私の著書『80歳の壁』で、もっとも高齢者に支持されたのは、「高齢者は免許証を返納する必要はない」という件です。(2)

(2025/2/16)

『ありがとうの奇跡』

小林正観  ダイヤモンド社  2016/11

<はじめに>

・40年間、研究した結果、「ひとつの結論」が得られました。「「ありがとう」を口にすると、神様が味方になってくれるらしい」ということです。

 そして「ありがとう(感謝)という概念を使いこなし、「人生のすべてを感謝の対象」として意識していくと、その先に何が待ち受けているかといえば、「ありがとうを言ったものが(感謝されたものが)、すべて、あなたの味方になってくれる」ようなのです。

・私は、ずっと「唯物論(現象が「物質的」に現れないかぎり信じない)」なのですが、「唯物論的」に、突き詰めて考えてみると、どうも「神様は存在するらしい」としか考えられないようです。

●「ありがとう」は、すべての存在を味方につける

・「ヒト」+「感謝(ありがとう)」=「人間」

・そして、「人間」にとって、「すべての存在」を味方につけられるオールマイティの方法論が「ありがとう(感謝)」のようなのです。

●「努力」をしないほうが、あらゆる物事がスムーズに流れる

・「否定的な言葉」をいっさい言わず、口から出てくる言葉が「嬉しい・楽しい・幸せ・愛している・大好き・ありがとう・ツイてる」といった肯定的な言葉になれば、「神様を味方につける」ことができるようです。

 そして「神様」を味方につけることができれば、あらゆる物事が、とても簡単にスムーズに流れるようになるでしょう。

・たくさんの「ありがとう」を言うだけで、「神様」を味方につけることができます。

・3次元的にいうと、「努力」の反対は「怠惰、怠慢」

・4次元的にいうと、「努力」の反対は「感謝」

 つまり、「努力」とは、自分の力しか信じないことであり、「感謝」とは、「自分の力はゼロなんだ」と思い定めることなのです。

 これがわかってしまうと、「努力」するより、「感謝をして、神様に味方になってもらう」ほうが「得」、考えることができるでしょう。

●「ありがとう」で売上が3倍に

・経営手腕が優れていたから、売上が3倍になったのではありません。何も知らないから、「みなさん、助けてください。ありがとう」と言い続けただけなのです。

・「人生とは、味方をつくる日々である」

 毎日意識しながら「ありがとう」を言って、「味方」をつくる。そうすると、当然、あなたが困ったときには、「たくさんの味方」が力を貸してくれるでしょう。

●すべてを味方につける「ありがとうの法則」

・自分が全部やるのではなくて、自分の努力や頑張りを「ゼロ」にする。そして、他人を当てにして、そのことが得意な友人に味方になってもらい、やってもらうように考えると、人生がおもしろくなります。

・「ありがとうの法則」とは、自分が自分の力で生きているのではなくて、「あらゆるものの支援によって生きている」ことがわかることです。

 その法則がわかると、3次元的な周囲の人間も、4次元的な存在(神様・宇宙)も、「すべてを味方につける」ことができるようです。

●50年間苦しんできた病気が治った

・この40年間、肯定的な言葉、とりわけ「ありがとう」をたくさん口にしていると、体の細胞が活性化されて修復されるらしい、という実例をたくさん見てきました。

・この方は65歳ですが、15歳のときから、皮膚がただれる病気を患っていましたが、原因も病名もわからず、50年間も苦しんできたそうです。

 ところが、2万5000回の「ありがとう」を言い終わって、大泣きした後、少しして、体の腫れがひいてきたのだそうです。

 そして、その後、全身の皮膚が、きれいになっていったと、話してくれました。

・もしかしたら、「涙を大量に流す」と、奇跡的な体の変化が起きるのかもしれません。

 ガンが治った人の中にも、「ありがとうを言った」「涙を大量に流した(号泣した)」「笑い」などの事例が、いくつも私のところに、報告されています。

●「ありがとう」は、神様への感謝の言葉

・真言宗の僧侶の方に教えていただいたのですが、「ありがたし(有り難し)」という言葉は、もともとは、お釈迦さまの言葉のようです。

・神様が「あり得ないこと」「存在し得ないこと」を起こしてくれたとき、「神様を賞賛する言葉」として、「ありがとう」「有り難し」「有り難い」という言葉が存在したそうです。

●神様が好きなベスト3は、「掃除」「笑い」「感謝」

・私の長年の研究の結果、「人生の3大悩み」を解消するのは、「掃除(そ)」と「笑い(わ)」と「感謝(か)」らしい……、というのがわかってきました。

 私は、それぞれの頭文字をとって「そ・わ・かの法則」と名付けました。

・「トイレ掃除」をすると、お金に困らないらしい

・「笑う」と、体が丈夫になるらしい

・「感謝(ありがとうを言うこと)」をすると、まわりが味方になってくれるらしい

●人生は、すべて「自分が書いたシナリオ通り」に進んでいく

・40年以上、「超常現象」や「不思議な出来事」を研究してきた結果、私なりにわかったことがあります。それは、

「どうも私たちは、自分の人生を、生まれるときから死ぬときまで、すべて、こと細かにシナリオに書いてきたらしい」

・自分に起きる現象が、「すべて自分が書いたシナリオ通り」だとわかると、ありとあらゆることに、「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言わなくなります。

●人生は「何をするか」ではなく、「誰とするか」こそが大切

・なぜなら、「よき仲間」と一緒に食べているからです。

 同じ価値観を持って、「人の間で生きて幸せ」と思える「よき仲間」と一緒にいれば、それで「天国度100パーセント」。「何を食べるか」は関係ないようです。

●幸せの本質は「ありがとうと言い合える仲間」を見つけること

・人生の後半は、「物」や「中身」を選ぶよりも、「人」を選ぶ。「何をするか」ではなく、「誰とするか」を考えてみましょう。

●頼まれたことをやって、喜ばれる存在になること

・「努力することや頑張ることに価値があるのではなく、喜ばれる存在であることが、人間の根源的な価値だ」

・神様や宇宙が見ているのは、目の前の現象を「受け入れているか、受け入れていないか」のようです。

・「人から喜ばれる存在」になるには、「頼まれごと」を引き受ければいい。自分で汗をかいて、「相手の要望」に応えていけばいい。

●人生の目的とは?

・「思いを持たず」、よき仲間からの「頼まれごと」を淡々とやって、どんな問題が起こっても、すべてに「ありがとう」と感謝すること。「そ・わ・かの法則」(掃除・笑い・感謝)」を生活の中で実践することであり、「ありがとう」を口に出して言い、逆に、「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言わないこと。

 すると、神様が味方をしてくれて、すべての問題も出来事も、幸せに感じて、「よき仲間に囲まれる」ことになり、「喜ばれる存在」になる。

 これこそが「人生の目的」であり、「幸せの本質」なのです。

<「人間関係」がよくなる方法>

<「徳」を積む方法とは、相手のラッキーを一緒に喜んであげること>

・つまり、「随喜功徳(ずいきくどく)」とは、「人の喜びや幸せを一緒に喜んであげるだけで、自分が徳を積むことになる」という意味です。

ということは、「今日は、こんな楽しいことがあった」という話を聞いたら、ただひたすら「よかったね」と言っているだけで、「徳」を積み重ねていけるわけです。

<結婚して「3年」経つと、愛情が別の感情に変化する>

・愛情以外の別の概念が何かというと、「尊敬」という概念です。

・家庭は「幼児性を削って大人になる作業をする場所」として存在しているらしいのです。

<人生相談の98%は、「相手を自分の思い通りにしたい」というもの>

・私のところへくる人生相談の98%は、「自分の理想や価値観に合わない人を、どうしたらいいか」といった、人間関係に関する相談です。ですが、こうした質問は、「自分以外の人を、自分の思い通りにしたい」というもので、本質的な「理想ごと」ではないと、私は考えています。

<魅力的な人が集まってくる、「秘密のコツ」がある>

・「では、お米とパンに、共通していることは何でしょうか」

 それは、「味が薄い」ということです。主食の絶対的な条件は、「味が薄い」ことです。主食の味が薄いと、どんな「おかず」でも引き立ちます。

・自分が淡々と生きるのはいいのですが、「こういう生き方をすべきだ!」と大声で言いはじめると、まわりが息苦しくなります。

<「私はバカですから…」と言う人の方が、多くの人に好かれる>

・「困った人のために、自分のできることをやっていきたい」というあたたかい心を持った方でしたが、自分は「喜ばれる」ように生きているのに、まわりの人は自分勝手に生きているのが、おそらくは、許せなかったのでしょう。

・他人や世の中をどうするかより、「自分の中の敬意と憎しみをなくし、太陽のように明るく生きていくこと」のほうが、ずっと大切だと、私は思います。

<自分が「光っている人」になれば、明るい人が集まってくる>

・「世の中を暗い暗いと嘆くより みずから光ってその闇を照らせ」

 これは、私が、自分自身に言い聞かせている言葉です。

・「嬉しい、楽しい、幸せ、大好き、ありがとう、愛している、ツイてる」という肯定的な言葉を口にしている人は、その人がそこにいるだけで、光を発するので「明るい」。そしてその光は、暗い人を照らして明るくするのです。

<「お金」に選ばれる習慣>

<「トイレ掃除」を楽しんですると、なぜか、お金に困らなくなる>

・「トイレ掃除をすると、なぜかお金に困らなくなるらしい」という宇宙法則があり、「トイレ掃除をはじめたら臨時収入があった」という事例がいくつも報告されています。

<「ツイている」と考えている人は、一生、お金に困らないらしい>

・お金に執着があったわけではないけれど「ツイている」と感謝した結果として、標準的な人よりも裕福になっていたわけです。

<2000人の大金持ちから学んだ、「お金持ちになる秘訣」がある>

・20年かけて、2000人の大金持ちを訪ね歩いたジャーナリストがいます。

・「今、たくさんのお金を持っている人、いわゆるお金持ちの人は、宇宙に向かって投げかけたサービスの総量が膨大だ。とくに若いときに、宇宙に向かってものすごいサービスを、膨大に投げかけている」

・お金持ちになった人は、もらっている給料の何倍も働いて、宇宙に向かって投げかける量がものすごく多かった。嫌々働いていた人は、ひとりもいませんでした。

 宇宙には、「今までに投げかけたサービスの総量が、報酬となって戻ってくる」という「法則」があるみたいです。

・そうすると、宇宙に向けて投げかけるものが膨大になります。給料の何倍も働いている人は、投げかけたサービスが膨大な「宇宙預金」となって積み立てられていて、この膨大な預金が、やがて、報酬となって自分に降り注いでくるようなのです。

・私は、今までに数万人の人相・手相を観たのですが、その3分の2の人から、「人生相談」を受けてきました。それも、報酬をいただいていません。

 自分で宿泊費を払って、そこに泊って、相談を受けていました。毎日、朝の5時、6時まで人相・手相を観て、1日に、3~4時間しか睡眠をとっていませんでした。

・大切なのは、「自分が投げかけたものに対して、お返しは求めない」ということです。

・この「法則」がわかったら、今日からお金持ちになることができるかもしれません。とにかく、ひたすら「投げかけること」をおすすめいたします。

<その人の金運は、「食生活」によって決まる>

・全国を旅して「旅の原稿」を出版社や新聞社に寄稿し、その「原稿料」で生活したのです。

私が大学のときに、当時、必要だった生活費は、「1ヵ月に3万円」ほどでした。

・お金が入ってくると贅沢華美な食事になる人は、落ちて衰運になっていくそうです。

 逆に、貧相な人相・手相・家相・墓相であっても、生活態度や食べるものが変わらない人は、上がっていくそうです。

・彼が発見した宇宙法則は、「どんな悪相であっても、食を制限すれば開運できる」というものでした。

<「ノルマ」をなくした方が、ずっと会社は儲かる>

・社長の多くは、「お客様は神様だ。お客様に笑顔を向けなさい」と言って、「お客様に喜ばれること」ばかりを考えています。けれど、自分の一番身近である「社員」から喜ばれる存在になるのが、「経営の第一歩」のはずです。

 社員にノルマを課しておきながら、その向こうにいる「お客様に笑顔を向けなさい」というのは、無理な話です。

・社員が、「この会社にいたら、とてもいい思いができる」と思える状態になったら、会社が倒産しないように、社員は一所懸命働くのではないでしょうか。

<「病気」にならない生き方とは>

<「嬉しい・楽しい・幸せ・愛している・大好き・ありがとう・ツイてる」と言い続けると、うつ状態が改善されるらしい>

・健康な人でも、「肯定的な言葉」を一切言わないで、「否定的な言葉」だけを使っていると、3ヵ月ほどで精神的に落ち込んでしまうことがあります。

 ということは、見方を変えると、「嬉しい・楽しい・幸せ・愛している・大好き・ありがとう・ツイてる」という肯定的な言葉だけを言い続け、否定的な言葉に触れないでいると、3ヵ月ほどで元気になるのではないか、と考えました。

・「あれから、『嬉しい・楽しい・幸せ・愛している・大好き・ありがとう・ツイてる』を3000回言ってみました。すると、1週間で、うつ状態が治ったんです」

<肉体的、精神的に「あたたかい人」は、ガンになりにくいらしい>

・じつは、健康な人の体内にも、1日、数千個ほどのガン細胞が発生していて、ストレスが引き金となって増えるそうです。

 そして、ガン細胞の増殖を防いでいるのが、「NK細胞」です。

 NK細胞は、医療研究者によって「笑ったときに活性化される」ことが報告されています。

 ということは、くだらないダジャレでも笑える「あたたかい人」は、ガン細胞が宿りにくいという構造になっていると推測できます。

<「人間のDNAは99.9%同じ」なので、ある感情を持つと、近くの人に影響を与える>

・ということは、楽しそうに笑っている人がいたら、その隣にいる人も、ものすごく元気になって楽しく幸せになるのではないでしょうか。

・私は「幸せ4万%」で生きています。

・その人をどうこうする必要はなくて、「自分がどう生きるかだけ」を考えればいい。家族は、DNAの構造が、さらに一致しているのですから、「私」が元気に楽しく幸せに明るく生きていれば、家族もどんどん元気になることでしょう。

<「人に何かをしてあげる」と、体の痛みは軽くなるらしい>

・不思議に思って、先生に「痛みがなくなった理由」を聞くと、「あなたは『体が痛い』からといって、人に何かをしてあげようとは思わなかったのでしょう。人に対して何もしてこなかったから、痛かったのですよ」と言われたそうなのです。

・自分がわがままを言って、言いたい放題、望みたい放題やっていると、体中がチクチクと痛むらしい。このしくみは、神様からのプレゼントかもしれません。

 チクチクきた瞬間に、「あっ、そうか。私は、自分のことばかり考えて、ほかの人に喜ばれる存在になっていなかったかもしれない」と気づくと、どうやら、痛みは軽くなるらしいのです。

<「死の時期」は、生まれる前に決めてきているらしい>

・「死」を怖がっている人に、ひと言、お伝えしておきます。

 生きている間は、「まだ死んでいない」のだから、死を恐れる必要はありません。死んだら、「もう死んでしまった」のだから、死を恐れる必要はありません。

 私たちの魂は、「肉体」という「貸衣装」を着ているにすぎないという考え方があります。だとすると、神様は、「貸衣装」のレンタル会社の社長のような存在です。

・そして、きちんと修復して返せば、「この人は貸衣装を大事にしてくれるから、次は安心して、もっと上等な衣を貸してあげよう」と、神様はニッコリ笑ってくれるのではないでしょうか?

・人は、生まれる前から、「自分の寿命」を「自分が書いたシナリオ」で決めてきているらしいのです。

・人間は病気で死ぬこともないし、事故で死ぬこともないようです。人間が死ぬ理由はたったひとつ。「寿命」というものです。そして、自分の「寿命」は、生まれる前から決まっているようです。

・私は自分の死ぬときがわかっていますが、まったく怖くありません。予定通りに死んでいくだけと考えているからです。この世に生を受けた目的とは、「いかに選ばれる存在になるか」ということです。「いかに長生きをするか」ではなくて、「死ぬまでに何をするか」ということだけを考えていればよいようです。

<「涙を流す」か「汗を流す」か、大変さはどちらも一緒らしい>

・母親と父親の死を経験して、わかったことがあります。それは「流す涙の量と汗の量は同じみたいだ」ということです。

・では、どちらがつらく大変なのかというと、どちらも同じ。「精神的な大変さ」と、「肉体的な大変さ」を秤にかけると、どちらも大変さは同じみたいなのです。

・体内から出てくる「水」を、「涙」と呼ぶか「汗」と呼ぶか、呼び方が違うだけで、本質的には何の違いもないのかもしれません。

 大変さはどちらも一緒。

<人生の前半は「手に入れていく時間」、人生の後半は「手放していく時間」>

・私たちの人生の前半生は、「求めて、手に入れていく時間」ですが、後半生は、「いかに手放していくか」の作業をする時間のようです。

・宇宙には、次のような法則があるようです。「手に持っているもの + 幸せ感=100」

<「子ども」が伸びる子育て>

<すべての子どもは「母親を励ますため」に生まれてくるらしい>

・子どもたちに「生まれる前の状況」を聞いてみたところ、「お母さんがさみしそうだから、話し相手になってあげようと思った」「お母さんが泣いていたので、かわいそうで味方をしてあげようと思った」「お母さんを元気づけるためにうまれた」と話してくれました。

・どうやら、子どもは、「母親の味方をしてあげたい」「母親を励ましたい」「母親の話し相手になってあげたい」と思って、生まれてくるようなのです。

<ありのままを褒められた子どもは、「天才性」を発揮する>

・そして、「母親を大好きな男の子」は、ものすごく勉強もするし、お手伝いもします。

・「あなたが私の思い通りになったら愛してあげるけれど、思い通りにならないあなたは嫌い」と条件をつけるのだとしたら、それは「愛していない」といいます。

<「子どもが夢中になっていること」を邪魔しなければ、無限に伸びていく>

・大切なことは、子どもが夢中になっていることを邪魔しないことです。

① 子どもを丸ごと受け入れて、決して否定しない

② 子どもが夢中になっていることを十分にやらせる

③ あなたには、すばらしい力があるということを、子どもに伝える

<人物をつくる4つの要素は、「貧乏」「読書」「感動」、そして「母親の感化」>

・約2500年前のインドに生きてきたといわれる、お釈迦さまは、弟子たちに「人物をつくる4つの要素」を伝え残しています。お釈迦さまの言う「人物」とは、「世の中に寄与し、まわりからその存在を喜ばれる人」だと私は解釈しています。その4つの要素とは、

① 貧乏、②読書、③感動、④母親の感化(母性)

・子どもを育てるときに、もっとも影響が大きいのは、やはり、「母親の存在」です。

<子どもは「感情をコントロールできない大人」を、大人と認めないらしい>

・宇宙には、「親のことを好きな子どもは、親の言うことを聞く、親のことを嫌いな子どもは、親の言うことを聞かない」という法則があるだけのようです。

・子どもは、「感情的な親」を嫌う傾向があります。子どもは、「自分の感情をコントロールできない大人を、大人とは認めない」のです。

<「育てない」ことこそが、最良の子育て>

・親が子どもと向き合って、関わり過ぎるほど、子どもの芽を積んでいくような気がします。

・つまり、「育てないことこそが、最良の子育て」だと私は思います。

<本当は、親が「子ども」に育てられている>

・つまり、私たちは、自分の意思やまわりの環境によって進む方向を決めていると思っていますが、そうではなく、どうも「生まれてくる前に自分が書いたシナリオ通り」らしいのです。

・「魂」の勉強をしていると、「親が子どもを育てる」のではなく、「親が子どもから育てていただいている」ことがわかります。

・子どもに対して声を荒げて、怒鳴って、怒って、当たり散らして、「親という強力な立場を使って子どもを変えていこうとする」と、子どもは親の真似をして、自分の子どもに怒鳴り散らす。

<人間は、生まれながらにして「優しさのかたまり」>

・人間は、もともと、生まれながらにして「優しさのかたまり」です。

・じつは、「相手の哀しみをわかってあげる」だけで、解決できる問題というのが、私たちのまわりに、たくさんあるのではないでしょうか。

<「喜ばれる存在」が人生の目的>

<村民の1500人以上が参加したお葬式。亡くなったおばあさんがやり続けたこと>

・自分が宇宙に対して「喜ばれること」を投げかけていないのなら、返ってくることはありません。

・楽しいことがたくさん降ってくる人生を送りたいのであれば、「自分のほうからたくさん投げかけること」です。「投げかけたものが返ってくる」のです。

・すべてのことは「思い通りにならない」ということがわかって、「思い通りにならなくてもいいんだ」と気づいた瞬間から、ものすごくラクになります。

「思い」を持たないで、「よき仲間からの頼まれごと」を「はい、わかりました」とやっていれば、結果として、ものすごく楽しい人生が味わえます。

人間の生きる目的とは、頑張ることでも、努力することでも、何かを成し遂げることでもなく、「いかに喜ばれる存在になるか」なのです。

<人間の機能は、「喜ばれた数」だけ存在する>

・私は、そのことをずっと宇宙に問いかけていました。そして、2年ほど経ってから、次のような答えが降ってきました。

「人間の機能は、喜ばれた数だけ存在する(つまり無限に存在する)」まったく想像をしていなかった答えに、私は衝撃を受けました。

・人間だけは、自分の意思によって、自分の機能をいくらでも増やせます。「私」がそのことに気がついて、「喜ばれること」を投げかけはじめると、人間である「私」の機能は、無限に増えていくことでしょう。

<自分の「命」を、誰かに「使」ってもらうことが「使命」>

・「経済的なことは考えずに好きなことをしてもいい」と言われても、今のままの生活を続けるでしょう。それが、一番楽しいからです。

私自身は、あくまでも「素材」であって、自分で自分の人生をどうにかしようとは思いません。自分の方向性や意思というものはありません。自分の「命」を誰かに「使」ってもらうことが「使命」であり、それがすなわち「喜ばれる」ということです。

・自分ひとりの力で生きるのではなくて、「ヒト」の「間」で生きるから、「人間」となるのです。「人間の価値は、人との関わりの中で生まれてくるもの」です。

<「自分には、何の取り柄もない」という状況は、じつは、恵まれている>

・たくさんのすばらしい才能を持っている人ほど本当は恵まれていなくて、「恵まれていない」と思う人ほど、「恵まれている」のかもしれません。

<人間が「一生の間でできる仕事の量」は、決まっている>

・世の中のしくみは、ものすごく簡単にできているようです。

・どうやら、「人間が一生の間でする仕事」は、決まっているのかもしれません。年齢ではないようです。

・人間は、食べる量が決まっていて、心臓の鼓動の数も決まっていて、それから、人間の一生の仕事量も決まっているのではないでしょうか。

 社会のしくみ、世の中のしくみがそうなっているだけであって、「早くに亡くなるのか、長生きなのか」ということは何の意味もないのかもしれません。

・「よき仲間からの頼まれごとを、淡々とやっていく」

 何か頼まれごとがあったら、疲労困憊しながら、ただ、淡々と、それをやっていくことだけなのかもしれません。

<大切なことは、「学ぶこと」ではなく「実践すること」>

・15年間修行をしても、「誰も幸せにしていないなら、何もしていないのと同じである」とお釈迦さまは考えたのでしょう。

仏法の戒律は、女性を近づけてはいけない。女性に触れてはいけない、とは必ずしも言っていないと思います。

・これは、お釈迦さまの「教えの深さ」がわかる話です。一番大切なことは、「学ぶこと」ではありません。「喜ばれる存在」になるために、「実践すること」なのです。

<「ありがとう」は奇跡の言葉>

<英語で「現在」は「Present」。つまり、普通の今があること自体がプレゼント>

・世間一般の人から見たら、「だから何? ということ」にも楽しみを感じられる感性が磨かれ、さらには、何もなくても、楽しみや幸せを感じられるようになると、「淡々と普通に過ぎていく日々が、もっとも幸せだった」ということに気がつきます。

・何か楽しいことが起きたら「ありがとう」ではなく、何事もなく、ただ無事に生かさていることに「ありがとう」を言うことができる。何も起きていない、この普通の瞬間瞬間が、じつは「神様からの最高のプレゼント」だと思います。

<「モノ」に「ありがとう」を言うと、奇跡が起きるらしい>

・「ありがとう」を言った数がある一定数を超えたとき、奇跡としか言いようのない現象となって、その人に降り注ぐことがあります。しかも、「ありがとう」を言うときに、「心は込めなくてもいい」というのが私の考えです。心を込めなくても大きな効果が得られるのが、「ありがとう」のすごいところだと思います。

・「ありがとう」を1000回ほど言っていたら、突然、お腹の底から熱いものがこみ上げてきたそうです。

・何かをしてもらったときに「ありがとう」を言うのではなくて、してあげたときにも「自分にさせていただいて、ありがとう」と言うようにすると、世の中は、よい方向に変わっていくのではないでしょうか?

<「ありがとう」を言い続けていると、守護霊が力を貸してくれるらしい>

・このように、私の本に携わっている人すべてに「感謝」をしていると、本が売れてくれるみたいなのです。

・努力をしなくても、頑張らなくても、必死にならなくても、「ありがとう」を言い続けているだけで、商品が売れていくのは、どうやら、「守護霊」が味方をしてくれるからのようなのです。

 どうやら、私たちのいる3次元よりも、ひとつ格が上の4次元には、精霊、守護霊という方がいるらしいのです。そして、「私」のことを一番好きな精霊が、守護霊になってくれるみたいです。守護霊は、別の言い方では、「おかげさま(お陰さま)」と呼びます。

 「守護霊」は「シナリオを書いて生まれてきた私」が、その自分のシナリオをまっとうできるように、あれこれ働いてくれているようです。

・しかし、そんな守護霊を呼び戻す言葉が、「ありがとう」みたいなのです。

 守護霊は、なんと、人間の10の68乗(無量大数)人分の力を持っているようで、このことがわかってしまうと、必死になって人の何倍も努力するより、守護霊に「ありがとうございます」を言って、守護霊の力を借りたほうがいいと考えられそうです。

・守護霊は「ありがとう」を言われると、嬉しいらしい。

<物事がうまくいかないのは、「感謝」の気持ちが足りないから>

・私たちは未熟なので、「あれが足りない」「これが足りない」と言い続けていますが、「本当に必要なものは、すでに神様から与えられている」と考えることができます。

・今、こうして生きていられるのは、休まないで動き続けている細胞や臓器のおかげなのに、そのことに「感謝」をせず、「足りないものばかり」に目を向けています。

・「物事が思うようにいかない」と感じるとしたら、それはあなたの「感謝が足りないから」かもしれません。

<自分で言う「ありがとう」のほうが、「2倍」以上のパワーがあるらしい>

・「この人の『ひとり言』を聞いていると、体が元気になって活性化するので、この人のそばにいたい、この人のためにいろいろなことをしてあげたい」と思い、味方になってくれるようです。

・したがって、自分を元気にするためにも、「愛しています」「ありがとう」の言葉をなるべくたくさん言ったほうがいいと思います。

・ということは、夜、寝ている夫の耳元で悪態をついていると、夫の体は弱っていきますが、その2倍以上の早さで、自分の体も弱っていくみたいです。

<病気をしない、事故に遭わない、何も起きないで、日々を普通に過ごせることは、じつは「奇跡の連続」である>

・「お父さん、家族はね、分かち合うためにあるんだよ」

・「それは、楽しいことも、おもしろいことも起きるわけでもなく、普通に、淡々と日々が過ぎていくことが、『これ以上ないほど、最高な幸せである』ということ」だそうです。

<不平不満・悪口・文句を言わない>

<立場の強い人が、権力を行使しないことを「優しさ」と呼ぶ>

・「営業部員の人たちに、『ちゃんとやれ』とか、『頑張れ』と叱責するかわりに、『1日中歩き回ったのに1軒も契約が取れなかったなんて、本当に大変だったね、ありがとう。ごくろうさま』と言ってあげることもできますよね。

日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ

コンタクティとチャネラーの情報を集めています。 森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

0コメント

  • 1000 / 1000