ブログやFBの世界とのネットワークが知られざる自分や新たな可能性への扉を開き脳に快感を与える(1)

(2025/5/1)

医者が教える

『50代からはじめる老けない人の「脳の習慣」』

和田秀樹 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2022/7/22

<はじめに――人は感情から老化する>

・しかし人間は、“思わぬところ”から、思わぬほど早い時期から老化が始まり、しかもそれを放っておくと体も見た目も老けていき、ボケまで始まってしまうので要注意です。この“思わぬところ”とは――「感情」です。

・前頭葉以外の、例えば言語理解を司る側頭葉や計算能力に関係する頭頂葉は、日常的に使うためか比較的かなり高齢になるまで、その機能は老化しません。それゆえ平均的に73歳くらいまでは言語性IQや動作性IQを維持することもできるのです。

 一方で前頭葉は、個人差もありますが40~50代頃から萎縮し、目に見えるように老化し始めます。そのため前頭葉が司る感情のコントロール機能や、人の自発性・意欲、創造性が衰えてしまうのです。

 これが「老化は脳から始まる」、「人は感情から老化する」といわれる所以です。

・しかしこのことは逆に、前頭葉の若さを保ち、「感情の老化」を防げれば、多くのボケ状態も未然に阻止できる、体や見た目の老化もストップできるということです。

<50代からは「脳の老化」に気をつける>

<「歳だから」を言い訳にしない>

・そもそもこの「寄る年波」の大部分は、「自分の年齢とともに『脳』に問題が生じてくること」が原因、つまり「脳」からきています。

<中高年以降の「脳」について知っておく>

① 前頭葉が萎縮してくる(=前頭葉の老化)、②脳内伝達物質(セロトニンなど)が不足してくる、③動脈硬化が起こる、④男性ホルモン(テストステロン)が減少する(男女とも)

<「うつ」に要注意>

・「やる気が出ない」「頭の働きが悪くなった」そう感じるようになったら、まずは「うつ」の予防を心がけること。「セロトニン」不足は、うつの大きな引き金となるので要注意。

<「男性更年期」にも要注意>

・日本人はこの心因的な症状が強く現れやすい傾向があり、「うつ」と診断された人のなかにも、実は「更年期障害」であるという人も相当数いるとみられています。

<動脈硬化を防ぐ>

・「自発性の低下」は脳の動脈硬化の“黄信号”。脳の血流が悪化すると、脳の機能低下が徐々に進行。早めの手立てで最悪の事態を未然に防ごう。

<前頭葉の老化を防ぐ>

・前頭葉の機能は、①意欲と感情のコントロール、②思考のスイッチング、③クリエイティビティ

前頭葉が萎縮して老化すると、これらの機能が低下する。一方でこれらの機能を保つことで、前頭葉の老化自体が抑えられる。

<コラム1 「脳の領域」とそれぞれの役割分担>

・この「問題」には、脳腫瘍・脳梗塞などの病気、けがの他に、「老化」があります。例えば、視覚情報を司る後頭葉に問題が起きると、視野狭窄や、何かが見えているがそれが何かわからないといった症状が起きます。

 計算や空間認識を司る頭頂葉に問題が起きると、パズルや計算がおぼつかなくなったり、簡単に道に迷ったりするようになります。

<コラム2  前頭葉の老化とは>

・脳のなかで最も早く委縮し始める(=老化し始める)のが、前頭葉です。そしてこの老化(神経細胞の減少の加速)は、なんと40~50代くらいから始まることがわかっています。

<脳の「出力系」を鍛える>

<「アレ」「ソレ」「コレ」を使わない>

・普段何気なく使っている「アレ」「ソレ」「コレ」の指示代名詞。これらが会話のなかに多くなってきたら、「脳のサビつき」「老化」の加速度が増している証拠。

<わからないことは素直に尋ねる>

・出力系を鍛える最も簡単な方法は、“誰かと話すこと”。「記憶が曖昧だから間違ったことを言いそう」「こんなことは今さら人に訊けない」――そんな心のバリアは今すぐ取り払おう。

<日記に書き「出す」>

・出来事を「書き入れる」入力作業も、その前に書き入れることを「思い出す」作業があってこそ。平凡な1日にも必ず「思い出せる出来事」があるもの。日記は「記憶を引き出すトレーニング」になる。

<ブログやフェイスブックを始める>

・ブログやフェイスブックは不特定多数に向けての「公開日記」。思い出したことを「他の人にもわかるように」書き出すことで、一層「出す力」にも磨きがかかる。

<新しい人と知り合う>

・ブログやFBによって構築される未知の人たち・モノ、世界とのネットワークが、知られざる自分や新たな可能性への扉を開き、脳に快感を与え、活性化させる。

<「思い出す」きっかけとなる「モノ」を身近に置くのだ>

・日記やブログ、FBは、日常の小さな出来事でもあえて、「思い出そう」とすることで「出力系」の鍛錬になる。

<「どうお金を遣うか」考える>

・お金を遣うこと=お金を「出す」ことは、「出力系」の行為。

<お金は「遣うときには遣う」>

・ただひたすら節約生活では、脳の出力系、前頭葉が刺激されるチャンスはなくなってしまいます。

<言葉と行動を「セット」にする>

・「やる」と言ってしまえば実行せざるを得ない。――その状況に自分を追い込めば、脳は老化しない。

<無理に「勉強」しない>

・むしろ今までにインプットしてきた様々な知識や情報をベースに「発信する・アウトプットする」ことが大事

<コラム3 「入力系」より「出力系」>

・この「記憶を引き出す力」、脳のどこかにしまわれた記憶を引っ張り出してくる「インデックス機能」を担っているとされるのが、前頭葉です。この前頭葉が委縮(老化)してくれば当然その機能も衰え、モノがなかなか思い出せなくなります。

<脳の「変化対応力」を鍛える>

<「想定外」の物や出来事を歓迎する>

・前頭葉が活発になるのは「想定外」の出来事に出会ったとき。

<適度に「株」や「ギャンブル」をする>

・様々な事象を総合的に見て判断することでも、前頭葉はフル回転。節度を持ってやる限り、「株」や「ギャンブル」はボケ防止に一役買う。

<時には恋もしてみる>

・恋で前頭葉を刺激しよう。

<なじみの店ばかりに行かない>

・そんな店ばかり足を向けるのは、老化特有の一種の「引きこもり」状態にあるから。

<音楽を聴くなら新曲を。映画を観るなら映画館で新作を>

・新しい曲、新しい映画に触れることで脳を活性化しよう。

<変化を楽しむ>

・「変化」や「問題」を回避するのではなく、「前頭葉を鍛えるチャンス!」と、喜んで対峙すること。

<愚痴を言わない>

・「歳をとると愚痴っぽくなる」と、これもよくいわれることですが、愚痴っぽくなるのもやはり、前頭葉の老化現象です。

<ひとつのことに30のアイデアを出す訓練をする>

・たくさんの選択肢を出してみる。これも「変化対応力」を鍛えるトレーニングになる

<「これまでどうだったか」より「これからどうするか」>

・未来の予測や展望から「どうするか」を判断する。変化の激しい時代には、そんな前頭葉の未来型思考が必須。

<失敗の可能性のあることもやってみる>

・自らの考えも、好奇心も、「実行」「実験」なくしては、前頭葉にとっては何の意味も持たない。

<コラム4 歳をとっても苦労は買ってでもすべき>

・記憶力、つまり記憶のインプットとその蓄積に関係するのは、脳の側頭葉ですが、この側頭葉は、前頭葉と比較すると老化が始まるのが遅いという特徴があります。記憶力が低下し始めるとっくの前に前頭葉の老化が始まっているというわけです。

<感情の老化・思考の老化を防ぐトレーニング>

<バラエティ番組は観ない>

・これらは脳にとって何の刺激にもならず、思考を全面ストップさせるだけ。

<「自分にとっての本物探し」をする>

・自分にとっての「極上」に触れると、脳は至高の喜びを味わう。

<人付き合いをよくする>

・「人付き合い」には「うつ防止」の効果も。

<若い人と付き合う>

・心を若く保てる環境を自ら求め、行動することが大切。

<「協調性」を気にしない>

・もやもやとした気持ちのまま人付き合いをしていると、やがて脳は欲求不満になってくる。

<堂々と自己主張する>

・元気で長生きする人には、「自己主張」ができる人が多い。

<反骨精神を持つ>

・「反骨精神」の強い人は、ボケているヒマもないくらい脳がフル回転。

<積極的に議論する>

・瞬時に臨機応変に対応するなど「脳の総合メンテナンス」の効果がある。

<「ことなかれ主義」をやめる>

・「ことなかれ主義」は脳の老化を促進するが、「議論」は脳の老化を防止する。

<役割をすすんで引き受ける>

・「やってやろうじゃないの」と腰を上げる。その実行力が「脳の若さ」を保つ。

<欲しいもの・欲しかったものを買ってみる>

・どんどん欲求にブレーキをかけていくと、新しい世界への扉を封じ込めてしまう結果にも。

<昔の自慢話はしない>

・昔の自慢話をするのは、「老化」の現れ。

<「濫読」のすすめ>

・ジャンルや著者も手当たり次第の「濫読」がお勧めです。

<「今どきの若い者は……」は禁句にする>

・口にするだけでも、知らず知らずのうちに気持ちも脳も老け込んでいきます。

<ほめられたら、素直に喜ぶ>

・ほめられてもなかなか素直になれないのは、前頭葉の機能低下で感情が老化しているから。

<「うまくいかないとき」はすっぱりあきらめ、リセットする>

・上手にリセットする――そんな習慣をつけておくことです。

<ささいなことは気にしない>

・「ささいなことなのに、気になり始めたらキリがなくなる」のは、前頭葉の老化の現れ。

<ひとりでぐるぐる考え込まない>

・中高年になると「うつ」にかかりやすくなる傾向がありますが、とりわけものごとを深刻に考えすぎる人や、思い込みの強すぎる人は要注意です。

<他人の決めつけには「ツッコミ」を入れる>

・人の言うことに簡単に納得するのではなく、まず「疑問」を持つことが大切。

<定説・常識・伝統はまず疑う>

・「疑う力」は「変化対応力」の基本的な思考習慣でもある。

<「そうだったのか思考」より「そうかもしれない思考」>

・「そうかもしれない思考」の習慣をつけると、アイデアや思考の幅が広がるというメリットも

<あえて「ムカつく」本を読む>

・自分とは真逆の、相容れない意見の本をあえて読んでみる。

<お墨付きには頼らない>

・「誰それがこう言っていた」という枕詞に頼るのは、前頭葉の機能低下や思考の老化している証。

<趣味を持つ>

・自分にとって「好きなもの」「面白いもの」なら、なんでも「趣味」になり得る。

<「余計な知識」もどんどんつける>

・インターネットなら、言葉の意味にとどまらず、芋づる式に次々と新しい知識・情報に触れていくことができる。

<「思いつき」や「仮説」を口に出す>

・根拠のない、証明のできない「思いつき」「仮説」でも口に「出して」みることが大切。

<家族とは「つかず離れず」の関係を保つ>

・しかしこの「円満な生活」というのは、前頭葉への刺激も少ないため「ボケる」リスクが高いのです。

<「我慢しない生活」を心がける>

・「我慢しない」ことは老化防止のためには「必要悪」と心得、意識的に「我慢しない生活」を心がける。

<コラム5 80歳からの認知症より中高年以降の「うつ」に注意>

・85歳を超えると40パーセント以上の人が、軽症も含め認知症になるといわれています。一方で65歳~70歳では認知症の人の割合は1.5パーセント程度、200人に3人くらいですが、実はこの年代の10パーセントくらいの人に、認知症には起因しない「ボケ」症状が現れているのです。

・ところで、認知症は脳の病気で、現代の医学では多少進行を遅らせることはできても、予防や治療はほぼ不可能です。ある意味不可抗力と思って、あきらめるしかありません。

・ここでもうひとつ注意しておきたいのが中高年の「うつ」、とりわけ60代後半あたりからの老人性うつです。「ボケ」症状にはうつが原因になっているケースも少なくないからです。そしてうつが続けば、続くほど将来的に認知症になる可能性が高くなるという報告はいくつもあります。

<コラム6 「リア王」は前頭側頭型の認知症の悲願だった ⁉>

・認知症と一口に言っても、その原因によっていくつかの種類があり、大きくは、アルツハイマー型に代表される脳の変性によるもの、血管性認知症など脳血管障害によるもの、そのほか代謝・内分泌性のもの、感染症によるもの、外傷性のものなどがあります。

<日常の行動・習慣から「脳の若さ」を保つ>

<いつもとほんの少し違うことをしてみる>

・それだけでも前頭葉の喜ぶ「想定外」と出会うチャンスが。

<おしゃれを楽しむ>

・だから、「もう、おしゃれする歳でもない」――そう思ったら、ぜひ思い出してみたいこと。

<ケチらずに気に入った服を買う>

・着れば「それなりの場所」に行きたくなる。

<人付き合いにお金を惜しまない>

・脳のアンチエイジングには人付き合いへの「投資」が欠かせない。

<「行動が心を変える」と考える>

・何より、「行動そのもの」が心の若さを保つことにつながる。

<「体育会系の運動」より「好きなことのために動き回る」>

・「好きなことのために、動き回る」これがいちばん、脳をいききと若返らせる“運動”になる。

<「ウォーキング」より「のんびりお散歩」>

・「散歩」にはさらに、「脳の若さ」を保つ効用も――。

<「粗食系」より「肉食系」>

・むしろ肉食は「長寿」の条件。肉料理をガッツリ食べれば、脳も活性化する。

<「コレステロール」の長所を知る>

・「メタボは動脈硬化の引き金になる」とはいっても、メタボを気にするあまりコレステロールをシャットアウトすると今度は別の健康問題のリスクを引き上げることに。

<無理な減量に走らない>

・世界的な統計を見ても、実はやや太り気味のタイプのほうが長生きすることがわかっています。

<「食べないダイエット」から「食べ方を工夫するダイエット」に>

・ダイエットの成功の秘訣は、「正しい食習慣」を心がけること。

<体は使って鍛えて衰えさせない>

・「歳なんだから、もう無理はできない。しないほうがいい」その思い込みが、ますます体と脳を衰えさせる。

<ラクチンな服を着ない>

・ゆるめファッションについつい流れがち。しかしそこには、「老化信仰の悪循環」の危険が潜んでいることをお忘れなく。

<時には「盛装」をする>

・「メリハリ」を自らつけることが大事。それをまずは、服装から始めてみよう。

<必要になったら迷わず老眼鏡をかける>

・一定の歳になるとそれなりに加齢現象が現れてきます。

<笑う>

・「笑うこと」で免疫力がアップし、病気にかかりにくくなる。日常のなかに「笑い」を取り込み、「病気にならない生活」を心がける。

<健康診断の値に一喜一憂しない>

・健康診断の結果に一喜一憂するのは意味がない。歳をとったら、少しくらいは「異常値」があっても当たり前。数値の上下だけを気にしすぎると、かえって老化を早める結果になることも……

<「健康オタク」も「不調自慢」もやめる>

・健康を気にしすぎるのは、他に関心事がないから。新たに興味を持てることを探し、一所懸命になるほうがよほど健康にもなれるというもの。

<お酒は適量を守る>

・会話が弾み、気分も高揚する楽しいお酒は脳にとって「功」も多いが、「飲みすぎ」は「うつ」のリスクを高めるので、要注意。

<習い事は自分なりの独自性をめざす>

・前頭葉が衰え始める中高年になったら「型から入る」芸事より、スキルやテクニックを気にせず自由に、「自分」を表現する面白さを追求したほうがいい。

<「家庭内離婚」「仮面夫婦」状態を打破する>

・「家庭内離婚」「仮面夫婦」を続けるうちに、前頭葉はどんどん老化していく。そんなことになるくらいなら、すっぱり分かれて新しい可能性を追求したほうがいい。

<コラム7 趣味をより楽しむコツ>

・「中高年以降の趣味は、型にこだわらない、自分ならではの工夫や独自性を発揮できるもの、方法が望ましい」

(2025/3/3)

『長生きにこだわらない』

最後の日まで幸福に生きたいあなたへ

矢作直樹  文響社  2019/2/1

<はじめに――変わっていく自分を楽しむ>

◆「今こそすべて」

・この「中今(なかいま)」精神、つまり「今こそすべて、今を楽しむ」精神があれば、些細なことが気にならなくなります。

◆「できなくなる自分」を受け入れる

・人は加齢に伴って体力が落ちてきて、それまで普通にやれた多くのことが次第にできなくなります。体は有限ですから、しかたありません。

・今後、さらにこういうことが増えますが、そんな「できなくなる自分」を、私はこれから受け入れたいと思っています。

・山の散歩だろうと普段の生活だろうと、徐々に衰えるという前提で行動する。無理をせず、今のコンディションで工夫する。過去と比べず、現在を楽しむ。

<食のバランスを見直そう>

<私の普段の食事を紹介します>

・私自身は、まず白米ではなく玄米を食べます。野菜、果物、発酵食品もバランス良くとるようにしています。大豆製品、卵、パンも、ほどほどに食べます。肉類は食べません。お酒も飲みません。とくに糖質制限などもしません。なるべく旬のもので、加工されたものではなく自然の食材を楽しみます。

<毎日少しずつ動こう>

<私の普段の体操を紹介します>

・ですが私がおすすめするのは、毎日家にいながらすき間時間でできる、簡単な運動です。息切れするほどの激しい運動をたまに頑張るよりも、毎日少しずつ、無理のない範囲で体を動かす習慣を作るほうが大切です。

<人生に定年はない。本当の定年は命日。>

<私たちの本当の定年は「命日」である>

・しかし、会社の一員としては定年しても、心や体に定年はありません。心や体が定年するのは、この世をおさらばするとき。私たちにとっての本当の定年は、命日です。つまりこの世を去る日まで、定年は一生涯ありません。

・定年退職して居場所がないと嘆く中高年が大勢いるそうですが、そもそも人生に定年はないのだし、体力が落ちることが人生の定年でもありません。

【会社の辞めどきは、自分で決める。人生の定年は、寿命が決める。】

<役割を自分で考えるステージに立つ>

・会社などの団体に所属していると、組織という仕組みの中で役割を「求められ」ますが、年齢や経験とともに、役割は自ら「求めるもの」へと変わります。

・女性が男性から離れるケースが多いと言われますが、長年パートナーに仕え、子どもが巣立った状況で、夫婦間で役割を見いだせなくなった結果が熟年離婚です。離婚するほどの感情の断絶がない場合は「卒婚」を選ぶかもしれません。

・役に立つとか立たないとか、そんな話ではないし、そもそもお役目や役割は一つではありません。好きでやるならいくつあってもいい。

【役割は、与えられるものではない。自分で求めて見つけるもの。】

<ひとつのことにこだわると、人は弱くなる>

・柔軟性の高い人は切り替えが上手かもしれません。

【柔軟な人ほど強い。】

<暇だと思ったら、近所の掃除をする>

・何かやること、取り組むことがあり、忙しいなら難しいかもしれませんが、暇でしかたないのであれば掃除は絶好の暇つぶし。体も鍛えられます。

【「これがダメならあれ」とたくさんの答えを出せる人の方が強い。】

<「肩書き症候群」には「忙しさ」が効く>

・自己の視点ではなく、他人の視点で行動するようになり、やたらと評価を気にします。

・この病気の特効薬があります。それは、忙しく過ごすこと。たったこれだけ、あっという間に完治します。夢中になると、自己が解放されます。

【肩書き=自分ではない。本当の自分は、自分が好きなことの中にある。】

<昔、夢中になったことを思い出す>

・何でもいいのですが、その昔、夢中になったことをやってみるのも手です。体力的に無理だとか、興味が失せたらやめればいい、そうでなければ「興味の基礎」があるので意外と早く楽しめるかもしれません。

・芥川賞を受賞した若竹千佐子さんは、55歳のときにご主人を亡くし、息子さんの勧めで小説講座に通った結果、63歳のときのデビュー作で芥川賞を獲り、大きなニュースになりました。

【前からしてみたかったことをやってみる】

<役に立つか考える必要はない>

・何が難しいのかと言うと、役に立っていると思って当たり前のようにやっていることでも、実は役に立っていないことが山のようにあるからです。

【相手からの感謝を求めない。「自分がやりたいからやる」、それでいい。】

<気になるなら、やってみればいい>

・個人的に受ける相談の中でも、とくに多いのが「できないと思うんですけど」という一言のついた内容です。じゃあやめておけばと、喉元まで出かかりますが、それを言ってしまうと身も蓋もないので「とりあえず、やってみては」と話します。

・我が身にふりかかるすべての出来事は、そこに至るまでの間に起きた大小にわたる膨大な要素が緻密にからみ合った結果、生じます。

・最初からうまくできなくたっていいじゃないですか。できるようになる過程こそ私たちにとって最大の学びです。

【「できないかも」は言い訳。自分で作った制限は自分で外せる。】

<定年は会社が決めても、引退は自分で決めればいい>

・ただし、会社を定年で辞めても、社内で役職が外れても、それまでこなしてきた業務の専門家としての自分は、しっかりと残ります。

・主婦業には定年も引退もありません。ある意味、サラリーマン以上に過酷です。専業主婦も大変ですが、働きながら主婦業もこなす人には本当に頭が下がります。そんなロングランだからこそ、主婦の方には「ほどほど感」を持って欲しい。

【細く長く「ゆるゆる」続ける、そんな気楽さも良い。】

<「あと何年」と逆算的に生きるのは厚かましい>

・私は明日のことさえ考えません。明日はひょっとしたら「人生を定年している(=死んでいる)」かもしれません。肉体の動向は本当に予想がつきませんから。

・五体がちゃんと動いている事実に、まずは感謝。10年後、20年後に、自分がどうなっているかと考えること自体、厚かましいこと。まず生きているかどうかわかりません。

【人生もマラソンも、ゴールを気にしたらしんどい。今の景色を味わえば楽しい。】

<自分の暮らしに手を抜かない>

<「加齢」しても「老化」はしない>

・英語の「アンチエイジング」は、文字通り、抗加齢、抗老化を含み込んでいるので実際に日本語で表すと“老化防止”になるかと思います。

・最近、この加齢や老化と正面から向き合う“スマートエイジング”という考え方があります。「加齢によって物事の見方が深まり、視野が広がることで人生が豊かになっていく」と前向きに認識することは大切です。歳を重ねるのが楽しくなる、というのはとても良い考え方です。

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