この『ビッグフット』の報告とガルフ・ブリーズの報告には、はっきりした因果関係はないが、しばしば超常現象の研究家の目にとまるように、UFOの目撃は別のとてつもない出来事と同じ時期に発生する。(2)

『私は宇宙人を知っている』

  松村潔  ベストセラーズ

パソコンネットで飛び交うUFO秘密情報  1991年

<古代リラ人は日本人の祖先>

・私は、この古代リラ人の中心的な人物は、トス(のちの、ヘルメス)だったという考えを持っている。年々考えるたびに、ヘルメスは日本人だったと思えるのだ。日本の古神道などの教えは、ヘルメスのエメラルド・タブレットと類似点が多い。

<グレイは深く地球に食い込んでいる>

・ノストラダムスのいう「ヘルメスの統治する国」が日本だということはすでに周知の事実だが、この事実を知って自分はヘルメスの生まれ変わりだと僭称するロボット化宗教の教祖も登場する時代、古代リラ人やヘルメスが必然的に注目を浴びる時期でもある証拠だ。

<ブロンドに区分されるプレアディス人であるエレアの人々>

<UFO問題についての書籍が、活発に出てくることを期待>

・聖書の一節「プレアデスとオリオンを制したものは、アルクトゥルスに至る」という謎めいた言葉がある。アルクトゥルスというと、すぐに思い出すのは、かの世紀の大予言者エドガー・ケイシーが、自分はもともとアルクトゥルスからやってきた。アルクトゥルスはこの宇宙にとっての理想的な調停的な世界であると述べていることだ。

<古代リラ人は日本人の先祖>

・セムジャーゼによると、現代リラ人の血筋を持つ地球種族は14万4228人だといわれているが、これは全地球人口の4万人にひとりくらいの希少種族である。だが、興味深いのは、このリラ人は日本人の先祖である、と述べていることだ。

<現在、地球にコンタクトしているグレイたちの故郷は琴座、そして日本人のルーツもまた琴座>

・宇宙人は地球人に溶け込んでいる。

・宇宙人、すでに形態の存在しない宇宙人。これこそ宇宙人だというべきと主張しているコンタクティがいるので、宇宙人と名前をつけた。形がないために、どんな生体にも、同調できる。ひとつの精神体である。

・とりわけ、彼がコンタクトした宇宙人が、プレアデス人であり、その惑星がエレアというのは、マイヤーがコンタクトした宇宙人セムジャーゼの惑星エラと類似した発音であることも興味深い。

<地球人的な美しい宇宙人女性>

・オウミさんは、身長150センチくらい。髪は、栗色で、真ん中から半分に分けた髪を後ろへまとめて肩のあたりでしばってある。ごく普通のヘアスタイルでした。皮膚の色は白く、やや青みがかって見え、目の色は茶色でした。まるい額、秀麗な眉、鼻梁の高い涼しげな鼻筋、バランスのとれた穏やかななかにも凛々しさの感じられる、力のある瞳、「唇は薄く、肌色に少しだけ赤みが混じった色をしていました。話すときに現れる白い歯は、まったくわれわれ人間そのものの歯でした。しかし、変わっている点もありました。それは、異様に耳が長いのです。耳の位置も、我々と比べると、ずいぶん下のほうにさがっていました。耳たぶも、だらり、という表現ができるほどに垂れ下がっていました。そしてオウミさんはその長い耳たぶにピアスのようなものをしていました。

 体つきは、日本の女性を大同小異といって間違いないと思います。

『人類を操る異次元の暗黒宇宙人』 

 宇宙人最後の真実

浜田政彦   徳間書店  2009/11/11

<再び現れた黒服の男たち(メンインブラック)>

・黒服の男たちの特徴は、ほぼ共通していて、一見すると東洋人風だが、アジアのどの国の人間にも似ておらず、正体はまるで見当がつかない。肌は恐ろしく浅黒く、歳は30~40代くらいで、黒々とした瞳は不気味な冷たさを漂わせており、その目に見つめられると、異常なまでに意識がボンヤリとして、正常な判断力を失ってしまうのだ。

 男たちの雰囲気は尋常ではなく、血の通った生きものの暖かさは微塵もなく、まるで死人のような気配を前に、遭遇者たちは、「まるで幽霊にでもあったかのようにゾッとした!!」と、口を揃えて捲くしたてるのだった。

 

・男たちは風貌も印象も格好も、とにかく何もかもが黒っぽかった。服装はもちろんのこと、靴や靴下、それにネクタイ、帽子に至るまで真っ黒で、おまけに乗りつけてくる車も、これまた黒だった。しかもどれもこれも、たった今おろしたばかりの新品のように新しく、着こなしもちぐはぐで、まるで身に馴染んでいなかった。たまに普通の服を着て、違う色の車に乗っていたりするが、それでも何か徹底的にどす黒い印象が、遭遇者の脳裏には焼きつくのである。

 

・男たちは、被害者の前に現れると、「UFOの話をしたら命はない・・・」と脅迫するのだが、登場の仕方は普通ではなく、真夜中の寝室に壁を突き抜けて、まるで幽霊のように現れたかと思えば、被害者の頭の中の言葉を読み取ってみせ、さらに次の瞬間には、目の前で煙のように掻き消えてしまうなど、まるで映画『エクソシスト』か騒霊事件(ポルターガイスト)を思わせる心霊的な現象を引き起こしていた。

『宇宙人がくれた21世紀の聖書』

接触者(コンタクティ)ビリー・マイヤは何を観たか

大高良哉   徳間書店   1989/3/1

<マイヤを訪ねて日本人のルーツ太陽系を知る>

・我々は1987年4月、スイスにマイヤを訪ねた。マイヤの本を読み、マイヤやスイスのFIGU・SSSC活動を見たいという男性7名、女性7名の一行だった。

・マイヤは、我々の「日本人のルーツを知りたい」という希望に応えて、直接プター(セムヤーゼの父で宇宙母船の最高司令官)にテレパシーで尋ねてくれた。そのため、プターはわざわざ「過去旅行」のために宇宙船を飛ばして、地球の500~600万年前まで遡り、その当時すでに日本人が地球に生活していたことを確認し、日本人発祥の惑星を探し出してくれた。

・それによると日本人の発祥の太陽系はテーラ(Teera)といい、かってはそこに三つの人種が存在していた。そこから、二つの人種が、日本人、中国人の祖先として、何らかの理由によって地球に入植したという。そして、日本人のルーツはさらに遡れば、リラ星にあるとのことであった。

・そして、我々がセンターを訪問する数ヶ月前に、プターおよび日本人、中国人のルーツ、テーラ太陽系の住人、タリーダという女性がセンターを訪問したことを聞かされた。

いつものように宇宙人に直接会うことができるのは、マイヤだけだった。センターに居住するメンバーの人々は、はっきりと宇宙人の存在をセンター内部に感じることができたという。そして、タリーダが立ち去ったのち、広いセンターの中いっぱいに、なぜか3ヶ月間ほどもレモンの香りが漂いつづけていたと話してくれた。

『[新生宇宙人]へのパスポート』 

640万光年の果てから届けられた

大高良哉   徳間書店 1993年

<エレア星に行った中田くん>

<日本神話・ギリシア神話はプレアデスとオリオンがモデル>

・エレア星人は、色素が薄く、地球人から見て白人種のようにも感じるがよく見ると違う。青味がかっている人が多く、黄色みを帯びている人は少ない。太陽に当たっていると緑っぽくなる。

・男女の区別があり、ほかに肉体をもって働いている人と意識だけで働いている人がいる。

・一番に思うことは、みなとても美しいことだ。身長は地球人より10センチほど低い。体重も10キロほど軽いだろう。髪の毛は色素が薄いため金髪や栗毛になっている。

・この銀河には、宇宙連合が存在している。宇宙連合の中心的存在は、プレアデス星団とオリオン星団であり、プレアデス星団には、上下(階層の区別)がない。この人たちの生活などが、日本神話のモデルになっているように思う。ただ飛び出した人(天孫降臨神話をさす?)はいない。

・一方、オリオン星団は支配者や階級性があり、ピラミッド型に社会が成立している。ギリシア神話のモデルのようであり、美術や音楽に優れている。

・このほか、小連合の存在があるが、よくない意識を持っていて、暴力的であり、人体実験などをしている宇宙人が所属している。

彼らの意識(科学)レベルの比較では、プレアデスとオリオンを100とすれば、小連合は50~20。ちなみに地球人は、0.001であり、これ以下の存在とはコンタクトは不可能だそうだ。

<直径120キロの巨大母船が破滅のとき飛来する>

・宇宙船には、使用目的によっていろいろなものがある。とくにある惑星が危険に陥り、全滅することが明らかな場合、移動用として使われる宇宙船は、直径が120キロメートルもあり、100万人を収容できる。

この超巨大宇宙船は、プレアデスの太古の先祖が琴座、淑女星の領域から地球へ到着し、しばらくしてプレアデス星に入植したとき、実際に使用されたようである。

・直径17キロのプターの母船は14万3000人が暮らすエデンの園。通常はこの超巨大母船でないものを一般に「母船」と呼ぶ。この母船でも直径17キロ、高さ20キロメートル以上ある。

・母船の中は、花や潅木、樹木が生い茂り、緑地帯もあって、まるでエデンの園のようだ。

・この母船はどんな距離でも克服できる。光の何億倍の速度が出せるので、何億光年離れたクエーサーでも、一瞬に追いつくことができるし、640万光年離れた宇宙でも一瞬に到達できる。

したがって、私たちの宇宙とは別のアスケットの住むダル宇宙、アコン太陽系に行くにしても、それほど時間はかからない。

このダル宇宙は、私たちの宇宙と同じ時間水準にある。いわば、並行宇宙である。もちろんその他の別次元へ行くことも可能だ。つまり、過去や未来の世界のことである。

・宇宙の構造は私たちの認識をはるかに超えた複雑なものなのだ。

(2020/5/6)

『今こそ知っておくべきフリーメイソンの謎と爬虫類人種の陰謀』

並木伸一郎   辰巳出版  2020/3/1

<地球に潜伏する5種族の地球外生命体>

・「パルサー文書」では、アメリカ政府の許可を得て地球に滞在している異星人たちについて次のように分類している。

・ここでは、とりわけ地球に長く存在し、人類の歴史にも大きな影響を与えたという5種族について触れておこう。その5種類とは以下の通りだ。

タイプA=「リゲリアン」:グレイ種

タイプB=「レティキュリアン1」:グレイ種

タイプC=「レティキュリアン2」:グレイ種

タイプD=「ノルディック」:人間型

タイプE=「レプティリアン」:爬虫類人種

・「パルサー文書」にはグレイの3種類のタイプが記されていて、グレイⅠ型は、オリオン座星系にある、B型超巨星のリゲル・スター・システムから来た「リゲリアン」(タイプA)である。身長約1~1.5mで、大きな頭とアーモンド型のつりあがった大きな目が特徴である。地球人の繁栄には一切の関心を示さず、己の生命の維持に必要な栄養素を人間の分泌物から得ているという。ちなみに、月の裏側には「LUNA-1」と呼ばれるリゲリアンの基地があり、これがアポロ計画の宇宙飛行士らによって目撃され、写真に撮られたものだという。また、母艦クラスの大きなUFOがあり、非常に大きな機械を使用した大掛かりな採掘作業が行われていたと、目撃報告書には記されている。

・2種目のグレイⅡ型(タイプB)は、レチクル座星系のゼータ・レティキュリー1と2の太陽系から飛来。外観はⅠ型と同じだが、指の配置や顔つきが少し異なる。またⅡ型はⅠ型よりも洗練されており知識が高い。彼らは攻撃的ではなく、Ⅰ型のように人間の分泌物を必要としないという。そして3種目のグレイⅢ型(タイプC)は、Ⅰ型とⅡ型に従属したクローンだ。Ⅰ型とⅡ型に比べ唇が薄く、唇がない者もいる。

・人類にもっとも近い存在である「ノルディック」(タイプD)についても触れておこう。彼らはプレアデス星団、オリオン座星系、アルデバラン星系から飛来した地球外生命体である。外観的には北欧人にとてもよく似ており、約2mの高身長だ。まれに暗い髪と、茶色の目をした者もいるが、基本的には金髪碧眼が多い。

 人間に力を貸すようなことはないが、グレイの行動が人間に直接的な影響を与えた場合にのみ介入する。ノルディックの母星は非常に暑く乾燥しており、地球に比べて酸素含有量も低くわずかながら強い重力を持っている。目は惑星に存在するすべての要素である有害な輻射熱、ほこりをろ過する内側の透明なまぶたによって保護されており、紫外線には極端に弱い。耳の形状は人間のそれに似ているが、超音波とサブ音波を認識する聴力を有するという。また、味覚がなく、ベジタリアンである。人間よりも頭が長く、脳は地球人と同じ構造とサイズだが、中脳は地球人よりも大きく複雑で、この部分がテレパシーと念力を起こす超能力を司っている。

・実はこのノルディックにもさらに3種類が存在するという。まずは人間によく似ているが、かすかに灰色がかった皮膚を持つ「ノルディック・クローン」。彼らはグレイⅠ型に作成された制御ロボットだ。そして、身長が約2~2.4mと非常に高い「トール・ホワイト」。既述した通り、彼らの中には地球人と協力関係にある者もいるという。そして最後に、太陽系から約6光年離れたバーナード星から飛来した赤髪のノルディックが「オレンジ」である。身長約1.2m、体重17㎏と小柄。知的な生命体を尊重しているといい、人間に対しても中立的な立場をとっている。

・最後に紹介する「レプティリアン」(タイプE)は、爬虫類型の地球外生命体である。日本でのなじみは薄いかもしれないが、欧米諸国では異星人といえばグレイタイプとともに、この爬虫類タイプを思い浮かべる人も多いという。

 レプティリアンは非常に好戦的で危険視されている存在だが、一方で惑星ニビルの生命体アヌンナキの一族だとも言われている。というのも古代の遺跡から、レプティリアンと思われる像や壁画が、世界各地で見つかっているからだ。現在でも龍や蛇を神格化している地域は多い。ここからもレプティリアン=アヌンナキがいなければ、現在の人類はこれほどまでに発達し、文明を手に入れることはできなかったのである。だが、非情な彼らの性質がトリガーとなり、“神々の戦争” が起こったともされている。

<レプティリアンこそが陰謀組織の真の支配者、ダーク・ルーラーだった>

・彼らレプティリアンの特技は擬態である。異空間から人間界に干渉しつつ、ときに人間に擬態もしくは憑依して、何食わぬ顔で紛れ込んでいることもあるようだ。とくにヨーロッパ地域はレプティリアン種が多いと言われており、最たる例は英国王室とされる。彼らは血統を守るため、レプティリアン系同士で婚姻を繰り返しながら、繁栄してきたというのである。支配者層に入り込んだレプティリアンは、影から人類を支配してきた。と書けばもうおわかりであろう。そのための組織がイルミナティであり、下部組織がフリーメイソンなのである。

<血塗られた神々の戦い“ノルディックVSレプティリアン”>

・「パルサー文書」は、墜落したUFO内から発見された天体図などから、人類の創造と進化、文明の興亡には様々な天体から飛来した地球外生命体が深く関与していたことも明らかにしている。それを裏づけるのが神話だということは既述の通りだ。

 直近の例としては、シュメール神話を紐解いたゼカリア・シッチンの主張がもっとも興味深い。約55万年前、惑星ニビルから地球に降臨し、シュメール文明を興した地球外生命体アヌンナキにはエンキとエンリルという二大神がいて、それぞれが地上に君臨した。ふたりは異母兄弟だが、地球上にいたサルにアヌンナキの精子をからめて人類を誕生させたのがエンリルで、「エデンの園」でアダムとイブに“知恵の木の実”を与えた“ヘビ”と描写されたのがエンキだった。以来、エンリルは人類に知恵を与えたエンキを敵視し、やがて両雄は、地球の覇権をめぐって人類を抱き込みながら激突する。このときに勃発した核戦争でエンキが敗れている。

 その両雄について、シュメールが遺した円筒印象や立像の姿形から、エンキが爬虫類人種レプティリアンだったことと、エンリルがヒト型種のノルディックだったことが見てとれる。つまり、世界中の様々な神話で綴られる神々の戦い――王位継承をめぐり、凄惨きわまりない戦いの物語――の発端は、地球の覇権をめぐって激突した、このエンキ(レプティリアン)とエンリル(ノルディック)にあったのだ。

・たとえば、エジプトの猫の女神バストテ、ギリシアの神アポロン、キリスト教の聖パトリック、インドの聖鳥ガルーダは、人間に邪悪な叡智をもたらす魔術とオカルトに精通する“蛇神=ヘビ族=レプティリアン”の残党を根絶するため、勇敢に戦ったノルディック族の戦士たちである。彼らの活躍により、ピュトン、アポピス、ナーガといった強大なヘビ族のリーダーたちは退治され、追放されていったのである。 このように、善と悪の戦いの物語は、世界の主要な文明すべてに存在している。そしてヘビ族=レプティリアンは、神族=ノルディックによって、再三打ち負かされてきた。陰謀、謀反が渦巻く“神々=地球外生命体”の血塗られた戦いにおいて、支配欲と征服欲にかられた彼らは戦い続けた。その場合、戦いに勝利した者だけが世界に君臨できることは、これまでの歴史が証明している。

 戦いに敗れたレプティリアン勢力は、一時的に弱体化した。そしてノルディックが台頭したことで、シュメールからエジプトへと文明の“バトンタッチ”がなされたということも十分に考えられる。

・とりわけレプティリアンは狡猾にも、遺伝子操作や異種交配によって生み出した交配種やクローンを使い、彼らを兵士や科学者、宗教家、そして政治家として世に紛れ込ませてきたのだ。指導者的立場に就かせた彼らを通じて、裏から世界を意のままに操作し、地球の覇権を奪取しようとしているのである。恐ろしいことに地球人類を巻き込んだ地球外生命体同士の“代理戦争”は、すでに始まっているという。

<背後で高まるレプティリアンとノルディックの対立!>

<フリーメイソンは神々の“代理人”だった!>

<英国王室のレプティリアン>

・地球を舞台にした地球外生命体による覇権争い――。

 この仮説は、いかにも荒唐無稽に思えるかもしれない。だが、ここまで見てきたようにわれわれの知る神話は、創造主たる神々が太古の地球に降り立った地球外生命体だったことを物語っている。その地球外生命体たちは、人類を裏から操り、あるいは表舞台で先導しながら、人と組織、さらには国までも操ってきたのである。人類が自らの手で歴史を記す前から、地球は彼らの掌の上にあったのだ。

 その“最大派閥”とも言えるのが、古の時代から地球と深い関りを持ち、人類と同化してきたレプティリアンだ。

 そしてこの派閥の中心にいる“代理人”を輩出してきたのは、イギリス王室だと目されている。

<ヨーロッパに巣食うレプティリアン>

・レプティリアンがイギリスに君臨し続けてきたのであれば、ヨーロッパのほとんどの国がレプティリアンだということになる。周知の通り、かつて欧州諸国を治めた王室は、互いに蜘蛛の巣のように絡み合った血縁関係にあるからだ。

 現在も世襲君主制をとるスぺインやノルウェーは、イギリスに黄金時代をもたらしたヴィクトリア女王の子孫だ。ベルギー王室は、ウィンザー家と同一家系。フランス、ドイツ、そしてロシアといった国々にも、王制時代にさかのぼれば互いに血縁関係があった。いうまでもなく、その血縁の根源に流れているのはレプティリアンの“それ”である。彼らはその血統を守るために、同族間で婚姻を繰り返してきたのだ。

 さらに言えば、小国でありながら絶大な影響力をもつヴァチカンも、最高位にある教皇からしてレプティリアンであることが有力視されている。

・いや、ついでに言ってしまえば、キリストも人間ではなくレプティリアン、シェイプシフターであった可能性が指摘されているのだ。だとすればローマ・カトリック教会がレプティリアンの巣窟だったとしても何の不思議もないだろう。ヘビが神エンキの象徴であることは既述したが、それを重要建造物に意図的にデザインしているのである。

 いや、トップである教皇にも、シェイプシフター説が存在しているのだ!

 こうした事実は、レプティリアンらが着々と人類支配を進めており、“道具”として宗教を利用していることの証左と言えるだろう。改めて指摘するが、ヨーロッパはレプティリアンの代理人によって長らく統治されてきたのである。

<日本もレプティリアンの支配下にある ⁉>

・これについては、アジアも例外ではない。すべての神々の祖とも呼べるレプティリアンの痕跡は十二分に残されている。西アジアから中国、極東の日本に至るまで広く見られる「蛇神」や「竜神信仰」が“それ”だ。

 たとえばカンボジアには、クメール王国に7つのヘビの頭をもつ「守護神ナーガ」がいる。中国では洪水で壊滅した文明を再建した「伏羲」がそれだ。上半身が人間で下半身はヘビなのである。伏羲の妻である「女媧」も同様で、ふたりは人類の創造主だとされている。つまり、エンキの血をひくアヌンナキといっていいだろう。その延長線上にある秘密結社「洪門」は、実態はフリーメイソンそのものであり、レプティリアンの手下ということになる。ちなみに、フリーメイソンリーと言えば、金正恩もメイソンである“証”を自ら示している。右手を懐に入れる有名なポーズだ。このポーズこそまさにフリーメイソン独特の仕草、特別な所作なのだ。

・もちろん日本にも、古くからレプティリアンは「侵入」している。

 法隆寺の塑像に、「トカゲのような容姿をした人物=レプティリアン」が混ざっているのだ。件の像は「侍者像」と呼ばれ、それぞれ「馬頭形」「鳥頭形」「鼠頭形」と名づけられている。これらはイラクのウバイド遺跡から発見された「レプティリアン像」にきわめて酷似しているのである。                              

 また日本神話にも龍やヘビに変身する神や人物は数多く登場する。よく似た像が飛鳥石造物のひとつ「猿石(女)」であり、同じ明日香村の飛鳥坐神社にある「寒の神」である。

 ちなみにこれらレプティリアンを象った像は、なぜか奈良県に多い。もしかすると彼らがこの地に住み着いていた時期があった“名残り”なのかもしれない。レプティリアンの血を引く者だけが、彼らの“代理人”だとは限らない。レプティリアンは異次元から人間に憑依する能力も有しており、その特殊能力で政治家を操ることもあるというのだ。

<ノルディックとアメリカの蜜月関係>

・アメリカでは、イギリスから独立した国という歴史的背景があるためか、さらに複雑な勢力構造が見える。“母国”イギリスの中枢がそうであるように、レプティリアンが権力を有していることは間違いない。だが、20世紀以降は対抗勢力であるノルディックが急速にその勢いを増しているようだ。この事実を明らかにしたのはNSAとCIAの元職員で、アメリカが行っていた大規模な個人情報収集を暴露したエドワード・ノーデンだ。

 彼がもたらした機密文書は、アメリカの大統領が地球外生命体によって操られているという事実、つまり大統領が地球外生命体の代理人であったことを明らかにした。それによれば、ノルディック系エイリアンのトールホワイトが、1930年代にヨーロッパ中を敵に回したナチス・ドイツがUボート艦隊を構築する手助けをし、その後にアメリカとも接触。1954年には、当時のアメリカ大統領であるアイゼンハワーと会談し、提携関係を結んだという。

<トランプ政権成立を揺るがす“代理戦争”>

・アメリカ=ノルディック連合による“裏のアメリカ政府”が樹立され、今日に至るまで蜜月関係が維持されているとはいえ、当然ながら内部では摩擦が生じているはずだ。アメリカの中枢は二極化し、トールホワイトと反トールホワイトの権力闘争が続いているのだ。この反トールホワイト勢力が、レプティリアンであることは想像に難くない。事実、この二大勢力の闘争は、様々な形で顕現している。

・大統領選に勝利した暁には、エイリアンに関する情報を開示するとしていたヒラリー・クリントンは、こうした“影の支配者”の権力闘争の渦中にあり、ノルディック派閥の勢いを取り戻すために何らかのアクションを起こそうとしていたとも考えられる。勝利したトランプ政権も盤石とは言えず、絶えず迷走を繰り返していることから、ノルディック派閥が再び影響力を取り戻しつつある可能性も考えられなくはない。

 もちろん、こうした事象は一過性のものかもしれない。トランプ大統領は第2期も視野に入れているというから、アメリカ政府がノルディックとの関係を断ち切り、レプティリアンに寝返った可能性もある。だとすれば国内における権力構造のパラダイム・シフトが起きたわけで、トランプ政権の弱体化も、伝統的なノルディック派の反発が起こったと考えれば合点もいく。

 いずれにしても、これは筆者の推測に過ぎない。

<古の時代に消えたシリウス信仰とイルミナティ・メイソン>

・失われたフリーメイソンの秘儀――。

 その源泉は、古代エジプトにある。

既述した通り、1ドル札の裏側にはフリーメイソンのシンボル、キャップストーンが浮遊したピラミッドと万物を見通す目=ウシャドの目が描かれている。ウジャドの目は「ホルスの目」であり、「ラーの目」とも呼ばれ、古代エジプトのシンボルである。ホルスは、オシリスとイシスの子であり、宇宙と再生を意味している。そして同時に、フリーメイソンのシンボルであり、彼らが建国したアメリカの国璽でもある。

・古代エジプトでは、シリウスは特に重視された。いや、古代エジプトのみならず、古代文明の建設者たちは、いずれもシリウスについて現代科学をしのぐ知識を有していた。ところが紀元前3000から同2000年にかけて、メソポタミアやエジプトにおいては、シリウス信仰から太陽信仰への大がかりなシフトチェンジが行われた。

 その結果、旧来のシリウス信仰は支配階級の宗教として秘儀化していくこととなる。

・だが設立から10年とたたないうちに、イルミナティは反体制結社として守旧派から弾圧を受け、解散を余儀なくされる。これを契機に、イルミナティに深く傾倒していたフリーメイソンリー(イルミナティ・メイソン)は地下に潜るか、新興国家アメリカへと渡ったのである。つまり、アメリカの“建国の父”であるフリーメイソンリーたちは、イルミナティの洗礼を受けた者たちであったのだ。アメリカの国璽にイルミナティのシンボルであるウジャドの目=ホルスの目が選ばれたのは、このような経緯があったのである。

 実は、今日のフリーメイソンにはふたつの派閥があると言われている。「自由・博愛・平等」を唱える“表のメイソン”と、陰謀を企てる“裏のメイソン”である。そして、この裏のメイソンこそ、イルミナティ・メイソンとされているのだ。アメリカを建国した彼らは、そのまま合衆国の政財界の中枢に居座り続けるために、様々な知略や計略を企ててきたはずだ。フリーメイソン絡みの陰謀論がアメリカでもっとも多いのも、これに起因していると考えて間違いないだろう。

<終わりなきホルスとセトの戦い>

・大ピラミッドに秘められた巨大なパワー、ヒエログリフが明らかにした“軍用兵器”の存在、オシリスの時代に運用された核エネルギー………。

 これらのキーワードを俯瞰して見れば、誰しもが世界各地に神話的に語られる「古代核戦争説」を思い出さずにはいられないだろう。

・エジプト王として君臨すべく、王位継承権を巡った争いで、オシリスはセトに殺害されてしまう。セトはオシリスの死体を14の肉片に切り刻み、エジプト全土にばらまいた。オシリスの妻イシスは、オシリスの死体を求めてエジプトをさまよった。イシスは完全とはいえなかったが、なんとか拾い集めた肉片を魔術によってつなぎ合わせ、夫の体から精子を取り出したうえで、来世の生命を与えたのだ。そして取り出した精子を自分の子宮に迎え入れたのである。

 こうして生まれたのが「ホルス」である。

・そして今度は、ホルスとセトの間で戦いが始まる。

 オシリスの後継者となったホルスは、王権を奪おうとするセトに狙われ、ふたりは「神の湖」のほとりで激しい肉弾戦を戦わせた。

・6日後、セトは再びホルスに戦いを挑み、今度は空中戦となった。ホルスは「ナル」という武器でセトを迎え撃つ。「ナル」とは「炎の柱」という意味だが、ホルスのシンボルであるハヤブサを模した武器で、先端にふたつの目を有しており、その色は赤と青に交互に変化したという。

 一方、セトはというと、電光を放ってホルスを撃った。電光はナルを直撃し、その片目が失われてしまう。ホルスは報復としてセトをめがけて銛を撃ち込む。銛は見事命中し、セトは睾丸を失った。ふたりの戦いは激しさを増す一方となり、ついには神々の会議が招集される。はたして、ホルスがエジプトを支配し、セトはエジプト以外の土地の支配を命じられることで決着がつけられた。エジプトはホルスが単独統治していたのだが、世界全体で見ればホルスとセトが分割統治することになったのである。

 かいつまんでの紹介となってしまったが、神話のなかには核爆発を連想させる炎の柱、ミサイルを想像させるハヤブサ型の武器、大ピラミッドのまとう電気エネルギーを喚起させる電光、航空機の存在を示唆する空中戦が描かれていることがご理解いただけただろう。こうした記述は、神話や伝承、聖典に様々な描写で残されているが、それらがすべて偶然の一致だとは考えにくい。超古代文明であれ、異星人の文明であれ、人知を超えたテクノロジーとそれを扱う存在が確実に存在していのだ。そして、その存在の再臨を待ち続けているのが、誰であろうフリーメイソンなのである。

<1ドル紙幣に描かれたイシスの秘儀>

・仮に、オシリスの神話が現実に倣ったものだとすれば、筆者にその結末が不気味でならない。確かに、エジプトの王位継承権争いにおいてはホルスが勝利をおさめた。だが、セトとホルスの戦いは、本当の意味では終わっていない。単に後世に持ち越されただけなのである。そして再びセトとホルスが戦うとき、それが全世界を二分する戦争になることは明白だという。

 エジプトの伝承によれば、オシリスとセトの争い、そしてホルスとセトの戦いは神々がエジプトを支配していた時代のことだ。それはメネスがエジプト第1王朝を擁立する数万年前のこと、つまり神話の時代の物語である。

 だが問題は、この神話が他の神話と違って、決着していないという点である。

・この神話の鍵ともいえるオシリスは、古代エジプト語では「アサアル(AS-AR)」」と呼ばれる(オシリスはギリシア語)。「アサアル」には「死神」あるいは「闇」という意味があるが、オシリスがシリウスと同一視されていたことから「光」という意味を表わした。

 つまり、オシリスは、「光と闇」を併せ持つ神だったのである。オシリスの後継者としてホルスとセトのふたりが名乗りをあげたのは、原初は融合していた光と闇痾ふたつの分裂したことを意味しているのだろう。

 ちなみにこのオシリスの神話は後世のユダヤ=キリスト教世界において、天使アザエルの物語として語り継がれる。アザエルという名称がオシリスのエジプト名「アサアル」に由来するものであることは明らかだろう(アザエルには、アザゼル、アジエル、アゼルといった別名もある)。

 

・アザエルは智天使(ケルビム)の位置に属する高位の天使だった。

人間が価値のある生物であるかどうかを判断するため、神の命を受け、天使シェムハザとともに地上に使わされたとされる。ところが、地上でレメクの娘ナアマを見て欲情し、神の使命を忘れて肉欲に溺れ、ついには堕天使になってしまうのだ。

 堕天使と化したアザエルは、200人の堕天使をたばねる21人の長のひとりとして、悪行の限りを尽くす。しかし謎めいたことに、堕天使となった後のアザエルは「善き天使」でありつづけた。人間の男に武器を与え、女に化粧を教えたのはアザエルである。これは人間にとって文明を教えられたという意味では善行だったが、神にとっては人間に闘争と虚栄を教えたという意味で悪行だったのだ。

 善と悪、あるいは光と闇――相反するものでありながら、表裏一体をなすふたつの原理、どちらが正しく、どちらが間違っているとは一概には言えない。いずれにしても、オシリスの死によって善と悪、あるいは光と闇が分裂して以来、このふたつの原理は互いに反発しながら対立し続けてきた。そう、ホルスとセトの戦いは終わっていない。オシリス、ホルス、セトの神話は決して過去のものではないのだ。

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