ダルシーの近くの渓谷に差しかかったとき、二人はともに全長1マイル(1600メートル)ほどの巨大なUAPを目撃した。(2)
『UFO特務機関「MIB」の謎』
飛鳥昭雄・三神たける 学研 2010/6
エイリアン事件隠蔽工作の全貌とフェニックスライト事件の真相
<特殊部隊>
・UFO情報を隠蔽する任務を帯びた特殊部隊、特務機関といえばいいだろうか。早い話がスパイである。といっても、007に登場するイギリスのMI―6やアメリカのCIAのレベルではない。もっと恐ろしい諜報機関である。
<アルバート・ベンダー事件>
・と、なんとも意味深長な言葉の裏には、いったい何があったのか。その真相は10年近くたって発表された著書によって明らかにされた。なんでも、火球事件を調査していたところ、突然、声がベンダーの頭の中に直接、響いてきたというのだ。
「われわれは以前から、あなたのことを監視している。調査をやめて、空飛ぶ円盤の問題から即刻、手を引くように」
いわゆるテレパシー現象だった。言葉の主は、どうやら火球、すなわちUFOのことをよく知っているらしく、同様の現象が続く。あるときベンダーがベッドに横になっていると、部屋に突如、3人の人影が現れた。彼らは蜃気楼のように、ゆらゆらとゆらめき、ついには現実の人間となった。全身、黒づくめの男たちは、ベンダーに向かって、こう警告した。
「あなたが行っている研究は、われわれが行おうとしている目的にとって、非常に障害となっている。地球における任務が終るまで、われわれの邪魔をすてほしくない。すぐさま研究団体を解散させるのだ」
黒づくめの男たちは、それはいうまでもなくMIBだった。しかも、彼の言葉を信じるならば、どうもMIBの正体は超能力を持った異星人らしい。この後も、MIBはたびたびベンダーの前に現れ、IFSB(国際空飛ぶ円盤協会)の解散を迫った。
・異星人たちは圧倒的に進んだ科学力で、地球人の体を自由に操ることができるといい、多くの同胞を国防総省ペンタゴンに送り込んでいる。地上のいたるところに基地を建設し、地球人に変身することもできる。それを証明するために、異星人たちはベンダーを南極の秘密基地にまで連れていったというのだ。
きわめて幻想的な要素の強い体験であるが、ベンダー事件のMIBは、実在する人間というよりも、どこか幽霊のような存在であることを強く感じさせる。幽霊異星人、もしくは霊的エイリアンとでもいえばいいのだろうか。
<MIB/UFO=超地球人説>
・ただし、キールの場合、一般のUFO目撃者や研究家とは少々認識が異なっていた。彼はUFO搭乗者を単純に地球外から来た知的生命体、すなわち異星人だとは考えていなかった。
UFO事件にまつわる不可解な現象や科学的な検証を拒むかのような見えない力、そして証拠の隠滅の裏には、もっと深い超自然的パワーが働いている。それは人類が古来、天使や悪魔、妖精と呼んできた存在と同じものであり、その正体は見えない異次元から地球人に干渉する知的生命体、いうなれば「超地球人」ともいうべき存在であり、MIBは、その監視を行うために異様な姿をとって出現するというのだ。
・したがってキールにしてみれば、MIBとはその正体を知られたくない超地球人たちにほかならず、さまざまな手段を使って証拠を闇に葬っているというのである。彼にとっては、MIBは古にあっては悪魔の使いであり、ときに悪魔そのものとして語られてきた存在なのだ。
実際、彼の仮説に従えば、ベンダーの前に現れた幽霊異星人としてのMIBの存在も容易に説明がつくことは確かである。
<MIBの正体はNSAのエージェントだ!!>
・重要なテーゼを忘れてはならない。最初に述べたように、UFO問題は軍事問題である。UFO情報を隠蔽しようとする当局もまた、アメリカ軍である。アメリカ軍のスパイにして、諜報活動を行う秘密機関とくれば、ひとつしかない。国家安全保障局/NSAである。はっきり断言しよう。MIBとはNSAのエージェントなのである。
・つい最近までアメリカが公式にその存在すら認めなかったNSAは、もともとUFO情報をコントロールする目的で設立された組織である。エシュロンなどの通信傍受を主な任務とすると一般には思われているが、実態は、さにあらず、UFO情報を収集及び分析し、かつ大衆には偽情報を流して混乱させ、最終的に、すべてをもみ消す諜報機関なのだ。MIBは、まさにNSAの中の実行部隊なのだ。
その力はCIAの比ではない。任務を遂行するためには、殺人もいとわない。彼らには殺人許可証がある。シークレットガバメントの意向に背く者は、たとえアメリカ大統領であっても消される。
ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ、通称JFKもまた、そうして暗殺された大統領のひとりである。彼はアポロ計画によって、月面でエイリアンとの遭遇を演出しようと画策したために殺された。暗殺を実行したのはNSAである。
・軍やCIA、FBI、警察を一糸乱れぬ動きで統括し、法廷で証言する者全員を事故に見せかけて葬り去る。事件を調査するウォーレン委員会を抱きこみ、すべてを封殺した。こうした芸当ができるのはNSAをおいてほかにはない。
<もうひとつのフェニックスライト>
・フェニックスに超巨大UFOが出現した午後8時よりも少し前、午後7時30分ごろ、北西に160キロほど行った街プレスコットでも、同様の事件が起こっていた。
当時、現職の警察官であったデニス・モンローが自宅を出て北に向かって車を運転していたところ、夜空に7個のオレンジ色のライトが光っていることに気づく。見ると、それはV字形に並んでおり、巨大な飛行物体であることがわかった。目測で片翼200メートルほど、大きさはフットボール場2個分に感じたという。
・お気づきのように、先に多くの人に目撃されたフェニックス上空の巨大UFOと、それより以前に目撃されていた巨大UFOとは形が違う。前者は半円形に光が並んでいるのに対して、後者はV字形の配列だ。光の数も9個に対して、5~7個である。大きさも2キロと200メートルと違う。そして何よりも、後者は人々によって機体をはっきり目撃されている。
<ラボックライト事件の真相とラムダUFO>
<ラムダUFOともうひとつのエイリアン>
・掲げた写真を見ていただくとわかるが、ラボックライトは巨大な逆V字形をしており、底部に複数のライトが光っている。これはフェニックスライトの巨大UFOと基本的にまったく同じ構造である。本書では、逆V字形をギリシャ語の「Λ(ラムダ)」に見立て、このタイプの巨大UFOを三角形を基本とするデルタUFOに対して「ラムダUFO」と呼ぶことにする。
しかも、ラボックライトの場合、その角度はちょうど90度、直角になっており、いわばL字形になっているので「ラムダUFO―L」。一方のフェニックスライトは、それよりも鋭角で、V字形になっているので「ラムダUFO―V」と名づけておく。
ラムダUFOに角度の違うふたつのタイプがあることには意味がある。象徴として、ラムダーUFO―Lは直角定規、そしてラムダUFO=Vはコンパスを表している。ふたつを合わせると「定規とコンパス」、すなわち史上最大の秘密結社「フリーメーソン」のシンボルとなる。
・これは偶然ではない。ラムダUFOを製造し、それを操縦するエイリアンはフリーメーソンなのである。ただし、誤解のないようにいっておくが、世界中にロッジをもつ近代フリーメーソンではない。もっと、はるか古代に設立された秘密結社フリーメーソンであり、その歴史はノアの大洪水以前に遡る。もっといえば、彼らはノアの大洪水以前に、この地上から消えた人々の組織なのである。
・ラムダUFOのエイリアンは確かに地球人とまったく同じ姿をしているが、この地球内部の亜空間に存在する天体アルザルからやってきているわけではない。彼らは失われたイスラエル10支族ではない。失われたイスラエル10支族よりも古く、そしてまったく違う天体から地球にやってきている。
いずれ近い将来、シャンバラとして知られる地底世界から戻ってくるエイリアン、いうならば「アルザリアン」たちと手を組み、この地上に戻ってくるときが来る。そのとき、全地球人は上空に前代未聞の超巨大ピラミッドを目にすることになるだろう。
そして気づくのだ。
物語に記された天空の城「ラピュタ」は実在し、ラムダUFOに乗っている人々の正体が絶対神によって取りあげられた預言者エノクの民「エノキアン」であることを!!
・MIB=異星人説と同様、UFO問題の偽情報のひとつに、エイリアン・テクノロジー伝説がある。有名な墜落UFO事件、すなわちロズウェル事件において、回収したエイリアン・クラフトからさまざまな技術を軍事的に転用することに成功し、その一部が今日の科学技術の基礎になっているというのである。
それを暴露した人物として、アメリカ国防総省の元情報高官フィリップ・コーソー中佐が、この世界では有名だ。フィリップ中佐によると、墜落UFOから回収したコンピューター集積回路や光ファイバー、暗視カメラなどのメカニズムを分析することに成功した軍部は、それらを後にトルード将軍を通じて民間に払い下げた結果、IBMやベル研究所などのアメリカ企業が潤ったと述べている。ちなみに、極秘情報を暴露したのが理由かどうかは不明だが、フィリップ中佐は不審死をとげている。
・また、同様に、ノースカロライナの緊急医師スティーブン・M・グリア博士が主催した「ディスクロージャー・プロジェクト」では、社会的に高い地位や名声のある人々が異星人の存在を認め、政府が情報を隠蔽していると批判。人類社会の発展の裏には、墜落UFOのテクノロジーが存在したと主張している。
これは今後、随時、情報を公開していくつもりだが、エイリアン・テクノロジーの一部をアメリカ軍が入手していることは事実である。それをもとに、地球製UFOを製造していることは本書でも述べた通りである。
<UFO隠蔽工作と『M-ファイル』>
・かって米国のNSA(国家安全保障局)は、UFOの機密文書として「MJ-12文書」をはじめ、「リア文書」や「クーパー文書」「ダルシー文書」など、数々のフェイク情報をリークしたことがある。アメリカ政府が異星人グレイと密約を結び、UFOテクノロジーを提供してもらう代わりに家畜虐殺キャトルミューテーションや人間誘拐アブダクションを黙認するという内容が注目を集めたが、この中にエイリアンの種族に関するデータが含まれている。
・曰く、異星人にはヒエラルキー(階層化)があり、一番下が「リトル・グレイ」という小人型ヒューマノイドで、クローンによって増殖するバイオクリーチャー。その上が大きな鼻が特徴的な「ラージ・ノーズ・グレイ」で、いわばリトル・グレイを管理する。その上になると容貌はグレイではなく、地球人とほぼ同じ、真っ赤な髪が特徴的な「オレンジ」な種族がおり、最高位は北欧の人々によく似て白い肌を持つ「ノルディック」が存在するというのだ。
『世界怪異伝説事典』
朝里樹 、えいとえふ 笠間書院 2021/12/22
<精霊が作ったシャスタ山>
・アメリカの西海岸沿い、カリフォルニア州のカスケード山脈南部にあるシャスタ山は、標高4000メートルを超える聖なる山。
・シャスタ族の神話によれば、天に住む「偉大な精霊」によって世界で初めて作られた山で、精霊が天に穴を開けて雪や氷を地上に落として山を作り出した。そして山を踏み台にして地上に降りてきて、樹木を生み、太陽に命じて雪を溶かし、川を作った。さらに木に息をかけると、小さな枝が小鳥に、大きな枝は動物に、折った小枝は魚に変わった。
・この山を聖なる山と考える人々は多く、ウィントゥ族はシャスタ山の精霊に舞を捧げ、山から湧き出す泉が途切れないように祈りを捧げるという。また、山頂ではレンズ雲や変わった雲がよく現れることから、山から地球のエネルギーが放出されている、山頂には理想郷がある、山の下に地底王国レムリアがある、UFOがよく出没する、別世界への入り口がどこかにあるなどの噂もあり、多くの人々がこの聖なる山に惹きつけられている。
<日航機UFO遭遇事件>
・1986年11月17日、日本航空の特別貨物船ボーイング747ジャンボ機が、アメリカのアラスカ州上空で巨大な「宇宙母艦」と遭遇。約50分にわたり、機長や搭乗員全員が目撃したというUFO事件が勃発した。
・機長の寺内謙寿によれば、始めは二つの物体が前方を飛び回り、急速度でボーイングに接近し、真昼のように明るい光を発したあと、並走するように飛行を始めた。この時、管制塔にレーダーの反応はなかった。その後、二つの物体はふたたび機体前方へ移動して飛び去ったが、ボーイングがアラスカ上空に差しかかった頃、二つの航空母船を重ね合わせたような超巨大な謎の物体が現れた。管制塔のレーダーもキャッチし、ボーイングは管制塔からの指示で旋回を試みたが、謎の物体はボーイングの後方にピタリとついて離れず、空港が見えたところで姿を消したそうだ。
<モーリー島のメン・イン・ブラック>
・1947年6月、ワシントン州のモーリー島で、ハロルド・ダールという男性が、息子、二人の乗組員、愛犬とともにモーリー島沖で流木を探していた。突如、金属製の飛行物体が空中から6体現れ、頭上を音もなく飛んでいったという。その飛行物体はドーナツ型の円盤で、側面には窓がびっしり並んでいた。6体のうち一体は故障したようにふらつきながら飛行し、別の一体に接触して船の真上で爆発した。破片の大半は湾内に落ちたが、一部は海岸に落下したため、ダールは白くて軽い金属片を持ち帰ったそうだ。
その翌日の朝、自宅に謎の黒ずくめの男たちが現れ、近くの食堂に誘われたという。そして昨日見たことは他言してはならないと忠告された。男たちの様子から身の危険を感じたダールは、目撃証言を一度は撤回したものの、のちに真実を公開したという。
この男たちはメン・イン・ブラック(MIB)と呼ばれる男たちである可能性が高い。UFO目撃者に近づき、これ以上深入りすることを警告する黒ずくめの男たちである。MIBの噂は1940年代末から広がり始め、その正体は政府の要員とも、地球人の格好をした宇宙人とも噂されている。
<UFO事件簿>
・UFOが世界中で目撃され始めたのは、第2次世界大戦後以降と言われている。特にアメリカ西部は、有名なロズウェルやエリア21などUFOにまつわる場所が多く、「UFO発祥の地」とも呼ばれている。
◎ケネス・アーノルド事件
UFO=空飛ぶ円盤というイメージを定着させた事件。1947年6月、アメリカ人の実業家ケネス・アーノルドが、ワシントン州レーニア山付近の上空で、三日月型の九つの飛行物体を目撃した。
◎ジョージ・アダムスキー
UFOや宇宙人と遭遇した人のことをコンタクティと呼ぶが、もっとも有名なコンタクティがジョージ・アダムスキーだろう。
・UFOは自分を探しに来たに違いないと思った彼は、単独で金星人オーソンと対面する。アダムスキーはオーソンと交流を深めることに成功したという。
・彼は生涯にわたって25回、宇宙人とのコンタクトに成功したと言われている。ローマ教皇ヨハネ23世らに支援されるなど、世界で活躍するコンタクティだった。
◎ヒル夫妻誘拐事件
1961年9月、ニューハンプシャー州で起こった、人類史上初の宇宙人による誘拐事件。バーニーとベティという夫妻がドライブ中、巨大なUFOに遭遇。そこから記憶を失ってしまうが、二人はUFOに拉致されて人体実験をされていたことが、のちの逆行催眠によりわかった。このようにUFOや宇宙人に誘拐される現象を「アブダクション」と呼ぶ。
◎イーグルリヴァー接近遭遇事件
1961年4月、ウィスコンシン州のイーグルリヴァーで起きた奇妙な事件。ジョー・シモントンという男性の自宅の裏庭にUFOが降り立ち、中から出てきた宇宙人が水差しを出して水を求めるジェスチャーをした。ジョーが水を入れてやると、宇宙人はパンケーキを三枚くれて飛び去ったという。
◎フェニックス・ライト事件
1997年3月、アリゾナ州で起こったUFO目撃事件。フェニックスおよび周辺地域の上空に、全長1キロ以上とされる巨大なV字シェイプの物体が出現。目撃者によれば、音もなくゆっくりと飛行して消えていったという。住人の1万人以上や地元警察も目撃したことで、騒動になった。
<UFOは実在する? 「未確認航空現象」>
・2021年6月、アメリカの情報機関が、未確認飛行物体(UFO)に関する報告書を公表した。2004年から2021年までの18年間、アメリカ海軍などから報告された144件の調査報告書である。宇宙人やUFOといった言葉は使われていないが、「未確認航空現象(UAP)」という単語で不思議な飛行物体を表現している。このうち、物体の正体を特定できたものはわずか1件(しぼんだ巨大気球だった)だけで、残りはすべて未解明とされた。
これまでアメリカ政府は、軍の空域内で謎めいた飛行物体の目撃情報があっても、ほぼ黙殺してきたが、近年、UFOの実在を認めるような動きを見せている。
『終末へのカウントダウン』 スペースプログラムが予言する
韮澤潤一郎 たま出版 2015/11/17
<地球に突きつけられた宇宙人からの最後通告>
・この時代に大国間でどうにも止まらなかったのが、原爆と水爆の核実験競争であった。
・この方針は、2010年に公開された数千ページものイギリスのUFO機密文書で明らかになる。
それは「第2次大戦中にイギリス空軍のパイロットがUFOに遭遇した情報を当時のチャーチル首相が50年間封印するよう指示していた」というものだ。
その文書によると「空軍偵察機が任務を終えてイギリスに帰還する際、UFOに遭遇した情報を当時のチャーチル首相が50年間封印するよう指示していた」というものだ。
・また、95年の機密文書には、「民間機の機長が報告した情報によれば、マンチェスター空港に接近していた際に、UFOとニアミスし、地上からの目撃者によると、その物体はサッカー場の約20倍もの大きさがあった」などと書かれた部分もある。
アイゼンハワーが連合国最高司令官であったのは1945年末までだから、チャーチルが「UFO機密扱い」を依頼したのは第2次大戦中で、すでに戦時中から世界的にUFOは隠蔽するという傾向にあったのだ。
<警告としての前兆>
・いっぽう、地球温暖化が原因とされる気候変動が激しくなり、2005年8月に、ジョージ・W・ブッシュ大統領の出身地テキサスに隣接するルイジアナ州のニューイーリンズに、最強のカテゴリー5のハリケーン「カトリーナ」が上陸した。市の8割が水没し、48万人の市民に避難命令が出されたが、州兵の多くがイラクに派兵されていたため、救助活動や治安維持が手薄になったうえ、大統領令の対応が遅れ、結果的に2500人以上の死者・行方不明者を出してしまった。このためブッシュ大統領の支持率が急落した。
・この状況を憂慮した宇宙からのレスキュー部隊が、ブッシュ大統領に対し、不気味なプレッシャーをかけるという事件が発生したのである。安易に戦争を起こしたりせずに、やがて来る大変動にもっとまじめに対応せよという警告として、驚愕すべき巨大UFOが、当時「西のホワイトハウス」といわれたブッシュ大統領のテキサス州の私邸に現れたのである。良きにせよ悪しきにせよ、アメリカ合衆国は地球という星の中心的な国家であり、この世界の未来に責任があるからであろう。
2008年1月8日夕方、テキサス州ダラス南西部で、巨大な正体不明光体群が飛び回り、軍のジェット機が騒がしく追跡しているのが目撃された。
午後7時15分、ダブリンという町の上空1000メートルほどに「2つの巨大な琥珀灯をつけたスクールバス状の物体」が現れ、ゆっくり東南に移動していくのが見られた。あるときは停止したかと思うと、急に少し進んだりして、のろのろと移動していく。
・ちょうどその直線上16キロ先には、「西のホワイトハウス」と呼ばれたブッシュ大統領の私邸があるクロフォード農場があったのである。この巨大なUFOはブッシュ大統領の私邸に着陸したのだろうか。
<最大のUFOは長方形だった>
・現地目撃者の証言は一致しており、1月8日の日没のころ、夕暮れの空に巨大な一つの構造物があり、それを取り囲むように、黄色や赤、青、白のまぶしい光を見たと言っている。
その構造物がそれほどの大きさなのかを明確にしたのは、地元で運送会社を営むスティ-ブ・アレン氏(50歳)であった。彼は自家用飛行機を持ち、30年以上にわたるパイロットの経歴があったので、航空機の距離や大きさ、そして速度などについて非常に的確な判断ができた。
アレン氏は、午後6時12分、グレン・ローズにあるオフィスから、仕事を終えて自宅でキャンプ・ファイアーをするため旧友2人を車に乗せ、個人で所有する飛行場と自宅があるセルデンの丘陵地に向かっていた。
・夕日が地平線に落ちようとしていたそのとき、右手の方から4つの白い光体がすごい速度で近づいてくるのを見た。
「おい!右手のあれが見えるか?」と、隣席の友人たちに声をかけた。
「見えるぞ!何だろう?」と、一緒にいた他の2人もそれに気付いた。
この時の状況について、アレン氏はABCネットワーク・ニュースに次のように答えている。
「4つの光体は、長方形の巨大な構造物の四隅に位置していることがわかりました。その長方形の長い一辺は1600メートルほどあり、短い一辺はその半分(800メートル)くらいです。そこは私の飛行場エリア内で、離着陸する航空機の距離や大きさ、そして速度などを私は正確に認識できるのです……。長方形をなすその物体は、私たちとの距離が30キロメートルほどになったあたりから徐々に速度を落としているように見えました。はじめは時速4800キロメートル(マッハ4=ジェット旅客機の5倍)くらいでしたが、やがて私たちの近くに来たころには、一般の旅客機ほどの速度である時速480キロメートルくらいになっていました。それはセルデンの丘の頂上北部の地表から900メートルくらいの高さを通り過ぎていました……」
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