人間はそれぞれふたりの天使にまもられていると言います。ひとりは良い行い、もうひとりは悪い行いを促し、すべての言動はこれらの天使の命令によります。(2)
(2022/9/29)
『深【地球史】宇宙人UFO大事典』
ジム・マース 徳間書店 2002/2/1
<エイリアン・アジェンダの真相>
<政府がUFO現象の真実を隠蔽し二枚舌を使っている>
・UFOの存在論争はすでに決着済みだ。もちろん、UFOは実在する。過去50年間に大量の関連資料や目撃・遭遇報告書が集積されてきた。
<月は史上最大のUFO?>
<エイリアンの影が浮き上がってくる月>
・「月」には少なくとも名前があり、その存在が知られているという意味では確かに確認されているわけだが、「月」がUFOである可能性をそう簡単に捨て去ることはできない。
<「何か」が月の絶妙なる高度、軌道、速度を設定した>
・現在一般的に受け入れられている説は、月はどこか他の場所で誕生し、その後遠い過去のある時期に地球の重力場圏内に入り込んできたとする説だ。この理論にもいろいろなタイプがある。
<月宇宙船説とアルカディアの「月以前の人々」>
・つまり「月宇宙船説」は月の起源と驚くべき軌道という謎を解明する上で、あらゆる理論のうち最短距離にあるのかもしれないのだ。
・アリストテレスはプロセレネと呼ばれる人々について言及している。プロセレネ人はギリシャ人がやってくるずっと以前から、中央ギリシャの山岳地帯にあるアルカディアに住んでいた。セレネという名は――ギリシャ神話の月の神――月それ自体をさしていて、プロセレネは「月の前」を意味することになる。古代伝説によれば、プロセレネ人は「天空に月が現われる前から」住んでいたとして、アルカディアに対する権利を主張した。ギリシャ時代の著述家プルタークもアルカディアの「月以前の人々」について触れているし、ローマ時代の詩人オヴィディウスも「アルカディアの民は月よりも古い」と記している。さらにローマ時代にはロードス島のアポロニウスも、アルカディア人は「月が出現する前から山地に住みドングリを食した」と書いている。チベットの古文書では「ゴンドワナ」という消えた大陸に住む人々について触れられていて、夜空に月が光る以前から文明化していたと記されている。
<月面の怪光と奇妙な8000メートル級の垂直構造物>
<月は太陽系外からの知的種族に占領されている!>
・個人的に研究を続けているジョージ・H・レオナードは、月面の活性と構造に関して目が点になるような結論を引き出した。NASAの写真ファイルを長年にわたって「渉猟」した後、1977年にレオナードは「月は太陽系外から移動してきた一つあるいは複数の知的種族に占領されている」と主張したのである。
<月面飛行をした!堯(ぎょう)皇帝お抱え技術者ホウ・イー>
・今から2000年も前に聖書には飛行を意味する記述があったわけだが、そっくり同じことが地球の反対側でも起きていた。中国の伝説にはホウ・イーの話がある。ホウ・イーは皇帝堯お抱えの技術者で、紀元前2309年に「発光する空気の流れを搭載した」乗り物で月へ飛行したことを記している。
<第12番惑星からの植民で「新人」を創造>
・ゼカリア・シッチンは、多くの文書を解釈してみせた。そして古代シュメールではニブル、バビロニアではマルダグと呼ばれた太陽系12番惑星からの訪問者によって、人類初期の歴史がどのように形成されたかを詳細に物語ったのである。
・これらの地域では困難な採掘作業が続き、エイリアンの中に反乱も起きるようになった。これに素早く対応した指導者は、旧人を遺伝子操作して新人を創り出し、奴隷労働者として利用したのである。この新しい種「ホモ・サピエンス」は30万年ほど前にメソポタミアの「肥沃三日月地帯」に連れてゆかれ、繁殖が許された。同僚の植民者からは強い反感をかったが、エイリアンの中には人間と交配する者も現れた。
<エイリアン「星の長老」バクティは神か悪魔か>
・1947年8月13日、あの悪名高いロズウェル事件から1カ月あまりがたっていた。ニューメキシコ砂漠に墜落し、まだ燻っている状態の金属製物体を、6人のアメリカ先住民が発見した。内部にはエイリアンらしき生物もいて、負傷はしていたがまだ生きていた。
軍隊が接近してくるのが聞こえたので、先住民たちはその生物が軍に捕らえられないように匿い、介抱することにした。自宅に連れ帰ってみると、エイリアンは水晶のような映像伝達装置を使って会話できることがわかった。
・モーニング・スカイによると、その「星の長老」の名はバクティといい、その基本的なメッセージは簡単なものだったという。「地球が不毛の岩石だったころから、星の種族はここにいた。星の種族は進化の全過程を通してここにいた。星の種族の介入はあるときは慈悲深かったが、そうでないこともあった。人間を正しく導き………また誤った方向へと導くこともあった。星の種族は人間の神であり……悪魔でもある。地球に常に存在し、今もここにいる」
・モーニング・スカイの著作によると、人間はDNAの操作によって創り出され、エイリアンの採掘作業に労働力を供給していた。創造者であるエイリアンの指導者は弟と地球の支配権を争っていた。優位に立つために、この指導者は自分自身のDNAを人間の遺伝子プールに入れ、そこから曲がりなりにも自分の「子孫」を創り出した。他にも「情緒を解し感情豊かな」鳥に似たエイリアン種族からもDNAを採取した。人間が繁殖を始め、数が増えてくると、識別可能な二つのグループが出現した。一方は従順なグループで、神であるエイリアンはこのグループを容易に支配した。他方は感情が豊かな知的なグループで、独立意識が急速に芽生えていった。
一部のエイリアンが、野心家であるこの指導者の弟に率いられ、強い意志をもつようになった人間を壊滅させようとした。最初は人間を荒野に放り出して殺していたが、後には大洪水を起こして人間を呑み込ませた。しかし、エイリアンの指導者によって、何とか人間の小集団を救出することができた。
・モーニング・スカイによると、人間の監督権を巡る争いは今日も続いていて、一部のエイリアンはアメリカ合衆国政府の力を利用し、姿を現さずに活動しているという。また別の一団は月に基地を配置し、人間に対し「立入禁止」を布告してきたという。
・「この世界の政治・経済システムの裏側で、エイリアンがどれほど影響力を及ぼしているかはわからない。つまるところ、人間はエイリアンの行動計画に沿っていいように利用されている」
・「エイリアンは地球の天然資源を採掘し、人間の身体を遺伝子素材として利用し、繁殖実験を続けている。さらにNASAやCIAといった政府組織まで利用してUFOの存在を隠蔽し続けている。エイリアンは自らが地球に存在することを知られたくない。もし存在が知られてしまえば、人間が地球の支配権を奪還しようとするかもしれないからだ」
・モーニング・スカイによると、ラーという後のエイリアン指導者が人類の真実の歴史の痕跡をすべて抹消し、人間を無知で支配しやすい状態に保とうとした。しかし、ラーはあるエイリアン種族に権力を奪取されることになる。
この種族はトカゲを祖先とするエイリアンで、今日では「グレイ(灰色のエイリアン)」として知られている。現在、グレイは新たなエイリアン抗争の最中と伝えられ、特別な人間のDNAを結合させ、人間の感情と直観力を取り込み、グレイの十分発達した知性をさらに強化しようと目論んでいるらしい。
<巨大な未知の衛星が13回も捕捉された>
・「1953年以来、(空軍は)巨大な宇宙船が地球周辺で活動しているのを知っていた」
・「長距離レーダー装置の初期テストをしているうちに空軍技師が驚いたのは、巨大な物体が赤道付近の軌道を周回しているのを捕えたからだった。速度はおよそ時速3万キロだ。何度チェックしても、追跡機能は正常だった。巨大な未知の物体が高度約1000キロのところを周回していた」とキーホーは述べている。さらにこの物体が捕捉されてからまもなく、第二の巨大な物体が高度6500キロの周回軌道に入ってきて、再び空軍のレーダーが捕捉している。
<巨大なUFOが地球周回軌道に乗り、その後離脱した>
・謎が謎を呼ぶことになったのは、NASAの1954年10月の報道発表で、NASAは周回軌道にある未知の物体から奇妙な信号を捕らえたというのである。
・キーホーによれば、このように巨大な飛行物体は、レーダーで捕捉される前に、すでに1953年に目撃されていたという。
<騙し操作する極秘UFO命令系統>
・「このように、軍事的問題として命令系統の上層部から指令が出ていることから判断すれば、UFO問題は政府当局によって継続的に徹底した監視と調査が行われ、いざとなれば軍事的対応も必要となる脅威として認識されていたことは明らかだ」
<巨大地下施設からの不気味な気配>
・支配者集団にそそのかされたかどうかはとにかく、事実として、アメリカ合衆国政府は1950年代に始まり現在も継続して、巨大な地下施設を設計・建造するという壮大な計画を展開している。
こうした建造物として、コロラド州のシャイアン・マウンテン地下の有名な軍事司令部があり、米国の戦後防衛計画の必須施設となっていることは明らかだ。他にも多くの類似した基地が極秘で建設されているが、核戦争を生き残り、戦うために必要となる軍と政府の少数の上層部が入るにしては、その収容人数が巨大すぎる。
<地球からの大規模な疎開「第三の選択」>
・「第3の選択」の前提は単純だ。地球の真の支配者、つまり富と権力の支配者はかなり以前から、人口過剰と環境劣化によって、地球はまもなくこれまでのように人類社会を支えていくことはできなくなることに気づいていたということだ。そこで、公になっていない宇宙テクノロジーを利用した極秘計画が採用され、選ばれた人間を月の秘密基地経由で、火星居留地へ移住させるということになった。この陰謀にはアメリカ合衆国と旧ソ連両国の協力関係もみられ、長期にわたって実施されている。
<正体不明の民兵組織に守られている「地上のブラックホール」エリア51>
・こうしたエリア51に関する頑迷な秘密主義にもかかわらず、政府当局が新型のUFOや、ロズウェルのように墜落したUFOを回収して研究を進めているとする説を振り払うことはできなかった。
<「エイリアン航空機9機を見た!」若い科学者>
・教養もありはっきりものを言うこのボブが、隠しもせず話していたのが、エリア51でアメリカ合衆国政府のためにエイリアンの空飛ぶ円盤の仕事をしたということだった。
言うまでもないが、このラザーの話はUFO研究界の内外を問わず、大きな論争を巻き起こすことになった。
・仕事をしていたとき、ラザーは自分がUFOの動力装置つまり物質・反物質反応炉の研究とそのリバースエンジニアリングをしていることに気づいた。ラザーによればその反応炉は従来の原子炉と似てはいるが、サッカーボールほどの大きさしかなく、非常に重い物質を利用して重力を消す「波動」を生み出すことがわかったという。
<エイリアンVS人間の戦闘で警備員66人死亡>
・ラザーが円盤を見たのはつかのまで、しかも散発的なものだったが、ラザーが仕事の準備のために読んでおくように求められた、200ページ以上にのぼる「ブリーフィング」用の文書から、さらに驚くべき情報が出てきた。この青い小冊子には書類番号も極秘スタンプもなかったが、ラザーはこの冊子で他の極秘プロジェクトが存在することを知ったという。
たとえば重力航行や過去を遡ること、さらに中性子ビーム兵器の研究などで、どれも「プロジェクト・オーヴァーヴュー」というプログラムの一環だった。ラザーはこの冊子からエイリアンが100万年も前から地球を訪れていたことを知り――さらに人間も、数千年をかけて65の遺伝子レベルの修正を施された結果であることを知った。少なくとも小さいETの一団は「ザ・キッズ」と呼ばれ、レチクル座ゼータ恒星系の惑星からやってきている。
・すべてを経験した後になっても、ラザーは分厚い資料にあった宗教に関する言説には懐疑的だったという。この資料にはエイリアンが人間を容器と考えていると書かれていた。
・ラザーが目にしたブリーフィングでもう一つ興味深いのは、1979年にある秘密基地で、どうやらエイリアンと人間との間に戦闘が起きていたらしいことに触れている部分だ。ラザーによると、人間の警備員がエイリアンの区画へ武器を持ち込もうとし、それがもとで保安要員が頭部に致命傷を負ったと書かれていたという。
・「1979年に何かが起きた。エイリアンによると………武器に関する口論(があった)と言い………(警備員)66人が死亡し、44人が退職した」。この話によると、エイリアンは装置を残したまま立ち去り、その装置のいくつかをラザーが調査したことになる。
・ラザーの経歴に矛盾がみられたことで、レポーターのナップは、ラザーの学歴と就業の記録は故意に書き換え、もしくは隠蔽されていると結論づけた。さらに気味の悪いことに、ラザーははじめてTVインタビューの後、スタジオから出るときに白い車に乗った何者かに狙撃されているのである。
<ラザーの経験は「大衆教化課程」の一環?>
・ティモシー・グッドもラザーの件を非常に詳しく調査し、「私見としては、ラザーの話はれっきとした真実」と結論づけ、地球外生命体の訪問という事態に社会を順応させるための「大衆教化課程」の一環とも考えられるとした。チップも似たような推測をし、「実際ラザーは情報の流し手として抜擢されたのではないかと思うこともある」と述べている。
<遭遇>
<空飛ぶ機械搭乗者との不思議な遭遇>
・1897年4月21日の夜、「電球より遥かに明るい」光をつけた楕円形の物体が自宅そばの牧草地上空で漂っているのを目撃したという。バークレーはウィンチェスター銃を片手に、その機械のほうへ進んでいった。すると一人の男が現れ、武器を下ろすように頼んだ。
・こうして光る物体との遭遇が終わろうとするとき、バークレーはその男がどこから来て、これからどこへ向かおうとしているのかを尋ねた。答えは奇妙なものだった。「あらゆる所からです。そして明後日にはギリシャへまいります」。こう言い残すと、その飛行物体は視界から素早く消え去った。
<金星からきた男と遭遇した(⁉)アダムスキー>
・アダムスキーが後日語ったところによると、肩まで髪を伸ばし、黄色のワンピースを着た男が現れ、アダムスキーはその男を「異世界からきた人間」と認識したという。
アダムスキーによると、手振りとテレパシーを組み合わせて使って、その男の名がオーソンであることがわかり、さらに人間の核実験の危険性を警告するために金星からこの地球へやってきたという。
<輝かしい体験と卓見のコンタクティー列伝>
<●ハワード・メンガー>
・メンガーは前世はエイリアンだったと主張し、まだ子供だった1932年からずっと「宇宙人」との接触を続けてきたという。UFOに乗り、太陽系内のほとんどの主要惑星を巡っている。
<●ダニエル・フライ>
・初めて宇宙人「ア・ラン」と出会ったのは、1950年7月ホワイトサンズ性能試験場近くで円盤と遭遇したときだった。
・飛行中、ア・ランの種族は古代レムリア人の末裔で、原子爆弾による大異変の後宇宙へ避難したことを聞かされた。
<●ジョージ・ヴァン・タッセル>
・航空会社の整備士で、1951年に太陽系を支配するある委員会からテレパシーで情報を受け取ったという。彼によると人類は金星人と地球のサルを交配した混血種らしい。
<●トルーマン・ベサラム>
・1952年にラスベガスの西部で自分のトラックで寝ている間に、円盤から現れた8人の小さな生物に誘拐されたと主張した。ベサラムはこの円盤の船長と親交を深めたという。船長は美しい女性の宇宙人で、惑星クラリオンの出身だった。この惑星は太陽をはさんで地球のちょうど反対側にあるため地球から見ることはできない。
<●エリザベス・クレアラー>
・1954年、アコンという男とともに、南アフリカの自宅からアルファケンタウリ星付近の惑星へ連れていかれたと主張する。その惑星は、メトンといい、ベジタリアンの世界で人類が抱えるような諸問題もそこには存在しないという。
<●オルフェオ・アンジェルッチ>
・UFOとの接触を通して非常に不思議な宗教的体験をしたと主張する。1952年5月、アンジェルッチはロッキード社での仕事を終えると緑色に輝く二つの球体に遭遇し、その球体はアンジェルッチに人類の進化について話しかけてきたという。2カ月後、アンジェルッチは干上がった河床に着陸した円盤に乗ると、地球のずっと高いところまで連れていかれた。ネプチューンと名乗る「スぺース・ブラザー」がアンジェルッチに語ったところによると、人間のテクノロジーが世界を脅かしているため、地球は危機的状況にあるという。さらにネプチューンは1986年に地球規模の大変動が起きることを警告した。
<プレアデス星人セムヤーゼの伝言人マイヤー>
・あり得ないことだと思うが、牡牛座の小さな星団プレアデスには高度に発達した文明人が存在することを信奉する人たちがいて、そのプレアデス人が地球人に人類が宇宙の孤独な存在ではないことを知らせるために、スイス生まれの隻腕の何でも屋で、5年間の教育しか受けていない男を支援者として抜擢したと主張している。
・何度も繰り返し会っているうちに、マイヤーはセムヤーゼから多くのことを聞いた。「セムヤーゼがまず簡単に説明してくれたのはプレアデス文明の起源で、それは数千年前に始まったが、太陽系よりずっと若いプレアデス星団ではなく、「こと座」でのことだった。戦争が続き、惑星が崩壊する前に人口の大多数が他の恒星系へ移住した。プレアデス星団やヒアデス星団、さらに近くにある恒星ヴェガを周回する惑星へと移住していった。星間旅行をしているうちに、この新しいプレアデス星人が地球を発見した。そこでは(プレアデス人にとっても)快適な大気の中で進化を続ける生命の初期の姿があった」とキンダーがマイヤーの話として伝えている。
・そして「セムヤーゼによれば、そのとき以来、地球はその住人の手で二度にわたって破滅したという。最初は、太古のプレアデス人が地球に残り、原初的な地球人と結婚し、その後進化した文明によって崩壊した。第二の崩壊は、後の世代のプレアデス星人が地球を植民地化し、高度テクノロジーを生み出した後、再び戦争を起こして惑星を破壊してしまったのだ。セムヤーゼや他のプレアデス星人は、再び地球に戻るために選抜された者たちだ。平和的なこと座系プレアデス星人の末裔で、今では地球人を精神的に進化する方向へ導く責任を感じていて、精神的進化が実現すれば、地球人はプレアデス星人の先祖が太古の昔に体験した失敗を避けることができる」と言うのである。
<500光年、7時間先の隣人を知るべし>
・ここで、ビリー・マイヤーが書きとめたものから収集した「知識」をまとめておこう。
プレアデス星人はある文明化した連邦世界に属し、アンドロメダ星雲の高度に発達した種族の世界のそばに住んでいる。この種族は精神的に非常に進化していて物理的身体を必要としないため、ほとんど光エネルギーとして存在するようなものだ。プレアデス星人は恒星タイゲタを回る4つの惑星に居住していて、この惑星系は地球の科学者がM45と呼んでいる星団にある。
プレアデス星人の故郷は惑星エラで、地球と非常によく似ていて、大きさも10パーセント小さいだけだ。生産部門は他の惑星に限られていて、しかも高度に発展したテクノロジーと精神的自覚のおかげで、エラでは4億人のプレアデス人が、公害や戦争、飢えも病気もない理想的世界での生活を送っている。人々はテレパシーで交信するため、不正は存在しない。あらゆる生活必需品が無料で得られ、嗜好品などは個々に物々交換で手に入れる。貨幣は存在せず、したがって不合理な富と権力の独占もあり得ない。大規模な都市は存在しない。
・プレアデス星人によると、毎年3000以上のエイリアン宇宙船が地球を訪れている。
・マイヤーとの会話の中で、プレアデス星人セムヤーゼは、地球と惑星エラの500光年の距離をわずか7時間で航行できることを説明している。
・プレアデス星人はたいていテレパシーを使って人間と接触し、接触した人間の数は1万7000人以上にのぼる。マイヤーもそのうちの一人にすぎないとウィンターズは言う。
<失われた時間>
<誘拐され巨大な不死鳥に会ったアンドレアソン>
・アンドレアソンによると小さな生き物で、頭は大きな洋梨形で、灰色の肌、小さくて細長い穴のような耳、鼻に口、そして「大きくて広角の、ネコのような目」をしていたという。その小さな生き物は「モンゴロイド」系の人間のようでもあり、紺色の制服を着て左腕には鷲のような絵の入った記章をつけていたという。
・言葉を使わないコミュニケーション――テレパシーに違いない――によって、アンドレアソンはこの訪問団のリーダーがクゥアズガーという名であることがわかった。クゥアズガーはアンドレアソンの名を知っていて、特に彼女のためにここへ来たという。
・敵意は感じなかったので、アンドレアソンは自分が床から7、8センチメートル浮き上がっている状態に身を任せると、閉まっている台所のドアを一団とともにすり抜けた。外に出ると、脚を下ろして停まっていた楕円形のUFOに乗せられた。UFOの下側には三つの大きな球体があり、他の誘拐事件の当事者の報告やジョージ・アダムスキーの写真にあるものとそっくりだった。
<エイリアンの交配実験で生まれたスター・チルドレン>
・トウミーは何故かその子が自分の子であることを悟ったのだという。後にトウミーはエイリアンから、この子が数年間かけてトウミーの身体から摘出した組織によって作り出された9人の子供のうちの1人であることを聞かされることになる。
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