感謝の気持ちを表現して生きると、運が自然に開けていく。(1)

(2025/4/23)

『97歳、幸せな超ポジティブ生活』

鮫島純子 三笠書房   2019/8/28

・この“生きる才覚”を身につければ、この先、何があっても大丈夫!

●自然に運が開けてくる、ひけつ

●反省は明るく、短く

●「いい言葉」はこまかい周波数をもっている

●いくつになっても自分磨き!

●365日、薬や病院にたよらない生活

●祖父・渋沢栄一から学んだこと……

<はじめに>

・今朝も私は、心地よく目が覚めました。「今日も生かしていただいて、ありがとうございます」窓辺に立ち、お日さまに手を合わせます。

・けれども、「魂は何度も生まれ変わり、今生きている人生だけではない。魂には永遠に生き続け、学びながら浄化成長していく……」。

・薬を飲んだこともこれまでほとんどなく、病気らしい病気をしたことのなかった私ですが、2018年7月に心筋梗塞で入院しました。毛細血管が細く、手術に6時間もかかってしまいました。

・人は誰もが、大自然のエネルギーを与えられ、生かしていただいています。「人生のしくみ」を心にとめ、「ありがとう」という言葉を口にすれば、いつも幸せに満たされます。それが、私のいちばんお伝えしたいことです。

「感謝の習慣」を身につけた者は、地上に天国を創る者です。

<自然に運が開けてくる、ひけつ>

<50年かかって体得した「人生のしくみ」>

<自宅で骨折したとたん、思わず「ありがとう」の言葉が!>

・「すべてに感謝して生きる心が大事と思い、ありがとう、という言葉をなるべく口にだすよう、心がけております」

・イヤな人に会っても、イヤな目に遭っても、「神様が自分を磨いてくださる方に会わせてくださった」「自分を磨く機会を与えてくださった」と感謝の気持ちが湧きます。悪いことが起きても、いつもの習慣で「ありがとう」という言葉が、すぐに口をついて出るようになりました。

・プラスの発想は、脳内エンドルフィンの分泌を旺盛にし、自然治癒力を引き出して、痛みを和らげると聞いてはいましたが、やはり肉体と心とは関係があるのだと納得しました。

・人間の体は、誕生以来1秒たりとも休まず内臓を動かし、呼吸も消化も排泄も上手にコントロールしていただいている……これ以上、いったい何を願う資格が人間にあるというのでしょう。

【あの世への魂の引っ越しまで「ありがとう」の習慣を磨いていきたい】

<反省は短く、明るく>

・東日本大震災の1週間前には、振り込め詐欺に遭いました・

・おかしいと思いながらいつしか洗脳され、訪ねてきた人にキャッシュカードを渡してしまいました。古くなった我が家の改築資金にと、長年倹約を重ねて貯めてきた数百万円を、巧妙な語り口に騙されて失ってしまったのです。でも、不思議と落ち込みませんでした。

【縁のないことは自分の周りには起きない。イヤなこともいいことも、すべては自分の浄化成長につながっている】

<いくつになっても自分磨き!>

・どんなことにも「感謝」する習慣は、気持ちを前向きにして、行動力も促してくれます。おかげさまで私も歳を忘れて色々なことにチャレンジし、感謝の生活を送っております。

・95歳で車の運転をやめますと、ダンスもしだいに続けられなくなりました。95歳になってから近所で始めたヨガは、腹式呼吸を意識して行うので、肺のお掃除感覚で気持ちよく続けられています。

【「80の手習い」「90でもチャレンジ」が前向きで楽しい】

<何がきっかけになるのかわからないのが人生>

・喧嘩や戦争は、天からの美しい光の波動エネルギーを断ち切ります。横糸も乱れ、何万年もかけて織られ続けた布をそのたびに傷つけ汚すことでしょう。永遠に続いていく魂の歴史、1日1日、1段1段、誠実に真心を込めて、見えない“気”の意図で楽しい人生を織り上げてまいりたいと思っております。

【人生の不思議なストーリーは見えない自分の“気”が描いている】

<「感謝の言葉」には物事を「好転」させる強い力がある>

・「私たちの魂、霊的ないのちは永遠であり、肉体は死んでも焼かれても、肉体を脱いだ魂は、自分のエネルギー、波動を向上させようと、生まれ変わりを繰り返して転生し、永遠に生き続ける。今の人生でこの肉体を使って“何を学ぶか”が大事。

【今生きているこの世界がすべてではない】

<マイナスの出来事をプラスに変える「ありがとう練習法」>

・そうしているうちに、「ありがとう」という感謝の言葉を声に出すと、宇宙の創造主の意志、すなわち「愛と調和」「世界人類の平和」を願う波動と同周波になり、心が穏やかになっていく自分に気がつきました。

 「ありがとう」の言葉には、過去世から引きずってきたマイナスの事象を、プラスに変えていく力があるのだと自覚できるようになりました。

【トラブルは心を磨く砥石です】

<感謝を忘れている自分に気づいてハッとする>

・私たちは、存在しているだけで宇宙の創造主から愛されています。それなのに、それに気がつかず、どれだけ感謝の気持ちを忘れて生きているのでしょう。

 当たり前ではないから、有難い。いちばん大切なのは、「ありがとう」と思うポジティブな気持ちです。

【感謝の気持ちを表現して生きると、運が自然に開けていく】

<「感謝の習慣」の効果は絶大です>

<「口にする言葉」が自分の運命をつくる>

<「感謝する回数を増やす」ことが幸せを呼ぶコツ>

・感謝にも段階があるようです。こんなふうに自分のこころの成長に対して感謝できるようになってくると、感謝の段階もかなり上級者の域と思います。日々、心の訓練を続けることが大切と思い、努力しております。

【日常生活のあちこちに、感謝への糸口は隠れています】

<憎い相手や意地悪な相手は、悪役を演じてくれている>

・過去世で乗り越えられなかった問題をクリアするために、もう一度その問題と向き合って、今回の生涯で消せるよう、必要があるから被害者の立場となった、とわからせていただきました。

 もし、そこから大切な学びを得て、相手を怨まず執着せず、一つひとつ問題をクリアできれば、「及第」です。

【苦手な人の出会いこそ自分をレベルアップさせるチャンス】

<ねぎらいの言葉を惜しまなかった夫>

・昭和16年(1941)に私がお見合いをした当時、日本は太平洋戦争の直前ですから、お婿さん候補となるような健康な若い男性は、次々に出征しているご時世でした。

 比率からすれば、男性1人に対して女性はトラック1台ぶん。それくらい、男性不足の時代だったのです。

・産婦人科医の池川先生は、長年のご研究から、子どもは親を選んで生まれてくるという説を発表されました。人生の奥深さを感じます。

【「ありがとう」「すまないね」のひと言で心はあたたかく通い合う】

<言葉は口に出すことが大切>

・わかってはいても、「感謝の気持ち」はついつい忘れがちになります。そこで、家中に「ありがとう」と書いた紙を貼って意識するようにしたのです。

・習慣的に「ありがとう」といっていると、脳のほうでも「そうだ、感謝されることをしなくては」と思うようで、そのような方向へ脳が行動のメンテナンスもやってくださる有難さを感じます。言葉は口に出すことが大切です。

【脳に行動を促す「言葉」。より大切にあつかいましょう】

<いい言葉はこまかい「周波数」をもっています>

・でも、ネガティブな感情を心に溜めていても、いいことは一つもありません。そういう気持ちが湧いてきたら、いい言葉を口に出すのが効果的です。

・それより、「世界人類が平和でありますように」と、地球上にいるすべての人類の幸せを願うのです。それが創造主の御心と周波数を同じく合わせる祈りです。

【祖父・渋沢栄一もいっていた、悩みが消え、自然に運が開けてくる魔法の言葉「ありがとう」】

<自分の想いや言葉が汚れていないか、心のチェックが大切>

・「不安」「疑い」「心配」といった心の状態など、自分の心のレベルが今どの辺りにあるのか、ときどきチェックする作業も大事です。

・せっかく恵みを受けてこの世に誕生させていただきながら、いただいているエネルギーをこんなことに消費して、地球を取り巻く波動を汚しているのを感じ、申し訳ないと思ってしまうのです。

【「自分の心」の管理は他人任せにはできません】

<高い波長をキープするための私なりの瞑想法>

・戦時中、私が疎開していた先の母屋のおばあさんは、日がな1日、もごもごと「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)(ナンマイダ)」と、お念仏を唱えておられました。

・ですから、「ありがとう」や「世界人類の平和を祈る訓練」は、瞑想代わりに絶えず高い波長をキープするための、私なりの苦肉の策でもあるのです。

【瞑想の代わりに「感謝」で心を整える法】

<これからの未来に残したいもの>

・最も大事なことは「人生とは愛の練習の場であり、その目的を果たすため、その人に縁のある、心の成長に必要なハードルを越えて、平和な世界を創造する使命があるのだ」と自覚することです。このことを知らないままでいては、どんな世界の改革も、枝葉のことになってしまう気がします。

 自らが「生かされている意味」を知り、「大事な役目をいただいている」ことを自覚して、そのことに感謝する。やはり、それが最も大切なことだと思います。

【生かされている意味を知り、大事な役目をいただいていることを自覚したい】

<「疲れ知らず。病気知らず」の健康法>

<365日、薬や病院にたよらない生活>

<名医、荘先生との幸運な出会い>

・入院を経験したものの、私が97歳の今も元気でいられるのは、荘先生のご指導のたまものでしょう。おかげ様で薬は今まで常飲しておりませんし、肩こり知らず。80歳から95歳まで社交ダンスも続けましたし、骨も丈夫のようです。

・何キロとか何歩とかを気にするより、背筋を伸ばし、お腹は自然にへこませ、太ももの内側を緊張させながら直線上を歩く大切さを教えてくださいました。

【薬は使わない、病院にはたよらない】

<天の理にかなった暮らしがいちばん>

・私たちは皆、神様の分身として、「地球を平和な愛の星にする」という使命のもと、肉体という波動をまとって地上に誕生させていただいているのだという認識に欠けています。

・「天の理にかなった生活を!」と、働き盛りの人たちに提唱しても、今すぐには無理でしょう。

【健康で愉快な老後は自然に沿った暮らしから】

<歩け歩けで“気”をいただく>

・私は早朝の散歩を、雨が降らず、午前中に約束がない限りは、95歳までほとんど毎朝続けました。怠け心が出る日もありますが、朝食前に1時間ほど、忙しいときは40分。少しでも歩くと、その日1日を元気に過ごせます。

 歩くことは全身運動で、健康管理の基本です。しかも足の裏からの刺激が脳に伝わって、認知症予防の役目も果たしてくれているようです。

【何よりの健康増進法は朝の清々しい空気のなか、大地のエネルギーをいただく散歩です】

<いい姿勢はすべての健康のモト>

・私の生活の基本で、荘先生にご指導をいただいた「正しい姿勢の保ち方」のおかげも大きいと思います。 背骨が腰の上にきちんと据わっているか、前かがみになっていないか、折にふれ矯正しています。

・よい姿勢は内臓を圧迫しないので血流の健康維持にも効果的だと、荘先生はいつもおっしゃっていました。

【背筋をピンと伸ばすだけで自然にマイナス20歳!も夢ではない】

<「宇宙体操」のすすめ>

・荘先生からは、「宇宙体操」という体操も教えていただきました。宇宙体操とは、病気を予防する健康法の一つで、タオルかタスキが1本あれば、どこででもできる健康体操です。

・この簡単な体操をするようになってから、自分の体から発するサインに、耳を傾けられるようになりました。荘先生によると、体内にガスが溜まるのを防ぎ、心と体のバランスが整い、がんを防ぐのだそうです。

【“空を見あげる”姿勢で、心身が一瞬でリフレッシュ】

<心のもち方一つで、血液がサラサラになる>

・春山先生によると、人の思考と血液の流れは、非常に深く関わっているということでした。

・感謝の気持ちで心が満たされていると、表情も柔らかくなり、周囲を和ませるだけでなく、自分の健康のためにも大いに有効なのです。

【前向きな気持ちが自然治癒力をぐんぐん高めます】

<食べたくないときは無理に食べない>

・できるだけ面倒がらず歩き、家事も怠りません。食事についても、いたってシンプル。1日3度の食事配分は、朝3、昼2、夜1の比率で、比較的少食に、腹八分を心がけています。そして、夜8時以降は何も口にしないようにしています。朝、空腹で目覚めるので体調がいいのがわかります。

・荘先生からは、朝の散歩前の排泄を癖づけるように指導されました。

・荘先生によると、体内ガスが増えて胃や横隔膜を圧迫すると、背中や肩がこる、腰がだるくなる、などの症状が出てくるそうです。

【体に入れるものだけでなく、出すことも注意を向けましょう】

<不思議な「酵素パワー」効果 ⁉>

・「酵素」との出会いは、ちょうどその頃、もう50年も前のことです。

 素朴な容器に入った「ケンコーソ」という粉末酵素は、玄米胚芽や糠に食養微生物を培養したもので、熱に強いのが画期的な特徴でした。

・このように、病を防ぎ、吸収しやすい栄養補給の頼もしい味方として、我が家ではこの粉末酵素を常備しています。

【病になる前に防ぐようにする】

<祖父・渋沢栄一から学んだこと>

<本当の幸せを生む知恵>

<祖父の仕事の原動力は「愛」だったのではないか>

・祖父・渋沢栄一とはどんな人物だったのか。紹介はたいてい、「日本の資本主義の父」という説明がついています。

・私は、渋沢栄一の仕事の原動力は「愛」だったのではないか、と信じています。それも身の周りにいる「誰か」への愛ではありません。国家万民や社会全体をも包み込むほどの大きな愛です。

【この世に生まれた以上、自分のためだけでなく人のためになることをする、それが幸せ】

<「幸せ」と感じる人が増えるのが、渋沢栄一のいちばんの願望だった>

・祖父は500以上の事業を手がけましたが、すべてが順調にいったわけではないようです。

・祖父は徹底した平和主義者でした。外国人からも信頼され、国際親善を大切にし日本文化の紹介にも努力しました。

【世界が平和でなければみんなの幸せはなく、みんなが幸せにならなければ自分も幸せになれない】

<父が大切にしていた、祖父直筆の徳川家の家訓>

・「人の一生は重荷を負いて遠き道をゆくが如し、いそぐべからず」「勝つことばかり知りて負くることを知らざれば、害その身にいたる」「不自由を常とおもえば不足なし、こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし」

【不自由を常と思えば不足なし】

<渋沢家の暮らしは本当に質素だった>

・私は、祖父が守護霊となって常に私の右肩あたりで波動として見守っているような意識があります。

【どんなときも、どんな人にも、丁寧に接する】

<亡くなる直前まで、奉仕の気持ちを忘れなかった>

・しかし、祖父は静かにこう答えたのです。「先生のお骨折りで、こんな老いぼれが養生していますのは、せめてこういうときの役に立ちたいからです。もしこれがもとで私が死んでも、20万人の不幸な人たちが救われれば、それこそ本望じゃありませんか」

・祖父の霊は、この世の数え91年の生涯で、果たすべき愛の課題をすべて果たし終えて、満足して神様の波動の世界へと移行しました。

【命がある限り、人様のお役に立ちたい】

<あたたかい思いやりをもって生きる>

・晩年同居した、母方の祖母の実家である米沢上杉家は、質素倹約の家風でしたから、代々、物の命を大事に、最後まで生かして使うのが常でした。

・しかし、そうした教育は結婚後に役に立ちました。結婚後、戦中戦後の物不足で不自由な生活を強いられたとき、楽しみながら工夫をして、乗り越えることができたのです。

【不自由なときでも楽しみながら工夫をして乗り越える】

<物もお金も名誉も、あの世にはもっていけない。もっていけるのは……>

・もっていけるのは「想いの習慣」だけ。

・人生の残り時間が少なくなりました今の私は、つらいことも腹が立つことも、意識改革をしてすべて感謝で受けとめる。そんな「想いの習慣」を、この世にいる間に、さらに身につけたいと心がけております。

 やはり「すべての経験に感謝します」「すべてにありがとう」なのです。

【すべての経験にありがとう】

<新渡戸稲造博士の教え>

・新渡戸博士は敬虔なクリスチャンでいらっしゃいますが、このときの教えは、私が大いなるものに行かされていることに気づくことができた“原点”のように思います。

【どんな人も自分一人の力だけでは生きていけません】

<祖父がつけてくれた、純子(すみこ)という名前>

・私は、祖父が私の誕生のときに命名してくれた、純子という名前をとても気に入っております。

・人生幕引きの今頃になって、自分の名前を書くたびに、祖父の心に想いを致すのです。

【何気なくかけた言葉がそのまま相手を励まし続ける】

<祖父の信用の理由は「公共心」にあった>

・「真の商業を営むは私利私欲でなく、すなわち公利公益であると思う。ある事業を行って得た私の利益というものは、すなわち公の利益にもなり、また公の利益になることを行えば、それが一家の私利にもなるということが真の商業の本体である」これは、祖父・渋沢栄一が残した言葉です。

・「私はキリスト教も仏教も学んでいませんが、「人は自己のためのみに生くべきものではない」という信念を、東洋の哲学で深く信じています。この点、キリスト教精神と同一であろうと思います」と祖父は答えています。

【最期は誠実さと思いやりが人の心を動かします】

<おわりに>

・死というものは、それぞれ自分にとって経験しなくてはならないことを学んだのち、この世を卒業して次の段階へ移っていくもの。

・歳を重ねて、この世の卒業までの残り時間、どれだけ感謝の気持ちを持てるか、次の世代、その次の次の世代にバトンをパスできるか……それこそが、人生の醍醐味なのだと思います。

【感謝の気持ちを未来の世代へパスしていきましょう】

(2025/1/24)

『幸せが150%になる不思議な話』

小林正観  サンマーク出版  2022/12/19

<まえがきにかえて  高島亮>

・正観さんは、人生が楽に楽しく幸せになるものの見方や生き方を「見方道(みかたどう)」と称して伝えていました。そして、伝えるだけでなく、自らも実践し続けました。

未来は確定的に存在している(人生のシナリオは決まっている)

色即是空(しきそくぜくう)(幸や不幸は存在しない。そう思う心があるだけ)

縁起(自分の思いによって成り立っているものは何一つない)

悩みの本質=どちらでもいい

実践の三段階(1次処理、2次処理、3次処理)をくり返す

すべてが幸せだと気づき、幸せを50%上乗せする方法

<未来のすべては“存在している”>

<旅行作家だった私がなぜ見えない世界の話をするのか>

<人の寿命が見えるという不思議な能力が開花した>

・その頃になると、私は人間の顔を見たときに「しそう(死相)」というのを見られるようになったんですね。

<どんな理由であろうと、人は「寿命」でしか死なない>

・それが私には前からわかっていた、というのがひじょうに不思議でした。つまり、病気で体が弱ってきて、そこで死相が出ているんだったら、私も納得ができる。

 なぜ私が納得できなかったかっていうと、私は当時、全共闘で唯物論でしたから。交通事故の場合は、死というものが予言できるわけはないんですよね。

・それ以後30年ぐらい、この世界の研究をずっとしてきまして、わかった結論がというものが一つあるんです。それは死というものは、病気でも事故によっても誘発されるものではなくて、全部「寿命」である。

・みなさんにとって、これは少し受け入れ難いかもしれないですが、事実をずっと集めてくると、どう考えても人間は寿命でしか死なないみたいだ、という結論になりました。

・医者から見放されたけれども、民間療法で助かったっていう例はたくさんあります。

 その民間療法に出合って、それを実行するかどうかも全部プログラムだった。

・それは、その民間療法によって助かったんじゃないかという話になるんですけれども、実はそういうふうに友人から言われることもプログラムだし、小林からそういう話を聞いて、やる気になるのも全部プログラムなんです。

<未来はすべて決まっているという真理>

・その結果がちゃんと決まっている。それがどういう因果関係でつながっているのかわからないけど、とりあえず、その結果につながっているらしい。

 で、その未来がちゃんと存在しているらしいということは、私が30年間、精神世界の勉強をしてきて、最後まで受け入れられなかったことなんです。

<その道を選ぶこともプログラムされている>

・いま私は二つの例を挙げたんですけど、実は、突発的な事故に遭って死を迎える人というのは、ほとんど全員が何かしらの予知・予言をしているみたいです。必ず自分が明日死ぬことを全員が知っているみたいだ、ということなんですよね。

・事実としてひじょうに不思議なことなんですけれども、どうも私たちは頭の中にCDが入っていて、そこには一生涯ぶん全部のデータと、自分の毎日、日々、暮らしのデータが全部入っている。

 たんにそのデータをヘッドが読み取っているのが、「いま」ということであるらしい。

 未来と現在と過去というのは、宇宙から見ると、どうも区別がないみたいです。上からこういうふうに読み取れば、けっきょくどこでも探せて、どこで拾い出すことができるわけですね。だから、どうも全部決まっているらしい。

・どっちを選んでも、何をやっても未来が一緒なのではありません。じゃあ、選択できるんじゃないかって、みなさん思いますね。選択をしているように思いますけども、選択をした結果が全部、生まれる前に書いたプログラムどおりであるということなんです。

 これは、98%合致しているとか、99%合致しているというものではなくて、100%完璧に合致しているんですね。

<そうなることは、すでに「決まっていた」>

・必ずプログラムのとおりに全部過ぎてきて、そのように全部起きているみたいだ。というのが、唯物論的な思考方法、検証方法を30年間とってきた人間の結論なんです。

・あと、いちばんよく覚えているのが、高橋信次さんっていう、浅草にGLA(God Light Association)っていうのをそれから3年ぐらいたってつくった方ですが、そのときは悟ってから半年ぐらいのときですね。

<自分の判断を超えた大きな力に動かされている>

・その高橋信次さんが3時間ほどずっとお話をされて終わりの頃に、実は自分は、釈迦が日本で5回生まれ変わっている、その5人目だっていうんですよ。

 この1500年の間に、聖徳太子に生まれ、その次に空海に生まれ、そのあとはたぶん、これは最近、私の記憶のなかによみがえってきたんですけど、本居宣長だったと思います。

 

・ちょっと正確ではないので、もしかしたら違っているかもしれないですが、それから4人目が坂本龍馬。5人目が自分、高橋信次と言っていました。

 この4人ははっきり覚えています。聖徳太子と、空海と、坂本龍馬と、高橋信次さんですね。

 その高橋信次さんは、ご自身は宗教などまったく関心がなく、お金もうけにだけ興味があって、27、8のときに、浅草の都営地下鉄の、浅草の駅の上に八起ビル――七転び八起きからとったそうです――というのを、銀行から一銭も借金をしないで自費だけで建てたそうです。

 高橋さんが27、8歳だった当時に、特許が4百だか5百あって、お金がザクザクあったんだそうです。

・それがある日、部屋で仕事をしていたら――もちろん金もうけの仕事をずっとしていたわけですけど――突然、モヤッと人が現れたんだそうです。

 ドアを開けていない、窓も開いていないのに、突然に誰か人が、そこに立っていたそうですね。

 そして、ヘブライ語だか、ユダヤ語だかわからない言葉でゴニャゴニャと言ってきたので、何だってこう思ったら、言葉を知らないのに、その意味だけわかったそうです。

 そして、おまえは3日後に死ぬぞと言われた。そんなバカなと思っていたら、その人が突然消えてしまった。いわゆる超常現象が起きたわけです。

 それから3日間、高橋さんは東京じゅうの超能力者をめぐり歩いて、死にたくない、何とかしてくれと言ったそうですが、誰も何もできなかったそうです。

・そして3日後の夜、嫁さんと子どもを呼んで、今日私は死ぬかもしれない。だから、後のことはよろしく頼むと言って、会社の経営のことや、お金の通帳など、そういうことを全部まとめて、その妻と娘に渡し、死ぬ覚悟を決めて部屋で待っていたそうです。

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