日本の労働分配率は低いですね。これはじつに問題ですね。家計貯蓄よりも企業の貯蓄のほうが大きいです。経済学の本来の常識では考えられないことです。(3)

『マイクロトレンド』  世の中を動かす1%の人びと

マーク・J・ペン  with E・キニー・ザスレン

 日本放送協会出版 2008/4/25

<将来が予想通りになることはめったにない>

・実は未来を左右する小さなグループがその眼にいくつも飛び込んでくるだろう。現代においては、1%の大きな力を見つけることが、ビジネスや投資、未来予測の成功を約束するのだ。ようこそ、マイクロトレンドの世界へ!

・著者はアメリカの政治において最も鋭い洞察力を持つ世論調査員として広く知られ「ワシントンきってのパワフルな人物」と評される。

<働く定年退職者>

・いまやほとんどの人は85歳まで健康を保ち、実際に65歳で定年退職する人はますます減っている。現在アメリカには65歳以上の労働者が1980年代全般の2倍近くにあたる500万人おり、さらに爆発的に増える見込みだ。

・シニアになっても働き続ける最大の理由は、アメリカ人が実は仕事が好きなためだ。寿命が延びたのなら、もっと長く働きたいのである。きっと物足りないのだろう。

・アメリカ人の労働時間は年平均1800時間を超えており、世界のほとんどの国よりずっと長い。西ヨーロッパ諸国と比べて年間の休暇が少ないにもかかわらず、消化されない休暇日数は倍以上になる。

<アメリカ人の多くは仕事が好きなのだ>

・事実、仕事をすることは本能的な欲求であり、第4の戒律(カトリックでは第3)とは「週に1日は安息日を守ること」とある。

・仕事中毒の人々の数はうなぎ上りとなっている。もっと仕事をしたいと思っているうちは死の床につかないと高齢者が話しているのを何度も耳にしたことがあるだろう。そして、多くの人はそれを実行している。

・仕事に対する認識が変化しているのに加えて、ベビーブーム世代が65歳に近づいていることを考えると、金の時計、安楽椅子、ゴルフコースといった従来の「定年退職」のイメージそのものが退職のときを迎えつつあるのだ。

・ベビーブーム世代の4人に3人以上が従来のような定年退職をするつもりはないと考えている。それどころか、彼らは、20年後も仕事を続けているつもりであり、「死ぬまで仕事を続ける」と答えている。

・肉体労働のほうが多かった時代には、病気や痛みを抱えた高齢者が働き続けるのは辛かった。しかし、情報時代にあっては、高齢者ほど情報が豊富な人たちはいない。

<労働人口(毎年)1%増。若い世代は起業する>

・1978年以降、70歳未満の労働者を強制的に退職させることは違法となっており、1986年以降は定年だからと言って強制的に退職させることはなくなっている。

<社会保障制度の危機を救う>

・さまざまな研究によって、健康でいられる期間を延ばすためには、身体と精神を活動させることが重要であることがわかっている。私たちの平均寿命はまだまだ延びるのではないだろうか。

・働く定年退職者がトレンドになると、家族と言う形態が守られることになるかもしれない。

・いまの大学の新入生に関する調査によると、彼らが人生でもっとも優先しているのはお金儲けと、そして家族を養うことだ。「労働年数」が突然これまでより20年長くなれば、いよいよその両方が可能になるのではないだろうか。

・かっては老後と呼ばれていた時期が、いまの高齢者にとっては絶好のチャンスになっている。

■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・人口減少や高齢化は、世界的な大問題で、様々なシンクタンクや研究所や学者の研究対象となっているようです。いろいろと政策が提案されているようです。同じ基本的な大問題でも、2種類の対立する見解があり、私たち一般人には、判断に迷うこともあるようです。労働分配率に関しては、大胆な政策を決める政治は無理のようです。労働分配率や資本蓄積に関しても、丸焼けになった敗戦国であるという宿命があるそうです。

・「日本の債務残高は1000兆円を突破した」ので大変とか「財政は危機的な状況だ」とか「国の借金、1000兆円突破。国民1人あたり800万円の借金!」の話は、エコノミストや経済学者の書籍にはほとんど必ず言及されているようです。「1000兆円の債務」については、ネガティブな見方とポジティブな見解があり、私たち一般人には、理論的にも理解不能なことが多いようです。「1000兆円の債務」については、政治家や官僚やエコノミストなどに、統一的な認識がないようで、不思議です。国家の資産や紙幣発行を考慮すると、懸念されるような事態は起こらないそう

です。

・メディアにおいても「ギリシャやイタリアよりも債務状態が悪い」とかの記事が載っています。しかし、各国とも単純には比較ができないようです。また過去の金融政策において「日銀が政策を間違った」という議論もあるそうです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。

・消費税にしろ年金や介護等の社会福祉の問題にしろ、経済問題に収斂されますので、「財政再建」も必要ですが、経済学者の見解の相違も大きいようです。集団的自衛権の法律についても、「違憲かどうか」で、憲法学者や政治家や有識者の見解が大きく違ってきます。そこが社会科学の複雑なところなのでしょうか。エコノミストや経済学者は百家争鳴のようです。

・「政治とカネ」の問題も整理されつつあります。昔はよく「政治家の疑獄事件」「汚職」があったようです。総理大臣が関係した事件もあったようです。その時代からみると、かなり政治資金も規制され、「政治の近代化」も進められているようです。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。しかし、「政治が経済よりも遅れているのは問題だ」とも指摘されています。昔の高度成長期は「経済一流、政治二流」といわれ、現在は「政治も経済も三流になった」と酷評されているそうです。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」ともいわれます。困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないそうです。歴史のある企業の「東芝」の「不適切会計」問題が、国際的にもメディアで大きく報じられました。今の時代、「株主代表訴訟の怖さ」を知らない大企業の役員がいたとは大変驚かされました。

・新国立競技場の問題など、失政も、残念ながら増えているそうです。過去の失政も多く、社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからでしょうか。「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、諜報機関の設立運営の財源にあてるべきだ」そうです。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」そうです。また「税金の無駄遣いを止めて、司法・立法・行政の大胆なリストラを断行すべきだ」そうです。

・人口減少は大きな政治社会問題ですので、少子高齢化については10年程前から議論されてきたようです。が、私たち一般人は、政府の対応策については詳しくありません。人口を増やす施策も実現をすることは難しいようです。外国の例ではフランスの政策や対策に学べという説もあるそうですが、すでに人口の減少はストップできないようです。当然ながら、全国の自治体やシンクタンク等の研究機関でもシミュレーションや対策を研究しているようです。

・無理に人口を増やすことはできないようです。そこで、人口減少の現象には、それなりに企業は「自助努力」をする必要があるようです。たとえば、大学の学生数も減りますので、経営がうまくいかない大学も増えてきているようです。留学生を受け入れるのも限界があるようです。労働力も減りますが、大量の「移民」をいれようという議論は少数説のようです。やはり日本的な一体性を保ちたいということと、ヨーロッパ諸国が移民で社会的な大問題を抱えていることも現実の問題としてあるそうです。移民大国のアメリカでも1400万人の不法移民が大きな社会問題となっており「格差社会」も深刻のようです。また日本でも移民を認めなくても、世界中から「職」を求めて、将来は1000万人くらいの外国人労働者が日本に移り住むという説もあるようです。実際に観光客ばかりでなく外国人労働者も田舎の街中にも増えてきているようです。日本でも自然な形で世界中の外国人の居住者が増えてきているようです。

・日本国の借金に関して以前は「子供たちに借金を残すな」という議論が政界で多くありましたが、人口減少問題については、将来の子供たちのためにも官民一体の「知恵と工夫」が必要のようです。「労働革命」が起こるかもしれません。

・また、amazonに「人口減少」といれますと3539件がわかりますが、「地方消滅」も懸念される深刻な問題になりそうです。また「高齢化」といれますと16616件の書籍が分かります。有識者の関心の高い問題項目のようです。「現界集落」や「消滅集落」の問題です。時代の潮流には誰も逆らえないようです。

・「移民の受け入れ」、「移民とのトラブル」、「不法移民の急増」、「難民の増加」という世界の潮流と日本は無縁ではなくなっています。

ヨーロッパへのシリア難民の問題も大変でした。国際化の時代には避けて通れない問題のようです。人口減少の時代を迎えて、「雇用」がさまざまな点で問題となっています。特徴のある島国の経済状況が世界から注目されているようです。またブラジルからの外国人労働者も最近では減っているようで、外的な状況の変化の速さが窺われます。ちなみに、「大統領選のある米国では1000万人の不法移民が大きな政治問題になっている」そうです。

・「メイドを入れない」という考え方は、メイドという職業は、職業として近代的でなく、封建的で職業としての評価は低いということでしょうか。労働法的にも税金的にもメイドという職業を認めないことが近代的な国家だそうです。システム・エンジニアのように今後とも増えていく職業がある一方で、労働集約的で時代遅れで古臭い職業は消えていくビジネス環境のようです。シンガポールの政治経済が参考になると言う学者と、参考にならないという学者がいて面白い対照です。採算的に合わなくなる職業や商売や零細企業は、当然なくなっていくでしょうし、時代の流れで人々もそれに適応するべきなのでしょう。「地方創生」といわれますが、地方の町々では、人口減少で、客が入らなくなって閉店を余儀なくされる商店が増えているようです。いろいろと対策が考えられていますが、「活性化」していくよりも日々「さびれていく」町々が増えていくようです。

宮沢賢治の作品に『注文の多い料理店』というのがありますが、さびれていく街中では「客が少なくなる料理店」が増えているそうです。

・「移民の問題」については既に多くの人が、ポジティブとネガティブで議論を展開してきているようです。「移民」を認めなくても、将来は1000万人くらい外国人労働者が日本に「職」を求めて来るという説もあるそうです。人手不足で倒産するより、外国人労働者を入れようとする経営者も多いのでしょうか。人口減少下における「雇用」問題は、中小企業の中の限界企業に集中してきているそうです。外国人労働者を安く使おうという考えでは、効果的でないですし歓迎されないようです。

・「帝国データバンクが明かす「会社をつぶす社長」の10大トレンド(藤森徹)」によりますと、実際に倒産した会社の社長の特徴として、5つの「弱い」と、5つの「ない」があるそうです。①数字に弱い(中小企業の7割以上が赤字と公表)②朝が弱い③決断力が弱い④パソコンに弱い⑤人情に弱い(リストラができない社長)。

続いて5つの「ない」については、①計画性がない(「どんぶり勘定」の経営者)②情報がない③リーダーシップがない(人手不足が倒産につながりかねない時代)④危機感がない(赤字を放置する)⑤人脈がない(相談相手を間違えたために倒産)ということです。あまりに悲観的になっても、また過度に楽観的になってもいけないようです。

・語弊がありますが、「外国人労働者」をさまざまな形で安く使おうという考えでは、今後、企業経営が立ちいかなくなる時代です。現在でも外国人労働者をめぐって労災や労働トラブルが多く起きているそうです。この点から受け入れ側の日本のイメージに打撃を与えているようです。私たち一般人は、外国人労働者の問題については詳しくは知りませんが、ネガティブな面を解決していく必要があるようです。

・また中小企業の社長の高齢化が止まらないし、事業承継が進んでいないそうです。「帝国データバンクの集計では、40歳の前後の社長がいる会社が増収増益を達成するケースが一番多く、なだらかに減る形で50代、60代がそれに続きますが、70歳を超えるとその割合がぐんと下がります。ここに「70歳の壁」があると言えます」とのこと。日本の大部分をしめる中小企業における弱小企業に人手不足が顕著な問題になるかもしれません。人手不足から「労働革命」の契機となるのかもしれません。

・インターネット情報によると「総務省統計局によると、平成24年2月時点で、全国にある企業数は約413万企業。約4割強が法人企業。個人事業主が240万社存在する」、「2014年3月に国税庁が発表した数字では、赤字会社は調査法人全体(約254万社)の約70%」とのこと。「現在納税されている法人税の大半は3割弱の会社によって賄われており、その3割の会社もちょっとだけ黒字という会社が多いのではないか」といわれます。そして、「毎年10000~15000社が倒産(破産)している」ようです。

・人口減少による「労働革命」を狙いたい勢力もあり、外国人労働者や「移民」については多くの政治勢力がポジティブとネガティブな面で動いているようです。ブラック企業の問題など外国人労働者の問題も含めて、今後の企業経営、労働問題が注目されるようです。勤労者の賃上げも資本側と労働側がぶつかる問題で、大きな政治的な問題になるようです。

・2050年の超長期予測は、コンピュータのシュミュレーションを使ったりして予測されたりするものと思われますが、期間が長くなると要因が大きく変化するので予測は難しいようです。

・日本の場合は、中国やインドと違って人口大国ではないので、規模的には戦略的に中途半端になるようです。しかし、技術革新を考えると効率の良い、高付加価値の情報社会へより一層高度化していけるといわれています。独自の日本型戦略・戦術を考えるべきでしょう。日本型戦法が求められています。少子化を無理に変えていくことは難しいと思います。

・労働力が減っても、能率の良い働き方、生活の仕方を実践できるように研究していく必要がありそうです。現在でも多くの外国人労働者が職を求めて来日しているように、移民を認めなくても外国人労働者は、将来的に1000万人増えると見る予測もあるそうです。世界的に失業者が増えていますので、人口は減った方がよいと思います。「環境の変化に適応した生物だけが生き残る」といわれるように経済環境の急激な変化に常に対応して資源小国の日本はサバイバルする必要があるそうです。

・「人口ボーナス(経済成長)は一時的だが、人口オーナス(経済停滞)はいつまでも続く」ということで、人口オーナスは不可避なことなのです。環境に適応していく経済的な工夫が必要かと思われます。あらゆる面での能率を上げていくことが、必要で、人件費がますます上がるように工場をロボット化していくことで対応できます。アメリカのように人件費の高い国では、人の使い方やビジネス、雇用方法も工夫研究されていくそうです。例えば、セルフ式のガソリンスタンドが増えてきたように、自動販売機のような無人化、コンピュータ化、ロボット化の流れは加速化しています。

・都議会でも問題になった話題の少子化問題。戦前の昔のように女性に「産めよ、増やせよ」と言うことは禁句になりました。ちなみに「産めよ増やせよ」とは、1941年に閣議決定された人口政策確立綱領に基づくスローガンだそうです。少子化問題は現代的な問題でさまざまな意見がメディアに載っています。同時に介護などの高齢化社会が問題になります。「少子化対策はフランスに学べ」とかいろいろと意見があるようです。「今こそ不退転の決意で“異次元の少子化対策”を実行すべきだ」ということですが、何ができるのでしょうか。対策や改革が遅れているのはいつものようです。

・私たち一般人は、エコノミストではないので、詳しい数字を比較検討はできませんが、個人的な印象としては確かに街中が大きく変わってきています。アーケードを持つ商店街も、めっきり人通りが減りました。シャッター商店街ともいえませんが、店を閉めるところが増えてきています。街中の個人商店は、赤字で店仕舞いを考えている所も多いのでしょう。中小企業も赤字の所が多いようです。小さな店に1日に何人のお客が来るのでしょうか。街中の商店街はさびれていく一方のようです。

・ところが、車社会で郊外の大型のスーパーやショッピングセンターは、多くの人で混んでいます。駐車場のないところは競争に勝てないようです。どこの町にもあるような飲み屋街も、閑古鳥が鳴いています。昔は流行っていたのでしょうか。キャバレーやナイト・クラブもありました。バーなどの酒場で飲むという習慣が田舎街では急速に廃れてきています。それにしても昔の人はよく飲んだようです。都会の居酒屋はまだにぎわっているようですが、バー街は昔の面影はないようです。

・人が減り、人の流れが変わり、車社会で生活様式も大きく変化したのが影響しているのでしょう。「2083年に人口が半減する」という予測でも「移民を入れよ」という声は少ないようです。世界的に移民が大きな社会問題となっているからでしょう。米国でも1400万人の不法移民が大きな社会問題となっているそうです。移民を認めなくても将来1000万人くらいが職を求めて世界中から外国人が来るだろうという説もあるようです。現に田舎町でも外国人が目立つようになりました。しかもいろいろな国からの人々のようです。

・移民を入れずに社会を革命的に変えていく方がいいのではないのでしょうか。安い労働力と言う概念が「人口半減」で大きく変化するものと思われます。「人口半減」で需要も供給も減るのですから、石油を輸入できる経済力を維持するために、知恵を働かさなければならないことでしょうか。

・移民を認めずに人口を半減することにより、経済原理が働き、社会が革命的に変化する方向に動くのではないのでしょうか。産業界の対策はどのようなものでしょうか。例えば、街中の個人商店や飲食店が激減することも考えられます。労働集約的な工場は海外で生産するでしょうし、「人口半減」に応じて日本社会のシステムが劇的に変化することもありえましょう。それに伴って、公務員や自衛隊員の要員が激減していくのかもしれません。自動的にかつ比例的に「小さな政府」 となる可能性もありましょうか。60年後と言えば、今の子どもたちが老人になる時代です。が、シュミュレーションは分かりません。

「インターネット革命で営業マンがいらなくなる。または少なくなる」という説もありましたが、このような流れのように「職業革命」「労働革命」が急速な技術革新ですすむことになるのでしょう。

・セルフ・サービスが激増していわゆる「賃金の安い職業」がなくなりましょうか。「人口半減」でさまざまな労働問題を劇的に変化させる「労働革命」も実現できるでしょうか。もはや安い賃金という概念がなくなります。空き家が激増して住宅事情も大きく変化するでしょう。さまざまな面で革命的な変化が出てくるものと思われます。

・賃金を上げ、労働集約的な職業を機械化したり無くしたりできます。人間の労働価値があがるように職業構成を変えていくようにすれば、「人口半減」も悪い事ばかりではないようです。外国人の目から見ると「日本にはホステスが多すぎる」「飲み屋が多すぎる」「日本人は毎夜のようにパーティをしている」そうです。とくに国土の広い住宅事情の良いアメリカ人の目からみると日本は何もが貧弱に見えるそうです。国土の広い先進国から来る外国人の目には「日本の遅れた面」が特に強烈に映るそうです。外国人の目からの見解も大事ですが、女性の目からの見解も一層、大事のようです。

・不合理な採算の合わない職業が消えていくのでしょうか。「人口半減」にも経済合理性が働き、効率社会になって行くようになるようです。つまり「人口半減」を無理に変えようとするのではなく「人口半減」を職業の合理化、社会・労働の高度化に換える、つまり「人口半減」に日本社会を合わせていくようにすればいいのではないでしょうか。どのような手を打とうとも「人口半減」社会は、避けては通れないようです。

・amazonに「三橋貴明」といれますと225件がわかります。韓国に対する評論で注目された人のようです。『本当はヤバい!韓国経済』(彩図社)がベストセラーになったようです。最近では『中国崩壊後の世界』(2015/12/1)があります。「財務省は「国の借金、1000兆円突破。国民1人あたり800万円の借金!」といった「ウソ」を振りまき、国民を騙し続けています」ということで、この点についてもエコノミストや学者の見解が大きく分かれますので驚きです。このような専門家の重大な認識が大きく違うのも、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。通貨の「円」が評価されているので、それなりに経済は評価してもよいのでしょうか。

・三橋氏は、国家にまつわるさまざまな概念や理論に「勘違い」や「非常識」があると指摘しています。政府の政策に批判的で参考になるようです。「ものの見方」や「切り口」が参考になるそうです。いまこそ国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが。政府の「政治研究所」がないことは不思議な話です。

・米国のマクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。未来戦では核兵器のほかに細菌化学兵器が大量に使われるというものです。2度の大戦で白人種と黄色人種が壊滅的に衰退し、アフリカの黒人種が台頭するというイルミナティの人口削減シナリオなのでしょうか。「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という奇妙な預言もあるそうです。日本も、その時までに大量の生物化学兵器や核兵器を保有準備する必要があるそうです。生物化学兵器は「貧者の核兵器」といわれています。核兵器よりも技術的に製造が容易のようです。そして「貧者の核兵器」といわれる生物化学兵器の生産に熱心な近隣諸国もあるようです。

・抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、拉致事件にも抑止力がなかったそうです。爆撃装置と給油装置を外してライセンス生産された航空自衛隊のファントム戦闘機は、北朝鮮の拉致事件に効果的な抑止力を発揮しませんでした。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。核兵器を持っていなかったので拉致事件も数十年も長引くそうです。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺えるそうです。巨額な被害の振りこめ詐欺事件にしても警察に非難が殺到しない日本的な状況のようです。第3次世界大戦は、いつおこるか分かりませんが、そこにある危機なのかもしれません。独裁国家が核兵器を持つと、核戦争の危険が高まります。そこでは「人類の叡智」というのも働かないようです。

「イルミナティ・エージェントが第3次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理しているともいわれます。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。

・「日本はスイスのようになれ」とか「日本はスイスの国防政策の核シェルター装備や小銃備蓄を見習え」という意見がよく見受けられます。日本では核シェルターもありませんが、23世紀までには長期計画で核シェルターを整備しておく必要があるようです。核兵器については、タブー視されているようで、憲法改正や国際法の問題がでてきます。当然ながら、核派と非核派の対立があります。核兵器の恫喝を受けないためにも「核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。未来では米国の核抑止力では足らなくなるそうです。しかし、憲法を改正しなくても核兵器が持てるそうですが、核兵器周りの兵器、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦などの抑止力の高い通常兵器の装備を急ぐべきだそうです。「海外派兵の前に原潜部隊を持つべきだ」そうです。防衛問題も肝心な議論がタブー視されているようです。しかも5兆円の限られた防衛予算です。「抑止力のない高価な通常兵器を少数揃える」よりも、「抑止力のある高価な通常兵器を少数揃える」ほうが、費用対効果があるそうです。

・社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。女性の登用では、ランクがかなりさがります。本当に優れた官僚や政治家が登用されていないようです。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。限られた予算、限られた処遇、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字ということで、ネガティブな経済状況が続くようです。

・オリンピック準備も必要ですが、防災も優先されるべき事項です。首都直下大地震津波と南海トラフ巨大地震津波も確率の高い恐ろしい予測です。

・現在、アメリカはビジネス文化では、世界の先頭を走っているといわれております。さまざまなビジネス文化、ライフスタイルがアメリカから流れ込んできています。現在、アメリカではやっていることを日本に10年遅れて導入すれば、成功するとも言われてきました。その期間もだんだん短くなってきているようです。私たち一般人は、アメリカ社会やビジネス風俗社会などは詳しく知りません。現在でもやはり、さまざまな面で日本式とアメリカ式では大きく違ってきているようです。その違いの大きさは、体験しないと分からないので驚きです。

・夫が死ぬまで働くということは、妻である女性にとって嬉しいことだそうです。「アメリカには定年制度はない」と聞いても、私たち一般人は、詳しくはアメリカの労働制度や労働事情を知りませんが、新鮮な驚きを感じたものでした。職業について詳しく研究している人の本を読めば、人生にとって面白いことがわかるようです。働くということは適度な運動にもなり、健康にもよく、結果的に働き続けるということは長寿になるようです。なんとか「天職で天寿をまっとうしたいものです」。しかし、ガンや脳梗塞で寿命が短い人も多く、現代は両極端になっていく傾向があります。

・ネットで見てみると『定年制度、アメリカには定年制度はない。公務員、会社員にかかわらず定年制度はない。したがって定年は本人が決める事であって、何の制約も受けない。定年とは永久退職であるから、退職後の連邦政府や会社から支給される恩典を考慮しなければならない。ちなみに遺族年金制度は存在しない。連邦政府からの恩典は社会保障金 (Social Security Benefit) であるが、満額受給には満 66 才が条件で、しかし申請をしなければならない。然るにアメリカでは 66 才が定年年齢 と言われている。妻(配偶者)は就業暦の如何にかかわらず、夫の受給額面の半額が恩典となる。解釈によっては、これは遺族年金に類似するが、夫の生死に関係なく、妻が 62才になるまでは受給の資格は得られない』ということだそうです。米国の年金制度についてもいろいろあるそうですが、私は詳しくは知りません。

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろ

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

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