9世紀初め、畿内において三つの型の狐の行動イメージが成立していた。狐の人への変身、とくに人との通婚、およびその結果としての人の姿をした子孫の誕生、人への付き、および狐の怪異、がそれである。(6)
<信仰を捻じ曲げる神への反逆者>
・マルドゥクは、アヌンナキの知恵の象徴エンキの血統。いわば、アトランティスの系列にある。
・つまり、塔の建設を主導したニムロデは、自身の名声を高めようと、エンリルに反逆したことになる。
そして、彼こそマルドゥクと同一視されているのだ。エンリルとエンキは和解したが、思想は真逆と何度も述べた。エンキの系譜にあるマルドゥクが従うはずもないということだろう。
ここから、神の反逆者=悪魔ともいえるマルドゥクの信仰が始まる。
<だれがイエスの教えを書き換えたのか?>
・どの時点からだったかはわからないが、バチカンがキリスト教を牛耳るために、マルドゥクの影響のもとにイエスの教えを書き換えたのだろう。
<王侯貴族から危険視された33位階の頂点に君臨するイルミナティ>
・イルミナティにはロスチャイルドの金銭的バックアップを受けたという説があるのだ。
<すべては予言通り!世界を牛耳るために計画されたふたつの世界大戦>
<世界の命運を決めた「3つの予言」>
・その概略は次の通りだ。まず、「これから起こる3つの世界大戦は、フリーメイソンの計画の一環としてプログラミングされたものだ」とし、「世界を統一するために3回の世界大戦が必要」という。
そして、「1回目はロシアを倒すため、2回目はドイツを倒すため、3回目はシオニストとイスラム教徒が滅し合い、いずれの戦いにも世界の国々は巻き込まれる」というものだった。
<第1次世界大戦の真の目的はロシアの攻略だった>
・その目的こそ、パイクの予言の「1回目はロシアを倒すため」とある通り、ロシア帝国の解体だ。
パイクは手紙のなかで、「第1次世界大戦は、絶対君主制のロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう」と詳細を綴っていた。
<第2次世界大戦の真の目的は『旧約聖書』の演出>
・続いて、第2次世界大戦について、「2回目はドイツを倒すため」と綴ったパイクの予言を再び引こう。その詳細はこうだ。
「第2次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』の間の圧倒的な意見の相違のうえに実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである。
・では、なぜユダヤ人国家建設を目論んだのか?
パイクの第3の予言「3回目はシオニストとイスラム教徒が滅し合い、いずれの戦いにも世界の国々は巻き込まれる」に繋げるためだろう。
この予言は具体的には、「第3次世界大戦は、シオニストとアラブ人との間に、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」ということだ。
<大戦中に姿を現した聖母マリアが語った「3つの預言」とは>
・何かをわれわれ人類に告げるために――というのも、マリアは3回目の出現の際に、3人の牧童たちに「3つの預言」を残しているのだ。
この内容は牧童たちからバチカンにも伝えられた。
第1の預言は「第1次世界大戦がもうじき終結する」、第2の預言は「第2次世界大戦が始まる」とローマ教皇庁から公表された。実際、その通りになった。
では、第3の預言とは何だろうか?
<原爆投下の裏に秘密実験あり!>
・もうひとつ、世界大戦中に起きた不思議な事件がある。それが「フィラデルフィア計画」だ。こちらは、奇跡のような超常現象ではなく、人の手による科学実験だ。
<米ソ宇宙開発競争はナチスのUFO開発から始まっていた>
<終戦50年後に判明したナチスの極秘UFOのプロジェクト>
・まずディグロッケは、その形状から「ナチスベル」とも呼ばれ、反重力装置を備え、重力にとらわれない飛行が可能な兵器と考えられている。
<ナチスの超技術はNASAへと受け継がれた>
・つまり、現在も続く宇宙開発の発端は、ナチスの科学技術が原点にあったのである。
<ヒトラーがその身に宿していた超能力的予言能力>
・そしてヒトラーは、いくつもの予言を残している!
例えば、「1989年以降、人類は支配する側と支配される側に分かれる」という予言。これに加えてヒトラーは「自分がいる限りはナチスもドイツ国民も支配される側になることはない」とも言ったという。現在、支配する側といえば、ロスチャイルドやロックフェラーが有名だが、そこにナチスの残党や意志を継ぐ者がいるのかもしれない。
また、「1989年以降、自然災害が激増する」とし、人類が二極化することで、地球はもとより宇宙にも多大な影響を与えると予言している。これは台風、地震、隕石の落下のことだろう。事実、台風災害は近年、深刻な被害をもたらしており、大規模な地震もたびたび起きている。ならば、隕石の落下もあり得るということか?
そして、「2000年以降、超人が誕生する」、最終予言として「2039年1月に人類はさらに進化する」と述べている。
<秘密裏かつ確実に進む人口削減計画の正体と思惑>
<権力者たちが集まる「ビルダーバーグ会議」の表と裏>
<着々と進む人口削減による支配者層の資源独占>
<人口削減、その真の目的は神を目指すこと ⁉>
・そして、これらの計画が進んだ先、最終的に裏の支配者層は、統一政府において神に取って代わり、自らが神になることを目指していると考えられる。
<人類はUFOの存在に馴染まされようとしている!>
<“地球製UFO”が世界の空を飛んでいる>
・「TR―3B」とはいかなる物体なのか。これは、いわゆる「宇宙人の乗り物とされるUFO」ではなく、“地球製”のUFOだ。アメリカのペンタゴンが極秘開発している秘密兵器であり、全長180m、幅90m、重さ100tにもなる大型機である。その能力はすさまじく、飛行速度は推定マッハ10以上、高度3万6000mにまで達し、宇宙空間を飛行することも可能だ。
しかも、燃料は核を使用しており、“反重力”を使って飛ぶのだという。
<宇宙人の存在の隠蔽と密約>
<少しずつ世界に浸透しつつある宇宙人の存在>
・少なくともUFO/UAPについて認めたのは、近い将来“宇宙人の存在も表に出てくる”ことを裏側から予告しているのではないだろうか。
<火星移住計画は、人類の帰巣本能から生まれた>
・アヌンナキの叡智のバックアップが保存されている火星は、人類にとっていわば原点のひとつであり、“第2の故郷”である。そこを目指すのは、アヌンナキの時代から人類に託されてきた計画だったのではないだろうか。
・そもそもアメリカを動かしているのは、イルミナティら裏の支配者層だ。アポロ計画に携わった宇宙飛行士には、フリーメイソンのメンバーも数多くいることが知られている。つまり、火星移住計画はイルミナティの陰謀も関与しているのである。
<進化した人類はどこに向かうのか>
<仮想空間に精神をアップロードする世界は“すぐそこ”まで来ている>
<異能の予言者ヒトラーが見た“超人”の誕生>
・未来を読み解く手がかりとして、まず触れたいのが独裁者アドルフ・ヒトラーが残した予言だ。先にも、ヒトラーには特別な予知能力が備わっていたという話、そして「ヒトラー予言」と呼ばれる未来予知にも触れた。そこで約束したように“これから”のことを暗示する、残りふたつの内容を見ていこう。
・ひとつは、「2000年以降、超人が誕生する」というものだ。
・続いて、もうひとつの予言は「2039年1月に人類はさらに進化する」――これは「ヒトラー最終予言」とも呼ばれている。なぜなら、2039年を境に、人類は地球から“いなくなる”からである。
ただし、いなくなるとはいっても、これは人類滅亡のことではない。現在の意味でいうところの人類が消え、2039年1月に人類以上の何かに進化、あるいは退化するのだ。
具体的には、2020年以降に誕生した超人たちは、より進化して“神”に近い生物(ヒトラーはこれを「神人」と呼んでいる)になり、それまでのあらゆる問題や危機は、彼らによって解決される。
一方、神になれなかった人類は一種の機械的な存在になる。「ただ操られて、働いたり楽しんだりしているだけの、完全に受動的なロボット人間」だと、ヒトラーは言った。
<ロズウェル事件のUFO乗組員は“未来人”だった?>
・例えば、1947年のロズウェル事件。
この70年以上前の事件から、新たな情報が飛び出し、2020年に話題になった。それは、ロズウェルに墜落したUFOの乗組員は宇宙人ではなく、未来人だったというものだ。
・新たな未来人説は2010年ごろに、イギリス人のビル・ライアンという人物が、アメリカ海軍の諜報部に勤務していたジョージ・フーバーという人物の証言を紹介したYou Tube動画が発端となっている。2020年3月から突然話題になり、世界中で知られるようになった。
それによれば、ロズウェルの墜落機に乗っていたのは4人のアジア人だという。そのうちひとりは墜落時にまだ生きており、「未来から来た」と答えたのだ。さらに、彼ら未来人は、「意識を実体化させ、ふたつの場所に同時に存在させる能力」や「テレパシー的な能力」を持っていたという。
<8973年、人は精神体のみの存在になっている>
・逆に、現代人でありながら、とんでもなく先の時代を見たタイムトラベラーがいる。
2018年からYou Tubeチャンネル「ApexTV」に出演しはじめた。ウイリアム・テイラーだ。彼はイギリス政府の極秘プロジェクトで、これまで何度も未来へタイムトラベルしたというのだ。
彼によれば、1981年の時点で、人類初のタイムトラベルは成功しており、われわれの知らないところで、何度なく時間移動が行われているらしい。
そして、2028年にはタイムトラベル技術が一般化され、2055年にはだれでも自由にタイムトラベルができるようになっているというのだ。
テイラーは、西暦3000年のまるで核戦争後であるかのようなディストピアと化した世界を見た後、すぐに引き返し、さらに今から約7000年後となる、“8973年”の未来を訪れている。そこは戦争も犯罪もなく、平和なユートピアそのもの。2050年までには五感を持つ人工知能も実用化されており、さらに、人間は精神をクラウド上にアップロードできるようになっている。
人間は肉体をステータス、精神体となり、電脳空間で暮らしているのだ。彼らに英語で語りかけたテイラーへの未来人の返事は、テレパシー的な手法で脳内に響いていたという。
・ここまで遠い未来の話になってしまうと、先すぎて検証のしようもないのが正直なところだ。7000年も経っていれば、文明の滅亡から再生のプロセスを2回くらい繰り返すほどの時間が流れている。
文明が崩壊するタイミングは、技術が発達したときである。そう考えると、テイラーが最初に見た西暦3000年の世界は、まさに崩壊直後のことなのかもしれない。そして8973年は、再生した後の世界となるだろうか。
<タイムマシンの入り口はだれもが知るあの天体>
・未来の人類は精神体のみとなっていた――テイラーの語る話はあり得ないことではないだろう。
・本章で伝えてきた未来人の証言を思い出してほしい。繋がっただろうか? そう、人間が肉体から解放され、精神体のみの存在になるのだ。もしこれが可能ならば、人間は時間や距離などのさまざまな制約から解放される。
地球には宇宙人とチャネリングをする人々がいる。彼らによれば、人類よりはるかに進化した高度な文明を持つ生命体は、“自分が移動するのではなく、その空間を引き寄せ”て移動を可能にするという。
時間も場所も超越できるのだ。おそらくそうした生命体も肉体は持っているため、光を超える速度での移動はできないはず。だから、精神体となる技術が開発されたのかもしれない。
<そして人類は仮想現実の世界に閉じ込められる>
・また、タイムトラベラー・テイラーの発言で注目したいのが、「精神をクラウド上にアップロード」「精神体となり、電脳空間で暮らしている」などの証言だ。
これらはタイムトラベルの実現以上に、“あり得ない話ではない”。
それどころか、現代はまさに裏の支配者層により「仮想現実」の世界へ移行する準備段階にある。そう、現在進行形の“あり得る”話なのだ。
彼らは最終的には、人類の精神体を仮想空間にアップロードし、徹底的に管理する新世界秩序実現のため、仮想世界へ導こうとしている。
・そもそもレプティリアンは、不老不死に近いほど大変な長寿の生命体だった。そうした記憶がDNAに刻まれているアトランティス側のドラコニアンは、死に抗いたいのだ。そして神=アヌンナキへの反逆心から、死ぬことなく、永遠に地球を統治していたいと考えている。
・だが、レプティリアンの血統は、人類を次元上昇を“させたくない”のだ。
レプティリアンの血統たちは、アヌンナキの技術の象徴・エンキのDNAを受け継ぐ者でもある。高次元の存在からの天啓を得ることは、彼らとは真逆である! 天啓とはいわばスピリチュアル的なものであり、その象徴であり、和解したとはいえエンキと相容れなかったエンリル側の人類の能力だ。ネイティブアメリカンを徹底的に弾圧してアメリカを奪ったのも、GHQが日本人の精神力を破壊してきたのも、エンリルのスピリチュアルな能力を受け継ぐムー側のドラコニアンだったためだ。
つまり、次元上昇を食い止めたいのは、そうしたスピリチュアルな能力を完全に奪うためでもあるのだ。仮想世界に押し込めば、それも可能となる。
・ちなみに、天啓を与え得るほどに高次元に上昇した者のなかには、天使だけでなく、“悪魔”もいることを捕捉しておこう。エンキ側の神的な存在である、いわゆる堕天使サタン、ルシファーなどだ。
ひょっとすると、彼らがアトランティス側のドラコニアン=裏の支配者層の心の隙間に入り込むような形で、使命感を与え、利用したのかもしれない(推測でしかないが、例えば、これ以上の次元上昇をする者を排除するために……)。
<未来の人類史は人工知能が作る>
<人工知能の手のひらの上で誘導される人類>
・その支配は今後、ますます進んでいくことは間違いない。人間が人工知能に委ねようとしていることは増えつづけている。
例えば、政治だ。アメリカでは州にもよるが、人工知能が議員選挙に出馬することもできるという。今はまだ当選するようなことはないだろうが、これから人工知能の精度がますます上がれば、「不正もしないし、合理的な判断もできるし、人間よりよほどいい」と選ばれる可能性もある。となれば、人間は暮らしすらも人工知能に完全に誘導されてしまうのだ。
<確実に到来する不老不死の世界>
・また、肉体はコンピュータを動かすためのエネルギーに使われることにもなるだろう。だが、その場合も利用される側に抵抗はないはずだ。なぜなら、肉体は仮想現実の世界には必要ないものであり、逆にその世界を維持するためには必要だからである。
肉体を持たなくなるその世界では、もちろん老化することもない。不老不死だ。
<迫る火星移住計画、決まりつつある移住の条件>
<なぜ、火星は荒野だと思われているのか?>
・まず火星は、NASAをはじめ各国が送り込んだ探査機が撮影した画像などでも知られているように「荒涼とした不毛の大地」というイメージがあるだろう。なぜこのような大地になってしまったのかといえば、かつて火星でも、アヌンナキたちの核戦争があったからであると読み解ける。火星にもニビルと地球の中継地として、都市が築かれていたのだろう。それが核戦争で壊滅してしまい、その名残が今見られる光景なのだ。
・しかし、真実の光景は、まったく異なっているかもしれない。やや怪しく疑わしい話という前提ではあるが、2014年に火星の現状を暴露した人物がいる。元アメリカの海兵隊員キャプテン・カイだ。
彼は17歳のときにアメリカの海兵隊に入隊したが、その後、極秘のセクションからの要請により多国間で構成された「地球防衛軍」に派遣された。やがて巨大な宇宙戦艦に搭乗すると、防衛軍の戦闘員としての訓練を受け、火星の防衛隊に配属。17年間、火星で暮らしていたというのだ。
そしてカイによれば、火星地表には大気があり、気候は温暖で過ごしやすいという。また、クレーター内には地球人のコロニーがあり、彼の任務はこのコロニーを守ることだった。彼はいったい何からコロニーを守っていたというのか………。そう、それは“火星人の侵略”からである! というのも、火星には爬虫類種族と昆虫類種族の2種の火星人がいるのだ。
火星人たちは、もともとは地球防衛軍と友好的な関係を築いていた。しかし、地球防衛軍は火星人が聖地として崇めている洞窟から、“聖遺物”を奪取しようとして失敗。これが原因で火星人との戦闘になり、1000人を超える軍人が死亡し、カイを含む28人しか生き残らなかったという。
・もしこの話が事実ならば、火星は生物が暮らせる環境であり火星人が存在し、今も少なくとも文明があることになる。
だが、シン・人類史ではこれをあくまで都市伝説として捉えている。あり得ない話ではないし、火星人は今もいるかもしれないが、やはり火星が荒廃していることは間違いないと思うのだ。だからこそ、イルミナティはアヌンナキから火星の再建を託されており、そのための働き手として、人類を火星に送り込もうとしているのだ。
<火星に移住できるのは女性だけ?>
・では、どのような人が火星へ移住する資格を得るのだろうか。諸説あるが、その第一陣は“女性”だけかもしれないといわれている。イギリスの新聞『ガーディアン』によると、火星の植民地化に必要なのは“女性と精子”だけでいいというのだ。
<荒野の火星で暮らすための装置としてのピラミッド>
・火星には、再建の切り札が残されているのだ。それが火星ピラミッドである。アヌンナキが地球に万が一の事態があったときに、そのバックアップとして残した、叡智の秘められた、あの構造物だ。
<人類は目覚め、歴史は終わる>
<アインシュタインが見た人類の進歩と絶望>
・そう、この写真でアインシュタインは、天才すぎる頭脳ゆえに、文明の終着点、人類の終わりを理論的にわかってしまったために「人間は愚かな生き物だ」というメッセージを込めて、舌を出したのである。
では、どのような終着点を彼は見たのか――。
人類は100年ごとに、“革命”ともいえる歴史的発明を手にしてきた。
18~19世紀には蒸気機関の発明で産業革命が起き、経済が飛躍的に発展した。
20世紀には核の発明で、人類は莫大なエネルギーを手にした。
そして、21世紀中に人類は反重力を扱えるようになるのではないか。この技術により、人工的に“ビッグバン”を起こせるようになる。それも、小型の反重力装置によって、手のひらでビッグバンが起こせるのだ。
つまり、自分だけの宇宙をつくることができ、そのなかの世界で好きなように暮らすことができる(これこそが、何度も語ってきた仮想空間の実体なのか……)。そうなれば、人類はその世界にのめり込んでいき、地球には何も残らない。こうして人類は終わるのだ。
これこそが、アインシュタインが理論的に行き着き垣間見た世界なのだ。
・ところで、「第3次世界大戦で核兵器が使われて人類は滅びる」という話がある。
そしてアインシュタインは、かつて「第2次世界大戦では原子爆弾が兵器として使われたが、第3次世界大戦があればどのような兵器が使われるか?」との問いに、こう答えたという――「それはわからないが、第4次世界大戦ならわかる。石と棍棒でしょう」と。
・それでは、文明を崩壊させるほどの戦争の際、いったい何が地球上で起こるのか。やはり核なのか?
これについては核ではないと考える。なぜなら核は現在、小型化が進んでおり、仮に第3次世界大戦が起きたとしても、核を用いた戦いは小規模・局地的に行われるのではないかと考えられるからだ。
つまり、このままいけば世界大戦が起きたとしても、それが直接の原因となって人類が滅びる可能性は低いのだ。
<こうして、「第6の滅亡」が人類のもたらされる>
・人類の滅亡に関しては、現実に起り得る確度の高い説がある。
実は地球では38億年前に生命が誕生してから、5度にわたる“大量絶滅”が起きている。それは、火山の噴火や氷河期、隕石の衝突(恐竜時代の終焉)、大洪水などでもたらされ、その都度、動植物や微生物の70~90%が絶えたという。そして現在、人類には「第6の滅亡」が迫っているという。
・第6の滅亡を引き起こす要因は何なのか。複数のシナリオが考えられる。
ひとつは、ウイルスもしくは細菌によるもの。それは南極の氷が解け出し、解放された未知のウイルスかもしれない。
人類誕生前に何度も起きていた火山の噴火の可能性もある。
・外的な要因としては巨大隕石の衝突もあるだろう。地球に衝突する確率が高い隕石だけで、1万以上あるともいわれているのだ。
こうして、世界中でさまざまな憶測がなされているが、どれも第6の滅亡の真の内容を表してはいない。これらは、人為的にコントロールできない原因だからだ。
支配者層の計画によって、現時点で確実視される第6の滅亡のシナリオ。それは、仮想現実の世界に人類が移住することだろう。
仮想現実で世界が補完されれば、地球上から今の肉体を持った人類、生命は必要なくなる。それこそが真の意味での滅亡なのではないだろうか。
<しょせんこの世は思い込み>
・結局は、思い込みなのである。そしてこの世界すらも、実はただの思い込みなのかもしれない。
・認識していないだけ、気がついていないだけで、すでにこの世界は仮想世界に移行しているのかもしれない。
『宇宙戦争を告げるUFO』
知的生命体が地球人に発した警告
元航空自衛隊空将 佐藤守 講談社 2017/5/25
<すでに火星にはコロニーが>
・私が二冊の本を上梓したあと、サリバン氏との縁で、アメリカ・アダムズ山でのツアーで知的生命体との遭遇を経験した人たちにお会いしました。八王子に住むKさんご夫妻です。ご主人は音響関連会社の技師で、現地アダムズ山麓で知的生命体を目撃しました。そのとき次のページの写真を見せてくれたのですが、「これを見たら信じる以外にないでしょう」といいます。
・このギリランド氏は、カリフォルニア州出身で、1952年生まれ。10代後半に海で臨死体験をしたのち、ヒーリング能力などを手に入れたといいます。
その後、カリフォルニア州からアダムズ山麓へと移り、そこでETとのコンタクトを始めました。現在はECETIの代表者として活動するかたわら、コンタクティやUFO研究家としての活動を行っています。そんな彼の地道な活動は世界中の注目を浴びています。
ギリランド氏がこの地で撮影したドキュメンタリー映画『コンタクト・ハズ・ビガン』は、日本でも公開されました。
・アダムズ山の現場でツアーに参加したKさんたちツアーメンバーのなかに、火星から帰還したばかりだという元海兵隊員がおり、話題の中心になっていたそうです。にわかには信じがたい話ですが、この元海兵隊員は、火星に建設されているコロニーを、火星の生命体から防護するために参加していた、のだそうです。
・火星人といえば、あのクラゲのような形態を思い出します。しかし、まずコロニーは地下に建設されており、火星の生命体は地球人のように五体を持つものではなく、地中動物、感じとしては爬虫類のような生命体なのだといいます。
彼らは火星における自分たちの生活圏を守るために、地球人が建設したコロニーを襲撃してくるのですが、私には、この元海兵隊員が地球・火星間をどのような手段で往復しているのかが気になりました。
しかしサリバン氏は、ロッキード社の創立者から、「われわれ人類は宇宙人を地球に連れてこられるようなテクノロジーをすでに保有しており、惑星間の旅行も可能になっている」という言葉を聞いています。おそらくフリーエネルギーを活用しているのではないでしょうか。
<フリーエネルギーとは何か>
・これまでのUFOや宇宙人をめぐる機密主義の一つは、フリーエネルギーです。フリーエネルギーの情報が公開されれば、石油、石炭、天然ガスなど、既存のエネルギー産業とその利権が失われます。そうした利権を守るために、UFOや宇宙人情報は捏造されてきたのです。
エネルギー産業の利権を独占している全人類のなかの1%以下の人の利益のために、彼らにとって都合の悪い話はなかったものとされます。彼らは高次元のテクノロジーを封印することで、石油燃料に依存するパラダイムを無理やり続けているのです。
フリーエネルギーについては、100年以上前から研究が続けられ、テスラ博士などの発見もありました。地球文明はもっと進んでいるはずなのに、一部の権力者によって、50年も100年も、わざと遅らせているのです。
ディスクロージャーにより、地球人は宇宙で孤独な存在ではないとわかると同時に、テクノロジーもすべて明らかにされます。UFOが地球までやって来るのに、石油や石炭を使っていないことは明白なので、高次元のテクノロジー分野の話題になり、フリーエネルギーが明らかになります。
そうしたテクノロジーが存在することをすべての地球人が知ってしまうと、現状の経済体制は一気に変わります。そんな事態になるのを怖れている権力者の存在こそが、UFOで秘密主義が保たれた大きな根本原因です」
<佐野博士のテレポーテーション原理>
・「われわれ肉体を持つ人類は、メンタル体およびエモーショナル体を持つ、振動している連続体の上に存在する多次元的存在である。4次元の低い場所には、悪魔のエネルギーや肉体を持たない霊が存在する」
何となく『チベットの死者の書』を思い出し、宇宙と知的生命体、そして霊の世界とのつながりを連想しました。加えて、6次元や7次元という高度な世界もあるというのです。
・さらに、サリバン氏が「宇宙人は菩薩そのものであるといってもいいほどです」といったことの意味が分かったような気がしました。
佐野千遥博士が詳細に「テレポーテーションの原理」について解説してくれましたが、いつの日か、それが証明される日が訪れるに違いありません。そして半世紀も経たずに、漫画『ドラえもん』に出てくる「どこでもドア」のように、地球人は、実用化された「テレポーテーション機材」を使って宇宙空間を移動しているのかもしれません。
・佐野博士は、こうも語っています。
「みなさんフリーエネルギーというと大変な装置と思っているかもしれませんが、フリーエネルギー自体は、実際はエネルギー保存則さえ超えていければいいのですから、磁石を適切に配置して次に手を離せば、それだけで生成することができます。
UFOに必要な物理学とは、まったくレベルが違います。ロシアで実際に轟々と回した永久磁石・永久機関モーターのほか、いくつも永久磁石・永久機関モーターのモデルを考案しました。これからのエネルギーは、1の入力エネルギーを10倍とか100倍に増幅する程度のフリーエネルギーではなく、ゼロの入力エネルギーから大きなエネルギーを発生させる永久磁石・永久機関モーターとなります」
<急激に進歩したDNA研究の背景>
・しかし、エリア51の異常な警戒ぶりは、情報防衛のための行為だとは理解できても、基地内に存在するといわれる「エイリアンの死体の謎」になると、話は違います。そこで次は、宇宙人と関係があるかどうかは不明ですが、近来急激に進歩した研究に目を向けましょう。
アメリカでは冷戦後、政府の情報隠蔽に対して反対運動が活発化します。そして、サリバン氏が所属する「ディスクロージャー・プロジェクト」が活動を開始します。
・そんななか、「宇宙人からUFO内で生体実験を受けた」という女性らが出現し、なかには妊娠させられたという女性も現れました。これらはメディアで頻繁に取り上げられるようになりました。
宇宙人がUFO内で何をしていたのかは疑問ですが、一部には「創造した地球人の出来具合を検査しているのだ」などというまことしやかな説も生まれ、そこで話題になったのがDNAです。
・そういえば、イエス・キリストの母マリアも「処女懐胎」してキリストを産んだといわれています。知的生命体も生殖機能を持つがゆえに、地球人のDNAを調べているのでしょうか。
DNAは「デオキシリボ核酸という遺伝情報をコーディングする生体物質」で、単に遺伝子という意味として使われることも多い。DNA研究者として有名なワトソンとクリックが、DNAの「二重螺旋構造モデル」の提唱者だといわれます。
<地球人は科学的に創造されたのか>
・こう考えると、私がブログ読者からいただいた一冊の本『地球人は科学的に創造された』の内容が気になってきました。この本で、著者のラエル氏は、宇宙人に教えられつつ聖書を読み解いているのですが、そのなかには興味深い一文があります。
・<キリストは、聖書に記述されている真実を地上全体に広め、あらゆることが、科学によって説明される時代になったときに、すべての人間にとって、聖書の記述が証拠として役立つようにしなければなりませんでした。
このために創造者たちは、彼らの中のひとりと、人間の女性との間に子どもを儲けることを決め、その子どもに、人間には欠けている、ある種のテレパシー能力を遺伝的に授けたのです。
「彼女は、聖霊によって身重になった」(マタイによる福音書:1章18節)
地球人の中からマリヤが選ばれたわけですが、彼女の婚約者にとっては、この知らせは明らかに耐え難いことでした。
「主の使いが夢に現れていった」(マタイによる福音書:1章20節)
創造者たちのひとりが彼の元へ行って、マリヤが「神」の子を宿していると説明したのです。創造者たちと連絡を取っていた「預言者たち」は「神」の子に会うために遥か遠方からやって来ました。創造者たちの1機の宇宙船が、彼らを導いたのです>
・新約聖書・マタイによる福音書の、マリアは「聖霊(筆者註:つまり知的生命体)によって身重になったのだと解釈されます。
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