それから数年後、王仁三郎はこの神を審神者し、この神こそ国祖「国常立尊(くにのとこたちのみこと)」であると喝破した。(2)

『新たなるフォトン・ベルトか』

{NASA新発見}光の超巨大構造フェルミバブルの真実

J.C.ガブリエル(エハン・デラヴィ)

  ヒカルランド   2011/7/2

<向こう側の別世界に私たちの未来形「天使」がすでに集まっている!?>

・最先端のコスモロジーには、それぞれの宇宙(このほかにも宇宙は存在する)は、知的生命体による創造であり、知性の高い意識によって創造された、という考え方が傾向としてあります。さらにいうと、クリエイターは生命を増やすという目的を持っています。

・ブラックホールの向こう側は別の世界であり、別の次元ということになりますが、そこは、きっと生きている光によって直接パワーが供給されるのかもしれません。きっと電気による影など関係ない世界でしょう。私からするとそれが「天国」です。「天国というのは、天使が使う『新しい地球』のコード名かもしれないのです。

<誰もが名前のある天使とつながっている>

・天使について長い間書き続けてきたスウェデンボルグは、「誰もが名前のある天使とつながっている」と述べています。天使の名前を私たちの誰もが口にするようになるのでしょうか?

<別世界は、銀河中心のブラックホールの向こう側に実在している!>

・さて、天使を理解するにはまず、はじめにはっきりとさせておくことがあります。「天使はまちがいなく実際に存在する」ということを、まず知っておかなければなりません。

・スウェデンボルグは死ぬまでの最後の27年間を毎日のように霊界を訪ねて過ごしました。彼は天使のことをこう言っています。

「以前に肉体次元を経験したことのある、シンプルでいい奴らだ。天使はまた、私たちから切り離された存在でもなく、人間よりも優れているものでもない」

<人間を作ったエロヒム>

・しかしながら、旧約聖書の創世記を読むのにコードなんて要りません。聖書にははっきりとこう書かれています。「人間は、エロヒムによって創造された」と。

エロヒムとは、後にヘブライ語となった神を示す言葉だが、これはシュメール語の「アヌンナキ」に由来します。

 旧約聖書の中で語られている神は、どちらかというと、地球外生命体っぽいということに、誰もあまり気づいていないようです。

『アンデスに封印されたムー・レムリアの超秘密』

ジョージ・ハント・ウィリアムソン    徳間書店   2010/12

<白色同胞団が古代の叡智や隠された真実を発信する時が来た>

・宇宙からの訪問者たちは、カタストロフィー後の地球人類を積極的に援助しようとするだろう。しかし、彼らは、カタストロフィーそのものを防ごうとはすることがない。彼らは、カタストロフィー直後に大挙して地球を訪れ、まず最初に“残存者”たちが集結している各地の“白色同胞団”のリトリートへと向かうだろう。

・“七つの光の愛”は、現在、カリフォルニアの“シャスタ山の愛”、米国西部の“ロイヤル・テトンの愛”、インドの“黄金の衣の愛”およびその他、“白色同胞団”を構成する多くの友愛組織と、密接な連携を計りつつ活動を続けている。言うまでもなく、“白色同胞団”内の組織同士は完璧な協調関係を築き上げている。

・世界中にある“白色同胞団”のすべてのリトリートが、古来のなにがしかのオーダーと密接に結びついている。この地球で特に古くからあるオーダーとしては、メルキゼデク・オーダー、エッセネ・オーダー、エメラルド・オーダー、アメシスティン・オーダー、ローズィ・クロス(薔薇十字)・オーダー、レッドハンド・オーダーといったものがある。さらに、やや新しいものとしては、マウントカーメル(カーメル山)・オーダー、ホーリーグレイル(聖杯)・オーダーなどがある。

<友愛同盟VS暗黒勢力の闘いが“ヨハネの黙示録”にある!>

・宇宙には“黒”と“白”そして“黄金”の軍勢が存在する。つまり彼は、そのうちの“黒い軍勢”に支援されているのではないだろうか?これが、天の星の3分の1の意味である。

・太陽には居住者たちがいる。太陽の内側には12の世界があり、燃えさかる気体の中ではいかなる生命も存在しえない、ということだけは明確に述べておく。彼らは、いわゆる天使たちであり、ミカエルと彼の軍勢―大天使たちーのすべてが、太陽を居住地としている。

・“年老いた蛇”は、蛇人の種族―アトランたちーかって地球を去るときに、地球を支配しに戻って来ると誓った狡猾な種族―を意味している。

<黙示録12・9>

・ ・・・彼は地に投げ落とされ、彼の天使たちも彼と共に地に投げられた。

・彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスとレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった。

・天からの“大きな声”は白い勢力の後ろ盾を得た“宇宙連合”による宣言である。

・我々は今、宇宙戦争を始めようとしている。その戦いは3年半にわたって続くだろう。

・つまり我々は今、ある種の宇宙戦争を始めようとしているのである。この太陽系に住む我々は、オリオンに住む者たちによる侵略を受け続けてきた。そして、今や、それぞれが12の惑星を持つ別の世界群の居住者たち同様、その侵略者たちとの天における戦いの準備を進めている。その戦いは間もなく始まり、3年半にわたって続くことになるだろう。

<―カタストロフィーの後の70年―地球が完全に浄化されたあと、クリスタル・シティが立ち並ぶ>

・カタストロフィー以後の70年は、およそ次のようなものとなるだろう。理想的な都市が地球上に立ち並ぶであろう新時代は、瞬間的には訪れない。キリスト再臨以後の地球、つまり激しく破壊された地球を新時代の輝かしいものに変えるためには、およそ70年に渡る努力の積み重ねが必要となる。“彼”は導いてくれるが、魔法の杖を振ったりはしてくれない。

・70年という期間は決して長いものではない。その期間が過ぎた時、地球は完全に浄化され、そこにはクリスタル・シティ、すなわち理想的な都市が立ち並ぶことになる。そして、その頃には宇宙旅行も頻繁に行われるようになるだろう。

 その時、地球は惑星間友愛同盟への加盟を果たし、宇宙連合議会の一員としての地位も手にすることになる。そうなれば近年増え続けている宇宙人来訪の理由を、より正しく理解できるようにもなるだろう。

『終りなき愛』

イエスが語った奇跡の真実

グレンダ・グリーン   太陽出版   2010年5月10日

<不可思議な宇宙>

・すべてのエネルギーの質糧に先行する潜在的可能性のマトリックスが存在します。その粒子のユニットは完全に属と同質の性質をもち、物質存在の縮小不可能な要素です。彼はこれを「アダマンタイン粒子」と呼んでいました。

・アダマンタイン粒子は文字通り神の体です。なぜなら、アダマンタイン粒子は神聖な意志を顕現して形にするのですから。

・それからイエスは、現代科学は今まさに次の偉大な飛躍を成し遂げようとしているところだと説明しました。その飛躍によってアダマンタイン粒子を発見するための基礎が提供されるだろうとイエスは説明しました。

・「アダマンタイン」の語源は「アダマント」でアダマントは「屈従しない。貫通できない。護らない」を意味します。この粒子は非常に微小であるため、縮小不可能、基本的で根元的なものです。質料を創造する粒子であり、したがって、この粒子のすべての派生的な組み合わせを命令し、供給します。これがアダマンタイン粒子の特徴で、「無限の粒子」という用語はその機能に言及しています。なぜなら、次元の制約とは関係なく、すべての物質的な存在の基本だからです。古代のギリシャの哲学者たちが初めて原子という名前をつけたとき、彼らが仮定していたのはこの粒子でした。

・そして、愛はアダマンタイン粒子に命令を下します。あなたの独自性を意義づけるのは愛であって、スピリットではありません。スピリットは分割不可能な要素であり、アダマンタイン粒子は複雑な存在の建築用ブロックです。アダマンタイン粒子は性質において完全に一般的なのです。愛だけが単一性と独自性の能力をもっています。愛がなければ、あなたは海浜の一粒の砂と同じように識別不可能でしょう。

<アダマンタイン粒子は愛によって命令されているのですから、愛がすべての根元です>

・愛を活用してアダマンタイン粒子に命令させることによって、あなたの日常生活を限りなく改善することができます。

・愛はスピリットを活性化してアダマンタイン粒子に指令を送ります。それから、愛は目的によって人生に方向性を与え、目的意識をもって人生を生きることを通じて存在は実現されます。

・イエスは、愛とスピリットとアダマンタイン粒子の偉大な三角形の理解のために、さらなる次元を提供してくれたのでした。

<アダマンタイン粒子は天国と地上をつなぐ生命の川>

<天使はアダマンタイン粒子に直接的な影響力をもっています>

・しかしながら光を発するという現実の次元があり、これを神秘的と見なすことができるかもしれません。これはすべてその人の現実がどれだけ広大なものであるかにかかっています。この次元においては、これまでのすべての生命形態はアダマンタイン粒子の記憶として、あるいはアダマンタイン粒子の潜在的可能性として幸せにその存在をまっとうして生きています。

「それは天国ですか?」

 非常にリアルな意味において、不滅性のいかなる体験も天国の一部で多くの人々が彼らの視覚体験で発見したことです。しかしながら永遠の歓喜をもたらす天国、そして、私の教えの焦点は聖心を通して発見されるものです。というのは、聖心は神と再びつないでくれるからです。

(2020/12/8)

『「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み』

木内鶴彦 普遊舎 2014/5/26

<彗星捜索家(コメット・ハンター)>

・私はアマチュアの彗星捜索家です。宇宙を観察して新しい彗星を発見し、世界に発表しています。

 新しい星には見つけた人の名前がつけられます。私は二度も新しい彗星を見つけ、自分の名前をつけることができました。また長年行方不明になっていた有名な彗星を再発見し、その功績を認められて、小惑星に「KIUCHI」の名前がつけられました。私の彗星捜索家人生はたいへん幸運だったと思います。

 その一方で、私の体は20代のとき、死亡するという特異な状態に置かれたことがあります。心肺停止、脳波もなくなり、医学的には死亡した状態で、私は驚くべき臨死体験を経験しました。そのとき見たもの、感じたことのすべてを、私は数十年たったいまでも鮮明に記憶しています。

<トンネル、花畑、亡くなった人たち………>

・ちょうどシャッターが閉まるように、パタンと意識がなくなりました。そして気がつくと真っ暗闇の中にいました。私は自分がどこにいるのかわからず、周囲を見渡しました。

 すると、そのとき、遠くに光が見えてきました。私は光源を目指して這いずるように動き出しました。不思議なことに、自分が這い回る感覚がはっきりと感じられます。

・しばらく行くと、ひじょうに大きな川に突き当たりました。私は「これが昔からよくいわれている三途の川かな」と思いました。光源は川の対岸にあって、ぼうっと全体を照らしているように光っていました。とにかくあそこまで行ってみよう。私はそう思って、船渡を探しました。

・どれくらい時間が過ぎたでしょうか。ふと頭をもたげると、15メートルから20メートルくらい離れたところに焚き火のような明かりが見えました。しかもそのあたりに、まるでかげろうのように人のシルエットが揺らいでいるのです。ゆらゆらとしたシルエットは4、5人見えます。

 すると、そのうち一人が私に近づいてきました。喪服を着た中年の女性でした。そのとき私は女性が誰だかよくわからなかったのですが、あとになって、私が生まれて間もなく、若くして亡くなった私の叔母に瓜二つだということがわかりました。

 それはともかく、喪服の女性は私に向かって、「鶴彦、おまえ、何しに来た?」というのです。でも私に答えられるはずがありません。私だって自分の状況がわからないのですから。

 まごまごしていると女性は私を焚き火のほうに連れていきました。そこにはおばあさんが二人、おじいさんが一人、青年が一人いました。

 お年寄りたちが誰だかわかりませんでしたが、青年の顔を見て、私はびっくりしました。何年か前にブルドーザーにはさまれて、20代の若さで亡くなった私の従兄弟だったからです。私たちは再会を喜び合いました。

 ごく自然に、私たちは親戚や叔父の話題に花を咲かせていました。すると喪服の女性が私に近づいて来て、「ついておいで」というのです。

 私は従兄弟たちに別れを告げ、女性のあとに従いました。しばらく行くと、前方になだらかな丘が見えてきました。木はまったく生えていない、草原のような丘です。

 女性はその斜面をどんどん登っていきます。丘の頂上の稜線の向こう側には、金色に輝いている空がふわっと見えています。丘の反対側はこちらよりはるかに明るいようです。

 ついに頂上まで到達すると、向こう側はあたり一面の花畑でした。なだらかなスロープが続き、そこかしこに花が咲き乱れているのです。何の花かわかりませんが、とてもいい香りがします。

 空を見上げると、天には金色の大きな光がありました。その明かりのせいで、あたりは金色に輝いて見えます。

・そのまま私はなだらかな丘を下り続けました。そしてふと気がつくと、いつのまにか、喪服の女性がいなくなっていたのです。

「あれ、どうしたんだろう。どこに行ったんだろう」。心配になって周囲を見回しているうちに、突然、フワッという感じで目が覚めました。ちょうど夢から急に覚める感じです。私はベッドに寝ている自分に戻ったのです。

<肉体を離れた「意識」に「自分」がある>

・私の上にはライトと点滴があって、横には母が座っていました。

「いまのあれは何だったんだろう。俺は夢を見ていたのかな。俺は生き返ったのかな」

 そしてふとあることに気づきました。あれほど苦しかった全身の痛みが嘘のように消えていたのです。

・「あれ?」と私は思いました。自分はベッドサイドで起き上がり、父の前にいる。なのに、体だけはベッドで寝ている。「これはどういうことだろう?」

 そういうとき「自分」という主体は体ではなく、意識のほうにあります。だからベッドで寝ているのは「自分」ではなく、木内鶴彦そっくりな別の人がそこにいるという解釈しかできません。

 私は父と一緒に寝ている私を見つめました。そして横にいる父に向って「おやじ」と呼びかけようとしました。すると突然、私の意識は瞬間移動し、父の目線からベッドの上に寝ている“私(木内鶴彦)の肉体らしきもの”を見ていたのです。つまり、父の体の中に入ったのです。

・この世界が縦、横、高さの3次元だとすると、時間軸を加えた(つまり過去にも未来も自由に行き来できる)空間が4次元、そして「意識」が加わった(つまり意識が自由に移動できる)世界が5次元だと思います。人間は死ぬと5次元に世界に行くのではないでしょうか。

<未来に行ってみてきた映像は現実に起こった!>

・もう一つ見えた未来はじつに不思議でした。写真が二重写しになったように、二つの場面が重なって同時に登場したのです。一つは年を取った私が、場所はわかりませんが、子どもたちと一緒に望遠鏡を覗きながら、楽しそうに星の話をしている場面です。

 二重になっているもう一つの場面は廃墟になった町を、やはり年老いた自分が呆然と歩いているところです。何が起きたのかはわかりません。あたりには焼け焦げて死んだ人や怪我をした人たちが横たわっている。その中を私はなすすべもなく歩き続けているという不吉な場面でした。

 ちなみに最初の広い畳の部屋で会議をしている未来は、すでにもう実現されています。

 22歳のときの臨死体験から18年後の1994年、私たちは高野山で開かれた「世界将来世代京都フォーラム」に招かれて、講演を行うことになりました。

・臨死状態で見た未来は現実になりました。実際に私はあのとき未来に行っていたことがこれで実証できたわけです。

  ということは、もう一つ見た二重写しになっている未来はどうなるのでしょうか。老人の私が子どもたちに星について語っている平和な未来と、破壊された町を彷徨う不吉な未来。

 おそらくこの未来はまだ定まっていないのではないでしょうか。未来には「最良の未来」と「最悪の未来」があり、どちらを選択するかは現在の私たちにかかっているのではないかと思います。

<珍しい症例として学会でも報告される>

・未来や過去、ありとあらゆる場所に瞬間移動しながら、ものすごい勢いで旅をするのは、言葉に尽くせないほど楽しい体験でした。でも、私が肉体を持つこちらの世界に戻るときがやってきました。

<第一次臨死体験と第二次臨死体験がある>

・私にとって臨死体験ははっきりと二つに分けられます。すなわち、心臓が止まる前の洞窟や花畑の丘にいた体験、これを第一次臨死体験とすると、心臓が止まったあと、意識だけになって時空を移動した体験は第二次臨死体験といえます。

<中国語で話しかける医師に通訳なしで返答する>

・私の意識が過去に飛んでいる間も、病室では肉体を蘇生させようと、医師や看護師たちによる必死の努力が続けられていました。

・その最中、とても不思議なことが起きました。病室で医師たちは中国語で話しています。私は中国語はまったくわからないのですが、医師たちの言葉が日本語と同じようにはっきりと“わかった”のです。

・こうして1カ月半に及ぶ入院生活を送ったあと、ようやく私は日本に戻ることができました。日本でもう一度検査を受けると、中国では肝移植しか方法がないとまでいわれた重症の肝不全が、その前段階の状態に戻っていたのです。

 肝臓は一度悪くなると、それ以上悪くなることはあっても、よくなることはない臓器です。ましてや一度肝不全に陥り、肝移植しか方法がないとまでいわれた重症の肝不全が、その前段階の状態に戻ることはありません。

 不思議なこともあるものです。

 とにかく、こうして私は一度ならず二度、三度と臨死体験を経験することができたのです。

<あの世は5次元でできている>

・臨死体験を経て、私が得たのは膨大な知見でした。22歳のときは私の頭では整理しきれず、パンク状態のまま放置していたのですが、「彗星捜索家」として宇宙と向き合ったり、多くの知遇を得て、さらに自分でも勉強を進めるうちに、「あのとき見たあれはこういうことだった」ということが、ジグゾーパズルのピースをはめ込むように明らかになっていたのです。

・これからお話しするのは、私が臨死体験の中で見てきたり、検証してきたさまざまな事実です。しかしあくまでも「私の体験で」という条件がつきます。ですから現代の科学や物理学の方法で証明せよ、といわれても私にはできません。

・まず私たちが住んでいるこの世界についてお話しします。私たちは縦、横、高さで構成される3次元の世界で生きています。1次元の世界は点、2次元の世界は縦と横の平面でできています。1次元の世界からは2次元の世界が見えませんし、2次元の世界からは3次元が見えません。

 もし私たちが平面だけの2次元の世界に住んでいたら、「高さ」は見えません。そういう世界があることすら想像できないでしょう。ということは3次元以上の世界があっても、私たちには想像することが難しいということを、まず念頭に置いてください。

・目に見えないが、時間はある。したがって、縦、横、高さの3次元の世界に時間を加えた4次元の世界があることまではわかります。これは現代の物理学でも証明されている事実であり、最近では時間を移動する粒子の存在の可能性も発表されているようです。

 しかし私が臨死体験で経験したのは、3次元でも4次元でもなく、さらにその上の5次元の世界でした。5次元の世界が何で構成されているのかというと、縦、横、高さ、時間に「意識」を加えたものです。

 私たちは3次元の世界にいるので、4次元、ましてや5次元の世界を想像するのは至難の業です。でも臨死体験で私が経験したのは3次元や4次元の世界をさらに取り囲む「意識」の存在であり、それが全体のもとになっている5次元としかいいようがない世界でした。その「意識」とは3次元の世界で私たちが感じている自分の「意識」とは違う。もっと高次元のものです。個々の意識や感覚などどうでもいい。それらを超えた大いなる「我(われ)」という感じ。

<「膨大な意識体」で共有されるとてつもない情報>

・人は死に際して、まずはトンネルや光、お花畑など第一次臨死体験を経験します。これらは前にも説明した通り、脳内の生体反応によるものだと思われます。そして心臓が停止し、意識が肉体と離れる第二次臨死体験の状態になったとき、この「膨大な意識体」の存在を感じるのです。

「膨大な意識体」の正体が何であるのか、私にも見当もつきません。しかしどこか懐かしい感覚もありました。おそらく人は「膨大な意識体」から生まれてきて、ふたたび「膨大な意識体」に戻るのではないでしょうか。

<宇宙は「膨大な意識体」のひずみから生まれた>

・私たちのふるさとは「膨大な意識体」です。そこから私「木内鶴彦」は生まれてきて、やがてまた「膨大な意識体」に戻っていきます。

・「膨大な意識体」があるのは5次元の世界です。その様子は、3次元の言葉で表すなら、空間ともいえますし、ガスのような存在ともいえます。5次元の世界ではすべてを「膨大な意識体」が満たしており、バランスがとれた完全な世界をつくっています。

<死は意識が形を変えるだけのこと。恐れることではない>

・水蒸気が冷えて水になったり、氷になったり、雪になる。それと同じように、「意識体」が変化して、3次元のいろいろな物質が生まれたのです。

 この説明だと、物質がなくなるとき、「膨大な意識体」に戻るという理屈もスムーズに納得できます。

 雪や氷や水の形(=肉体)をしていた私たちは、死んで目に見えない水蒸気(=意識)になり、空間を満たす。死は意識が形を変えるだけのことですから、怖いことでもなんでもないというわけです。

<輪廻転生や前世の記憶はひずみによってもたらされる>

・さらにつけ加えておきますと、私が臨死状態のとき、なぜ「膨大な意識体」に吸収されないで、「木内鶴彦」のまま情報にアクセスできたのかというと、やはり知らない間に“ひずみ”を利用していたからです。

 心肺停止になり、意識が肉体から離れたとき、私は自分の意識を過去や未来に飛ばしてしまいました。そうやって意識を「いま」からずらしたために、意識の空間に微妙なひずみが生まれたのです。

<意識はミトコンドリアの中に存在する>

・アミノ酸に電子的なスパークが加わって誕生した初期の生命は、生命ではありましたが、物質に近いものでした。単細胞で動き、単細胞で死んでいく。そこに細胞同士の連携や情報交換は必要なかったからです。

 しかしミトコンドリアが登場すると、生命は複雑な進化を遂げるようになります。

 ミトコンドリアは初期の細胞が誕生した頃、その生命と共生していた好気性の細菌だったといわれています。つまりミトコンドリアは、外からやってきた存在です。細胞が単細胞から多細胞に進化する際に、細胞内に取り込まれ、細胞の生命活動を助ける働きをするようになりました。

 ミトコンドリアの重要な働きはエネルギーの創出と情報伝達です。まずエネルギーに関していうと、細胞内に運び込まれた酸素はミトコンドリアによって糖や脂肪と結びつき、熱量となります。ミトコンドリアは生体活動に欠かせないエネルギーをつくっているのです。

・なぜミトコンドリアにそんな力があるのか。私は大胆な仮説を立ててみました。ミトコンドリアこそが、「膨大な意識体」につながるものであり、私たちの意識をつなぐもの、私たちが「膨大な意識体」からやってきた証拠なのではないかという仮説です。つまり私たちの意識はミトコンドリアにあるのです。

・もしミトコンドリアが「膨大な意識体」が形を変えたものであれば、ミトコンドリアは「意識」ですから、お互いがテレパシーのようにつながっていて、情報が共有され、交換されるのは当然です。だからたった一つの細胞から人間のような複雑な生命体をつくることができるのです。

 それぞれの細胞のミトコンドリアが情報のやりとりをしながら合成されたものが、私たちのいまの体です。そして脳はミトコンドリアから提供された情報をしまっておいたり、演算したり、計算処理をして、体の各部署に命令を飛ばすところに過ぎません。だから脳に心はありません。意識もありません。

・ミトコンドリアが「膨大な意識体」とつながっているとすると、理屈の上では、ミトコンドリアを通して、自分以外の他人とつながることはもちろん、時空を超えてよその天体からの情報をもらうこともできるはずです。過去や未来とつながることもできるでしょう。

 現実に宇宙人とやりとりしている人もいるかもしれないと私は思います。あるいはよその天体から情報を飛ばしている可能性もあります。私たちが鈍感になっていて、情報を受け取れないだけで、私たちのミトコンドリアの中にはちゃんと情報を受け取っているものもあるかもしれません。

 それらのミトコンドリアが、あるときは直感として、あるときは夢という形で、宇宙からの情報を伝えたとしてまったく不思議ではないと私は思っています。

<1万5000年前まで地球には月はなかった>

・中国での臨死体験の最中、私は地球で生命が誕生したときまでさかのぼってみました。放射線のスパークが起きたり、放射線をえさとする生命体が生まれたり、単細胞から多細胞へ生命が進化していく様子を見てきたのですが、そのとき記憶がよみがえったのは、22歳の臨死体験で垣間見た原始の地球には月がなかったということです。

・当時、人間はすでに高度な文明を築いていました。地球の環境を破壊しないよう、自然と共生しながら知恵と哲学と技術を持って暮らしていました。

 ところがいまから1万5000年前に巨大彗星が太陽に近づくという恐ろしいことが起きました。巨大彗星の内部には圧力によって結晶化された大量の水や氷がたくわえられていました。それが太陽の熱で一気に溶かされたために、莫大な水蒸気が発生したのです。地球の軌道がそこに近づいたとき、気化した水蒸気は地球の引力に引っ張られ、大量の水分が地上に降り注ぐことになりました。

 地上の多くは海の中に沈み、高度な文明も滅びてしまいました。アトランティス大陸の消失やノアの大洪水などの伝承が残っているのも、このときの洪水が物語として伝えられているからではないでしょうか。

 そして軽くなった巨大彗星は軽石のような塊となり、地球の重力に引っ張られて、地球の周りを周回する衛星になったのです。それが月の正体です。

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