竜神=恐竜、天狗=原人たちの霊であるとする浅野正恭の考察や、竜神=蛇類、稲奈利(いなり)=狐類、天狗=禽類、妖精=昆虫の霊であるとする藤井勝彦の説の流れなども並行して存在しており、一定ではない(14)

『ヒトラーとは何者だったのか?』

(阿部良男)(学研)  2013/8/29

厳選220冊から読み解く

<ナチス・ドイツ支配民族創出計画>

「支配者民族/レーベンスボルン(生命の泉)の試み」(キャトリーン・クレイ,マイケル・リープマン)(現代書館)

・本書の帯には、「ナチス千年王国のために世界を支配するアーリア民族を作るために、ナチ親衛隊が実施した“レーベンスボルン”計画を暴く」とある。

・ヒトラーのナチス・ドイツは人種的優秀性が認められるとするアーリア民族による人種国家の創設を構想した。しかも壮大な領土支配計画を満たすため、ゲルマン民族の増殖が奨励される。

反面、遺伝的に問題がある国民には「断種法」が適用され、民族的不純因子「ユダヤ人」の排除は当然の帰結となり、ユダヤ人問題の最終的解決(絶滅)の道に通じる、この計画を推進したのが、農業高等専門学校で品種改良/優生学に興味を持った狂信的な妄想家の親衛隊(SS)司令長官ハインリヒ・ヒムラーだった。

・ヒムラーは、まず、厳密に選別された若い親衛隊(SS)隊員を、純粋なアーリア人女性との性的交渉(自由恋愛が推奨された)で、「増殖」させる計画を推進し、計画を支援するべく、母性養護ホームや福祉制度などを設けた。

・これが1935年12月12日に設立された「レーベンスボルン協会」である。さらに北方人種の優秀性を科学的に証明する目的の「アーネンエルベ協会」も創設された。

だが、ヒムラーの期待通りの結果は得られなかった。彼は戦争開始後の1939年10月28日に「生殖命令」と称される指令でSS隊員の私生児を含む子沢山を奨励し、経済的支援を約束している。

・次にヒムラーは占領地ポーランドで人種的にドイツ人化できる価値ありと判断した(金髪、青い目など)子供(2歳から12歳まで)の略奪計画を実行した。徹底的な身体検査を行った上で、対象者を選別し、集中的にドイツ人化する洗脳も実施した。この際、ポーランド人の両親、縁者とのつながりは完全に断ち切られ、2歳から6歳までの子供は、多くがドイツ人の家庭に養子縁組された。

その子供たちの数は不明。自分がポーランド生まれと知らず、現在もドイツで生活している人が多いのである。

・この作戦は、チェコ、ユーゴスラヴィア、ノルウェー、オランダでも実行された。

特に金髪で均整のとれた北方民族ノルウェー人女性との血の混合を推奨。この結果ノルウェーでは6千から1万2千人のドイツ人を父に持つ子供が生まれた。ドイツ人との関係を持ったノルウェー女性たちは、戦後、誹謗され多くの個人的悲劇を生んでいる。

・20年以上かけて収集したナチス、ヒトラー、ユダヤ人問題等で、国内で刊行された日本語図書を分類して目録をつくりあげてしまった。収録冊数は3千を上回る。

『ヒトラーを読む3000冊』 (阿部良男) (刀水書房)

『マクモニーグルが語るリモート・ヴューイングの世界』

 (植田睦子)(ハート出版)2007/5/30

<これまでのところ、過去に行くのに、限界を見出したことはない>

・これまでのところ、過去に行くのに、限界を見出したことはない。以前、100万年以上前の過去にさかのぼったことがある。

また、未来については、40万年先まで行ったことがある。

距離は、一番遠い所で、天の川銀河の中心まで行った。いまのところ、まだ時間的にも空間的にも限界というものがあるかどうかはわからない。

<ジョーの「ここだけの話」>

<宇宙人はこんな「人」だった!>

・宇宙人にも種類がある。高度に発達した文明をもつ知的生命体や二度と見たくないような、醜い容姿を持った宇宙人と遭遇したことがある。どんなふうに醜いかって?あまりに醜いので、友達には絶対なりたくないようなヤツだった。リモート・ヴューイングで、宇宙人を見たことが数回あった。我々が、彼ら知的生命体のテリトリーに侵入しているのも、彼らは、もちろん承知しているようだった。

しかし、目を合わせることを避け、それとなく無視するような態度だった。

・ 彼らから我々に、直接コンタクトしてくることはない。彼らは、我々地球人のことを、まだ未成熟な存在であると考えているからだ。我々がもっと霊的に成長して思いやりの心をもち、宇宙の住人として参画するにふさわしい存在となったらコンタクトしてくる可能性はある。

<2012年にマヤの暦が終わる・・・だが・・・>

・2012年にマヤのカレンダーが終わっていることから、そのときに人類にカタストロフィ(大変災)が起きるか?という質問をよく受ける。2012年もリモート・ヴューイングで見ても、地球の壊滅とか、人類の滅亡などは見えない。

・もしマヤ人が2012年に生きていたら、それ以降の新しいカレンダーを作っただろう。しかし、十分に多くの人々が、ひとつの事柄について心配したら、実際にそれが現実化して起きてしまう。人の思念のパワーには、それだけの影響力がある。

『異次元の旅へ』

 (藤崎ちえこ)(徳間書店)2005/12

<天才透視能力者ジョー・マクモニグル>

・彼は、元アメリカ軍の軍人でしたが、ある日パーティーでビールを飲んでいたら、突然倒れてしまい、そのまま意識を失ったのです。そしてその間、彼は体外離脱を経験していました。

 まさに、自分の身体を外から眺めていたのです。最初はとても驚きましたが、その状態があまりに心地がよいので、このままでよいと思ったのです。つまりもう肉体に戻りたいとは思いませんでした。

 ところが彼が倒れているのに気がついた友人が彼の身体をゆすって起こそうとしたのです。すると、彼の意識はまるでゴムのように、友人がゆするたびに出たり入ったりしたのです。

「もうこのままでいいんだ、ほっといてくれ!」彼がそう叫ぶも、友人の耳には届きません。

 

・そしてそのうち、意識を取り戻しました。しかし、彼はその臨死体験の間、神の光を見たのです。愛とやさしさの光に導かれた彼は、自分はずっとひとりではなく、いつも見守られていたのだということに気がついたのです。

 そして、肉体に無事戻り生還した彼は、天才透視能力者として第二の人生を歩むこととなりました。とはいっても、最初は相変わらず第一線で戦う軍人でしたが、「ジョーと行動を共にしたら、絶対に死なない」といううわさが軍人仲間の間でたちました。というのも、爆弾が落ちる前に、彼がいち早く察知して、移動するように仲間に知らせてくれるからです。

 

・そのうち、アメリカ軍のほうで、スターゲート・プロジェクトという計画がひそかに進行していました。透視能力の高い人物を集めて、さらに訓練し、軍事的に使おうという計画です。そこで、一番に名前があがったのが当然ジョーでした。何人かの訓練生の中でも、彼は飛びきり優秀でした。

 そこで、さらにその才能を磨くべく、彼はモンロー研究所に派遣されたのです。ロバート・A・モンローは、彼のために特別なヘミシンクを開発しました。つまり、透視のためのヘミシンクです。そして、ヘミシンクのおかげで、そこにいた何ヶ月かの間にジョーの能力はさらにレベルアップしたのです。

『深宇宙探訪記』

(オスカー・マゴッチ)(加速学園出版部)1991/8

<地球と多数の銀河系を持つその可視宇宙は、中域VR3(第3密度)>

・自分の故郷の次元の他にもたくさんの次元がある。こうした次元は隣接して存在しているか、あるいは部分的に重なり合っていることすらある。どの次元も物理的には似通っているがお互いに探知できない。それは、周波数『域』が異なっているからだ。低周波数『バンド(帯)』や高周波数『バンド』にも次元は存在している。

・どの知覚型生物形態にとっても、周波数の『高バンド化』や『低バンド化』は非常に難しく、専用宇宙船かブースター支援、あるいはその双方を必要とすることが多い。こうした『バンド』は、実際には、異なる世界秩序であり、宇宙の進化スケール上にある各種の存在レベルで構成されているからだ。つまり、密度が異なる別々の振動界(VR)ということだ。

・地球と多数の銀河系を持つその可視宇宙は、中域VR3(第3密度)だし、サイキアンと連盟世界の多くは、高域VR3ないし低域VR4だ。このような振動界は玉葱の皮のように球体の中に球体があるようなものだが、周波数界の高低差が非常に大きいので、それぞれ十分に隔絶されている。振動界の主体も居住者も、別の振動界のものとは(固体対エーテル、火と水のように)相容れない。お互いの技術を利用することも出来ないし、物や道具を別の振動界に持ち込むことも出来ない。精々できることといえば、相互影響力を僅かに働かせることぐらいだが、それとて、間接的にしか出来ない。したがって、別の振動界に旅する者は全く自分の力しか頼るものはなく、現地と融合し、現地の方法しか使えない。

・「ガーディアン評議会」が私に会ってみたい、と興味を示しているのだと言う。彼ら“ガーディアン”は肉と血のある生物ではなく、時空を超越した非物質的領域に住む純粋エネルギーの存在だという。天国の主人役のように彼らは『兄』であり、広大な秩序ある体系としての宇宙全体を通じて、ありとあらゆる次元と宇宙に存在する人類の運命を導いている。もし、私が行くと決めたなら、体ごと、存在の非物質的な次元へ移送され、その間、最終移転地点で変質を遂げなければならないのだという。

<延命者・最延命者>

・連盟の半分以上の場所では、人間の平均寿命は地球年の2百歳で、半分以下のところのいわゆる『長命』の寿命は8百歳だ。子供時代と青春期は地球のと同様で、18歳から521歳で成年に達する。壮年期は35歳から50歳の間だが、長命の場合の壮年期は安定した『最盛期』の状態で5百歳まで続き、その後に2百年間の中年期が来る。年齢による衰退期は、7百歳ぐらいを大分超えてから始まる。

・非常に優れた功績のある個人に対して、連盟は寿命を5千年まで伸ばすことができる。延命処理は極秘のクリニックで行われ、(「延命者」と呼ばれる)寿命の延長を受けた者は100年位に一度クリニックに戻って追加処置を受ける必要がある。これは生物学的処置というよりも、本質はサイ粒子にかかわり、オーラを徹底的にいろいろと調整をする。

・また、極めて希有な場合、代替の交代がない不可欠の一握りの個人については、ガーディアン評議会が、3万5千年から4万年まで肉体面で第二の延命を与えることがある。(こうした寿命)延長者は『最延命者』と呼ばれる。)最初の処置とその後の追加処置はガーディアン達が超次元的に行うが、そのプロセスは不明だ。

<グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成するガーディアン達>

・ありとあらゆる系に存在し、人類の長老である彼らガーディアン達は、二度とあのような宇宙規模の破壊行為が生じるのを防ぐことと、暗黙の勢力から守ることに献身するようになった。グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成する彼らガーディアン達は、多宇宙の構造の『外側』に、つまり時空を超越した完全に非物質的な次元の最上階域に存在し機能している。彼らは霊的存在であり、時としてその在住場所に光の存在として出現することがある。私達の故郷がどのような宇宙界であろうとも、彼らは、この世のものでない在住場所から私達人間世界が適切に機能し進化するよう導いてくれている。

・このように数十万年前の昔に私達の多宇宙の遠い所でさまざまな人間世界系の諸問題を管理するために大連盟が誕生した。第11部門もそうして誕生し、その中核であるサイキアン諸世界が大連盟の中心部門となった。その統治惑星をザンシウスという、連盟の33部門を構成しているのは総計5千の主な世界センター惑星だが、それに加えて手付かずで未開発の惑星がその数の百倍はある。

(一部門として参加しているのが銀河系連合で、その代表はアシュター司令部だが、もしかしたら連盟加盟につながるかも知れないので、惑星地球の進化に関心を払っている。)」

<太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こった>

・時たま、『暗黒の主』が肉体を持って具現化することもある。(たとえば、かって『ダーズ・ヴェイダー』がそうだ。この宇宙人は実在していたのだ!)『暗黒の勢力』の『帝国同盟』UFO飛行士は、地球任務では大体三角形をしたコウモリ型の偵察機や戦闘機を使う。昼間は鈍い黒色で、夜間は消防車みたいな赤色に輝き、いみじくも『悪魔機』という名で呼ばれている。『暗黒の勢力』は残忍な破壊行為を行ったり、人間に危害を与えたり、誘拐したり、動物をばらばらに切断したりするので悪名が高い。

・まず、『連盟』とその始まりについて全般的な説明を簡単にしましょう。太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こった。その結果、巨大なエネルギーが放たれ、私達の多宇宙の何百万という多数の世界が破棄されてしまった。

・全領域の構造自体も粉砕され、多数の次元へと細分化されてしまい、新たに形成された亀裂線が恒久的な障壁となってしまったのだ。即時とも言える宇宙旅行とコミュニケーションが以前は自然に行えたのだが、それももはや不可能となってしまった。

・この戦争からの復興は遅々として進まず、部分的にしか行えなかった。だが、例に違わず、生命は勝った。生き残った幾つかの世界は、人類も異星人も同様に新規蒔き直しを図った。救出された生き残りから、そのままのところまで復興した世界もあれば、完全にゼロの状態から原始的状態での再出発というところまで行った世界もある。

・そして何千年もの時間が経過し、戦争の影響を受けた諸世界の大半は、程度こそ違え、文明が繁栄するようになった。その大方は、たとえ、小規模であるにしてもまた宇宙を航行するようになった。貿易や交流が惑星間や星系間で始まった。地域間のリンクができている所もすでにあり、地域間同盟も出来上がっている。

・そうした地域のひとつが諸世界サイキアン連盟だった。この連盟は率先して大複合体の発展にも着手し独立した一部門を構成するようになった。これが後に連盟11部門に指定されることになる。それはまさにこの地域に33の広大な部門を持つ(正式名称を自由諸世界次元間連盟という)大連盟が最終的に形成されたからだ。これは、(光の勢力を支援する)ガーディアン評議会に派遣された宇宙派遣者達の提案と指導によってなされたことなのだ。

<悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センター>

・『暗黒の勢力』は、自分たちの基地はオリオン大星雲にある、と私達に思いこませようとするが、彼らは、単にそこからやって来たにすぎない『落ちた者』で、依然として周辺にまつわりついているだけなのだ。実際は、オリオン座は『光の主達』の故郷であり、『銀河系委員会』の故郷でもあるのだ。そして、アルクトゥルスを中継基地として使っている。

・私達が、いる宇宙領域において、『暗黒の勢力』と彼らが支配する悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。私達の太陽系においては、冥王星を中継基地に使い、地球から見えない方の月面を地球への侵入基地に使っているが、両基地とも昔から存在している協定に違反している。地球ミッションの人員は『連盟』にしろ『帝国同盟』にしろ、比較的少なく、その役割も大半が「監視活動と互恵的平和維持活動」に限定されている。

・MIBすなわち『黒服の男達』は、嫌がらせや威嚇、テロや殺人を専門とする『暗黒の勢力』の手先だ。報酬を得ていたり強制されていたり、あるいはその両方の場合もある。

手先となった人間が政府に雇われた人間傀儡か、あるいは洗脳されたバイオニック操作されている消耗品同様の人間ゾンビか、そのどちらかであろう。時には異星から来たまったくのロボットのこともある。(実在している人間の短命複製クローンである)の生霊のことも多い。さらには『ポルターガイスト』の悪霊やホログラフィーによる投影像のこともある。仕事の内容次第で何にでもなる。

・彼らMIBは、地球在住の主人たちに取り仕切られており、いろいろな基地(通常の地球基地は南極大陸のエレブス山中にあり、太陽系内の基地は地球から見えない月面やいろいろなアステロイドや冥王星)にあるから調整・統合を図られ活動についての指示は『反対勢力』の宇宙艦隊の知性に仰ぎ、背後では地球のような次元に住む『暗黒の主達』に支配されている。

<自由な世界次元間連盟>

・地球人類の起源は、プレイアデスの散らばった系に由来する。地球人類が地球に移住してきたのは『多数の千年期』の昔である。それ以来私達の『後に残された』人間の祖先たちは、銀河系と他の次元領域の至る所に広がった。

・さまざまな次元に存在する何千という星系からなる彼らの緩やかな『共通利害団体』は、『自由な世界次元間連盟』と呼ばれ、多次元宇宙の33の広大な領域に及んでいる。

・シリウスは、私達に向けた「連盟」の送信センターとして使われている。私達を高め、迫りくる宇宙的なコンタクトと、その結果として起こる変貌に対して、この世界を準備させるためなのだ。何千年にもわたってシリウス人は地球人とコンタクトしてきたが、その際、彼らとその仲間は『ホルスの目』という印(三角形の中に目を配したデザイン)を用いてきた。

・『暗黒の勢力』とその地球の『光明派』の召使達は、シリウスのセンターから来た『善玉』になりすましている。これは地球人を混乱させ利用せんがためで、本来のシリウスからの送信内容を歪めたものに変え、自分たちの悪の教えを植えつけようとしているのだ。そのために、シリウスの『ホルスの目』のデザインの印も使っている。『暗黒の勢力』に支配されているのはメン・イン・ブラック(MIB)たち、すなわち、あの恐ろしい『黒服の男達』は、一つの目ないし一条の稲妻を中に配した例の古典的な三角形を自分たちが使用する黒塗りのキャデラックのドアにつけている。

<金髪碧眼のクェンティン>

・彼の話では私が見た円盤は地球と違う次元のもので、母船を伴いバミューダ三角海域のようないわゆる『窓の領域』を通って地球に来たのだという。円盤は意のままに物質化・非物質化できるという。

・クェンティンは、背が高く、年齢は30代と思える。髪の毛はブロンドで、射るような青い目をしており、レジャースーツを着て、対変奇妙なお守りを身に着け、今までに誰からも感じたことのないような不思議な魅力を醸し出していた。

・それから数分して、投げ出されたところは、惑星地球から何千キロも離れた深宇宙の中だった。(後で分かったのだが、円盤はゴビ砂漠の『シャンバラ』の移行窓をわざと使い、素早く深宇宙へと移動したのだ。)近くには大きな円盤型母船がいる。その母船に非常に奇妙な方法で乗船した。私を乗せた円盤は、すっかりと言っていいほど非物質化してから、母船の胴体を通過したのだ。母船内の七つの円盤駐機区画の一つに入ると、今度は物質化して以前の状態に完全に戻った。

・今乗っているのは連盟登録の宇宙研究室船で、長さは約2.4キロ、中規模の宇宙船です。本当に大規模な宇宙船は、この十倍から20倍はあります。超大型の大きさは言うとびっくりするでしょうから、言うのは遠慮しておきましょう。

<都市の大きさはあるクリスタル宇宙船>

・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。

「何・・・ 何だ それは?・・・・」

私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ」

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(6)

『世界怪奇物語』

(黒沼健)(講談社)(昭和58年刊)

<シャスタ山の怪光>  アメリカ西部のミステリー

<空を走るボート>

・シャスタ山には、怪光以外にもう一つ奇怪な現象が目撃されている。1920~25年頃のある日、カリフォルニアの北部の葡萄園で、人夫が休憩の時間に外に出て、さて一服しようとしたときである。何気なくシャスタ山のほうを見ると、その上空に異様なものを認めた。

彼は「おーい、みんな早く来い。不思議なものが空を飛んでいるぞ」葡萄園の中に残っている人夫たちに呼びかけた。それは奇妙な形をしたボートであった。しかも、それが数隻ならんで、海ならぬ空中を悠々と走って行くのである。

・ウィッシャー・セルヴェは、“シャスタ山の神秘な人々”の中では、単に“奇異な形”という漠然たる表現をしているだけで具体的な説明をしていないので、それがどのような形をしていたかは判明しない。

・最近シェラ・ネバダ山麓のあるゴルフ場で数名のゴルファがこの“奇異な形”のボートが銀色に輝きながら、はるかの山嶺のかなたへ姿を消したのを見て、みんな茫然となった。これは水上を走るボートそっくりの形をしていて、いわゆる“空飛ぶ円盤”では決してなかったという。

・ある古代世界研究家は、メキシコにも休火山の地底を秘密の棲家として住んでいる古代人の子孫と思われるような一群の民族がいるといっている。

・ルイス・スペンスは、その著『レムリアの問題』のなかに、レムリア人は巨人族であったと書いている。となると、シャスタ山の中から時折、山麓の村や町に姿を現した長身で上品な“異様の男”は、ひょっとするとレムリア人の遠い子孫であったかも知れない。

・現代の地球上で最古の地表と地質は、シャスタ山を含む縦長の太平洋岸の帯のような地域であると言われている。ここは超古代大陸が最後まで古代時代の姿を残しているところで、現代における怪異の地域である。

<奇妙な顧客>

・この付近には、その昔幌馬車でやって来て、西部開拓団を祖先に持つ、人たちの村があった。

シャスタ山の特別調査部員の一人は、あるとき山麓の村の老人から奇妙な話を聞いた。

「この付近の山や森には、妙なやつが住んでいる。そいつは、わしらとは違った顔付であることから考えると、インディアンではないかと思う。奴らは、とても恥ずかしがり屋なのか、わしらに会うと急いで森の中へ姿を消してしまう」

・ところが、その奇妙な奴が、あるとき村の雑貨店へ来て日用品の端くれを買ったが、その代金として払ったのが、アメリカの通貨ではなく、砂金であったというのである。

・顔を見慣れてくると、はじめはアメリカ・インディアンではないかと思ったが、それとも違うのである。頭が大きく、したがって顔も広い。それからよく見ると、皮膚の色も違う。インディアンは赤銅色だが、そのお客の顔は蒼白かった。頭には帽子をかむっていたが、これは帽子というよりは、頭部の飾りといったほうが当たっているような代物だった。

・前方の細長く先がとがっている。これが額から鼻筋を蔽っている。このため正直いうと、顔の上半分は、この陰になっていてよく見ることができなかった。

・その上に動作がどことなくきびきびしている上に、態度は上品で、身長は非常に高かった。どう見ても、アメリカン・インディアンではなかった。

・何日か経ったある日、その奇妙なお客はついに姿を現した。長いこと、これを待って、見張番していた男は、奇妙な客が用をすませて帰るのを、後ろから秘かに尾行した。

「ところが、その男は、森の中に入ると、まるで空気の中へでも溶け込むようにふっと姿を消してしまったのだ」

これではまるで透明人間である。

・これと同様なことは、山麓からあまり離れていないところに住む木こりも経験した。

・それらの報告を統合すると、異様な人物の輪郭は、だいたい次のようになる。

1、純白の寛衣のような服を着ていた。

2、靴ではなく、サンダルを履いていた。

3、頭髪は長く、きれいなカールをしていた。

4、長身で王者か貴族の風格をしていた。

<怪光の源は何か?>

・シャスタ山―標高4317メートル余の死火山。カリフォルニア州の北部、カスケード山系に属する。山中には珍しく氷河がある。

・この両地方には昔から奇怪な噂が流布している。それは夜間、ときたまこの州境の山系に奇怪な白い光が望まれるというのである。

・そこで、調査隊を組織してシャスタ山に送った。だが、調査隊でも山中からそのような強烈な光を出す光源を発見することはできなかった。

・怪光は、一時は頻繁に目撃された。そのため非常に評判になり、山麓には、見物人が各方面から押し寄せた。

・その地点は櫛の歯ですくように、綿密に調べられた。だが怪光の発光装置と思われるような物は、何処からも発見されなかった。

<三つの黄金の円屋根>

・アメリカ南カリフォルニアのロー山には、古くから天文台が建設されていました。そして、20年前に新型の望遠鏡のテストを行った。

・「円屋根なのだ。しかも、それは金色に光輝いていた。まるで“千一夜物語”のバグダッットの街の風景のようだった。それも円屋根は一つではない。第二、第三のものと、合計三つ見えたのだ」

「それで、先生には今でもそれが見えるのですか」「先刻、君と代わった瞬間に消えたらしい。いまではもう見えない。これはいったいどうしたことなのだ」

博士は先刻、助手に書き取らせた数字を手元の地図に照合させた。

「場所はだいたい何処だね」

「北カリフォルニアのシャスタ山の見当です」

「ふーむ。シャスタ山かー」

博士は唸るようにいうと、傍らの椅子に腰を深く埋めて考え込んでしまった。

天体観測の場合には、しばしば幻覚にとらわれることがある。自分が何とか見たいと思うと、そのものがレンズの中に忽然と現われるのである。これは一種の自己暗示と考えられないことはない。

しかし、その時の博士の目的は、飽くまでも新望遠鏡のテストで、シャスタ山の山腹にバクダットの風物を見ようなどという感覚は微塵もなかった。

『天国の法則』

人生を劇的に変えるスピリチュアル・レッスン

(藤崎ちえこ)(ビジネス社)  2005/8

<魂のシステムの謎を解く>

・この中心のまばゆい光は、いわゆるセントラル・サンと呼ばれるものでしょう。つまり、私たちの魂の親であり、故郷であり、生命エネルギーの元です。これは全ての生命の源であり、私達の起源です。

<ツイン・ソウルとソウル・メイト>

・ 魂というのは一つの魂がほかの魂と分魂していたり、二つ以上の魂が自分の中に入っていたりします。ですから、前世療法でアインシュタインの前世を持つ人が二人出てきてもおかしくありません。一つの魂をきれいに二分した場合、それは「ツイン・ソウル」と呼ばれたりします。二人はまったく異なる場所で生まれながら、似たような目的のために人生を生きていることになります。

・一つの魂を何人かで分け合った魂は「ソウル・メイト」と呼ばれたりします。よくソウル・メイトと結婚すると幸せになれると言われますが、ソウル・メイトは男女とは限りませんし、世の中に二人だけということはありません。

・私たちは、まばゆい光の分身である。自分という存在は高次の次元にも存在し、下の次元の自分にアドバイスしている。私たちは、物理的なもの以上で情報交換している。

『日月神示』 (魂の叡智)

 (中矢伸一)(徳間書店)  2005/6/17

<日月神示は、「実行する側」から書かれた霊的文書>

・太古の昔、地球神界の主宰神として霊主体従による神政を施かれていた国常立大神(くにとこたちのおおかみ)は、悪神の多数決によって、地球の東北(丑寅=艮)にあたる日本列島に御隠退を余儀なくされた。以来、五度にわたる「岩戸閉め」が行われ、この世は悪神・悪霊の天下となった。

 地上世界には、病・貧・争・災が蔓延し、人々は金や物を主体に物事を考え、自分さえよければそれでよいという、体主霊従(われ善し)主義がはびこっている。環境問題も日増しに深刻化している。このまま進めば、人類のみならず、この地球に生きとし生けるものすべてが死滅してしまうことになりかねない。

 

・そこで、再び国常立大神を始めとする正神の神々が、この地上神界に復権され、五度の岩戸閉めを一度に開き、三千世界の立て替え・立て直しを断行されることに

 その「正神復権の神告」として降ろされたのが、黒住・天理・金光・大本と続く、一連の霊的磁場発生であった。ところが、大神の切なる声は人類には届かず、これらの磁場は結局、取次役員によってワヤ(台無し)にされ、既成宗教化してしまった。

 こうした事態を見越して、弾圧を受けた大本とは別のところで降ろされたのが、「艮(とどめ)の啓示」と言われる、日月神示である。

 「艮」の字は、「うしとら」とも読むが、「とどめ」とも読む。すなわち、日月神示とは、艮の金神・国常立大神より人類に与えられた最後の啓示なのである。

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