもそれぞれの予知夢で、その出来事がどこの国の何という場所なのか、発生時期(年月日と時間まで)まで明確に特定されている。

いや、そればかりか、再三書いてきているように、「助言者」たちの声は、警告文を送るための相手の住所と名前まで伝えてくれるのである!

「ジュセリーノの近未来予言は、様々な天変地異に満ちている」

具体的に時系列で挙げていくとー。

“2008年”

●7月、フイリピンでマグニチュード8.1の地震が発生する。9月には中国でマグニチュード9.1の地震が起こり、100万人以上の犠牲者が出る。同9月には、米エンパイアステートビルでテロが発生する。

“2009年”

●世界的に暴力事件が拡大し、新しい疫病の発生がある。1月25日には、大阪や神戸を大地震が直撃する。8月にはトルコのイスタンブールで大地震が発生する。

“2010年”

●アフリカの数カ国で気温が58度に上昇し、深刻な水不足が起こる。6月15日にニューヨークの株式市場が崩壊、世界経済が危機に陥る。アメリカをトルネードが襲い、死者が多数出る。

“2011年”

●鳥インフルエンザが人間に感染しだし、2013年までに7300万人の死者が出る。新たな戦争が始まる。免疫不全に陥り4時間で死亡する致命的なウイルス「エルス」が出現する。

“2012年”

●アマゾンで森林火災が広がり、砂漠化が始まる。なおこれは、2015年から2020年にかけて樹林が消えてしまうきっかけとなる。12月6日からは、「黒い雲の時代」といわれる気象的な混沌(カオス)状況が始まる。

・もしもジュセリーノの予言どおりに進んでいけば、人類には暗澹たる未来しか待っていないことになる!

<それでも人類の未来は変えられる!>

『雑誌「ムー」2008年7月号(学研)』

<ジュセリーノ予言:四川大地震が的中!!>

<9月13日に中国と日本を大地震が襲う!>

・予知夢で90パーセントの的中率を誇るブラジルの予言者ジュセリーノ。世界で最も注目されている予言者>

・5月12日、中国・四川省を襲った大地震。死者6万人以上、負傷者25万人以上という未曽有の大惨事は、世界を震撼させた。

・「2008年9月13日、中国トンキン湾か海南島でマグニチュード9.1の地震が発生し、死者は100万人以上になる。この地震は日本の東海地方で起きる可能性もある」とのジュセリーノの予言。

・さらに書籍には掲載されなかったが、9月の巨大地震のほかにミャンマーのサイクロン被害、さらに「5月12日に中国で・・・・マグニチュード7.8も大地震が発生する」という予知夢を見たため、中国政府に送付していたという。

・彼の予知は「夢見」というかたちで行われる。未来に起こるであろう出来事を夢で見て、その内容を関係者や当局へ手紙で知らせ警告を発するのだ。その記録は地元の郵便局や登記所に残している。

・「私の予知の10パーセントは外れています。さらに日付や場所には多少のズレがあります。大切なのは、その出来事が起こる年と月に注意すること。惨事の予知は外れてくれることを祈るばかりですが、起こるべき自然災害は避けようがありません。それでも私の予知の警告に耳を傾けて何らかの準備をしてもらえれば、未来はまだ変えることができるのです」

『シュメールの天皇家』

 鷲見紹陽  明窓出版   2007/8/1

<源氏は花郎(かろう)である>

・源氏の“源”姓については、「魏書」以外に由来を求める考えもあり、その一つが“新羅の花郎の長官”の“源花”の“源”由来説である。新羅が強国となったのは、六世紀の真輿王(24代)の時からで、王は上級貴族の15歳と16歳の子弟を花郎(かろう)(ファラン)としたが、この花郎の力によって軍事的な強国となっていったのであった。935年に新羅が滅ぶと花郎たちは、日本の囲い地(散所、院地)にいた同族を頼って渡来、やがて貴族の荘園管理者をつとめる源氏一族となったといわれる。

<平氏は平山人である>

・鹿島昇氏は、“源氏”は新羅の武士である源花花郎の子孫であり、平氏は同じく新羅末期の花郎だった平山人(栄仲、亀峯)の子孫であったという。

・平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏はセム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウスと北極星、北斗七星の戦いということになってくる。源氏につらなる花郎がインドのヤードゥに遡ったように、平氏につらなる平山人もインドの部族に遡ることができるアヒール族である。

<ケルト神話に見る地底世界>

・先にヒトラーのナチスがアガルタと接触していたことを述べたが、ヒトラーが主張したアーリア人種の復権、支配はそのために生まれたもので、アーリア人とはイランのメディアに起源を持ち、アガルタ出自のヤペテ系の血族である。ただし、この血脈はドイツやイギリスの一部の支配階級の血脈で、大部分のドイツ人やイギリス人、そしてヨーロッパ人は非ヤペテ、非ハム、非セム系で、いわゆる普通の人々であり、民族的出自を異にする。世界の人々の7、8割以上は、アダムとイブの子孫ではなく、アガルタやシャンバラとは関わりがない。

『宇宙戦争』

{ソリトンの鍵}

光悠・白峰     明窓出版  2006/5/1

<エイリアンが、地球で行う生体実験・・・それは、宇宙戦争の歴史のカルマの清算と修復である>

<源氏と平家―両極を動かす相似象とは>

・日本でもこれと相似象のことがけっこうあるのですよ。その最もたるものが、源氏と平家の争いですが、源氏はオリオンの系列で、平家はプレアデスの系列なのです。源氏と平家の発祥は違いますが、平家は西国が多いですね、源氏は東国が多いでしょう。

 広島の安芸の宮島には海底遺跡があったそうです。あの辺は超古代にプレアデス星人の宇宙基地があったと言われています。

・そして、源氏の旗は白で、平家は赤。日本の国旗は白と赤でしょう。だから、日本民族の星の起源を遡ると、オリオン系とプレアデス系ということになります。

・この二大勢力は地球の古代の歴史上ではアトランティスとレムリアで、日本では源氏と平家です。神の世界でいえば、イザナギ、イザナミになるかもしれません。

すなわち、物を大事にする方、精神を大事にする方という、両極のものが、歴史を動かしてきたのです。

<宇宙人と地球人が協力している地球防衛軍>

・ウイングメーカーというのは、タイム・トラベルをして、未来の地球の危機を回避している宇宙存在と共に作られたエージェント・グループです。宇宙人と地球人が協力して作った地球防衛軍なのですね。

・オリオンとプレアデスの話をしましたが、ゼーターレクチル、俗に言う「グレー星人」がいますね。ゼーターレクチルが一番多いのは、東洋人です。何処の国が一番多いかといえば、中国なのですね。

・エネルギーから言えば太陽が一位、月が二位、星が三位です。一番が太陽ですが、これを大日如来で表現しています。次は月で最後が星なのです。だから、宇宙の序列から言いますと、太陽を国旗にしているのは、日本だけですから、この国が世界の中心にならなければいけないのです。

<石油財閥「セブンシスターズ」とは>

・本当に力があるのは、イルミナティだけなのです。なぜ力があるかというとイルミナティは宇宙人の集団だからです。イルミナティとは、イルミナネーションのように「光り輝くもの」という意味ですが、宇宙から入植した人たちをイルミナティと言っているのです。その下で、働く人たちがフリーメーソンなのですね。宇宙人の斥候集団だったのです。

「宇宙人大図鑑」

 中村省三 グリーンアロウ  1997/2/1

<チャーコン事件>1979年9月25日  米国アリゾナ州 マラナ

目撃者 ラルフ・チャーコン

<宇宙人の身体的な特徴>

宇宙人は全体的には、人間の形をしているが、それが無数のドット(点)によって構成されていた。

<宇宙人の行動>

・目撃者を説得して、自分たちの惑星に連れて来る。

・ドットマンは、オリオン座のゼティ星から来たナーテルという者だと自己紹介し、そのうちにチャーコンも自分たちと一緒にゼティ星に行くことになると告げた。

・UFOは猛スピードで南米大陸の上空を南下していた。チャーコンが目にした地上の光景ははるか過去のもので、美しい古代の都市やピラミッドが眼下に広がっていた。

・その後もドットマンは何度も出現し、チャーコンを宇宙船に乗せて、二つの大陸が沈んでいく過去の世界に連れて行ったり、未来の世界をかいま見せたりした。

・また、イグチトックという別のドットマンは、チャーコンをゼティ星に案内し美しい都市を見せてくれた。ナーデルによると太古に彼らの先祖は大挙して地球を訪れ、当時地球上で偉大な文明を築いていた民族と接触した。その際に、宇宙人と地球人の混血人種が誕生した。古代のエジプト人やマヤ人の多くが、宇宙人の血を受け継いでおり、現在はドットマンになっているという。

・その後のコンタクトの時、チャーコンは、古代エジプト人がピラミッド建設に用いた宇宙人の浮揚装置をもらっている。

<宇宙人のタイプ-アパリッショナル(幽霊)タイプ>

・このタイプは、幽霊のように異次元の存在ではないかと思えるようだ。宇宙人や人間とは似ても似つかない宇宙生物が含まれる。彼らは、次のような能力を備えている。

A,自由自在に物質化したり非物質化して消え失せたりできる。

B形態を色々と変化させることができる。

C,特定の目撃者にだけ出現し、そばにいる他の人には姿を見せないようにできる。

D,目撃者を含めて、物質を意のままに動かすことのできる超能力を持っている。

『地球人類28の真実』 

(上宮知樹) (今日の話題社)2004/11/1

<さあ、思考しよう!>

1、中立的に調整された意識がある。

2、具体的に実現化したいイメージ、夢がある。

3、今、自分は少しわくわくしていて何かをしたいという希望に満ちている。

この三つが揃っていれば、思考の現実化の準備は完了です。

次にそれらの思考の方法ですが、思い描いた夢やイメージが全て実現されたと、過去形に考えてください。

・そして、思考がなかなか現実にならないと思うときは、自分の思考法に問題があると考え、どうしたら改善できるのかを自分なりに工夫し思考を変化させて、現実を見る、リピートしてみる、この癖をつけてください。

・とにかく、時間がかるのです。無意識の不純物はなかなか見つけられないかもしれません。しかし、努力してトライしてみる価値はあります。あなたは、自分にとって貴重な教訓を学ぶことになるからです。

・あなたの出した答えにより、あなたの現実は変化しています。学びとった教訓は、あなたの財産になります。何一つ無駄にはなりません。宇宙には無駄というものはありません。あなたが無駄であったという教訓を学んだのであれば、それはもう無駄ではないのです。

・宇宙は創造性を尊重する構造になっています。どういうことかといえば、画一化、均質化を嫌う性質があるのです。常に新しい何かを創造する、進化するを基準においています。

・現実の人生にもそのことは影響します。常に斬新な発見、発明、新しい教訓、これらは全て進化という言葉に当てはまるはずです。したがって、他の処世訓という、すでに使い古されたものを取り入れようとしても、それは上手くいかないのです。

<わくわくすることをしなさい>

・何か新しい誰もやったことのないような新しい現実を創造してみようと意図するのなら宇宙は、その姿勢に興味を示し、あなたの後押しをしてくれるでしょう。

<思考は踊る>

・皆さん自身の思考や意識だと思っているものは、大半は想念波動です。

・脈絡のない意識の変化を毎日、毎日体験しているはずです。

・それは想念波動の干渉を受け、あなたの意識が反応しているからです。人間の頭脳は送受信兼用のアンテナで、日々色々な意味や思考を受信しています。そしてその結果、発信された想念波動=電波は確実に第三者にキャッチされ理解されています。

<地球人類への提言>

・もしも集合意識の存在を否定するのなら、シンクロニシティ(共時性)という現象は説明できません。

・なぜ関係の全然ない場所で、別々の人間が同じことをしだすのか?それはもともと人間の意識がひとつづつ、つながっているからです。

・個々人の意識や思考は宇宙=根本創造に影響を与え、根本創造からのフィードバックがそれぞれの人間の行動に反映されて、共時性として観測されます。

<他人に操作されなくすればよい>

・皆さんは、自分の選択した全く新しい生き方で、前に進めればいいのです。そして一番乗りの先駆者としてこう話してあげてください。「全く新しいライフスタイルとはこういうものなのです。何も苦労する必要はありません。ただ自分を信頼し、その心の喜ぶことをしていれば、自然に進化していくことができるのです・・・・」。そう話してあげてください。

<自立>

・私達が、本当に伝えたいことは<自立>の二文字です。私たちは、例えて言うなら、畑の耕し方を教えに来ただけで、皆さんの代わりに畑を耕しに来たのではありません。私達の立場上、地球人類に依存させてはならないのです。私達もそのようにして進化してきました。その<自立>の仕方は、思考の現実化をマスターするところから始まります。

<思いは創造する>

・あなたの現実は、あなたの欲しがっていたものですよ?

・思考はエネルギーであり、そのエネルギーは周囲に放射され、間違いなくあなたの現実に反映しているのです。宇宙が思い=思考から成り立っている。

・自分の思いや思考に色々なものが付着し、思考そのものを壊しているのです。

・思考はエネルギーですが、その思考に不純物が混じっていると、その混じったままの現実があなたに提供されます。

<基本は<今>に集中すること>

・まして、目の前に集中できない、つまり、注意力散漫な状態では仕事や学習でも失敗する結果になり良いことはありません。(今を生きる)という癖を身に付け、無意識に実行するように訓練しましょう。

・今、自分のしている行動を心の中で反復して、何回も言ってみると意識の拡張が起こります。

・ぜひ微妙な違いを感じられるようになって下さい。思考や意識が変われば、現実が変わるという実感を得るためには、日々の現実がどのように変化していくのかを、鋭く感知できなければなりません。その積み重ねが、実感となり、自分は誰にも支配されず、自分の思う現実を手に入れることができるという自信につながっていくのである。

<日々のストレスを緩和する>

・とにかく、自分の意識になぜだ、なぜだと問い続けてみるのです。

・問いというマイナスは答えというプラスを引きつけるからです。

・真の能力開発とは他人と競争することではありません。今まで困難でできなかったことを、鼻歌を歌いながら楽々と解決し処理していく能力を身につけることを言います。

・自分の思考や意識に疑問を投げかけ、答えを求め続けることをしていれば、知らず知らずのうちに、あなたは進化の階段を上ることになります。

<宇宙には階層がある>

・好むと好まざるに関わらず、宇宙には宇宙のヒエラルキーがあります。原初の段階でこの宇宙に生命の種を撒いた存在は、根本創造に最も近い存在でした。その存在たちは、自分の性質を遺伝子に組み、生命を創造する術を知っていましたので、結果的に自分の姿形に似た生命を宇宙に送り出すことになりました。

 その送り出された生命体は、長い年月をかけて進化し、また別の生命体を自分たちの手で創造し、自分たちを作った存在がどうやって生命を創造し宇宙に送り出したのかを理解するようになりました。

・宇宙は全部で29の階層の次元からできています。太陽の断面図を思い浮かべてください。中心に光球があり、その周辺に遠ざかるに従って、温度が下がり、太陽の形を作っていると思います。

・次元の場合は、温度ではなく、振動周波数がその次元の高低を決定します。3次元にいる者は、それ以上の次元にいる者の姿形を見ることができません。よくUFOが突然消え去る、または霧のように掻き消えるという現象を見た人がいるかもしれません。そのような場合、機体の振動周波数を少しだけ上昇させて、別の次元に隠れただけなのです。

・現実に対する理解と認識が深まり、振動周波数が上昇するほど、その存在は科学技術の発展と意識の進化という事実を手に入れ、より根本創造に近づいていきます。この過程に要する時間は、人間型生命体で約800~1000億年と推定されています。

 この時間が根本創造と一体になるまでに要する時間です。大変に長く感じるかもしれません。しかし、宇宙=無限という視点からそれらを見れば、ほんの一瞬の出来事かもしれないのです。

・精神世界が好きでその関係の本をたくさん読んでいる人にはこの本の内容をそれほど目新しいものではありません。根本創造のことを書いてあるのも、この本が最初ではありません。

・今までは主にプレアデス人が主体になり色々なメッセージを伝えてきました。この本の内容の80%は彼らが作っています。

・プレアデス人である彼らは、最前線の兵士のような役割を演じてきました。それは、彼らにはそうしなければならない理由があるからです。避けて通れない理由が・・・・・。

<プレアデスのカルマ>

・実は、過去生に問題のあるプレアデス人が日本に意図的に集められているからです。

・それは日本を管理しているエネルギー体、いわゆる日本神道系のエネルギーが関与しているからです。

(2015/4/6)

『106歳を超えて私がいま伝えたいこと』

今からでも遅くはない――禍を試練と受け止めて

曻地(しょうち)三郎    こう書房     2012/8/2

<禍を試練と受け止めて前進せよ。今からでも遅くはない>

・人生に余りはないのです。せっかく与えられた命を精一杯に生きる。どんな状況でも一歩を踏み出す勇気を持つ。それには、私の1人ひとりが自分自身に挑むしか方法がありません。私にしか、あなたにしか、できないことなのです。いつだって、遅くはありません。

<健康長寿は誰にでもできる>

・99歳までは助走、100歳からが本番。私は95歳から講演活動を本格的に開始しました。このように言うと、「曻地さんは特別だから」といわれることが多々あります。「エイリアン(宇宙人)」なんて言われ方もめずらしくありません。

どうやら人は私のことを超がつくほどの健康優良児だと思っているようです。ですが、事実はまったく違います。むしろその正反対の人生を歩んできました。

そもそも私は生後半年のとき、たまたま飲んだ牛乳が原因で中毒を起こし、その後15歳まで超虚弱児として育ちました。

・その超虚弱児が106歳を迎えたいまでも、杖をつかずに自由に歩き、世界中を飛び回っているのですから、健康長寿は誰にだってできるのです。

 この話をすると「私は苦労の多い人生を送ってきたから、とても長生きなんてできません」と言う人がけっこういます。これは大間違い。

 私は96歳まで、二人の子どもと妻の看病を続けてきました。ご存知の方もいるかもしれませんが、私の長男と次男は脳性小児麻痺でした。

・1947年に生まれた次男の照彦も同じように脳性小児麻痺を患いました。二人が生きてきた時代は、いまのように医療や教育施設が整っている時代ではありません。有道はひどいいじめにあい学校を退学せざるをえず、照彦は小学校へ上がる歳になっても学校へ行くことすら許されない。そんな息子たちを抱きしめながら、私と妻は泣きました。

 のちに私が「しいのみ学園」を創設し、体が不自由な子どもたちが楽しく学べるように心血を注いだのには、そんな背景があったからです。

・その後、パーキンソン病を患い体が不自由になった妻も合わせると、私が彼らの介護をしてきたのはじつに60年に及びます。60年間の介護と聞いても、ちょっと想像がつかないくらい長い期間だと思います。

 それを私は苦労だとは思っていませんが、世間一般の尺度で言えば、これほどの苦労はなかなかないと思います。それでも私は元気に106歳を迎え、活動的に暮らしています。だから私は声を大にして訴えます。

 健康長寿は誰にでもできる!「苦労が多いから長生きできない」ことは決してありません。

<つらいときこそ、それを楽しむ余裕が大事>

・テレビ番組の取材を妻の露子が受けたときのことです。「障害児の母として、どんなことを感じていますか?」と質問され、こんなふうに答えていました。

「人様の知らない幸せを感じています」

身内を褒めるのもおかしな話ですが、私はその言葉を聞いたとき、本当に感動し、なんて素晴らしい表現なんだと感じ入りました。

 人生には、「なんで私だけ?」「どうして、自分の家族がこんな苦しみを味わわなければならないのか?」と運命を呪いたくなることがあります。もしかしたら、いままさにあなたがその渦中にいるかもしれません。

 ですが、あえて言います。

 そのつらい出来事を通してしか知り得ないこと、感じ得ない幸福が必ずあります。そして、暗闇のなかでそっと輝く、その「小さな光」に目を向けられる心の強さをぜひとも持って欲しいのです。

<定年とは自由になるとき自分のやりたいことを始めるチャンス>

・これまで会社で働いてきた年月を振り返ってみてください。「仕事が忙しくて、できない」「会社があるから、やめるわけにはいかない」と、あきらめてきたことが山ほどあるはずです。その山と積まれた「やりたいこと」を片っ端から実践するチャンスがついに訪れたのです。「定年したから暇だ」なんて言うのはウソ。

<「今からでも遅くはない」「人生に余りはない」>

<十大習慣健康法>

1、 まず「笑顔」と「ユーモア」

2、 気分爽快「冷水摩擦」

3、 一日のはじめに「棒体操」

4、 感謝の心と未来へ向けて「祈る」

5、 よく噛めば小食にもなる「一口30回」

6、 最良の脳トレ「語学学習」

7、 世界に通じる「新聞を読む」

8、 人生を楽しむ「口八丁手八丁足八丁」(口と手と足をとにかく使って生きていきましょう)

9、 手は頭の外にある脳「日記をつける」

10、 疲れを癒し、腰を伸ばす「硬い寝具」

・ボケずにぴんぴん、健康に生活していけるかどうかは、本人の努力次第!楽しみながら長く続けること、習慣づけることが、健康長寿の秘訣です。

<十大教育の原理 生き抜く力を育む>

1、活動(=ゆさぶり)の原理

子どもをゆさぶる。つまり刺激を与えると、子どもは必ず反応します。子どもに刺激を与え、マイナスの反応をプラスに変えていくことが教育なのです。

2、興味の原理

興味が、人間を動かし、能力を引き出します。手作りのものには、自然と愛情がこもり、愛情のこもったものには魅力が生まれ、興味をいだかせます。

3、許容の原理

すぐに叱らずに何をしてもいいという具合にすると、子どもは、自然としていいこと・いけないことを考えるようになります。放っておくのではありません。見守るのです。

4、賞讃の原理

褒めて伸ばす。目をつぶってでも褒めることが、子どもの意欲を高める秘訣です。

5、自信の原理

簡単なことでも物事を最後までやり遂げると、子どもの自信につながります。あせらず、忍耐強く子どもがやり遂げるまで見守りましょう。

6、予見の原理

子どもの習性をわかっていれば、何も慌てることはありません。先回りして手を打つことができるからです。まずは子どもをよく見て、その子の習性に気づきましょう。

7、変化の原理

マンネリにならず、常に生き生きと子どもに接することが大切。変化を与えると、子どもの隠れた能力を引き出すことができます。

8、集中の原理

子どもがのってきたら、時間を気にせず、とことんやります。規則が教育するのではありません。人間が教育するのです。

9、共在の原理

先生と生徒が一緒に遊ばないから、日本の教育はダメ、子どもから離れない教育が重要です。家庭でもできるだけ子どもと接するようにしましょう。

10、体感の原理

コミュニケーションの出発点はスキンシップです。子どもは愛情  を皮膚で感じ、人との関係を深めていきます。

・私はいつも「百歳前進、百歳勝利」という言葉を胸に生きています。100歳を過ぎてからもなお新しいことに挑戦し、絶えず前進することが大事だからです。

<歳を重ねても、何かすることがなければいけない>

・趣味は何かと聞かれれば、「講演が趣味です」と私は答えます。実際には趣味どころの話ではなく、私のいまの人生は「講演のためにある」と言っても過言でないほど、忙しく飛び回っています。いまでも年間80回ほどの講演を毎年行っています。

<生涯現役を楽しむ~人生に余りはない>

・「現役」には、さまざまな形があっていいと思うのです。会社の一員としてバリバリ働いているのももちろん現役。その一方で、会社の仕事は引退したけれど、毎日新しいことを学び、「何か社会の役に立とう」と必死で考え、行動することだって立派な現役のあり方です。

<毎朝5分、前向きに未来について祈る>

・私は毎朝5分、座敷の仏壇の前に座り、「南無妙法蓮華経……」と大きな声を出して題目を上げています。

・「どうやら信仰や祈りには笑いや友情と同様、薬や食事にはマネのできない健康増進効果があるらしい」

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