この「さとり」は、いわば他者モデルの究極の達人である。他者が心の中に浮かべることを、完全に自分の心の中に再現することができるのだ。(4)

<世界中のお伽噺、民間伝承に共通/地底人の邪悪さ>

・モットがヨーロッパの民間伝承から拾い出した描写は、現代の誘拐体験者や地下基地の研究者の口からそのまま出てきてもおかしくない。グレイと呼ばれる現代のUFO伝説は、シュメールやエジプトの伝説で、地下から人間を誘拐しに来るガラトゥルやウシャブティとして知られている存在と同じものであり、スコットランドの北の沖合にあるシェトランド諸島の民間伝承に現れる人間を誘拐する「小さな人間」は、「灰色の隣人」あるいはグレイと呼ばれている。アメリカにも、似たような伝説や地下の住民の物語がある。そこには人間、レプティリアンあるいはレプティリアン型ヒューマノイド、その他さまざまな「怪物」や「悪魔」が登場する。それらの描写は、世界中の他の古代文明のものと似通っている。ホピ族をはじめ多くのネイティブ・アメリカンには、地上に来て暮らす前は今までの話に出てきたような地下洞窟の「都市」で暮らしていたという特徴がある。マヤの叙事詩ポポル・ブフでは、二人の「半神」(混血種)の兄弟フンアプフーとイシュバランケが、ワニ頭の怪物と戦うためにシバルバーと呼ばれる恐ろしい地下世界へと入って行って戦いに勝利し、人間の生贄をやめさせたとある。(今日なお、生贄はレプティリアンの名刺代わりになっている)。このような地下世界は、地底に地獄の生物がいると信じられるようになった由来である。詩人のダンテはテンプル騎士団のイニシエイトだった。彼は有名な『神曲』の「地獄篇」で、地下世界巡りに出た。地獄は九つの「圏」から成り、「罪人」は捕らわれて、角が生えた悪魔やレプティリアン、ハーピーと呼ばれる巨大な鳥に罰せられていると書かれている。ダンテが描いた「地獄」の様子や環境には、地下世界や洞窟のコミュニティの特徴が見られる。「地獄篇」には、地下に収監されて審判の日を待つというアイデアさえ含まれている。

・アイルランドやマン島は、どちらもイルミナティの血流とその活動にとって重要な場所であるが、そこの文化は多くが妖精の伝説や地下に住む「小さい人びと」に基づいている。アイルランドの伝説では、古代のミレ族と、地中に逃げ込みそこに定住した「地下の神々」トゥアハ・デ・ダナーンとの性的な関係が語られている。「アイルランドから蛇を追い払った」聖パトリックは、こうした地下の住人の一人、クルアチャンの洞窟から来たという「妖精の女」に会ったと言われている。聖パトリックがその妖精についてミレ族の男に尋ねたところ、男はこう答えた。「彼女は死ぬことのないトゥアハ・デ・ダナーンで……私は不死ではなく消え去る運命にあるミレ(アイルランドの人間)の息子たちだ」。死ぬ運命にある者と永遠の命を持つ者の話はよくある。

・もしも「妖精」の人びとの伝説と今日の「宇宙人」の物語が同じ生物を表しているということにまだ疑いを持つ人がいるなら、マイケル・モットが要約した世界中の民間伝承に出てくる、地下の住人の共通の特性を挙げてみよう。

「彼らはおおかたレプティリアンか、レプティリアン型ヒューマノイドか、肌の白い『ノルディック』だ。彼らは抜群の精神力とテレパシー能力を持つ。彼らは変身し、イリュージョンを作り出せる。彼らは人間と交配したがり、人間の血、肉、生殖用個体を必要としている。彼らは進歩したテクノロジーを持つ。彼らは不死の秘密を持っている。彼らは自分自身の力、あるいはテクノロジーを使って飛ぶことができる。彼らのほとんどは、人間に対して邪悪なアジェンダを持っている。彼らは直射日光が当たるところでは長い間生きられない。彼らは地上から追放されたか、地上の人間および(あるいは)太陽から隠れている。彼らは自分たちの宝、知識、秘密の真実のアイデンティティを保持し続けようとしている。彼らは地上世界の出来事を密かに操っている。彼らは地上の人間を宗教、カルト、秘密結社を通じて働かせている。彼らは(硫黄のような)腐ったような臭いがする」

 これらの特長は数千年以上もの間、信じがたいほど一貫している。

・「そのバリエーションの一つが、おとぎ話でおなじみの『カエルの王子』のパターンだろう。カエルの王子はハンサムだが、女性をたぶらかす日本の竜のように、爬虫類あるいは両生類の姿をしている。地下世界とのリンクは完璧で、カエルはたいてい深い井戸に住み、ヒロインが彼をそこで発見するか助けるかする。スカンジナビアでは、ドワーフは太陽の光を浴びると『ヒキガエルになる』と信じられているが、花御本の恋人がやはり日に当たると人から『大蛇』の姿に変わったのは、明らかにそれと関連性がありそうだ。スロベニアには妖精や『小さい人びと』の伝説があるが、洞窟に住む半身が女性で半身が蛇の大きくて白い生き物『蛇の女王』はおとぎ話ではおなじみの存在となっている。信心深いヒンドゥー教徒や仏教徒の一部は今でも、インド、ネパール、チベットの地下には人間ではない蛇の種族のナーガが住むと信じている」

<悪魔の「宿主」、ヒトラーの「危険な魅力」>

・ドイツのナチスほど本章で述べた内容を顕著に表す例はないだろう。また、悪魔の存在に憑依されたイルミナティ血族として、アドルフ・ヒトラーほど明白な人物もいない。ヒトラーがレプティリアンの血流であることはほぼ間違いない。「人をひきつける人柄」を持つ人を磁石のようだと英語では形容するが、こういう人たちはほんとうに磁石を持っているのである。

・極悪人に「危険な魅力」を感じるのもこれと同じだ。アドルフ・ヒトラーの魅力とカリスマ性はここから来ている。ヒトラーが大衆の前に立って顔を歪めながら狂ったように演説するとき、彼は「レプティリアン」悪魔の意識の霊媒となってこの波動を大衆に伝達する。

すると、大衆の振動の状態が変わり、同じように憎しみに狂っていくのである。これが波動を使った「笛吹き男」の原理である。ヒトラーについて著述家のアラン・ブロックは次のように述べている。

「ヒトラーが聴衆を魅了する力はアフリカの祈祷師やアジアのシャーマンのオカルト的な技に例えられてきた。また、霊媒の持つ感受性や催眠術師が人を引きつける力と比較して言う人もある」

・ヒトラーの側近であったヘルマン・ラウシュニングは著書『ヒトラーは語る』で次のように書いている。

「ヒトラーが霊媒だと考えない人はいない。霊媒は普段、ふつうの取るに足らない人間だが、突然、超自然的な力が宿ってきて、ほかの人間とは隔絶した存在になる。つまり霊媒が憑依されるのだ。この重大な局面が去ると、霊媒は凡人に戻る。ヒトラーが彼自身の外側にある力に乗り移られたことは間違いない。その力とは、ヒトラーという個体を一時的な媒介物として取り憑いた悪魔のような力だ。凡庸と超自然の混在は、どちらがそのときの意識を司るかによって耐え難い二面性を生み、……それは、秘められた力の穏やかならざる痕跡があいまった、アンバランスな精神状態を映した異様な顔を見るようだった」

 ヒトラーは「超人」の恐怖にさいなまれていたようだ。ラウシュニングによると、ひどい悪夢にうなされ、当人にしか見えない存在への恐怖から叫び声を上げて目を覚ましたことが何度もあったという。ある日、ヒトラーは側近にこう話ししている。

「将来の社会秩序はどうなるか、同胞諸君に教えてやろう。まず最高君主という階級がある。その下にナチスの一般党員がピラミッド構造に並び、次に膨大な数の無名の従者と永久使用人がその下に来る。さらにその下が征服した外国人種、つまり現代の奴隷である。そしてこのすべての上に、高貴なお方が新しく登場して支配なさるのだ。このお方について私は何も言えない……が、この計画を軍部の者も何も知らない。この新しいお方は今ここに、われわれの中にいらっしゃる。そこにいる!これで十分だろう。実をいうと、私はこのお方に会っている。勇猛で無慈悲。私は怖くて仕方がないのだ」

<陰の主は「超人」/「黄金の夜明け団」「ヴリル協会」「トゥーレ協会」>

・これこそ、レプティリアンと、レプティリアンとノルディックの混血種(アーリア人)の「支配種」が計画している社会だ。奴らの新世界秩序による地球支配を許せばできあがる社会である。ヒトラーが言う「秘密の首領たち」とは邪悪なレプティリアンとその一味である。ピラミッド状の異界組織と儀式への執着は、これから解説するとおり、爬虫類脳の特長である。ヒトラーが英雄と称したヒューストン・スチュアート・チェンバレンにも悪魔が乗り移っていたようだ。チェンバレンは、ヒトラーのもう一人の英雄である作曲家のリヒャルト・ワーグナーの娘エーファと結婚したイギリス人である。チェンバレンは、自分は悪魔に乗っ取られ、反ユダヤのアーリア人(白人種)主義の書籍を著したが、そのときは「熱」にうなされ神憑り状態であったと述懐している。自著の内容のほとんどは身に覚えがないと自伝に書いている。チェンバレンはドイツ皇帝ヴィルヘルム二世(これも例の血族)の重要な相談役を務め、1914年の大戦に同国を引き込んでいる。それから20年あまり経ち、チェンバレンに取り憑いていた邪悪な力はアドルフ・ヒトラーに乗り移り、第2次世界大戦へと導いた。ヒトラーの行動は、痙攣のような奇妙な発作をはじめ、悪魔的存在が取り憑いたことをうかがわせる。ほかの側近たちも、彼が夜中に叫び声を上げて目を覚まし、体をけいれんさせていたことを証言している。ヒトラーは半ば麻痺状態で、助けを求めたという。窒息するのではないかというほどあえいだり、完全に意識があるときでも、何もないように見える場所を指さして大声で叫んだという。「そこにいる! そこだ! あの隅にいる」と。

・ドイツに移り住んだ当初、ヒトラーは主にバイエルンに居住していた。ここからバイエルン・イルミナティが結成されている。ちなみにヒトラーは第1次世界大戦後バイエルンに戻っている。これは公になっている歴史上の事実だ。バイエルンはイルミナティにとって重要な拠点である。バイエルンに戻った翌年、ヒトラーは哀れなドイツ労働者党というちっぽけな政党に出くわした。ドイツ労働者党は、極端な国家主義・反ユダヤ主義を掲げた秘教的秘密結社ゲルマン騎士団の流れをくんでいる。ゲルマン騎士団からは悪名高い「トゥーレ協会」と「ルミナスロッジ」(別名「ヴリル協会」)といった似たような秘密結社が誕生しており、ヒトラーは両方のメンバーだった。「トゥーレ」とはギリシャやローマで使われた「極北の地」という意味の言葉である。極北の地をトゥーレまたは究極のトゥーレと呼んだ。

・「ヴリル」は、イギリスの作家にしてイルミナティの高位階イニシエイトのエドワード・ブルワー=リットン男爵の造語で、人類を真の力に目覚めさせ、超人にする血の中のエネルギーを言う。血はDNAと読み換えることができる。ブルワー=リットンは英国植民地で聖職に就いていたが、中国人をアヘン中毒にする作戦に深く関与していた。また、英国のベンジャミン・ディズレーリ元首相(ロスチャイルド家と親密な間柄)や作家のチャールズ・ディケンズとも親しかった。さらに、イルミナティの工作員であるフランシス・ベーコンや宮廷占星術師ジョン・ディーが初期メンバーであった英国薔薇十字協会のグランドパトロン(名誉職)でもあった。さらに、フリーメイソンのスコティッシュ・ライトのグランドマスターであり、英国諜報部の長官でもあった。手下にはヘレナ・ブラヴァツキーがいると私はその筋から聞いている。ブルワー=リットンはオカルティスト、ブラヴァツキー夫人の著作『イシス開帳』にしばしば登場しているという。ブルワー=リットンは『ポンペイ最後の日』で有名だが最も情熱を傾けていたのは秘教的魔術の世界だった。ところでブルワー=リットンが書いた血の中のヴリルの力とは何だろうか?それはヒンドゥー人には「蛇の力」として知られていた体内の遺伝子構成のことで、変身や意識の次元間移動を可能にするものだ。ヴリルの力は、これもまた爬虫類人の血流に関係する。

・ブルワー=リットンの小説『来るべき民族』も、ヒトラーに大きな影響を与えた。現代よりはるかに進んだ地球内部の巨大な文明を描いたものだが、この地下の超人世界はある日地上に現れて世界を支配するという。多くのナチス党員がこの話を信じていた。地下にすむ超人や「陰の主」は多くの秘密結社思想の根底にあるもので、今まで見てきたとおり世界中の伝説にも登場する。フリーメイソンのウィン・ウェスコット博士とS・L・マサースが結成した「黄金の夜明け団」がこの典型である。黄金の夜明け団の主(マスター)は「秘密の首領」と呼ばれ、この主にコンタクトできるよう儀式が考案された。

・1933年、ドイツを逃れたロケット科学者ウィリー・レイは、ヴリス協会の存在を暴露し、秘教的な教えと精神拡張によって地球の深奥にいる超人と同じ存在になるというナチス党の信条を暴いた。連中はこう信じることで血の中に眠っているヴリルの力を目覚めさせることができると信じていたのだ。ヴリル協会のイニシエイトには、その後ナチス党で有名になるハインリッヒ・ヒムラーとヘルマン・ゲーリングがいた。ヴリル協会のメンバーはチベットの神秘的な密儀ロッジと繋がりがあると信じており、いわゆる未知の超人「恐怖の王」との繋がりを確信していた。ナチスの副総統ルドルフ・ヘスは、1941年に不運なイギリス単独飛行を実行してロンドン塔に拘留されるまで熱心なオカルト信者で、ゲーリングとともに「エーデルワイス結社」のメンバーになっていた。エーデルワイス結社はノルディックの支配種(ノルディックとレプティリアンの混血種、つまり私がアーリア人「白人種」と呼ぶ人種)の存在を信じていた。ヘスはヒトラーを「救世主」と崇めていた。もっともヒトラー総統は金髪碧眼とはほど遠いため理由は不明だ。ナチスは邪悪なマスターに操られて金髪碧眼のノルディックの血族間で交配を行うプログラムを扇動したのである。

 

・トゥーレ協会の創始者は占星術師のルドルフ・グラウアーだが、フォン・ゼボッテンドルフ男爵という華やかな名前に改名している。グラウアーがユダヤ人とマルクス主義者に反抗する革命を標榜したため、トゥーレ協会は反ユダヤ主義、反マルクス主義、ドイツ人支配種主義へと急進していった。こうした潮流の中からドイツ労働者党が結成され、後にナチス党となったのである。フォン・ゼボッテンドルフ男爵の友人に、ほかにもオカルトに傾倒していた重要人物がいる。ドイツ独裁への道を切り開くためにこの世に生を受けたと信じていた著述家ディートリヒ・エッカート(大酒飲みでドラッグもやっていた)である。エッカートは1919年にヒトラーに出会い、彼こそ自分が探し求めていた救世主だと確信した。ヒトラーに高度な秘教的知識を授け、彼が悪魔的レプティリアンとあれほど完璧に接続することになった黒魔術の儀式に誘い込んだのはエッカートである。そこからヒトラーの人びとを引きつける力は急激に拡大していった。エッカート1923年、友人に宛てて次のように書いている。

「ヒトラーに従え! ヒトラーは踊り出す。だが、調べを奏でるのはこの私だ。われわれはヒトラーに彼らとコミュニケーションする術を与えておいた。私のことでは嘆かないでくれ。私はドイツ人の誰より歴史に影響を及ぼすのだ」

<悪魔の意識の霊媒アドルフ・ヒトラーは、レプティリアンの憑依‼ >

・悪魔の存在に憑依されたイルミナティ血族として、アドルフ・ヒトラーほど明白な人物もいない。彼がその伝説となっている演説で、大衆に送り込んだ波動は、まさにレプティリアンのものだった。悪夢にうなされ、自分の中に住む高貴なご主人について「怖くて仕方がない」と彼自身が述べていたことからもそれは明らかだ。アドルフの父アロイス・ヒトラーは、マリア・アンナ・シックルグルーバーの私生児だったという調査がある。このヒトラーの祖母はウィーンの豪邸でたった一人で暮らしていたサロモン・マイヤー・ロスチャイルドのもとで働き、妊娠させられていた。ヒトラーは、クリントンなどと同じく正統なレプティリアン血流の何万にものぼる私生児の一人だった可能性が大きい。

<ナチスは死なず! 秘教的集団催眠は地球規模に>

・ナチスの思想を集大成するにあたって影響を与えた思想家や団体には、ほかにもドイツの秘教的魔術師のグイド・フォン・リストとランツ・フォン・リーベンフェルズがいる。

・ヒトラーがフリーメイソンなどの秘密結社を破壊し、ドイツでの秘教的活動を禁止したこととこれとは矛盾するように思えるかもしれないが、実はそうではない。ヒトラーはこの知識を持った人間が入手できる権力について誰よりも知り尽くしていて、それを独り占めしたかったのである。実際、ナチスは地下の秘密結社、つまり究極的には悪魔のレプティリアンによって結党され支配されていた。

<ナチスの秘密結社ごとレプティリアン組織をアメリカに移植した男>

・CIA設立時の長官アレン・ダレスは、ヒトラーのSS隊長ラインハルト・ゲーレンを雇用し、CIAネットワークをヨーロッパ中に張り巡らせた。ヨーゼフ・メンゲレなどのナチス党員を保護してアメリカに送りこんだ。メンゲレはMKウルトラというCIAのマインドコントロール計画を指揮した人物。MKウルトラの「ウルトラ」とは宇宙人との相互関係を扱う高度機密と、同じ問題に対処する国家安全保障局の秘密軍に与えられた名前。アレン・ダレスはケネディ大統領に更迭されたが、その直後に大統領は銃殺された。

<ナチスは1945年に消滅したのではなく、地下に潜伏したか名前を変えただけである!>

・アメリカの国務長官だったジョン・フォレスター・ダレスは、アレン・ダレスの実兄であり、兄弟でナチス(レプティリアン組織)のアメリカ移植を推進した。ダレス家はロックフェラー家の縁者にあたる。つまりレプティリアンの血流であり、ヒトラーの支持者だったクーン・ローブ商会でロスチャイルドに雇われていた。MKウルトラは、ニューメキシコ州ロスアアラモス近郊のダルシー地下基地にある宇宙人と「人間」との合同ネットワークの運営体であると同時に、第2次大戦中、南極大陸にあると噂されたドイツの地下基地の警備にあたる秘密のナチ部隊の名前であった。

<アイルランドの二つの顔/「両極」セクトのトップは同一イルミナティ>

・私がヒトラーやナチスに関してここで説明したような方法は、世界中の主な政治家、財界人、軍人、マスメディア人が選ばれて権力を持つ際の基本となっている。北アイルランドをめぐる何十年にわたる暴力的な内戦状態は一般に解釈されているようなものではない。ジム・ケアンズという情報提供者は、北アイルランドとアイルランド共和国で悪魔主義や子どもの虐待がどれほど行われているか何年もかけて暴こうとしている。だが、ケアンズはこれだけではなく、カトリック系のアイルランド共和国軍(IRA)とプロテスタント系親英連合派のアルスター義勇軍(UVF)という二つの「対立する」武装組織のリーダーが同じ悪魔主義集団に属していることに気がついたのである。これは私が世界中で発掘している証拠と一致する。反発し合う「両極」だと思っていたセクトが、トップまで上りつめてみると、ここでもまた同じ一つのもの――つまり、イルミナティであったということだ。

<解説>

<下層労働者階級出身の真実告発者>

・幕末、開国と同時に、日本はイルミナティサタニズムの総本山としての大英帝国に、事実上、占領された。

 したがってその時から、日本に、英国サタニズムの文献が急増し、英国のあらゆる種類の著作文献とその日本訳本が溢れることになる。

 しかし、デーヴィッド・アイクはこれまで日本人に紹介された英語の著者著作の類いとは、完全に異質である。 

大英帝国が人類史上、異様なまでに完成されたカースト制、つまり何百年にもわたって強固に確立された身分制階級国家であることについて、日本人に何一つ、まともな知識情報が提供されたことはない。

 大ざっぱに言えば、英国には三つの身分制階級が存在する。すなわち、

第一、 上流特権階級。または支配階級。統治階級。

第二、 中流階級。支配者に奉仕する知識人専門家の階級。

第三、 下層労働者農民階級。

 いわゆる文化は、上流、中流階級が担う。

・したがって、典型的な労働者階級出身で、大学高等教育には無縁、少年時代からサッカー選手、のちにテレビの人気キャスター、という経歴のアイクが、英国緑の党全国スポークスマンとなり、さらにそのあと、霊感を得て著述を始めた1990年初頭、英国のエスタブリッシュメントと知識人、マスコミは、アイクに対する罵倒悪口雑言誹謗中傷嘲笑の大キャンペーンを浴びせかけた。

<『シオン長老の議定書』で狂奔するアイク潰し、そして、渡米>

・アイクは、太古から現在まで、一貫して地球を支配し続けるイルミナティ=ルシファー的勢力の歴史を跡付け、そして『シオン長老の議定書』を紛れもないこのイルミナティ陣営の重要文書と定義した。

 そのときから、英国の全体制はもとより、英国緑の党、ニューエイジ運動に至るまで、一気にアイクたたき、アイク潰しに狂奔するようになるのである。

英国国内で、完全に封じ込められたアイクは、1996年以降、米国に活動の場を求めなければならなかった。米国で、彼は新しい支持者、理解者、友人を得た。

<奴隷制度と秘密結社/東洋と西洋は違う>

・西洋の歴史には太古以来、二つの根本特長がある。すなわち、

第一、 奴隷制度がどこまでも深く貫徹していること。

第二、 そしてそのことと密接に関連する、秘密結社の存在。

 である。

 この二つの特質が結び付くと人善的に社会組織は、ピラミッド構造となる。このピラミッド構造をアイクは、『ロボットの反乱』以来、倦まずたゆまず批判している。

『ハイジャックされた地球を99%の人が知らない  (上)』

デーヴィッド・アイク   ヒカルランド  2014/8/12

<世界最高水準の濃厚なる最深鋭地球陰謀情報大公開!!!>

✵爬虫類人(レプティリアン)が支配する月は「巨大な宇宙船」であり、その背後に「黒い太陽」土星。銀河中心から発信される太陽経由の《真実の波動》情報は歪曲され地球へ。意図的に用意された無知と抑圧の時代が、今。

✵地球上でのレプティリアンのエージェントが、地球人と爬虫類人とのハイブリット。各国王室・大富豪・大政治家・秘密結社イルミナティなどの最高位メンバーなど。その生存エネルギー源が、恐怖・憎悪の波動さらには人肉・人血・幼児姦。

✵私たちの本来は<意識>。レプティリアンの精神が植え付けられた人類は低波動のエネルギーを供給する家畜。

✵宇宙はインターネット。この世界はホログラムに過ぎない。私たちは宇宙インターネットとの交信を意図的に切断/制限されている。

✵残忍な爬虫類の気質を色濃く受け継いでいるイルミナティ血族こそが、各地に古代文明を築き、その支配を世界に広げる。キリスト教・イスラム教など世界宗教、自由の女神、民主的な政党政治のからくり、世界金融センターのザ・シティも……すべては古代シュメールを起源とする土星崇拝が形を変えたもの。

・日々経験している「五感の世界」の本質は、「固体」でも「物理的な」ものでもなく、振動、電気、デジタル・ホログラフィーによる情報場=「宇宙インターネット」に過ぎない。

<上巻への案内――訳者まえがきに代えて>

・本章の序論ともいうべき第1章では、誰もがどこかで口にするフレーズを手がかりに、軽妙なタッチで自身の生涯をふり返りつつ、その世界観の概要を述べている。

・私たちは何者なのか、私たちはどこから来たのか――この根源的な問いかけから第2章は始まる。アイクは、さまざまな宗教や近代「科学」といった既存の枠組みのウソを暴いたうえで、宇宙をインターネットになぞらえ、私たちが本来は<意識>であること、この世界がホログラムに過ぎないこと、私たちが宇宙インターネットとの交信を意図的に切断/制限されていることを明らかにしていく。

・第3章も、ヴァーチャルリアリティーというきわめて現代的な話から始まる。<コントロールシステム>によるプログラミング、メディアを使った大規模なマインドコントロール、肉体というコンピュータの誤作動など、世紀に生きる私たちが実感を持って読んでいける切り口だ。人間のDNAはそもそも超伝導体で、宇宙インターネットと交信できる送受信機なのに、それが故意に操作されて、いわゆる「タイムループ」という幻覚も含めた「時間」の概念に閉じこめられてしまっている。私たちは左脳の支配に縛られて真実が見えなくなっているが、多くの臨死体験者の話から、人間の本当の姿が垣間見える。人は、左脳の司る精神に縛られているが、本当に大切なのは心臓だ。心臓こそは、まさに心の臓器なのだ。

・ではなぜ、どのようにして、私たちの心と精神は分かれてしまったのだろう。この疑問に答えてくれる第4章は、宇宙が電気でできているという話から始まる。人間に観察できる宇宙はほぼすべてプラズマでできていて、まさに生命体そのものだ。大宇宙で観測される「プラズマのピンチ効果」はヒトのDNAとそっくりだし、地球にも人体のような「気」の通り道がある。太陽もプラズマで、ブラックホールは別の次元への入り口になっている。

・続く第5章ではアイクの世界が本格的に展開される。この「真に開かれた精神だけが入れる領域」で、読者はついに爬虫類人と遭遇する。大洪水後の地球を支配したレプティリアンのことは、アフリカ・ズールー族のクレド・ムトウが語る古代の伝承をはじめ、大蛇崇拝や、大蛇神の末裔としての王族というかたちで(日本を含めた)世界各地にその姿をとどめている。この大洪水後の時期にはレプティリアンによる遺伝子操作が行われた。

・こうした歴史を踏まえたうえで、上巻の白眉とも言える第6章では、月と土星の真の姿が明らかにされる。月は地球の衛星ということになっているが、それを信じるにはあまりに疑問が多すぎる。

・月は巨大な宇宙船だとしか考えられない。しかも、太陽系のほかの惑星にも同様の「衛星」がある。こうして、レプティリアン同盟による地球のハイジャックが明らかとなる。そのうえでアイクは、私たちに新しい情報をもたらしてくれる。すなわち土星の真の役割である。土星は単なる太陽系の一惑星ではなく、レプティリアンが支配する「黒い太陽」だ。銀河の中心から太陽を経由して送られてくる波形情報は土星による不正侵入によって歪められ、それが月によって増幅されて地球にやって来ている。

・第7章では、いわゆる陰謀論で語られる世界支配の構造が、現実に起こっているさまざまな事件の真相とともに、目まぐるしいほどの速さと驚くべき深さで語られていく。グローバリゼーションの進行も、リビア内戦への介入に代表される「国際社会」の行動も、すべてはレプティリアン交配種のアジェンダの一部だ。彼らの支配は円卓会議を中心とするネットワークが担っている。

・上巻の締めくくりとなる第8章では、前章で取り上げた巨大ネットワークをつなぐ「セメント役」の要素が分析される。フリーメイソンリーは世界で最も有名な秘密結社だが、会員の大部分は自分の所属している組織の実態を知らない。しかしイタリアのP2ロッジの事件やローマ教皇ヨハネ・パウロ1世暗殺事件に如実に表れているように、この組織はまさに世界を陰から動かしていく。

<クンダリニー体験>

・ストーンサークルの中でなにが起きたのか、当時の私には見当もつかなかったが、今ならわかる。実際には多くのことが起きていた。まず、エネルギーがエネルギー/意識の泡を吐き出した(大半の人はこの泡の中に住んでいる)。さらに、私と「彼ら」とのあいだに、電磁力による意思疎通のチャネルが開通し、それを通って、現実世界とは違うレベルからの情報・概念・洞察が私の「人間の」精神に流れ込んできた。

<宇宙インターネット>

・ほとんどの人は自分が「物理的な」世界に住んでいると思っている。実際にそう見えるのだから仕方がないが、本当は違う。「物理的な」存在などない。すべては幻覚だ。私たちは無限で永遠の<意識>なのであって、ごく狭い周波数帯の中で「物理的世界」なるものを経験しているに過ぎない。

<「見ている」とはどういうことか>

・この視点から、個人や集団に対するプログラミングがどれほど大きな影響力を持つか、考えてみてほしい。ほんの一握りの近親相姦ファミリーが、人びとが一生の間に見たり聞いたりする主要な情報ソースをすべてコントロールしているのだ。人類の全体が、現実を(コントロールする側にとって)望ましい方向に解読するようなプログラムをされている。そのために教育、メディア、宗教、医者、科学者、政治家などを通じて「望ましい」思い込みや知覚が植え付けられている。

<精神と意識が切れている!>

・少数者が<コントロールシステム>を握って大勢を奴隷にしておくには、人びとがマインドーボディのレンズだけを通して現実を認知・解読し、本当の自己の影響から切り離されたまま一生を終えるようにすることだ。

<衝突する世界>

・惑星が軌道を外れないのは電気力と電磁力のためで、いわゆる「重力」のせいではない。

・少なくとも白色人種(コーカソイド)の多くが歴史的に火星とつながりがあることを示してきた。多くの秘密科学プログラムに携わってきた「インサイダー」のひとりは、火星の地下基地に連れて行かれたが、そこで会った生物は人間にそっくりで、よほどよく見ないと区別がつかなかったと語っている。

<「沈んだ」大地>

・地球は荒廃した。その一部始終は世界中の古代神話や伝説のなかに書き記されている。それまでの調和の取れた「黄金の時代」は消え去り、大西洋、太平洋にあったアトランティス、ムー、レムリアといった巨大大陸は大規模な地殻隆起によって海中に沈んだ。

<ハイジャックされた地球>

・アメリカの作家で研究家のマイケル・クリーモは、公式に始まったとされる以前に人間が存在したことを示す痕跡を長年にわたって追っている。クリーモがこの研究に手を染めたのは、教科書にはけっして載らない、何百万年も前の人骨や人工物のことを述べたオリジナルの科学報告書を何十編も読んだことがきっかけだった。

・さて、初めて私の著書を読む人は、ここで深呼吸してほしい。人類は、大変動以前の非常に長い期間、人間でない種族と交流してきた。慈悲の心に富んだ種族もあれば、そうでない種族もあり、結局は後者が世界を手に入れた。この「神々」がなんらかの方法で地殻の大変動を引き起こしたという伝説が残り、それが<大洪水>の物語というテーマになった。神々(一神教では単数の「神」)が、人類を一掃してやり直そうと決めたのだ。前の章で紹介したように、同じ話はシュメールの神話にもあるし、旧約聖書の「創世記」にもある。シュメールのアヌンナキの物語では、人類が標的にされたのは、人類を支配し奴隷化しようとする「神々」の野望に反乱を起こしたからだということが示唆されている。私は、この「神々」は人間外種族が同盟したもので、それを牛耳っていたのは爬虫類の姿をした集団だったと考えている。ほかにもアリのような姿をした「グレイ」と呼ばれる連中や、ほとんど人間と変わらない見かけの者もいただろうが、この「レプティリアン同盟」の最前線には鱗に覆われた連中がひしめいていたはずだ。

・古代メソポタミアの粘土板には、アヌンナキは何十万年も前に来たと書かれている。彼らは(本当の黄金時代)を終わらせ、地球の人々を奴隷種族にした。以来、アヌンナキ(=レプティリアン同盟)は、人々がおとなしく従わなくなってくると、定期的に地球規模の大災害を引き起こし、人類の遺伝子プログラムを抹消するようになった。そのたびに「アップグレード」した人間のボディ・コンピュータで再び同じことを始めたのだ。

・レプティリアンが地球に来てまだ2000~3000年だと言う人もいるが、私はもっと以前だと思う。レプティリアンはオリオン座とりゅう座につながりがあるように見えるが、私たちに知覚できるとは限らないし、必ずしも可視光線の周波数帯域内にはいない。惑星や恒星も、ほかのすべてのものと同じく多次元で、私たちが「見る」のとは違う周波数の、さまざまな規模の天体や星座や星雲が存在する。

・レプティリアンによる乗っ取りの情報が私の人生に入ってきたのは1990年代の半ばを過ぎた頃のことで、その頃から、世界中でレプティリアンと遭遇したという人たちと出会うようになった。

<古代の証拠、現代の証拠>

・南アフリカ・ズールー族の「サヌーシー」(高位シャーマン)クレド・ムトウから連絡を受けたのは、1998年の『大いなる秘密』でレプティリアンの話を初めて公表したのがきっかけだった。彼はズールー族の伝説に出てくる「チタウリ」について詳しく教えてくれた。これは「邪悪なヘビの子どもたち」ないし「ニシキヘビの子どもたち」という意味で、私の「レプティリアン」に当たる。クレドは以来、大切な友人になった。

・クレドが若い頃、アフリカは、セシル・ローズをはじめとするヨーロッパ人によって侵略された。彼らヨーロッパの植民地主義者は、古代アフリカの知識を消し去り、連綿として受け継がれてきた人間の歴史記録を破壊して、代わりにキリスト教の教義を押し付け、アフリカの信仰と歴史を悪魔化していった。そうすることで、古代の歴史や伝説や神話を抹消し、本当に起きたこと(つまりは今起こっていること)をもみ消そうとしたのだ。そうした知識を守るため、アフリカ各地でさまざまな秘密結社が設立された。クレドがそうした秘密結社に加入したのは60年以上も前のことで、そこで初めて「チタウリ」について聞くことになったのだそうだ。

 チタウリ――地域によって呼び名は違う――が地球をハイジャックしたというクレドの話は、私がそれまで収集してきた情報を追認し、裏付けるものだった(レプティリアン種族に関する情報は世界中からいくらでも集まってくる。そのなかには古代のものもあれば現代のものもあるし、イルミナティの内部者によるものもある。また自らの意思に反して「内部」で働いている者も数多くいる)。

・首飾りには空飛ぶ円盤状のシンボルもついていて、これはチタウリが「母船」から地球に来るのに使った宇宙船だと言われているが、知れば知ほど、本当は土星を象徴しているという気がしてくる。

・クレドによれば、チタウリの男性は爬虫類には見えない。これは、彼らを実際に見えるように描いてはいけないとされてきたためだ。彼らは明らかに人間とは違うように描かれているが、実際の姿のようにも描かれていない。それでも、なかにはそのままの姿、あるいは少なくとも爬虫類に見える姿で表現されているものもあって、今もあちこちの文化に見ることができる。

<大蛇崇拝>

・わかっている範囲で最も古い宗教形態は大蛇崇拝だ。ノルウェー・オスロ大学の考古学者シーラ・コールソンは、南アフリカ・カラハリ砂漠のツォディロ丘陵で7万年前の大蛇崇拝の証拠を発見している。

・ほかにも、ジョン・バサースト・ディーン師と人物が1830年代に、世界中の大蛇崇拝の歴史に関する研究を発表している。ディーンは、大蛇崇拝の起源はシュメールとバビロニア(現在のイラク)にあるとして、その後の伝播の跡をたどり、まさに世界中を調査して歩いている。それによると、現在のメキシコに住むマヤ族は、自分たちを「大蛇の人々」の子孫だと考えている。このレプティリアン種族は、空からやって来てマヤの文明を乗っ取り、人間の生贄を要求したという。レプティリアン種族とその仲間連中は、その技術的能力の高さゆえに「神」と考えられた。同様に、北アメリカのホピ族にも、自分たちの女性と交わった「ヘビの兄弟」「空の神」の話が伝わっている。またインドには「シャルパ」と呼ばれるレプティリアン種族の言い伝えがあって、彼らが文明を興し、ヒンドゥー教のカースト制を創始したのだとされている。カースト制度の本質は、人種を基準とする厳密なレプティリアンの遺伝的ヒエラルキーなのだ。そしてここでも、彼らが人間の生贄を要求したと伝えられている。中国の神話でも、やはり「大蛇の女王」が男たちと交わったとされる。

このように、レプティリアン種族の存在と人間の生贄の要求、そして人間との交配は普遍的なテーマだ。

・このうちのいくつかは、空に放出される大蛇のようなプラズマが起源となっているのだろう。そうしたプラズマ放射は、宇宙で大異変があるときに生まれてくる。特に「火を吐くドラゴン」の神話はきっとこれが起源と思う。しかし、世界的な大蛇崇拝と爬虫類の姿をした「神々」との関連は、古代の伝承や現代の証言から見て否定できないほど明確で、古代のプラズマ放出だけではとても説明がつかない。問題は、どれが「大蛇プラズマ」の記憶で、どれがレプティリアンの「神々」を象徴しているのかを確認することだ。

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